長々と引っ張ってきましたが、いよいよ最終日になりました。 東京への 3 泊 4 日の旅という日程はレアケースなので新鮮でした。その最後の日の行動です。どうぞ。
3/26
5:00 に朝食を頂き
今回はキャリーケースを持って行っているのでそれを預かってもらおうとしたら、チェックイン機がいうことをきかない。やっとの思いで係員をつかまえて話してみると、
・機械では出発 9 時間前にならないと受け付けない
・天候不順で飛ばないかもしれない
という理由があった。ならそのメッセージを画面に出すようにすればいいのに。
これは欠航になるかもしれないので対策をしとかないといけないな。とりあえず午後まで様子を見よう。荷物はコインロッカーへ預けておく。
京急で品川まで戻り、山手線で目黒下車。7 時すぎの山手線は混んでいない。やはり時間によって差が大きい。早めに出てきて正解だったな。
咲いていない桜を見るため目黒川へ向かう。雨の中、駅から坂を下って歩いて行ったが、見事なくらい桜が一つも咲いていない。予想開花日は 4/2 と昨晩のテレビで言っていた。ということは 2 週間くらい遅れてるな。それでも端っこまで歩いて戻ってきた。ここまで花が無いという潔さ、それに応えるべく目黒川の桜の枝の写真を約 2 時間撮った。
で、今年もぼんぼりを見せてもらった。
ロ-カルなものからイミフのものまでバリエ-ションが広いのでひとつひとつ見ていくのが楽しい。特に今年は推し系のものが多かったような気がする。
これ、書く人も面白がっているだろうな。最後に悲痛な叫び系を一つ。
ああ、撮った撮った(ヤケクソ)。 降り続ける雨の中、ダラダラとした坂を登り駅に向かい、再び山手線に乗る。次は上野だ。東京芸術大学美術館でやっている大吉原展を見るため。
今日から開催だが以前から悪い意味で話題になっていた。さて実際はどうなのだろう? 早めに着いたので開館と同時に入館できた。
なかなか、というか、かなり良かった。時代劇でしか知らなかった吉原のことを歴史的、文化的な面から知る事ができた。吉原といえば華やかさがクローズアップされがちだが、負の面についての展示もされており、観る者に清濁合わせ飲ませて当時のありのままの吉原を知ってもらおうという意図が感じられる展示だと思う。企画名だけで非難した自称文化人や自称活動家の方々、己の浅はかさを思い知り恥入ってほしい。あのバランスの取れた展示群のどこが今後の性差別に繋がるというのか?とりあえず文句を言って注目や支持、活動資金を集めたいのがミエミエだ。
全部見終わるのに 3 時間かかった。数、質共に非常に高レベルだと思う。
気持ちを落ち着かせるために休憩している間に航空会社の HP をみると、相変わらず「飛ばないかもしれない」表示。雨降ってるし、桜は無いし、見るもの見たし、もしこの上東京でもう一泊となるとお金もかかるし。一番の問題は、これ以上年休を使うと北海道ツーリングに支障が出るかもしれない。ということで、便変更は無料とのことなので、早い便に振り替えることにした。そうと決まればもう羽田に行かなくちゃ。
京浜東北線、モノレールと乗り継いで空港に着くと大混雑。平日なのになあ。春休みだからか、それとも運航が不安定だからか。こんな時に限ってトラブル発生。今度も機械を使ってのチェックインができなくなっていた。「予約がない」というメッセージが出たのに預け入れ荷物用のタグが出ないままチケットが発行された。見渡してみると、自動チェックイン機の 3 割が使用不可の状態なのに係員は不在。やっと捕まえても「お待ちください」と言われ 10 分以上待たされ、やっと来たと思ったら途中で待ち構えていた他の客の対応に追われていた。
結局 30 分くらい待たされる結果となったが、マシントラブルの原因は不明のまま。もしかしたら便変更したのが原因かな? 係員が端末に入力することで荷物タグが発行され、チケットはスマホの QR コードがそのまま使えるようになった。 早めに空港に来ていてよかった。今回ばかりはせっかちな自分の性分に助けられたな。
飛行機は結局 15 分遅れで出発し、20 分遅れで到着。
この時間の便で帰ってくるのは初めてなので、明るいうちに着陸するのに違和感を感じつつ、帰宅して夕食、片付け、洗濯を済ませる。
さて、録画していたアニメを観るかと思ってスイッチを入れると、調子が悪かったらしく日、月の番組が録れてなかった・・・。最終話なのになあ・・・。散々な年度末となった(号泣)。
本日の歩行距離:12.8 km
今回の撮影機材:NIKON D750+NIKON28-300
SONY DSC-100RXⅢ
今回の振り返り
東京モーターサイクルショー、よかったです。昨年はまだコロナ禍の影響が残っており、各メーカーもどんな展示にすればよいかという迷いが見られたのですが、今年は「こんなもん作ったぜ、見ていってくれよ。またがってもいいぜ、次の愛車にどうだい?」という、いつものオーソドックスなショーに戻ったようです。また、ブースごとの展示やトークショーにも工夫が見られ、客足を止める効果を上げているようでした。SNS登録でグッズ配布というのもその一例です。登録中は立ち止まるので混雑し、それに引き寄せられるように更に人が集まるという効果を産み、ブースを見に来る人が増えるという結果をもたらせます。たんにネット拡散だけを狙っているわけではないのですね。
また、例年より外国人がたくさん来ていたように思えます。 4 大メーカーがある日本での地元開催であるモーターサイクルショーなので、海外のバイク乗りも興味があるのでしょう。そこで気になるのは配布グッズのショボさと販売グッズの少なさです。特に販売については、ショースペースとは別に販売スペースを確保し、そこでショーで展示されたものを買えるようにはできないものでしょうか。キッチンカーの充実具合より劣っているように毎年感じています。
桜、残念でした。モーターサイクルショーの時期に桜がないなんて今までなかったと思うのですが。でも考えてみれば、最近でこそ卒業式=桜というイメージですが、昔は入学式=桜でした。なのでもしかしたら季節が正常にもどったのかもしれません。となると、今年の夏の北海道は昨年と違って過ごしやすいかな。期待しておきます。
ワタシにとっての桜は冬を終わらせるもの。なので桜が咲かないと一年が終わりません。なので年度末に転勤命令が出てショックを受け、それを引きずったま東京観光に行ったものの割り切るきっかけとなる桜は沈黙したまま。なので気分は低空飛行のままの年度末旅行になったのが残念です。次に遊びに行く時はすっきりした気分になっていればいいなあと願うばかりです。ダウン状態の文章ですみません。
では。