paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

日本紀行 第29回 大阪

北海道ツーリングの宿の予約がやっと全部終わりました。コースはほぼ例年通りですのでそんなに苦労しないかと思っていたのですが、宿泊料金の高騰のため定宿の一部変更を余儀なくされたので遅くなってしまったのです。こんなご時世なので値上げはやむを得ないとしても、その上げ幅が豪快すぎるところが多い印象を受けました。

 

そんな中で比較的リーズナブルと思えるところに予約を入れたのですが、一番最後まで決まらなかったのは稚内根室です。両市とも宿が少ないからか、もともとお値段は高め。更に値上げですから都心のビジネスホテルで並みの金額になっていました。

 

これからしばらくすると安くなることもありますから、ネットでの情報収集はまだ終わりません。こうやって夏の北海道ツーリングに向けてテンションを上げていこうと思います。 GT の北海道デビューでもあるこのツーリング、楽しみでしかありません。

 

 

・・・と思っていたら重大案件が発生!体調やバイクには関係ないのですが、北海道ツーリングに暗雲ならぬ雷雲が立ちこめてきました。もし行けなくなったらどうしよう・・・。個人的にはコロナ禍以上の問題でショックを受けています。詳しくは次回のアップで!

 

 

さあ、日本紀行も西日本エリアに突入しました。そのトップバッターは泣く子も笑う大阪でございますよ。西日本一の大都市があり、良くも悪くも日本の左半分に睨みを利かせています。なので四国も大阪の支配下にあると思われていますが、ワタシの地元の県はむしろ東京寄り。エスカレーターも左に立ちますしね。

 

そう遠くない場所であるにも関わらず、ワタシも齢 30 を超えるまでは、東日本への往復途中にある、難所の通過点でしかありませんでした。それは名神高速にあった、渋滞が通常営業の梶原トンネル天王山トンネルですが、そこをバイクで走ると、充満した排気ガスを我慢する罰ゲームを受けている気分になったし、阪神高速では「突っ込んだもん勝ち」の弱肉強食の掟を思い知ることになったりと、難易度高めの土地という印象が強かったです。

 

大阪にフレンドリ-さを感じない理由がもう一つ。昔、建設業を営む曾祖母が大阪に住んでおりちょくちょく遊びに来ていました。ワタシが小さい頃はその会社も経営は順調で、彼女の羽振りのよさといったら!!!

 

来た時はいつもタクシ-で買い物に連れて行ってくれ、「欲しいもん、なんでも買うてええで」と言ってくれましたが、そんな生活に縁が無かったのでせいぜいトミカ一個をおねだりするのがいいところ。ご飯に連れて行ってくれても、「食べたいもん、なんでも頼みや」と言ってくれましたが、そんな生活に縁が無かったのでせいぜいカレ-ライスとクリ-ムソ-ダを頼むのがいいところ。きっぷのいい明治女からしてみれば「せがない(やりがいがない)」と思っていたことでしょう。今だったらどーんとバイクと車をねだるのになあ・・・。

 

そんな彼女がよく話してくれたのが仕事のことでした。当時の建設業ですから荒っぽい連中が多く、ここでは書けないような彼らとの武勇伝やライバル会社とのバトルをカレ-食ってる曾孫に笑いながら語ってくれました。スポンサ-様の話ですから一応食い付いたふりをして聞いていましたが、

大阪って怖い

と刷り込まれてしまい、大人になっても遊びに行くことを躊躇していました。

 

 

そんな大阪を目的地として行くようになったのは、仕事を始めて連続した休みが取りにくくなり「東京分」が足りなくなった時の代替地としたからです。なので初めは東京の下位互換だったのですが徐々に訪れる回数が増え、他の地域への訪問を組み合わせることでさらによく行くようになりました。

当時よく行った道頓堀極楽商店街 でもここ、短命だったなあ

 

交通手段は、初めは車やバイクでしたが、鉄道(新幹線)に変わり、今では高速バスを多用するようになりました。乗り換え無しで寝ていれば着くというのは大きな魅力です。安いですし。

