paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

待ってました、GW!!! 2023 5日目(最終日)

最近異業種の人たちと接することが多いのですが、なかなかおもしろいです。職業によって社員さんのキャラって違いますね。わかってはいたのですが、今回は業務の都合上会話をすることが多いので特にそれを強く感じます。

 

ということは、私も同じような目で見られているということです。以前のワタシは自分の職業に対して意外性があるキャラを心がけていましたが、無理してそんなことをするのは馬鹿馬鹿しいと感じるようになり自然体で過ごしたら、さらに意外性が高まったようです。

 

なんでやねん・・・

 

 

さあ、最終日です。ではどうぞ。

 

5:00 、雨の音で目が覚めた。昨晩よりはだいぶマシになっている。それでもしとしとと降り続いているようだ。

 

昨晩から伊那地方には大雨による警報が出ていた。ということは道は大丈夫なのか? スマホで調べるとあちこちで通行止めになっているようだ。地名が書かれていたが、それがどこかがわかるほどこちらの土地には明るくない。最終日の今日はもう少しドライブを楽しみたいのでできるだけ下道を通る予定だが、もし行く先が通れなければ高速に迂回しよう。出先でのこんなハプニングは想定の範囲内。それに今回は車ならではの無敵感が味方についている。

 

ストレッチや荷造りを済ませて食堂で朝食をいただく。品数や品目は豪華ではないが、田舎のばあちゃんが作った感があふれているのでおいしく頂く。

素朴でいい味 カメラの設定ミスのためボケボケ

 

食堂のおばちゃんの粋な心遣いの言葉に見送られ

 

paradoxrider.hatenablog.com

 

部屋に戻り、そのまま荷物を持ってチェックアウト。外はやっぱりしとしと雨。

 

 

とりあえず伊那市内をぐるぐると 迷って 回ってから R361、 R19  へと進む。伊那からそのまま南下して飯田へ向かってもよかったのだが、久しぶりに木曽路を走りたかったから。

 

初めて走ったのは学生の時のツーリングの時 (GPz400) 。高校の退屈な国語の授業で出てきた島崎藤村「夜明け前」の書き出し、「木曽路はすべて山の中である」という 1 文が記憶に残っていた。小説の内容は全く覚えていないのだが、この書き出しは新鮮だったからだろう。もちろん試験対策で覚えていたというのもあるが、この文を見た時に突然頭の中でその景色が浮かんだのが 17 歳の時。それはあくまでも想像によるものだったから、それを実際に自分の目で見たいと思って信州ツ-リングに出かけたのが 20 歳の時。R19 を塩尻から南下して、本当に山の中だったということを実感できて満足した。今回はその記憶の追体験のつもりで走ってみる。

 

いやあ、当たり前だがずっと山の中だった。信州らしからぬゆる-いカ-ブをつなぎ合わせた山間の道を走るのは最高に気持ちがいい。当時は今みたいに余裕を持って走るということができなかったので、初めて走った時は走ることに気に取られていて今ほど周囲を見ていなかったなぁ。もったいなかったなぁ。

 

交通量が少ないのをいいことに、速度を抑えてするすると走っているうちに雨も弱くなってきて、その代わりに山の緑が自己主張を始める。目にやさしい、心にやさしい、燃費にやさしい癒しの道だな。

 

やがて雨も上がり日が差してきて、さらに進むと路面も乾き、穏やかな天気の中での走行となった。バイクだったら絶好のツ-リング日和だ。昨日からの豪雨のことはすっかり忘れてこんなことを思うなんて、喉元過ぎればなんとやらだな。

 

 

しばらく走ると道路情報の掲示板があり、そこにはイヤなことが表示されていた。

この先通行止め

だってさ。

 

おいおいおい、こんなところでか!?。道沿いの駐車スペ-スに車を入れ、あわててスマホで情報収集をする。

え-、こんなに晴れてるのに-?


で、残念な結果を知る。

 

・4 km 先で豪雨により道路点検のため通行止め

・東西への迂回路はない

 

オ-、マイガ-!!!

 

しつこく調べても結果は同じ。迂回路はないので高速道路へも行けない。てことは後戻りかよぉ!!!

