年度末、東京モ-タ-サイクルショ-と桜の2本立てを楽しむ旅行に行ってきました。が、その直前に驚きの人事異動が!残りの勤務年数があと5年ということでこのまま残留かなと思っていたので、異動者として名前を呼ばれた時は驚きました。
転勤先はかつて勤めていた職場で、当時のそこは人間関係が最悪で、管理職とは何度も怒鳴りあいの喧嘩をしていた所なのです。そのあげくに左遷のような扱いを受けて放り出しやがった所なのに、なんで今さら・・・。今の仕事も 11 年続けてようやく浸透できてきたので、業務内容が違う以前の職場に戻るなんて想像もしていませんでした。希望も出していませんでしたし。
もちろん当時の人たちはいなくなって環境は改善されているでしょうし、20 年以上続けてきた業務に戻るだけですので大したプレッシャ-は無いのですが、今の環境が良すぎてそこから離れることがとても辛いです。さらに仕事のスケジュ-ルが異なるので、今までのようなペ-スで旅行ができなくなるのは確実です。早速 GW の予定は変更となりました。さて、北海道ツ-リング、行けるのかなあ・・・?
3/23
雨の出発。転勤ショックも相まってテンションは低い。なので一つ忘れ物をした。大したものではないので問題はないが、気を引き締めておこう。
空港は大混雑。家族連れや若者が多く、夢の国の話で大盛り上がり。それに比べて自分は・・・とネガティヴになっている。いかん、いかん、悩んでいてもどうしようもない。この 4 日間は楽しもう。
天気が悪かったためか上昇中と下降中に揺れたが、水平飛行中は穏やかなもの。しかし雲が厚くて富士山は全く見えず。残念。
東京も雨だが、外を歩くことはあまりない予定なので気にしない。羽田空港第一ターミナルからバスで東京ビッグサイトへ。
東京モーターサイクルショーを見るためだ。渋滞もなかったので早く着きすぎ、ステージ前で座って待機するが、その間にも続々人が集まって来る。あの人たちがみんな入ってから入場しよう。
10:30 に入場した。では片っ端から見ていこう。以下、写真とともにどうぞ。
最後に、芸能人もいたショ-の華の数々。
GT とはまだ新婚ホヤホヤで、他のバイクに執心することはないので早く見終わると思っていたが、結局会場を出たのは 14:30 。4 時間も見てしまったはずなのに、あっという間にしか感じなかったし疲れてもいない。ワタシ的にはいい展示だったと思う。
バスで東京駅まで戻り
山手線で御徒町下車。
もちろんご飯を食べるため。ダメ元でとんかつ まんぷくへ行ってみる。また閉まってるんだろうなと思って早足で歩きながら細道を覗き込ん・・・、
急ブレーキ!看板に電気、灯いてるじゃん!
店内には空き席あり。これはワタシを元気づける神様の御配慮か?
入店し、「ロースかつ定食、ご飯大で」と元気よく注文。2 度揚げするので時間がかかるが、それを待つ時間もまた調味料だと思えば気にならない。とは言え、まだかなまだかなまだかなまだかな・・・。
お、来た来た。おお、相変わらずの肉厚!ではいただきまっす!
あぁぁぁぁ、美味いなぁぁぁぁぁ・・・。
前回はヒレかつ定食を食べて美味しかったのだが、やはり脂の旨味が肉に加わったロースがトンカツの王というのが相応しいな。ソースはキャベツに、とんかつには塩がよく合う。久しぶりのロースかつ定食、本当に美味しかった。最後の一切れを食べる時には切なく感じたほどだ。
支払いは普通盛りの金額だった。ご飯が少なかったので気になっていたが、やっぱりご主人、大盛りを聞き逃していたな。
外に出ると、腹が物足りなさを訴えてくる。そりゃ 20 時間以上何も食ってなかったんだからな。近所にはみなとやがある。行くか。隣のたこ焼き屋には大行列。海鮮丼屋の方は?
店内には空き席あり。これもワタシを元気づける神様の御配慮か?
いつもの特盛丼(大)を頼む。¥950 也。あれ?先月より ¥50 上がってないか? それでも豊洲の 7 分の 1 の金額。外国人から見ればおやつの値段くらいだろう。さらに店は空いている。なぜこっちに来ないんだろう?いや、混むとイヤだから来ないでくれ。大人しくインバウン丼を食っててくれ。さっきの話はなかったことにしてもらいたい。
とか思いながら丼をかき込む。このダイナミックさ、遠慮の無さ、旨さがこの店で食べる魅力だ。それがイヤな、お上品な方は豊洲へどうぞ。
うーむ、定食と丼、立て続けて完食してしまった。腹ごなしに上野公園へ行ってみよう。公園周囲には人がたくさん。もしかしたら開花宣言前にフライングで桜が満開なのか?今度は靖国に反旗を翻す気なのか?と心配になって行ってみると、ご覧の通り。
まだ 1 週間以上先だな、見頃になるのは。今日の桜鑑賞は終わり。では宿に向かうとしよう。京浜東北線で上野から蒲田まで。アナウンスで
"The next station is KAMATA, station number is JK seventeen"
というのが聞こえると納得してしまう。オッさん丸出しだな。
駅からは徒歩数分で到着。早めの予約だったからか、安めの値段でありがたい。あとは部屋で飲み食いしながら過ごす。
本日の歩行距離:11.8 km
本日の振り返り
モーターサイクルショーにはたくさんの 高齢者 ナイスミドルが来ていました。今年は普通な感じの人が多かったように思います。オラオラ感、ワイルド感がある人は少なく、「え?あなたバイク乗るの?」といった風体の人が増えたというのが印象です。
考えてみればバイクブームの時の若者は今では 60 歳前後。ということは、情熱や毒気、髪の毛が抜け始めて「普通」のオッさんオバさんにトランスフォームしたのかもしれませんね。それでもまだ「乗っている」というだけで大したものです
ということは、ワタシもそうなるんでしょうか?なりたい半分なりたくない半分。複雑な気分です。
バイクのデザイン、今年は外国勢が素晴らしかったです。とにかく目を惹くのです。有機的であったりメカメカしかったり、モノによっては大仰だったり。でもそれでいいと思います。趣味のモノですから、多少の無駄や非合理性があっても他人から声をかけられるような外見のモノに所有欲をそそられるのではないでしょうか?
それに比べると日本勢は大人しく、「無難!」と直立不動で叫んでいるようなデザインのものが多数でした。いや、わかりますよ、燃費や空力、安全安楽装備、効率を追い求めるのは。でもそちらを重視しすぎて「そこまでするか?!」「あーあ、やっちゃったな」という高揚感では外国車勢に負けているように見えました。手前味噌ですが、カタログスペックではなく見た目の問題では、スズキがかなり外国勢にタメを張れていたかな、と思います。
今回のMCショーでのワタシ的一位は
GSX-S1000GT
ですが、何か?
では。