 

最近の行程では 2 日間で

なんば花月+日本橋(+オプション)

と回るのがお気に入りです。やはり大阪の「笑」は素晴らしいですから、これは外せません。テレビで見てもいいのですが、劇場で感じるライブ感や熱気、舞台と客席が協力して笑いを作り上げているような一体感を知ってしまうと、映像だけでは物足りなく感じてしまいます。なので今ではワタシの中の「吉本成分」が枯渇する直前まで我慢し、ギリギリになってなんばグランド花月へ爆笑しに行くのがルーティンになりました。

 

日本橋(にっぽんばし)へ行くのは、言わずと知れた「宝探し」のためですが、最近では期待は下がっています。理由は、ダダ下がりの秋葉原よりもさらに低い意外性、これに尽きます。品揃えは東京の劣化版なのに価格は一人前で、どの店も「店舗化した転売ヤー」を目指しているみたいなので素通りすることがほとんどです。東の秋葉原、西の日本橋と言われていたころが懐かしいなあ・・・。

 

+オプションでは、奈良に行くことが多いですね。近鉄一本で行けますし近いですから。あとは博物館や美術館巡りでしょうか。以前、国立民族学博物館へ行った時は、その規模や展示数に驚きました。ゆっくり見ていると 5 時間経っていてビックリ。それも足が痛いなーと思って時計を見て気付いたので、それくらい夢中になれるところでした。

 

 

ただ、東京と違って「行ってから適当に予定を決める」ということはほとんどありません。ワタシがふらっと行ってみたくなる所は思い当たらないしショッピングには興味ないし。「ならグルメは?」と聞かれることもあります。大阪といえば「粉もん」がおいしいだろうと思われているのでしょうが、「そんなには・・・」というのが正直なところ。他県にもあのレベルの店ならたくさんありますし、特に安いわけでもないですし。なので「わざわざ大阪で?」と思ってしまうのです。あ、でも金龍ラーメンはいつも行っちゃいますねえ。特別においしいというわけでもないのですが、大阪へ行くと無性に食べたくなります。

 

 

大阪も他所と同様魅力はありますが、どうしても東京と比べてしまいます。いやむしろ大阪が比べて欲しがっているような気さえするのです。「東京には負けないぜ、負けてないぜ。どうだ、大阪はすごいんだぜ」という言動や雰囲気があるのですが、だからこそ比較されて「やっぱり東京ってすごいんだ」という再確認に落ち着いているのではないかと思うわけです。

 

No.2 ドライバ-のような地位はぶん投げて、天上天下唯我独尊の存在としてモノづくりやイベントを行うべきだと思っています。「東京にあるから大阪にも」とか「東京で(オリンピックを)やったから大阪でも(万博を)やる」といったような、東京追従型では大阪の特色が消えてしまいます。特に増加し続ける外国人観光客の関心は下がるでしょう。東京ほど都会ではないし、地方ほど日本的なアイコンがあるわけでもないし、中途半端に感じます。なのでワタシも大阪へ行く頻度は低くなってしまいました。

 

学生時代に友人から「大阪の人ってヤクザ商人お笑い芸人かなんだろ?」と言われて驚くとともに妙に納得してしまいました。昔はそれほど特徴的でアクが強くアヤシイ感じが特徴であり魅力だったのですが、今ではその名残がところどころ残るばかりで全体的に平均化してしまい、まるで「改心して普通の人になった元ヤン」みたい。面白味は薄れました。

 

このまま存在感が下降していくのでしょうか?いやいや、それを「大阪のオバチャン」が許すはずがありません。今後どう変えていくのか、その方策が知りたくて仕方ありません。少なくとも一発屋万博開催は屁のツッパリにもならないでしょうから、ここはひとつ、大阪らしいエッジの効いた街づくり政策を期待しておきます。

 

 

次回はお出かけのため一回休み、 3/28 にアップの予定です。

 

 

ではまた。