paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

師走のお楽しみ旅行 2日目

北海道ネタが終わったと思ったら、次は沖縄ネタ。自分でも落ち着きがないなぁと思いますが、ご容赦願います。

 

 

2日目です。

 

朝 6:00 起床。前夜はちょっと夜更かしが過ぎたのだが、抵抗なく目覚めた。アラームが鳴ると同時にスイッチオフする。なぜか湧き上がる優越感。

 

前日買っておいた朝食(おにぎり3つ)を食べながら準備をする。

 

ここで D500 用の予備バッテリーがひとつしかないことに気付く。 NIKON の一眼レフには珍しく、D500 は電気をよく食う。まあ D5 のセンサーを無理やり APS-C にブチ込んだのだから、電気の消費量が多いのは仕方のないことだろう。なので今回のように連写を多用する場合は、予備バッテリーは2つ用意することにしている。充電はしておいたはずだが、バッグに入れ忘れたか。また準備不足が露呈してしまった。とにかく今回は節電を心がけよう。

 

7 時前にチェックアウト。外はまだ薄暗いのを見ると、沖縄って西にあるんだなあと実感する。

ホテルユクエスタ旭橋 また来年お世話になります 

 

でも空港に向かうゆいレールはそこそこの混雑。今から出発するのだろう、面構えが違う。

 

那覇空港で、今日はもう使わないキャリーケースを手荷物として預ける。手続きをして身軽になってから、赤嶺駅まで後戻りし、那覇基地へ向かう。

那覇空港駅より

早朝のゆいレール 空港発便はガラガラ

 

赤嶺駅は日本最南端の鉄道駅

が、開始 1時間半前ですでに 200m を超える行列ができていた。km 単位で並ぶワンフェスを経験した身にとってはこの程度の待機はどうということはない。ぼーっとして時間を過ごす。

入り口まで約 200m 地点

あれ、飛行展示が少ない? カメラのバッテリーはもちそうだ

開始 1時間前にふと後ろを見ると、その列は赤嶺駅の交差点に届くほど延びていた。前回までなら 30 分前に来てもでもせいぜい 100m くらい並ぶ程度だったのだが。やはり 3 年ぶり開催なので期待が高まっているのだろう。なにかサプライズはないのかなあ。

 

8:50 開場。 入り口近くでエイサーのお出迎え。基地のエイサー部によるもので、なかなか見応えがあった。

歓迎の儀



長い下り坂を歩く。向こうに海が見えて滑走路はすぐ近くにあるように錯覚するのだが、実際は案外距離がある。その道中の気を紛らわせてくれるのが、軒を並べる出店。飲食物を売る店も多くあったが、持ち込みがペットボトル飲料のみだったので、出店は激減。これもコロナの影響か。

滑走路は遙か先

 

それでもTシャツを買ったりしながら滑走路を目指す。ぶらぶら歩いていったが、写真を撮るスペースには困らなかった。あちこち場所を変えながら、一日中写真を撮った。

地上展示

 

航空学生によるドリル

 

回転翼機も元気

 

地上装備展示

構内タクシー

 

E2C ふんわりスクランブル

飛行展示

 

今年も花形、 F15

搭乗体験や綱引きにも F15 は参加 さすがは人気者

飛ぶか?飛ぶのか?
実は・・・

 

一席一諭吉の VIP席

 

その方々のためのファンサービスだけ 来年は席が取れますように 

 

なぜかスパーカーが マクラーレン×2、ランボルギーニ×1

 


しばらくの間、D500 で動きモノを撮る機会がなかったので、困惑することが多かった。フルサイズや 1型センサーの画角に慣れていたので、APS-C の大きさがピンとこなくなっていたのだ。さらにカメラを振り回す撮り方がご無沙汰だったのとワタシの筋力不足のせいで、F15 の動きについていけなかったことが何度かあった。これもコロナの影響か

 

この日の天気は晴れ。気温は20℃超えだったが、風が強かったので、ワークシャツを着ていてちょうどいいくらい、つまり写真を撮るにはもってこいの天候だった。それだけに撮影技術が低かったため、納得がいく写真があまり撮れなかったのは残念だ。練習せねば。

