12 月の第2週になりました。上の写真は2年前の今頃のもの。土曜の夕方に那覇基地に入り、ナイトフライトを見るつもりでしたが、この写真を撮った直後から風雨が強くなり、南国とはいえ急に寒くなったのを覚えています。当然ナイトフライトは中止。その放送を聞いて観客が帰り出した頃、何のアナウンスもナシでいきなり F15 が 2 機爆音を上げて離陸していきました。
あれはスクランブルだったんでしょうね。ここが最前線だということをあらためて実感しました。
2020、2021 と那覇エアフェスタはコロ助のせいで中止になりました。来年は開催できればいいなぁ。2年やっていないのだから、何かサプライズがあることを期待します。嘉手納から F22 と F35 が来るとか・・・。
さて、ワタシの物欲をくすぐるモノの2つ目です。結論から言うとそれは
バイク
です。
ワタシのバイクとの付き合い方は、月に1回程度のお散歩ツ-リング、年に3回ほどのお泊りツーリング(GW、夏休み、10 月ごろ)をして楽しむというものです。例のヤツのせいでこの2年間はこのペ-スが崩れていますが、騒ぎが収束したら元に戻ることでしょう。
今までの記事で書いてきた通り、Tiger Explorer は乗っていて楽しいし、長距離ツ-リングも楽。ほんと-に良いバイクだと思っています。ただその重量が災いして、取り回しが非常にキツくなってきました。未だに転倒は経験していませんが、立ちゴケの危機は数えきれないほど。重量と重心の高さが負担になっているのも事実です。
ということで、実はこの数年間買い替えを考えていました。「おをっ、これはっ?!」と思ったバイクもありましたが、「買ってもいいかな」と思ってよくよく調べてみると、割と早い段階で「これはダメだな」と思うものばかり。どんなバイクで悩んだかというと、
ヤマハ:MT-10
マッチョさ具合が男らしくてカッコイイ!と思いましたが、長距離ツーリングに出たらフルカウルが欲しくなるのは目に見えています。なのでボツ。
カワサキ:NINJA 1000 SX , VERSYS 1000
実用性がありそうだし長距離ツ-リングにもマル。でも販売店が少なすぎ。四国には1軒のみ。ツーリング先でのトラブル対応も絶望的。なのでボツ。
ホンダ:CB1300SB
デカイ図体が魅力的。なんといっても世界のホンダ。心動きましたが、重量は Tiger Explorer とほぼ同じなので買い替えの意味なし。なのでボツ。
スズキ:V-Strom 1050 XT
アドベンチャ-タイプの乗りやすさを知ってしまった今、デザイン的に一番惹かれたのがコレ。でもどうしてもスポ-クホイ-ルなのが許せません。なのでボツ。
TRIUMPH : Tiger 1200
正常進化した新型です。ワタシのより軽いし、デザイン的にも性能的にもいいんですけどねぇ・・・。でもお値段が・・・。なのでボツ。
BMW : R1250 GS
「王者」と言われるバイクを味わってみてもいい頃かなという気持ちがありました。コンプレックスからということではありません。ただ、お値段が・・・。なのでボツ。
などなど。「あ、これ、よさげ」→「あ、これはダメだ」という思考を何度も何度も何度も繰り返した結果、購入候補車ナシという状況になりました。
ワタシの希望としては
・車重 260kg 未満(Tiger Explorer より軽いこと)
・カウル付き
・クル-ズコントロ-ル付き
・ミッション車(スク-タ-勢全滅)
・ガソリン満タンでの航続距離は 300km 以上
・シートの出来が良い
・前傾がキツくない
・信頼性がある(イタリアとアメリカ、ロシア勢全滅)
・県内に取扱店がある
・販売店が全国にそこそこある
・好みのデザインであること(ガンダム系)
・トップケ-スをつけても変じゃない
・お値段の総支払いが 250 諭吉未満
・足つきが良ければなお良し
と盛りだくさん。
ね-よ、そんなん!
と思っていました。
秋までは。
ある日ネットのニュ-スを見ていると、新型車が発表されていました。その写真を見てびっくり!
「え? この会社の? ウソだろ、かっこよすぎ!!!」
ほんと-に驚きました。このメ-カ-のスーパ-スポ-ツ車はカッコいいのですが、他のジャンルのバイクのデザインときたら・・・。ツーリングスポ-ツのくせにショ-トテ-ルだったり、かつての名車の名を冠しているのにそのデザインの解釈を間違ったりと、昔から性能やコンセプトをデザインでぶち壊しにするのが得意なメ-カ-なのです。いや、「でした」といった方がいいでしょう、このデザインを見せられたら。
ツ-リングスポ-ツの王道的なデザイン。エンジンも GSX-R 系なので、「GT」の名を冠するのに恥じないパワー。シルエットが Ninja に似ていたり、顔つきが YAMAHA 系だったりしますが、用途が同じならデザインが似てくるのはやむをえません。これまでそうじゃなかったのは、単に SUZUKI が変態だったから
というだけのこと。
そして私をノックアウト寸前まで追い詰めたのは、予想されるお値段でした。なんと
諭吉が約160人!!!
少々高くなっても 200 は切るでしょう。
ををををををw、どうする? どうしよう? どうしたら?・・・・・。
まだ市場に出回っていないので十分なインプレはありませんし、実車を見たらどう思うのかというのもわかりません。なので最終決定は 3 月の東京モータ-サイクルショウの時にしようと思っています。チェックすべきは
・シートの出来
・乗車ポジション
・ヘプコ社のトップケ-スステ-のデザイン(Ninja はこれが致命的でした)
の3点です。
もし気に入ったら?
赤男爵にまっしぐら、です。
銀行口座よ、衝撃に備えよ!
では。