paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

恒例、春の東京行き 2024/3/24

明日から新しい職場です。どうも落ち着きません。とりあえずなんとか 2 年間は乗り切っていこうと思っています。

 

 

3/24

 

4 時起床。朝食は 4 時半から。朝イチで空港へ行く人への配慮らしい。早出の人間にとってはありがたいな。朝からガッツリ頂き、お代わりはカレーで〆。腹一杯になったが食べ過ぎ気味だ。

おかずの皿がでかいのはカレ-を乗せるためか?

 

 

友人との待ち合わせのため 6 時過ぎに出るはずだったのに冒険心が湧き起こり、指定されたのと違う電車で行ってみることにした。満腹のため乗り物酔いが頭をよぎったが、ミンティアの力で乗り切ろう。

泊地は蒲田インソ-シャル ここは安いが全室禁煙



蒲田駅前で喫煙。ホテルで吸えなかったので、数本を灰にしてから駅に入る。京浜東北線に乗って東京で乗り換え予定だったが、大宮まで行って高崎線にスイッチし、北本駅で友人と合流。その後は彼の車で撮影ポイントを回る。

雪をかぶった浅間山

 

いつも驚くのは、彼の知識量の多さ。地元でもないのに列車運行の向き、太陽の位置から判断して絶妙なポイントに連れて行ってくれる。さらに人が増えても撮影に支障がない場所まで指定してくれるのだ。あの能力、尋常ではないな。その恩恵を受けて、SL を 3 種撮ることができた。

 

SLレトロぐんま桐生 とっさの判断が吉と出た

秩父鉄道鉄道むすめ「桜沢みなの」10 周年記念ヘッドマ-ク付き そこまでやるか

真岡線SL運行 30 周年記念

真岡鐵道久下田駅 桜が咲いていれば絶好の撮影スポット

 

閑話休題

一つ目の SL の写真を撮る際、離れた場所から菜の花をからめた写真を撮ろうとしていたカメ爺がいた。それに気づいていない女性が爺の写線でタブレット撮影をしようとしていたら、爺は遠くから大きな声を出して場所移動を 2 回求め女性を動かせた。そのせいで私の写線に入り、横に手を伸ばして撮ろうとした。写真に彼女が入り込んだので、とっさにアングルを変えて撮ったのが一、ニ枚目の写真だ。

 

結果として不満のない写真が撮れたのでヨシ。だがこの場合、

・公道でありながら大声で移動を求めた爺

・周囲に注意を払わず写真を撮る女性

どっちがマズいのだろうね?鉄道写真を撮る人のマナー低下が問題になっていて、「言った方」が悪いのか「言われた方」に非があったのかがよく議論されるが、今日のを目の当たりにした身からすると、「どっちも」だな。

 

最近では「言った方」が一方的に悪くなる風潮にある。だからこの場合は爺が悪者なんだろう。でも実際は「言われた方」にも言われるだけの理由がある場合も多い。それなのに言われた方の非を問わない風潮にあるのはなぜだろう?

 

言われた側が自分の過ちをうやむやにすると、思い知らない、だから反省しない、だから学ばない。非常識な言動をする人が増えている理由が少しわかった気がした。

閑話休題

 

 

撮影の途中で昼食を撮る。連れて行ってくれたのはうどん屋。うどんの消費量は香川に次ぐ 2 位は埼玉だ。20 年近く前に川越でうどんを食べて以来(おいしかった!)、2 度目の体験だ。どれ、お手並み拝見といこう。

道沿いの店 駐車場が広いのは人気店の証拠か

 

埼玉、栃木、群馬って舞茸をよく食べるのか?どこのうどん屋蕎麦屋にもあるという印象なのだが。

向こう側にあるのが舞茸の天ぷら

 

で、うどんはと言うと、うまい!こんなだし汁につけて食べる習慣がないので珍しかったというのもあるが、麺の打ち方が田舎風で、これに汁がよく馴染むこと!朝に食べ過ぎたので普通盛りにしたが、大盛りで食べたかったな。明日は気をつけよう。「腹八分目」、大事。

 

 

写真を撮る合間に少し寄り道。杉山城を見に行く。城跡の造りがすごい。土地の高低差を利用しているとはいえ、城としての実用性を考慮した上での完成のイメージ通りになるように測量したり整地したりを、今のような機材がないのにやってのけたのは驚くべきことだと思う。国指定史跡になるのも納得だ。

門や危険防止の策が無いのにも驚き

 

 

埼玉と言えばらきすたは外せないので鷺宮神社に行ってみた。10 数年ほど前に来た時は駐車場には痛車がたくさんいたが、さすがに今回は 0 。らきすた熱は落ち着いたようだが、連載 20 周年で再び盛り上がるか?注目しておこう。

大きな神社で参拝者が途切れることはない

通りにはこんなものが これは最新作

 

 

その後もう一ヶ所気になっていた場所、ザ・ヒロサワ・シティへ。飛行機やバイク、列車を展示していたりゴルフ場や美術館、コンサートホールがあったりで、わけわからないところという情報で興味が湧いていた。今回近くを通ったので寄ってもらったのだが、うーん、何がしたいのかワタシもよくわからなかった。シティエリアに入るのは無料だし土産物やグッズ売り場がないので、売上の収益を求めているようには見えない。だからといって展示に手を抜いているわけではない。統一した方向性やコンセプトがあるわけでもなさそうだ。

で、メインはなんだろう?

 

なんか、社員がやりたいと言ったことに対してそれぞれに予算を与え、好きなように作らせて運営させているようなフシがある。だからだろうか、カオス感すら感じるのは。二人で首を傾げながら退出した。

 

 

行程を消化した後は北本駅まで送ってもらい、高崎線京浜東北線と乗り継いで蒲田に戻り、日高屋で夕食。この店は地元にはないので新鮮だ。昼食が少なめで腹が減っていたので、肉野菜炒め定食(ご飯大)と餃子。美味しかった。

地元にもできないかなあ

今日の夕食は肉野菜炒め餃子

 

 

コンビニで飲み物を仕入れ、ホテルに戻って喫煙所で一服。このホテルには喫煙室で予約していたのだが、「全室禁煙になったのですみませんが・・・」という連絡をもらったのが一週間前。いまさら他のホテルを予約できない(高い!)ので、諦めた。部屋でタバコを吸いながらだらだらするのが楽しみの一つだったので、それができなくなったのは残念だが、喫う本数が減るのは健康面ではプラスかな。代わりに無料ティーバッグのお茶を飲みながらだらだら。

 

 

本日の歩行距離:6.8 km

 

 

本日の振り返り

 

移動中の車内ではまずワタシの転勤のグチをひとしきり聞いてもらい、あとはそれぞれが今後の人生計画を話し合った。彼はワタシより 1 歳上なので役職定年を迎えるが、その後の身の振り方についての方向性はすでに決めている。ワタシはあと 5 年勤務する予定なので漠然としか考えていなかった。でももう考える時期なんだろうな。

 

定年後はバイクに乗る、釣りを始める、旅行に行くという人がいるが、それからではなかなか難しいのではないだろうか。収入の減少や体力の低下により、断念することが多いと聞く。なので 50 代の時から始めてトライ&エラーを経験しながらノウハウを身につけて、定年後から本腰を入れた方がいいらしい。もし今後、やりたいことができたら早めに始めてみたい。いや、それよりも収入源を探す方が先か。

 

こんなことを話したり考えたりすることができたので、今日は転勤のショックを忘れることができた。持つべきものは友人だな。助かった気分になった。

 

 

続く。