前回の続き、テレビとレコーダーの接続の顛末です。懇意にしている電気屋さんが診てくれた結果、テレビを変えない限り無理ということになりました。26 年使っているブラウン管のテレビなのでもういいでしょう。買い替えました。そしたら映る映像の綺麗なこと!技術の進歩って凄いですね。それが体感できたので、あながち「壊れるということは悪い」というだけではないんだなぁと思いました。それが伝わってしまったのか、「いいの?」と言わんばかりに今度はウォシュレットが壊れました。
ああ、もうっ!
では旅行の様子です。どうぞ。
12/7
朝 4 時起床。慣れていない所へ行くので気が焦る。忘れ物がないか何度もチェックし、5 時出発。
瀬戸中央道は BRZ での初めての高速道路。強い横風にあおられる。WRXSTI に比べると直進安定性はいまひとつ。ACC を使ったが、速度設定は5キロ刻み。バイクなら 1 km/h 刻みなんだがなあ。でも前走車がいれば自動的に減速してくれるのは楽。
岡山IC で降りる。岡山空港に行くのは2回目。ちょっと道に迷いながらも 6:00 に何とか到着。無料駐車場 P2 に停める。
空港内はそこそこ混雑。というのも割と狭いから。空港の規模を拡げる必要があるほどの利用者数はないのかも。なんといっても新幹線があるからね。利便性や便数を考えるとあちらの圧勝。でも無料駐車場があるのはこちらの強みだな。
で、今回はなぜ岡山空港発にしたかというと、発着時間の都合がいいから。那覇で日曜のイベントを最後まで楽しむと高松空港行きの便には乗れず、帰宅は月曜になるので仕事を休まなければならない。今の職場では簡単に有休を申請できないので、沖縄行脚自体が無理となる。でも岡山空港行きなら 18:40 発なので、その日のうちに帰ることができる
ただ、デメリットもある。一つ目は交通費。駐車料金は無料だが、高速料金が往復で¥4000 以上。高くつくな。二つ目は高いマイル代。この時のJALは 20,000 マイル必要だった。高松空港からの ANA 利用ならもっと少なかった。
それでもこちらにしたのは、午前中に那覇に着くので歩のサーターアンダギーが買えるかもしれないという期待からだった。成否次第で来年以降の行程が決まるだろう。
さて、早く着いたので読書タイムにする。
しばらくすると混んできた。搭乗ロビーが狭いのであまり読書に没頭できなくなり、タバコを吸ったりコーヒーを飲んだりして時間を過ごす。
沖縄便の搭乗時刻になるとさらに多くの人が。ほとんどがレジャー客だ。中にはワタシと同じ目的らしき人もチラホラ。
今回も窓際。上から景色を楽しめるのが航空便利用の醍醐味なので、フライト中はずっと外を眺めていた。後ろの座席で母親に抱かれた幼児が、背もたれをずっと蹴っていた。ワタシは起きていたからあまり気にならなかったが、寝ている人ならたまったもんじゃないだろうな。下手に注意すると「優しくない世界ダー!」とキレられるし。今後、ちゃんとした親とそうでない親との格差は大きくなるだろう。ちゃんとした親には何かインセンティブをあげるシステムってできないものかねぇ?
九州あたりから下界が見えなくなり、沖縄近辺になると雲がびっしりで着陸すると雨。天気予報が当たってしまった。
那覇空港駅で1日券を買ってほぼ満員のモノレールに乗り込む。修学旅行生もたくさん乗っていた。引率の先生、大変そう。
牧志で降り那覇市第一牧志公設市場へ急ぐ。お目当ての歩は11時開店。今11時 30 分。よっしゃあ、これなら買える!
