paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

毎年恒例、12 月の沖縄+α 行き 2/3

2日目、訪問目的の本番日です。今回は飛行機の写真が多いです。文章も長いです。お覚悟を。

 

 

5:00 起床。昨日買っておいたおむすび 3 つが朝食。地方スーパーのものは味に個性があるな。食後はテレビを見ながらいそいそと準備。

 

暑いからといって Tシャツ一枚で行くと夜の羽田空港でえらい目に遭うだろう。なので今日は、ウインドブレーカーはリュックに、ワークシャツは腰に巻きつけたイカした格好でキメる。

 

6 時すぎチェックアウト。まだ暗い中をヨソ者が知った顔して歩くこの不自然なシチュ、大好物。

 

 

6:19 旭橋駅発のゆいレールで空港へ。

さあ、活動開始!

 

ゆいレ-ルは大ラッシュ。今から出発する連中だろうと思っていたら、赤嶺でどっと降りた。基地開場 2 時間以上前だが、並ぶの上等組だ、面構えが違う。この時間ならコミケワンフェスでは出遅れ組だが、あちらは文字通り次元が違うので比べられないな。

 

 

空港に着き、荷物を預ける。

空港駅にもあった

 

空港へ向かう人たち たくさんいるなあ


一応貴重品有りでお願いした。だってウマ(娘)が 2 人だよ?取り扱い注意でなくして何であろう。手続きを終えて振り向くと、すでにたくさんの修学旅行生が来ていた。7 時前なのにご苦労なこった。な?やっぱりこんな旅行、要らないだろ?

 

 

空港 7:00 発のモノレールは乗客数名。

この時間に空港発の客はいないわな

来た来た


今回初めて座れた。空には雲多し。さて、ブルーの演技は見られるか?その前に無事入場できるか?

 

 

赤嶺で下車し、7 時過ぎにはワタシも行列のお仲間に。今日はブルーインパルスが来るので、皆さん砂かぶり席狙いだろう。この時点でワタシは門から 300m の位置。後ろを見ると7:20 の時点で駅前の信号まで行列。やれやれ。希望通りのポジションは取れなさそうだ。行列の密度は低いので、人数は見た目ほどではないだろうけれど。

明らかに例年より長い列

 

たまたま隣り合わせた人は航空祭の常連で、全国の空自の基地だけでなく、ミラマーにも行ったと言う。そこから今度はトップガン(新旧)の話になり、いろいろなネタで盛り上がって退屈しなかった。やっぱり他所で時間がある時は人と話すに限るな。

 

その行列中、撮影用重装備の高齢者が同行者と文句を言っているのが聞こえた。開場時間や並ばせ方など、自衛隊の段取りの悪さについてのものだった。無料で見せてもらっておいてイチャモンをつけるとは。クレクレ弱者ここに在り、だな。

 

とか思っているうちにさらに行列は伸びる。すると、開場まで時間があるのに前に進み出して門の中へ。そこで再び待つのだが、DJ 自衛官が大活躍。気の紛らわせ方が上手いなあ。

列が長すぎるのでとりあえず中に入れたのかな

 

DJ 自衛官、大活躍

エイサ-でお出迎え み、見えん・・・

前の女性、ガチだ


これなら先程のクレクレ弱者も文句は無かろう。それからも少しずつ前に進み、結局時間をかけてみんなで一緒に滑走路の手前まで。

 

「走らないでね」という DJ 自衛官のお願いの通り、ほとんどの人は開場とともにお目当ての場所までは競歩。一番人気は当然ブルーの真正面。ワタシは戦略を変え、正面ではなく斜めからの位置を確保。ここからなら全体が見えるし、まだ人が少なかったので。

とりあえず目の前の物を撮ってみた

 

民間機も撮ってみた。

青ジンベエ、赤ジンベエ

クロネコ

鬼滅のジェット

777 A350 より音が大きい



さあ、いよいよ美ら海エアフェスタのはじまりだ。様々な航空機が飛んで、

民間機の離発着の関係上、あまり飛ばないのが残念

 

いよいよブルーインパルス御一行様の登場。

いきなり観覧ゾ-ンの中から入場 なんで?


観客たちもカメラを構えて前に出てくる。これが一番の盛り上がりだったのではないだろうか。これを見るためだけに来た人も多かったようだし。

ウォ-クダウン

スモ-クのチェック

テイクオフ!

It’s show time!

お疲れさまでした

ウォ-クバック

 

でも今日の天気とスモークの相性はイマイチだったようだ。来年は天気の状態が良くなるよう神様によく言って聞かせておくので、これに懲りず来年も来てほしいなあ。

 

 

その後は恒例の E2C と F15 のスクランブルと飛行展示、機動飛行をして、

模擬スクランブルと飛行展示 E2C は毎年早くなっている

 

F15 の機動飛行 凄いんだけど、ブル-の後じゃなあ・・

 

イベント終了となった。残りの時間で足早に他の地上展示を見回ってから出口へ。

F2 の機動飛行、見せてくれないかなあ


帰り道の途中で買い物をしようと思っていたのだが、売店は時間通りに閉店していた。むむっ、ぬかったわ!

