paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

今年もこの時期沖縄へ 2/2

2日目の沖縄です。写真、多いです。どうぞ。

 

5 時起床。ゆっくり準備をして 6 時過ぎにチェックアウト。

ロビーにあったツリー そうか、もうクリスマスか

6 時 19 分発のモノレールで那覇空港へ。

改札口はガラガラだったのだが

車内はほぼ満員。早朝発の飛行機で出発する人が多いのだろう。途中でそこそこの人数が赤嶺駅で降りた。今日のエアフェスタのお客さんだろう。9 時開場なのに、もう並ぶ強者たちだ。今回はブルーインパルスが来ないのであまり混まないだろうけれど、復活したミスティックイーグルをかぶりつきで見たいのかな?

 

外の天気はかなりの曇り、時々雨。空港まで行ってお土産などの荷物をコインロッカーに入れる。6 時間まで 100 円と言う低価格はありがたい。再びモノレールに乗り 6 時 50 分発。赤嶺駅へ向かう。こちらはガラガラ。

ほぼ貸切

まだ飛行機が着いていないのだろう。外に出るとかなり気温が低い。カッパ兼ウィンドブレーカーを着ておかないと寒い。

 

モノレールから見ると、既にもうかなりの人が並んでいた。このぐらいの気合がないと真の好き者とは言えないのだろう。私はまだまだだな。それでも去年よりは少ない。今日は百里基地でもエアフェスタをやっている。当然ブルーインパルスはそっち行っちゃうよね。

 

 

会場2時間前だが、今回のメインの目的、美ら島エアフェスタ 2024 への行列に加わる。

すでに 100 m 以上の行列


特に何もすることがないので、隣にいた同年代の人に話しかける。今回もこれが成功。航空祭や艦これ、ガルパンなどのアニメのことについて盛り上がり、時間が過ぎていった。しばらくして、後ろを見るとかなりの列。去年ほどにはないにしても、特に変わった飛行展示がない航空祭の割に人が来ている。他にもいろいろな出し物があるから、その関係者かもしれないが。

自衛官が配っていたパンフレット

門前で自己アピールの「頭の中がお花畑」の人たち

 

敷地に入ったら、昨年同様自衛隊の先導車に続いて入場する。

DJ自衛官 さすが統制が上手い

基地司令登場!

整然と会場へ向かう人波


行列で知り合った人は途中にあるパッチ販売の店へ。ついて行こうと思ったが、あまりの人混みを見てあきらめ、そのまま滑走路脇へ行く。

砂かぶりスペース

 

今回の目玉は、F15 の記念塗装機。この展示飛行のためだけに来ている人も多いようだ。

本日の主役、ミスティックイーグル


ウエルカムフライトからエアフェスタ開始。でも那覇のはのんびりムード。飛行展示が少ないからだろう。滑走路が民間との共用のため、離発着便が優先されるから仕方ないな。

 

でもその時間を利用して地上展示を回ったりイベントや売店を見に行くことができるので、便利と言えば便利。ワタシも地元の人たちのパフォーマンスや

かなりパワフル

航空学生のドリル、

一糸乱れぬ、とはこういうこと

格納庫内の出店を見て回った。

ANAでもらった

玉入れでもらった

誘われた ちょっと心が動く

ゆいレール 鉄ちゃん垂涎の品々

JTA 午前中でほぼ売り切れ


メインディッシュの航空展示だけでなくサイドメニューでも時間を過ごせるのが、この那覇エアフェスタのいいところだ。

F15 の綱引き 大人気

風雨のため格納庫でコンサート


例年だと地上展示機の前には説明やスペックが書かれたボードが出ていたのだが、今年は何もナシ。対スパイ対策?いやいや彼らならもう知っているはずだ。風が強かったから?それなら錘をつけて固定すればいいだけ。作るのを忘れてた?まさか、ね。

C-1初号機 通称「銀ちゃん」

EC-1 カモノハシみたい

F15 那覇はビッグスコードロン

築城基地の記念塗装機 飛んでくれー!

アパッチ このゴテゴテ感、好き

C-2 C-1 よりかなりデカイ

KC-767 尾部にフライングブームが見える

ことしもあるよ、E2C のスクランブル

2枚目は地対艦ミサイル車両

普通に積んであることが、むしろ凄みを感じさせる

 

ただ、飛行展示はもう少し充実してほしい。今年も F-2 は置き物だったし。C-1 の初号機をもってきたのは立派だが、飛行機なんだから飛んでナンボ、実際に飛ぶ姿をもっと見たいというのが本音だ。準備や調整で大変だと思うが、ぜひご一考願いたい。

異機種合同フライト

F15 の 4 機編隊

おかえりー

いってらー

 

昼食時には 2 時間くらい何も飛ばない時間がある。そんな時は荷物を置いて場所取りをして、その場を離れる人が多かった。何人かはカメラも置いていたことのを見て驚く。もし盗まれてバッグに入れられたらもう見つからないのに。ワタシはそこまで他人を信じることはできないなあ。

 

 

昼前から再び雨が降り出し、風も冷たく強くなった。Tシャツにワークシャツ、レインジャケット(ワークマン)でも寒い。こんなことは初めてだ。ファスナーを口元まで上げて冷気を防がないと耐えられないぐらい。 まさか風邪か?少しでも暖かくなるように身体を動かせているうちに 13 時を回った。そろそろ記念塗装機の機動飛行だ。

