paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

Tiger Explorer トラブル備忘録 第1章 その1

 

f:id:paradoxrider:20210309194536j:plain

わたらせ渓谷鐵道 沢入駅

こちらは冬期間を脱出し、最低気温が2ケタという過ごしやすい気候になってきました。週末の土曜は買い物があったため車で外出しましたが、バイクで出かけなかったことが悔やまれます。

 

ついでにいつものラーメン屋(王王軒)に行った時のこと。ワタシの後ろに常連の老夫婦らしきペアがいました。食べている途中に旦那さんが

 

「あぁ、おいしいねぇ・・・・・」

 

と奥さんに言っているのが聞こえました。文字でしか表せないのが残念ですが、自分の正直な気持ちを心の底から相方に伝えているのが、その声のしみじみ具合からよく伝わってきました。

 

「客が店を作る」という言葉があります。あんな声でおいしさを伝える客が常連でいるなんて。そりゃ王王軒、美味しいわけだわ。

 

 

 

さて、Tiger Explorer のトラブル記録です。

 

2012 年 10月 に乗り始めました。今までこのブログに書いてきた通り、気持ちよい走りにすっかり心を奪われ、気温的にはツ-リング向きではない季節でも日帰りであちこち出かけていました。

 

桜が咲く頃には、夏にはこのバイクで北海道を走りたい!と思うようになり、ならばと身体を慣らすために走行距離を伸ばしている(約4000km)と、あることに気づきました。

 

 

「エンジン、うるさくね?」

 

 

もともと静かなエンジンではないのですが、4 月頃には気になるメカノイズが・・・

 

 

ペタペタカタカタペタペタペタペタカタペタカタペタカタカタカタペタペタペタ

 

 

という音がはっきりと聞こえ出したのです。

 

 

 

「この音、どっかで聞いたことがあるなぁ?」

と記憶を探っていたところ、脳内検索でヒットしました! タペット音です!

 

学生の頃、バイクサ-クルの友人が XT 125 (HONDA) に乗っていまして、その彼が「バルブクリアランスがしょっちゅう狂う。」とぼやきながら調整をしていたのを思い出したのです。

 

 

「いや-、あれから 30 年以上たってるし。現代のバイクは 4000km 程度ではそんなトラブルは起きんだろう」

 

と思ったのですが、念のためサークルOB会のメーリングリストで尋ねてみました。

結果、

 

「たかが走行距離4000km でタペット音? んなはずあるかい!」

「今の機械の精度はすごいぞ。甘く見るな。」

「外車ならフツ-だろ? 気にしたら負け。」

「耳鼻科へ行け。」

 

など、自分のバイクに関係が無いとみるやテキト-なことを言う方々が多数。

 

 

でもまあ、

・保証期間だから言わなきゃソン

・ワタシの見立てが正しいか確認したい

・北海道ツ-リングで不安を持ちたくない

という理由で、とりあえず赤男爵に持っていきました。

 

 

ワタシ:あの-、エンジンから気になる音がするんですが・・・

店 員:どんな音です?

ワタシ:タペット音みたいな、ペタペタカタカタ という音なんですが・・・。

店 員:ふうむ・・・(エンジン始動)・・・ 、あー、確かに。シムの手配をします 

    ので、届いたら連絡します。

 

 

ほらぁ、やっぱりぃ!

 

 

 

でも 4000 km ぐらいでシムの交換って・・・。

 

この日が外車トラブルの洗礼初体験になりました。

 

ここで気になる問題がひとつ。

 

 

 

部品はいつ来るんだ???

 

 

 

以下「その2」に続く。

 

では。