paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

毎年恒例、 「『皆が忙しくしている中、おでかけするのは楽しいか?』『楽しいよ?!』」旅行! 4日目

どうも最近、雑に仕事をしているような気がします。今までの経験や知識を生かしながら臨機応変に取り組んではいるのですが、順調に進んでいくあまり準備や工夫がおろそかになっているのが現状です。

 

「逆境に強い」という言葉がありますが、困難に対しては誰もががむしゃらに対応するので、それをクリアできる可能性が高まるのは当たり前。それに対して、順境においては油断や慢心、時には傲慢さが出てしまうので、失敗する可能性が高まることがあります。なので、物事がうまくいっている時にこそ用心するべきなのです。

 

今のワタシは少し気持ちが緩んでいて、「慣れた」「わかっている」「考えなくても大丈夫」とかいうフレ-ズは意識して封印すべき段階にまで来ているように感じます。

 

今年も昨年に続いて「居場所感のある」職場で働くことができているので、その環境に感謝するつもりで気合を入れなおします。早めに気付けてよかったと思います。

 

(遊ぶことに関しても、さらにいっそう気合を入れるつもりです。)

 

 

3/27、4 日目です。

 

5:00 に目覚め。昨晩も寝落ちに近かったが、目覚めはすっきら爽やか。が、ベッドから起きあがろうとすると、あちこちが痛い。昨日歩き回ったのに十分なストレッチをしなかったことに、身体が抗議の声を上げているみたいだ。

 

 

今日の予定の選択肢は 2 つ。小樽へ行くか、札幌市内でお宝探しか。混雑の可能性を考えると、決定のタイムリミットは 7:00 。熟考の結果、「小樽行き」となった。そうと決まれば急がなきゃ。

 

準備を始めて気づいたのだが、右腰が痛い。右足がその痛みのため上がらないので、立ったままズボンがはけなくなっていた。撮影で出歩く時は一眼レフを斜めにかけていてて、右体側にカメラがあるので負担がかかっているのかも。ここまで痛いのは初めてだ。

 

いや、3日間連続でカメラをぶら下げて歩く機会はほとんどないので、単に身体がなまっていただけ。気にしない気にしない気にしない・・・。

 

でもワタシが気にしなくても、

 

・小樽まで行ってへばっては意味がない。

・行って何をするんだ?昼間の小樽運河、何もないぞ。

・火曜日も丸一日歩く予定だが大丈夫か?

 

と、内なるもう一人のワタシが気にしてくれてます。でも、確かにその通りだなあ。以前に日中に来た時は「紅葉に映える運河」の写真をとるためだった。しかし今回はどうだ?何がある?

 

いやあ、何にもないなあ。なんで行こうと思ったんだろ?ということで、本日は「札幌市内お宝採掘クエスト」に決定した。

 

 

しかし今度は別の問題が。それは「時間が余りすぎる」ということだ。そもそも店が開くのは 10:00 。あと 3 時間もある。さらに、4 件の店をまわってとしても 2 時間くらいなのではないか。午後過ぎにミッションコンプリートとなっても、新千歳発の飛行機は 21:05 発。その間どうするの?

 

どうするんだろと思いながらも、他に行けるところはナシ。いざとなれば空港で時間を潰せばいいか。とにかく今はストレッチ。

 

全身の関節を動かせてみる。それも力を入れず自分の体重を使って。時間はたっぷりあるので入念に手を抜かず。やっているうちに身体が軽くなりエアコンをつけなくても暖かく感じるようになった。

 

テレビを見ながら昨日買ったパンと飲み物を胃袋に収め、タバコを吸いながら出発準備を再開。ちょっと早いが 9 時過ぎにチェックアウト。

 

 

まず旧道庁でお約束の写真を・・・、人が少ないなあ。なんかおかしいと思ったら、遠目には建物に見えていたものは、実は絵だった。

近くに行かないとわからない出来


工事をしていて足場全体を白い布で覆っていて、そこに赤レンガの道庁の絵が描かれていたのだ。いい出来で危うく騙されるところだった。わざわざ来たのに工事中なんて残念だが、こんな道庁の姿を見られることはもうないかも、と思うとラッキーだ。何事も考え方次第だな。

 

続いて時計台。着いた時にはすでに人だかりができる撮影タイムで宴たけなわ。道を挟んだ向かいの建物の 2F に撮影スポットがあるのに、なんでみんな行かないんだろ?どうせどこから撮っても人や隣のビルが写り込むんだから、建物全景が入る方がよくない?

こう撮ると広い大地に建っているとだませるのだが

現実はビルの谷間にある

この写真を見ると、イメ-ジの違いに驚く人が多い

 

続いて大通公園テレビ塔の写真を撮る。人気のスポットなので記念撮影をしている人が多い。ここでもそうだが、スマホ組の気の利かなさには呆れる。「撮ったらその場から離れる」のは当たり前のマナーのはずだが。簡単に写真が撮れるようになり、技術だけでなく気配りまで身につけるのを諦めたのか。自分がそんな配慮をしないくせに「社会から優しさが減った」と他者におねだりをする輩、増えてない?