店の前へ行くとこんな表示が。
もうこれは前泊しないと買えないな。コロナ前まではこんなことなかったのに。お土産を約束していた皆さん、スマヌ。
戦意が半分喪失したが、それでもハラは減る。街なかをうろついて食事ができるところを探していると、よさげなところを見つけた。
おっちゃんとおばちゃん数名が忙しそうに動いている。観光客相手ではなく街の定食屋という感じだ。これはいい店じゃないか?琉球定食なるものを注文してしばし待つ。で、出てきたのがこちら。
いろんなものが入っていてうれしい。天ぷら類は衣が分厚かったが、それがかえって飾り気のない田舎の食堂という感じでむしろ好感が持てる。
斜め前の観光客らしい女性が、品目に対して店員のおばちゃんにぶつぶつ文句を言い、挙句の果てには「仕方がないのでこれにします」と注文していた。そういうこと言うんじゃないよ。あるものの中から選んで、それを美味しく頂けばいいだけのこと。嫌ならヨソへ行けよ。定食屋で文句を言うなんてバカ丸出し。こういう人がいるから飲食店の人たちは心が削られていくんだろうな。
支払いを済ませてから商店街へ復帰。お土産を買って駅に戻ると、向こうで何かやってるぞ?行ってみるとオキナワマルクトというイベントだった。工芸品や装飾品、グルメの屋台がずらり。クリスマスマーケットみたいなものかな。
以前はこういうイベントへ行くと色々と買っていたが、最近はあまり興味がなくなった。個性的な品が減ったような気がするからだ。コロナ以降この傾向が強まっていると思う。商品なのだから売れ筋を作るのは当たり前だが、皆がそれをするのであまり変わり映えがしなくなった。そのうえ原材料費や人件費の高騰、大量生産品ではない等の理由で価格が上がっている。見たところ 3 割位のアップかな。なので今回も見るだけ。
その代わり琉球音楽のライブには釘付け。この音楽が流れてくると素通りができない。私のルーツは沖縄ではないが、じんわりと涙が出てきて動けなくなるのだ。なんでだろう?今回も30分間雨の中、ずっと聞いていた。
その後、立ち並ぶ店の中をもう 1 周してから次の目的地へ。昼食は食べたのだが、胃の中にはまだ入る。もう一度、飯だ。モノレールで旭橋下車。ジャッキーステーキハウスへ向かう。今回はニューヨークステーキのL、ライス大でいこう。2時半を過ぎているので、客も減っているだろう。ワクワクして店に近づくと、あれ・・・?
半分残っていた戦意が全て消失した。今回はあまりツイているとは言えないな。
MP は限界を迎え、HP も危険レベルに達した。せめて腹は満たそう。再びモノレールで空港へ向かう。ここで食べる場所は決まっている。1階へ降りてこの店へ。
ここは観光客向けというわけではなく、空港職員の利用が多い。なので、普通のメニューしかない。でもおいしいのでこの穴場的な店をよく利用する。今回はこれ。ステーキ店が閉まっていたので肉を食べたかったのだが、まぁ、これにも肉は入っているし。
では次、復活の呪文「お宝探し」を唱えながら、再びモノレールで赤嶺下車。
近くのお宝ショップへ行った。
結果、ボウズ。メゲずにもう1件の店に行くと、ボウズのお代わりとなった。両店ともに商品は充実していたが、それらは全て持っている物、さらに安いときたもんだ。なのでショックはさらに大きい。もういいや、ホテルに行こう。
スーパーユニオンで買い物をして、再び満員のモノレールに無理矢理体をねじ込み、旭橋で下車。徒歩数分で本日の泊地GRGホテル那覇東町へ。綺麗なホテルだが早く予約をしたせいで、お手頃価格で泊まれたのはラッキーだな。
チェックイン後、夜景の写真を撮るために首里城へ行くつもりだったが、雨が止む気配がないので、そのまま部屋でごろごろ。
本日の歩行距離:11.01km
本日の振り返り
真っ暗のなか家を出て、久しぶりなので道に迷うかもしれないと言う恐れと戦いながら走っている間中ずっと考えていたのは、「今日こそ歩のサーターアンダーギーが買える」ということでした。那覇空港で預入荷物が返ってくる時間が惜しいので、荷物もリュックひとつにしたのはこのため。ああ、それなのに、それなのに…。本当に幻のサーターアンダーギーになってしまいました。もう店頭で買う事は諦めて、来年からは高松空港から飛び東京経由で帰ってくるという、去年までのルートに戻そうと思います。なに、本当に食べたければお取り寄せすればいいだけです。
さらに、ジャッキーステーキハウスが閉まっていたことから 2 敗しましたが、花笠食堂と空港食堂で 2 勝。結果、タイに持ち込めましたのでドロー。お宝をゲットできなかったので、結果的に今日は負け越し。でも明日晴れたらエアフェスタに行けるので 1 勝となります。天気の神サマ、なんとかひとつ、よろしくお願いします。
スマホを見ると、デイサービスからの電話が入っていました。今日母はデイサービスに行く予定でしたが、ぐずぐず言って行かなかったそうです。やれやれ、帰ったら次は行くように何とかなだめすかそうと思います。なかなかうまくいかないもんですね。
続く。