クルマのタイヤを、まだ 4 割ぐらい溝は残っていたのですが、交換しました。理由は現在のブログ記事のシリーズ終盤で書こうと思っています。
2回続けて履いていたアドバンデシベル(ヨコハマ)からパイロットスポーツ5(ミシュラン)へと変えてみました。海外のタイヤを4輪車で使うのは 30 年ぶりなので不安はありましたが、バイクで使ったミシュランタイヤが好印象だったので4輪車でも試したくなったからです。
お値段も破格でした。某タイヤ通販会社で買ったのですが、工賃等を含む総支払額はカー用品店の半額!! 245/40-18 のタイヤ 4 本ですから、差額は相当なものになりました。さらにはアドバンデシベルより安い!! 決まりですね。
走ってみた印象では、安定感はミシュランのほうが高いですが、ノイズはやや大きい気がします。また、路面の変化を忠実にトレースするので乗り心地は劣るかな。まあミシュランはあくまでもパイロットスポーツなので、快適性はそんなには追い求めていないのかもしれませんね。あとは雨の日と高速道路ではどう感じるか、それによって今回のタイヤチョイスは吉だったか凶だったかが決まることでしょう。がんばってくれ、ミシュラン!
5:00 起床、のはずが 6:30 起き。しまった、アラームの時間を間違えてた。
「40 秒で支度しな!(ドーラ@天空の城ラピュタ)」
なんとか 7:00 に出発できた。R451, R275 を北上する。今日の第一イベントは北竜のひまわりを見ること。まだ見たこと、ないんだよなあ。 1 時間ぐらいで到着。いそいそと D750 を持ち出したのに、このありさま。例年なら満開だと聞いていたのだが。
次行こう、次。少し戻り D94 に入る。走りがいのある素晴らしい山中ワインディングだが、人の気配は無し。よく見ると路上に大型動物のものらしい排泄物がところどころに。
牛 or 馬?いや、この辺りに牧場はないしな。
てことは、もしかして熊か?
怯えながら走ってると、道の真ん中に長靴がぽつんと・・・。
頭の中でストーリーが出来上がってしまい、さらにアクセルを踏み込もうとするも、動物の横断が怖くて踏み込みきれず、ジレンマに悩む。そんなワタシの横を、最高速アタック並みのスピードで日産バネットバンが追い越してゆく! あちらさんも怖かったのかな?
増毛に近づくと民家が増え、ほっと一息。旧増毛駅に寄るとバイクが 2 台いた。それを見ると、やっぱり北海道を走るのならバイクの方がいいなと思ってしまう。今年は WRXSTI で楽しむが、来年はフルパニアの GSX-S1000GT に頑張ってもらおう。
しばらく写真を撮って R231 を北上。留萌に着いて駅へ行ってみた。寂れたなあ。廃線の影響であるというのは間違いない。利用者が少ないという理由なのだろうが、駅がなくなると街は一気に老け込む。でも留萌は道路的にも要所なので、持ちこたえていくだろう。
ここからさらに海沿いを北上するが、R239,R232 は最高だ。ゆるいカーブが連続するので退屈しないし、景色も楽しめる。いつまでも走っていたいと思えるいい道だ。
苫前に近づくと、カントリーサインをはじめとする街の看板に疑問を感じる。熊、平気なのか?
羽幌は大好きな街。なんとなく自分が想像する、生活の場としての「街」としてちょうど良さを感じるのだ。なので街なかを意味なくうろうろと走ってしまった。
天塩ではオトンルイ風力発電所の横を走るのがお約束。風車の建て替えで数が減っているかと思ったが、みんな元気だった。新しい風車ができていたので、今後は置き換えていくのだろう。来年はこの風景は変わっているかも。
12時になったので、稚内へ行く。今回の目的のひとつ、デノーズで食事をするため。道の駅に車を停めて徒歩 2 分で着。
スラッピージョーとデノーズセーキをオーダー。ちょっと時間がかかると言われた。ゆっくり待とう。
きたきた。なかなかハードな見た目だが、
おいしくペロリと完食。
駅でお土産を購入して付近をうろうろと。
宗谷岬へ。
途中で給油したが、稚内は高い!昨年カードを作った所で入れると他店より ¥15/L 以上安くなったので助かる。人車とも満腹で目的地を目指す。
宗谷岬は人でいっぱい。バイクもいっぱい。こんな光景を見ていなかったのは数年間だけなのに、違和感がある。
モニュメントの前には長蛇の列。そういや以前は自分も並んでいたなあ。今回は列の長さを見てパス。
次に宗谷岬公園へ。鹿がたくさんいた。
で、宗谷丘陵を見に行こうすると、白い道の表示が。SNS 等で有名な場所なので行ってみるか。
うん、「白い」「道」だった。申し訳ないが、あまりありがたみはわからなかった。
4 時を回ったので、本日のお宿宗谷岬へ。
夕食は 6:30 にお願いして、とりあえず固まった身体をほぐす。身体がガッチガチになるのは長時間ドライブの欠点だ。これに関してはやっぱりバイクの方が楽だな。
さあ夕食。これぞ「ザ・民宿の晩ご飯」。細かい細工や理屈なしで、ひねりのない旨さ。こういうのでいいんだよ、いや、こういうのがいいんだよ(@井之頭五郎)。
夕食後ライトアップしたモニュメントの写真を撮り、
風呂に入ってだらだらと。
本日の走行距離:335.3km
本日の振り返り
大人気の白い道へとうとう行ってきました。今までは、貝を砕いて道に敷いただけの道を見て何が楽しいのかと思いパスしてきたのですが、今回は宗谷岬に宿をとっており、さらにチェックインまで時間があるという条件の良さが偶然重なったので、訪れてみたわけです。
岬からは 6km 以上距離があり途中の道はアップダウンが激しいのですが、車やバイクならひと走り。着いてみると、確かに抜けるような青空ならもっとマシでしょうが、それでもそんなに大騒ぎするほどの景色ではないなというのが感想です。
旅行会社や広告代理店、その他の情報発信者による意図的なバズらせによって無理やり名所化させた匂いがぷんぷんします。そんなにあの道、いいですか?概ね高評価がついているのを見ると、童話「裸の王様」を思い出しました。この数年の北海道は、観光のためとはいえPR のやり方に「?」がつくことが増えたような気がします。大丈夫かなあ、あまり背伸びはしないほうがいいと思うけどなあ?
では。