東京に行ってきました。定期便、9 月分です。例年この時期は台風接近にドキドキするのですが、今回はその心配はなく、代わりに暑さにドキドキすることに。結局天気予報ではすがすがしいくらいくらい真夏日。おかげで服選びに頭を悩ませる必要がなくなりました。暑さ対策に全振りすればいいんでしょ?
さらに今回は限界まで荷物を減らしてみました。10 日後に、今度も 3 日間東京に、ただし仕事で来るのですが、その際は諸々の理由で荷物は最小限にしなければならないのです。その時のシミュレーションも兼ねた東京行脚、さて今回はどんなことが待ち受けているのでしょう。乞う、御期待!
4 時過ぎに起床。ちょっとパソコンをさわってから、6 時前に出発。今日から 3 連休なので駐車場は混んでるかもと思ったが、多くは埋まっているという程度だった。なら今日は人が少なく気楽だなと思って空港ビルに入ると、大量の人が。この時間は ANA とJAL がほぼ同じ時間に飛ぶのだが、こんなにたくさんの人は滅多にいない。多分両便とも満席だな。
手荷物検査の時に、また引っかかった。犯人はタバコ。中の銀紙が悪さをしたようだ。羽田では大丈夫なのになあ。センサーが最高感度になっているのか?
家族連れが多いのは連休なのでわかるが、今日は妙にオッサンオバサン率が高い、それもグループの。朝から缶ビール片手にご満悦の人たちもいる。なんだろうな、この集団たちは?いろいろとストーリーを考えて搭乗までの時間を過ごす。
機上の人になってからは景色を楽しむ。
雲が多めだったが、富士山は見えた。
それにしても隣の女性 2 人組、よくしゃべるなあ!旦那さんと思われる前の席の2人もずっと喋りっぱなし。似たモノ夫婦とはこのことか。
羽田は雨。東京で雨は久しぶりかも。でも東京ではあまり濡れなくて済むので助かる。到着ターミナルもモノレールも人は少ない。
みんなどこへ行った?と思っていたら、発車寸前で満員に。この混み具合こそ羽田が元気なシルシ。いいぞいいぞ。
浜松町には雨が降った気配がない。空港付近だけだったか。朝ご飯を食べて東京エンジョイプラン発動だ。
山手線で恵比寿へ。東京都写真美術館へ行く。久しぶりな感じ。
本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語が今回の目玉。圧を感じるほどの生活の匂いのする骨太の作品群は見応えがあり、被写対象への踏み込みの力強さに圧倒された。
意外だったのはロベール・ドアノーの作品。恥ずかしながら「パリ市庁舎前のキス」しか知らなかったので、スタイリッシュな写真を撮る写真家だと思っていた。それがこんなに優しく鋭い視点を感じさせる写真を撮っていたとは。
この二人のような写真を撮れたらなあと思うが、記録のような写真ばかり撮ってるアマチュアからしてみれば夢のまた夢。でもなんとなく道筋は見えた気がした。彼らの作品に 1% でも近づけるような写真を撮るべく精進しよう。
これで十分満足したが、風景論以後の展示もかなり印象的だった。特に「略称・連続射殺魔」。事件そのものもショッキングだが、フリージャズを BGM に、犯人と関係のある風景の映像を流していくドキュメント映画という体をとっており、それがかえって事件の残虐性や複雑性を感じさせる。「こういう表現方法もあるのか」といい勉強になった。
なんやかんやで 5 時間以上過ごしてしまった。遅い昼食にしよう。
ということで、御徒町で特典航空券を金券ショップで売ってからとんかつ まんぷくへ。
ここ、営業してるのか?最近はいつ来ても閉まってるし、店内にも荷物がたくさん。もしかしてもうあのとんかつ、食べられないのかなぁ・・・。
ではいつものみなとやへ。4 時前なのに人がたくさん。すっかり人気店だな。ワタシが行き出した頃は魚屋が片手間に食事を出しているだけで、席は 4 〜 5 つくらいしかなかったのに。平成は遠くなりにけり。
美味しくいただいたあとは、アメ横にあるアメリカ屋へ。以前買った 21oz の児島ジーンズがあまりにも良かったので、今度は 23oz か 25oz のジーンズを買おうと思って。で、結果は残念ながら手に入らず。商品はあるのだが、ワタシの豊満なヒップを覆えるだけのサイズのがなかったのだ。やっぱりスリム化計画、発動すべきか。とりあえず急ぎ必要ではないので、今度岡山の本店へ行ってみるかな。
時間は 4 時半。お、今なら鈴本演芸場の公演に間に合うぞ? 夜の部公演を堪能する。上手い人ほど「間」と「抑揚」が絶妙だ。やはり話のプロ、勉強になるな。
山手線、総武線と乗り継いで本日の泊地、ホテルルートイン grand 東京浅草橋にチェックイン。夜も遅くなったので、風呂に入って冷たいものを飲んだだけで就寝。
本日の歩行距離:12.0km
続く。