最近蒸し暑いです。 気温はそんなに高くはないのですが、湿気が高くて不快指数は絶賛上昇中。 汗は流れず、ワックスをかけていないクルマのボディについた雨水のように「べたっ」と張り付いたまま。 なので、ぬるま湯の中を動いているような感じで気分がすっきりしません。気温はもっと上がっていいから、湿度は下がってほしいものです。
でも昨日の午後は今年初めて「夏」を感じる天気でした。日差しが強く気温は高いものの、湿度は低く風も吹いていたため、水蒸気に邪魔されることなく混じり気のない太陽の光と熱を浴びることができました。
梅雨の合間に、「爽やかに暑い」という夏の理想像をチラ見せしてくれました。これは夏のサービスなのか、はたまた油断させるための陰謀なのか。どちらにせよこの季節を楽しんでやります。かかってこいヤー!
さて、前回の続きです。
じっとり蒸し暑い、雨の浜名湖 SA を出発し、浜松西 IC から out。 その後、約 10 分のドライブで目的地に到着。
前回は FZS1000 FAZER で来たので、10年以上前・・・。
え"ぇーっ、そんなに前ぇ?
自分でも驚いた。
久しぶりに来たのだが、「久しぶり」感がない。展示物や展示方法があまり変わっていないからか?
館内には武装等についての説明や展示があるが、素人には難しいしマニアには物足りないという、どうにも中途半端さを感じてしまう。「自衛隊」という立場上難しい点もあるだろうが、広報館ならではの楽しめる展示も増やして欲しいと思う。 原子力発電所の PR 館のやり方は参考になると思うのだが。 同じ無料施設でも手の込みようは段違いだ。 広報の予算は少ないのかな?
とりあえず一通り見た後、全天周シアターの整理券を手に入れ、開始まで売店で過ごす。
空自のイベントに長いこと行ってないので、見慣れないTシャツがたくさん。ファントム退役記念のはサイズが品切れで手に入らず残念だったが、それでも他の Tシャツ 2 枚(空自、飛行教導群)とポロシャツ 1 枚(ブルーインパルス)をお買い上げ。もっと欲しかったが倹約倹約。 どうせ北海道ツーリングではたくさん Tシャツを買うんだから。
さて、列に並んでまで入場整理券を手に入れて見た全天周シアター。
感想は「微妙」・・・。別に平面モニターで見てもよいのでは?と思わせる内容だった。これもタダだから文句は言えないのだが、もっとこのハードを活かした映像を希望する。
上映中、子どもがうるさかった。でも子どもに罪があるわけではない。騒ぐのは小さい子の仕事みたいなものだから。 非があるのはオトナ。 我が子を静かにさせるテクニックを身につけてから連れておいで。
あんたらにゃまだ早い。
12時過ぎに広報館を後にし、昼ごはん。静岡といえば、「さわやか」のハンバーグ!
と言ってもワタシは初体験だが。広報館から遠くないところに1軒あるのでいってみると・・・。
大満員。土曜の昼とはいえ、超大繁盛だ。
ここのシステムは、店内で整理券を発券してもらい、QRコードで登録すると待ち時間と何番目かがわかり、自分の番が近くなるとメールがくるので店内で待つというシステム。それまでは駐車場の車内で待機する。ワタシは70分待ち。それでも短い方らしい。
この方式はなかなかいい。見通しが立つし、こんな雨の日でも外で立って待たなくていいというのはありがたいことだ。ただし買い物とかに出ちゃうと、戻ってきた時には駐車スペースがなくなっている可能性があるので、時間潰しで他所へ行くことはできない。なので常に駐車場は満車状態になっている。
外でずっと待つのが苦でなければバイクでもアリだが、ワタシはちょっと・・・。クルマでよかった。
案内メールが来て入店。15 分ほど待って、テーブルに案内された。注文したのは「げんこつハンバーグランチ」
ハンバーグの中は赤みがかっていて、ミディアムレア。肉の旨みと焼きの香ばしさがストレートに味わえ、オニオンソースがいいアシストをしている。客が多いのもうなずける。おいしゅうございました。
ここにはまた来てもいいな。時間に余裕があればの話だが。
この時点で 14:30。宿まで 100km 弱あるのでそろそろ向かおう。でもここまで来たんだから、せめて浜名湖畔を走りたい。そこで湖の北側を走るコースをチョイスする。しかし雨が強くなってきて、道から見る湖は薄ぼんやり。ううむ、残念。
R301 を使って豊田市に向かう。一部狭いところもあったが、山間を走る快走路だった。ここも雨だったが、晴れていればツーリングにはもってこいの道だ。雰囲気が福島ー茨城の R118 に似ている。秋にバイクで走りたいな。
豊田市に入り、宿に向かう。と、その前に恒例のお宝ショップ訪問。トヨタ本社工場の近くにあるこの店の実力やいかに。車で来ているので、いかなる掘り出し物でもどんと来い、だ。
ボウズだった・・・。
肩を落として今日の宿、豊田ビラージへ。
建物に入ると、ドアの内側にはトライアンフのロケット3 が鎮座している。 3 気筒 2300cc のバケモノだ。しかしなぜ屋内に?
フロントで聞くと、ここの社長の私物だという。板を渡して中に入れたそうだが、なんでわざわざそんなことを、と考えるのは無粋かな? こりゃ出す時の方が怖いぞ・・・。
途中のコンビニで買っておいた弁当を食べながら、テレビを見て夜を過ごした。
ここまでの走行距離:453.2km+フェリー4時間分
続く。