 

腹を括ったが、戻る前に最後のあがきで地図上でどのあたりが通行止めになっているか調べているうちに、口コミ情報でその区間は間もなく点検終了、開通という情報を得た。粘って調べた甲斐があった。大迂回しなきゃならんとなると大ごとだった。

気持ちに余裕が出て来て気付いた 汚れてるなぁ

 

10分ほどその駐車場で過ごしてからリスタ-ト。通行止め情報が流れたためか交通量はさらに少なかったので、山中ワインディング独り占め状態でまったりとした山中走行を満喫し、問題の個所を問題なくクリア。よかったよかった。  

 

 

木曽路に満足したので途中から R256 に入る。並行する川は元気ハツラツ。やっぱり雨量は多かったんだなぁ。

ワタシの地元ではあまり見ることができないほどの水量

 

途中の道の駅でトイレ休憩 道の駅 茶の里

 

茶の里っていうぐらいだからあるだろうと思ったら、やっぱりあった、ほうじ茶ソフト。

休憩ついでに糖分摂取

美味い。けれどもう少し味に深みが欲しいな。道の駅 霧の森のソフトの方が好みかな。

 

 

R41、 R21 と東進して各務原へ。飛燕を見るために航空宇宙博物館へ行くか、掘り出し物探しに勝負をかけるためにお宝ショップへ行くかと迷った挙句、後者に決定。博物館へは秋に紅葉を見に来るついでに寄ればいいか。

 

結果、まずまず満足

ゆるキャン△ガチャ✕2(大垣千明・犬山あおい)、ウマ娘イクノディクタス

 

さあ、帰ろう。R21 を東進する。このバイパス沿いはガソリンスタンドが多い。いうことは価格競争があるはずだ。ほーら、安い所で入れられた。これであとは無給油で自宅まで帰れるな。高速で入れると高いしね。

 

関ケ原ICから名神高速に IN 。GW 明けの平日なので、名神は交通量が少なく省エネ走行で走っても邪魔にはならない。WRXSTI はこんな走り方をしても運転して楽しいのが助かる。

 

 

空腹のため桂川 PA で食事。

どれどれ・・・

 

味?ま、「かつ丼」だった

 

売店に行くとおもしろいものを見つけた。

初めて見た

 

ブラックサンダ-の白いのがあるのは知っているが、こんなのもあるんだ。ブラックの意味、知ってる?と突っ込もうとして、HONDA のバイクで「 CBR1100XX スーパ-ブラックバ-ド(赤)」というのがあったのを思い出し、ぐっとこらえた。

 

キャッチフレ-ズもなかなか。「応仁の乱以来の衝撃!」? 大上段に振りかぶってるなあ。でもここで「京都ってそんなに平和なとこなの?」と突っ込みを入れるのはあまりにも無粋。

 

そのあとも淡々と走り、何事もなく帰宅。

 

本日の走行距離:578.9km

これだけ走っても疲れ知らず 私が元気なのか WRXSTI が優秀なのか

 

今回の走行距離:2693.2km

やっぱりあの状態のバイクのタイヤでは、この距離は厳しかっただろう

 

 

今回の振り返り

 

毎年恒例の福島詣、13 回目を終了しました。被災地やそこの環境の変化を自分の目で確かめていきたいというのが最大の目的です。最近では明らかにわかるほどのダイナミックな変化というものは見られませんが、それでも小さいながらも確実な変化があるというのは今回もわかりました。

 

被災してマイナスになったところをゼロに戻し、さらにプラスに推し進めていくという強い意志と行動力を感じさせながら、放射線被害がまだ残っている所の復興は手付かずになっていたり被災個所をそのまま遺構で残したりしているので、プラス分とマイナス分を合わせた絶対値は年々大きくなっているような気がします。10 年以上たってもそれが現在進行形で進んでいるということは、それだけあの震災の被害と影響は大きかったということを表しているのではないでしょうか。

 

でもそれらの変化は両極端の部分であり、他の大部分の変化は一般の人たちや日常生活の中で起きると思います。復興が続いていくことで、日常の何気ない生活や街並みがどう変わっていくのか、ハレではなくてがどうなっていくのでしょうか。

 

また来年訪れて、それらの変化を見たり感じたりしたいと思っています。

 

 

今回福島からの帰りは日光・信州コースでした。新緑を満喫したかったというのが主な理由です。途中は雨にやられましたがそれなりに楽しめただけでなく、思い出のルートの再走行も果たせたので、かなりの高得点のドライブでした。じゃあ来年は、と調べると、今年より休みが 1 日短いようです(ガッデム!(◎_◎;)。福島 2 泊は譲れませんので、あと 1 泊は関東かな。今度はバイクで行きたいものです。

 

 

以上で GW のおでかけ報告を終わります。

長い間引っ張ってすみませんでした。

 

では。