帰る途中でもらったパンフレット 余ってたのでたくさんもらった

 

門近くでは基地のエイサー隊がお見送りを兼ねてのパフォーマンス。ワタシはエイサーとカチャーシーを観ると涙が出る特異体質だが、今回もやっぱり。なんでだろうな?

今年もやっぱり涙した

ありがとうございました 来年も来ます

 

 

駅には大行列ができていた。少しでも時間をずらすため、飲料を買ってからゆいレールで空港へ。でもほとんどの客は反対方向へ。みなさんは沖縄で宿泊か。ワタシは今から出発なのだが。

 

 

空港駅でゆいレールの 3 両編成を初めて見た。単純計算で 1.5 倍の人が乗れる。だが朝夕では全然足りないそうだ。

真ん中の車両は新造なんだな

 

 

空港では 2 つの選択があった。

 

一つ目はラウンジに行ってゆっくり過ごすというもの。今朝 6 時に出発してから 17 時までず〜っと立ちっぱなし。重い荷物(カメラ等)を背負ってのこれはキツい。なので休憩したいのだ。

 

二つ目は何か食べるというもの。今朝 6 時に出発してから 17 時までず〜っと何も固形物を食べていない。重い荷物(カメラ等)を背負ってのこれはキツい。なので何か腹に入れたいのだ。

 

で、選んだのは前者。ソーキそばを食べられないのは残念だが、暑さと疲れでヘロヘロなので、ラウンジで飲み物を頂きながら今日の反芻をする。途中何度か意識が飛んだ。やっぱり休んで正解だったな。

 

 

1 時間ほど休憩して搭乗口へ。日曜だけあってかなりの人がいた。この便での座席は通路側なので乗る順番は最後。初めてなのでちょっとワクワクするが、荷物を入れられるかが心配だ。

さようなら また来年くるからな!



荷物は他所様の収納スペースに収まり、無事離陸。

777 大きな機体は安心できる


機内での会話はほとんどない。みんな暑さにやられたか。しかし機内は騒がしめ。エアバスA350)の方が静かだ。それでもワタシの睡魔が勝ちを収めた。スープを頂いた後の記憶はない。

 

 

羽田に到着してからもぼーっとしたまま。そのままの状態で廻る手荷物を眺めていると、また寝てしまいそうになる。荷物は相変わらず最後の方なので、頑張って意識をキープ。

 

羽田からは京急。久しぶりに乗るので忘れていることが多い。「快特」と「特急」、どっちが早いんだっけ?まあいいや、ホームで待ってるやつに乗ろう。

 

京急蒲田駅下車。あら?ワークシャツ一枚でも寒くないぞ? むしろ暑い! コンビニ経由で本日のお宿アイホテル京急蒲田に到着するまでに大汗をかいた。天気予報、今回も外したな。まさか明日もってこと、ないよな?

 

部屋に入って夕食を食べシャワーを浴び(風呂はない)、明日の準備をするともう日付は変わっていた。宿ではもっとゆっくりしたかったな。さ、寝よ寝よ。

 

寝る前にスマホを見ていると、ブルーインパルスの展示飛行が沖縄本島初めて実施されたとネットニュースで言っていた。いや、5 年くらい前にやったはずだが?その場で見たので覚えている。なんだ、反自衛隊を煽るメディアの陰謀か?

 

 

本日の歩行距離:10.6km

 

 

本日の振り返り

 

今年は空自関係のTシャツ着用者が例年より多かったように思えます。ちょうど二次元のフェスで萌えキャラTを着るのと同じ心境なのでしょう。ガチなマニアが増えてきたのでしょうが、そのぶん年々「遊び」や「ゆとり」の要素が減ってきているように思えます。

 

たとえば二次元キャラを基地祭で見なくなったとか。記念塗装で航空機にキャラ絵をマーキングしていた(痛コブラああっ女神さまっファントム etc.)時期が懐かしいです。「そんなことする余力があるならもっと飛行機を飛ばせ」とか言う野暮なマニアや「ふざけている!」と文句を言う納税者が幅を利かせているのでしょう。

 

海自は「艦これ」とのコラボで広報的に成功しているようです。予算や業務量、セキュリティの問題もあるでしょうが、ウエポンの展示会・品評会で留まるのではなく、他分野との協力やコラボをすることで身内やマニア以外の人の理解を深める、という方法を考えてもいい時期に来ていると思います。

 

 

今回のエアフェスタでは最前列に陣取って 6 時間以上、ずーっと立ちっぱなしで最前列をキープしていました。そのため他のイベントを見ず買い物もせず、待つか写真を撮るかだけ(そういやトイレも行っていない!)で航空祭は終わってしまいました。なんかもったいなかったです。来年は撮影だけにとらわれないように気をつけます。仕事じゃないんだし。

 

 

東京のホテルではチェックインの方法がわかりませんでした。機械相手の手続きというのは慣れたら早いのでしょうが、初めての時はやり方がホテルによって異なるので煩わしいです。今回は外国人のフロントマンが説明をしてくれたので、未来の外国に来た気分になりました。んー、でもフロントマンがいるならアンタやってよと言いたかったです。

 

 

続く。