 

まず標準塗装機が僚機として上がる。普通なら記念塗装機に花を持たせると思うのだが、どうやら戦闘機パイロットには「普通」という概念は無いようだ。標準機から離陸したのはよしとして、問題は車輪を格納した後。思いっきり左に急旋回する奴はいるわ、ハイレートクライムで上がる奴はいるわで、まるで「主役は私だよ?」と言わんばかりにやりたい放題。それを見たのか記念機は、僚機の協力がないのなら自力で目立ってやる!といわんばかりに、低空で回る回る。あれだけ低ければ、絶対観客の顔が見えてるな。 どの機とも次に何をするかわからないので、カメラが追いつかない。短時間ではあったが、かなりの迫力が楽しめた。そうそう、こんなの、こんなのが見たいのよ、那覇基地さん!

いきなりの左急旋回

次々に上がる僚機

女性パイロットが操縦

真打ち登場!

大サービス中

どれだけ低く飛んでいるかわかる?

 

これに満足してしまい、スクランブル展示があったが毎年見てるから今年はパス。異機種合同飛行ももういいかな。最後まで見るとゆいレールが激混みになるし。

終盤に見かけた航空学生 これからの日本の空は任せた!

お見送りエイサー隊、スタンバイ中


さんぴん茶を買い足してから空港へ。

 

 

そういえば腹が減っている。朝に 3 つおにぎりを食べたのだが、かなり歩いたので消費したのだろう。どれ、また空港食堂へ行ってみるか。

よそ行きの店よりよほどいい


「沖縄ちゃんぽん」というものを食べてみよう。ついてくる汁物を沖縄そばに変えて、と。ん、汁物?なんで麺類にスープがつくんだ?

今回初挑戦

出された時に疑問が解決した。いろんな野菜や肉を卵でとじて、ご飯の上に載せたものだったのだ。味噌汁をそばに変えて正解だったな。味はさっぱり目でいくらでも食える。さらに作り方も

アバウト簡単そう。今度自分で作ってみよう。コンビーフ入れても美味そうだな。

普通盛りでも十分

ただ今回もコーレーグースを多めに入れてしまい、いいパンチをもらった気分で店を後にした。

 

 

売店でお土産を買い足した時、クレカが 1 枚ないことに気づく。週末に使ったので、そのまま服に入れっぱなしなんだろう。こういう不注意が増えてきた自分に腹が立つ。楽しい気分が一気に冷めてしまうからだ。旅行をするときにはチェックリストが必要なお年頃になってしまったのか?

 

出発まで 3 時間近くあったのだが、コーレーグースパンチの影響で、とにかく眠い!搭乗口にある椅子に座り、短い周期でうつらうつら。正気を取り戻しかけてから紅芋ソフトクリームで一気に眠気をやっつける。

めざましソフト

 

周囲にはたくさんの人。日曜の夕方だから帰る人も多いんだろう。休みが終わった気だるさオーラをあちこちから感じる。

 

 

帰りの便も非常口席。疲れているので足を伸ばせるのはうれしい。

今回も 737  岡山線はあまり需要がないのか?

また来年!

CAによって出し方が違う 今回は缶単体で



岡山空港についてほっとしたが、駐車場に行くとクルマが凍っていた。さすがは山間部。路面凍結には注意しよう。

寒いわけだ


さてこれから 1 時間あまりのドライブだ。ここで事故を起こしては元も子もない。安全運転を肝に銘じ、 22 時前に帰宅成功。

 

 

本日の歩行距離:10.4km

今回のカメラ:NIKON D500 + NIKON 28-300  ,  SONY DSC-RX1000 M3

 

 

今回の振り返り

やはり一番は航空便を変えたことです。結局サーターアンダギーは買えなかったし慌ただしかったし、余計にお金はかかったしで、来年からは元に戻すつもりです。ま、月曜日に休めれば、の話ですが。

 

入場待ちの間に話した人からはたくさんの有益な情報をもらえました。なかでも築城の航空祭については、ツーリングを兼ねて行く気マンマンです。でも来年の 11 月の 3 連休はすでに飛行機のチケットを買っているので、瀬戸内海を渡れるのはあと 1 回。信州への紅葉ツーリングにするか、築城への F-2 撮影ツーリングにするか、悩ましい選択になる見込みです。

 

待っている間は人と話すに限ります。スマホとにらめっこでも時間はおなじですが、なんというか、過ごす時間の濃度が違うというか・・・。相手の方からも退屈しなくて済んだという言葉をもらって嬉しく思います。ワタシと同年代のようだったので、感じ方も似ているのでしょう。よその地で知らない人と偶然話す機会を持ちワンタイムパスで交流することは、単なる「時間つぶし」ではなく後々の旅の記憶となります。

 

これは旅の醍醐味の中でも大きなものです。多くの人が旅先でスマホタブレットでスキマ時間を埋めているのを見ると、余裕のない旅をしているなあと思います。でもそれが多数派となっている今、旅は目的地に行くだけ、行ったらそれで満足、その過程は全て無駄、といわんばかりのゆとりのないものになっているのではないでしょうか。

 

旅というのは非日常を味わうもの。だったら日常とは違うその場の空気や景色、雰囲気にどっぷり漬かってみたほうがいいと思うのですが。ディスプレイの中の世界ではなくて。

 

 

では。