何とか撮れたお約束写真

これは何?

10 時前の気温 高いな

 

お約束の 3 箇所での撮影を終え、第一目標地点、BOOK OFF に向かう。中は女性客の方が多い。商品の品揃えを見てみると確かにお嬢様をターゲットにしている様子がうかがえる。売り場を行きつ戻りつつしながら買い忘れのないようみっちり見て回り、最終的に 3 つ購入。

 

続いてらしんばん。ここは更に女性客が多い。腐女子貴腐人の横をすり抜けてお宝を探す。春休みだからだろうか、若い子がほとんど。店内の平均年齢を上げているのはワタシであることに間違いない。残念ながら、ココと B1F にあるメロンブックスではボウズ。次のエリアに向かおう。

 

 

その途中でラーメン屋発見。時間は 11 時だが、今なら店は空いている。チャンスだ! 

 

前日食べたのと味比べをするため、味噌ラーメンの食券を買って席につくと既視感が。あ、ここ、以前に来た店だ(北一)!その時と歩くルートが同じだったため入ってしまったのだろう。まあいいや、これも運命だ。

 

で、実食。美味しかった。ザ・味噌ラーメンって感じかな。こんなラーメンでいいんじゃないのかなあ、チャーシューやバラ肉をわんさか入れて派手苦しくせずに。

デジャブ?

 

まあ味については、特にラーメンとカレーは好みが分かれるので、ワタシはあまり他人の意見はアテにしない。なのでこれもあくまでもワタシの感想として読み飛ばしてくれて結構。

ごっそさん!

 

 

次の目的地はノベルサにある駿河まんだらけ。ここはさっきの 2 店よりも客の濃度が高く落ち着けた。フィギュアの収穫はゼロだったが、艦これの薄い本(全年齢対象)は 5 冊入手。なかなかいい買い物ができたとホクホク顔。

 

 

ここで時間を見てビックリ! 2 時間ぐらいで巡回は終わるだろうと思っていたが、実際は 4 時間経っていた。そういえばワタシのアキバでの平均巡回時間も 4 時間。お宝探しの時はそのペースで動くカラダになってしまっているのか?

 

 

札幌駅まで歩いて戻り、

途中にあった、北洋銀行の金庫レプリカ ぶ、分厚い!


JR で新千歳空港へ。大行列の人混みをかき分けつつお土産を買ったらもう 17:00 。割と時間がかかったな。歩き回って足は疲れるし汗をかくしで、ちょっとゆっくりしたい。なのであとはラウンジでゆっくり過ごす。

 

 

出発時間が近づき搭乗口へ行くと、10 分遅れで出発という表示が。機材到着が遅れたとのこと。

今回は遅延に縁があるな

 

結局出発は 30 分遅れになり、

やはりこちらのほうが快適 でも機種より機材によるものなのかも

 

出発時のカメラ映像 上の映像は尾翼より

 

浜松町に着いた時点で 23:30 、ホテルに着いたのは日が変わってからだった。途中で買った弁当をかき込み、シャワーを浴びて翌日(今日?)の準備をしてベッドに入ったのは 2 時過ぎ。明日(今日?)、起きられるかなあ。

 

 

本日の歩行距離:12.3 km

 

 

本日の振り返り

 

札幌市内のお宝ショップをハシゴしましたが、フィギュアは全体的に高めです。特に最新の人気作のキャラフィギュアは東京より高いかも。でも最新のものでなければグッとお安くなり、人気も一流でなくなるとキャラが可哀想なくらいの値段になります。他地域でもそうなっていますが、札幌では値段の上下幅にメリハリが効きすぎています。こうなってしまうのは、もしかして道民って新し物好きとか?

 

結局小樽に行かないで正解でした。交通費も浮きましたし、手に入れたものもあったし。でもなぜ思ったよりも時間を使うことができたのでしょう?

 

それは「身体が動かなかった」からです。歩くにしてもリュックが重いのでスピードが上がりません。店内で商品を探そうにも、いちいち顔を近づけなければ見えません。同人誌を探そうにも、メガネをはね上げなければ文字が読めません

 

こうした理由で、さして退屈することなく時間を過ごすことができました。

ちくしょー!

 

まんだらけ駿河屋では、同年代の客の何人かがワタシと同じような行動をとっていました。こういう同志たちがいると安心して見て回れます。東京ではそんな人たちが普通に店内にいるので自分も紛れ込ませられますが、地方都市のお宝ショップ、特にア◯メイトなんかに行くと、異物を見るような視線が周囲から突き刺さります。なので濃い人たちはロードサイドにあるお宝ショップに行くようになり、棲み分けができてしまって分断が起きます。なかなか面白い問題です。だれか社会学的に分析してみませんか?

 

 

では。