 

最後まで見て基地を後にする。多くの人は今日も沖縄に泊まるのだろう、空港行きのゆいレールは混んでいなかった。

最後のイベント、太鼓演奏

 

軍用犬 チワワとかがいればウケるのだが

 

エイサーでお見送り

 

退場する人々

 

ゲートガード




空港では遅い昼食を摂るため、1Fの空港食堂へ。ここは安くて美味く、盛りもよい。空港職員も使うので、味も自然。ここで最後の沖縄メシを頂くのがわたしのルーティン。

1F にある空港食堂

 

今回はソーキそば。優しい味わいでほっとする。

素直な味でうまいし飽きない

 

ここで油断が生じた。テーブルの上にはコーレーグース泡盛から作った調味料だが、入れるとコクとパンチが増す。ちょっと入れるか。

いい調味料なのだが・・・

 

ドボドボ

 

あっ・・・。

 

繰り返していうが、これは泡盛からできたもの。そんなもんドボドボ入れたら下戸のワタシはどうなるか。体がカッと熱くなり、頭はぼーっとしてきた。

 

ちょっと休もうかとも思ったが、修学旅行の団体さんが複数いたりして座れるところはない。やむを得ず、ふらつく足に気づかれないよう保安検査を通過し、搭乗口近くの椅子にヘナヘナと座った。

 

そんなワタシの目に留まったのはブルーシールアイスクリームの広告。早速紫芋のを頂いてみると、おいしいのと冷たいので、気分も急速に回復した。

おいしい救世主


その代わり猛烈な眠気に襲われ、15 分くらい意識がクラウド上に飛んでいた。その後はウソのようにスッキリ。やはり酔っ払っていたのかな。

 

2 時間近く待った上に、出発遅延となりさらに 20分のアディショナルタイムを過ごし、雨が降り始めた那覇空港をあとにする。さらば、また来年!でもその前に、春先あたりに来てみたいものだ。

満席だった

 

那覇ー羽田の機材 静かで乗り心地よし

 

羽田空港にも 20分遅れで到着。しばらくホテルのお迎えのバスを待つ。22 時近くになると空港も閑散としてくる。

ちょっといい雰囲気


幻想的な光景を楽しんでいるうちにバスが来て、本日の宿蒲田インソ-シャルに到着。昭和の匂いがするビジネスホテルだったが、設備や居心地はマル。深夜到着で早朝出発なので、滞在が慌ただしかったのが残念だ。

昭和レトロ感あり 今度はゆっくり泊まってみたい

 

 

本日の歩行距離;13.6km

 

 

本日の振り返り

 

開催が3年ぶりだったので、なにか「あっ」と驚く企画をぶっ込んでくるかなあと思っていました。

F22 飛来/F2 と F15 の展示飛行/記念塗装機展示飛行/ブルーインパルスサプライズ飛行

などなどを勝手に予想していたのですが・・・

 

特に何もない上に飛行展示も少なく、写真を撮る身からすればちょっと残念な気がしました。

 

でもよく考えてみたら、この基地祭が開催されるのが決まったのは数ヶ月前。ということは、通常業務をしながらこの短期間での各部の調整を含めた準備は大変だったはずです。そういった事情を考えずに「もの足りん!」と思ってしまった自分に喝!

 

不安定な情勢の中でありながら美ら海エアフェスタを開催して下さった自衛隊の皆様に、敬意と感謝を!ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

 

那覇の街は徐々に活気を取り戻している印象を受けました。国際通りを歩く観光客も多く見られ、店員さんも客引きに一生懸命。でも背中合わせに近付いているみたいなギクシャク感はまだありますね。

 

沖縄や北海道から帰るときの機内では、ちょうど祭りの後のよう熱気の余韻とけだるさが漂っています。いつもならワタシもその発生源なのですが、今回は東京経由。つまりメインディッシュが終わっても、ワタシにはまだデザートが残っています。なんだかとてもトクした気分です。

 

 

続きは今度。

ではまた。