paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

2023 走り納め(12/30)、2024 走り初め(1/2)の儀

年末年始の恒例お散歩ツ-リングをやりました。浮足立った雰囲気の中をバイクで走るのは、なんかこちらもそわそわして普段とは違った気持ちになります。走った距離は短かったですが、なかなか思うところの多いツーリングになりました。

 

ではその模様をどうぞ。

 

 

12/30

予報では 12/30 は最高気温は 15℃、快晴。この日を走り納めとしよう。とは言っても特に目的地は無いお散歩ツ-リングだが。

 

8:30 出発

空気圧チェックはやりにくい バルブが「く」の字型に曲がっていてくれたらなあ

ロック解除 準備完了

なるほど、前回と同じ装備だが寒くない。

 

 

まずはワークマンへ寄って頼んでいたものを受け取る。この値段で長丈のソックス!これがあればバイクに乗っている時にスネ毛を見せなくて済む。生産中止というのを聞いて慌てて 2 パック頼んでおいたのだ。

¥1250 でロングソックスが 5 足 お買い得以外の何物でもない

 

続いて年賀状を出す。パソコンを変えたので宛先を最初から入力しなおしていて遅くなったのだが、郵便局には投函待ちの同志が多数いてちょっと安心。

すみません、次回から気をつけます

気温が高いので山道の凍結は無いだろうと R438 を南へ走っていくと、陰になっている道端は凍っていて、白い部分が進むにつれ広くなってきていた。ここは転進だな。Uターンして西へ向かう。林間の道だが凍結はなし。よかったよかった。

 

R319 に入り K5、R377、K8、K9 と走り継ぐ。

冬枯れの景色 沁みるねぇ

 

年末なので、帰省限定ドライバ-ツレにイイところを見せたい初心者ドライバ-孫を乗せて満面笑顔のジジババドライバ-など、トラップが一杯だろうと思い、幹線道路はできるだけ避けて走った。

 

途中で豊稔池を見て

ドイツあたりの城みたい 行ったことはないが

さらに西進。

四国中央市の製紙工場群


結局四国中央市でお散歩ツ-リングのタイムリミット(片道 2 時間まで)は終了。本屋によって正月に読む本を買っておく。

これはたぶん「積読」になりそう

 

 

11 時が近くなると交通量が激増。敵ドライバ-が本格的に動き出したのだろう。でも昼飯時になると彼らもその活動を一時中止をするはず。それまではこのお散歩ツーリングの真骨頂、「適当に走る」を実施。

 

「この道、細いけどどこに続くんだ?」「この道は走ったことないなあ」「あ、こんな道、できたんだ」と思ったら迷わず突入。ただし先週は曲がった先にパンダさんが待ち受けていたので、看板はよく見ておこう。

 

1 時間以上、未開路を探索して走り回ったが楽しかった。突然海に出る、

この港には何度も突き当たってしまった

民家の庭で行き止まりになっている、同じところをぐるぐるまわる、などなど、意外性が盛りだくさんで退屈しない。

 

これ、TIGER の時もやっていたが、降車しての取り回しの重さのため、その恐れのある細い道に入るのは躊躇していたが、GT ならガンガンいける。ただ、元気な排気音のため、民家が密集しているところでは反響して相当うるさい。こういう道では 6 速でのアイドリング走行ができるのはありがたい。これホントに SS 由来のエンジンか?

 

 

ファミレスやファーストフ-ド店、うどん屋が満員になると路上の車は減る。今がチャンスとばかり R11 を東進するが、あまりにも退屈だったので海沿いの道に入る。ベタ凪の瀬戸内海を左手に見ながら、ワインディング走行。前回のブログでも述べたワタシの課題、バンクと体重移動のタイミングのズレを無くすための練習に専念し、何かつかんだ気になった頃、自宅に着いた。続きは走り初めで、だな。

 

 

本日の走行距離:195.6km

 

距離以上に楽しかった

 

 

(1/1)

年が明けて元旦は実家訪問し、あとは自宅で録りためていたアニメ見放題。ん?なんか揺れてない?と思ったらしばらく横揺れが続きました。ちょっと長いな、これは大規模な地震なのでは?と思っていると、しばらくしてスマホの警報が鳴りっぱなし。案の定日本海側でかなり大きな地震があり津波の恐れもあると聞いたので、その後はテレビ放送に切り替えずっと情報収集をしていました。

 

大きな被害が出ているみたいですが、混乱しているため現地の被害状況の把握はまだできていないようです。関係機関には1分1秒でも早く対処してもらいたいと切に願います。

 

被災者の方々はこの寒い中で大変な思いをしていることでしょう。今は無事に生きていくことだけを考えて、とりあえずの目先の問題に対処していってほしいと思います。大丈夫です、助けは必ず来ますから。

 

遠い四国の地から、お見舞いと応援を申し上げます。

 

 

1/2

天気は晴れ、最高気温は 14 ℃。絶好のバイク日和だし、走り初めにはうってつけのコンディションだ。特に目的地も考えていないのでゆっくり準備をしていたが、今日はいつも行くお宝ショップの初売り日ということに気付き、急にキビキビと動くようになった。結局 8 時出発となった。

発進準備よし!

寒いので水蒸気がたくさん

まずは温まろう



普段は土曜日に出かけるのだが、通勤の車も多くなかなか先に進めない時が多い。でも今はまだ正月、仕事に行く人も少ないだろうから混んでないだろう・・・

 

と思った私が甘かった。初詣でに行く車、県外から帰省した車、買い物に行く車、ドライブに行く車などなどで、ワタシの通る道はカオス状態になっていた。

 

 

それぞれの道には、走る時の作法があると思っている。「この道では中央分離帯でUターンする車が多い」とか「この道は曲がった先に見えにくい信号があるから減速すべき」、「この先は飲食店が多いので左車線は常に渋滞」など、初見の人ではわかりにくいものもあるが、道の先や他車の動きを見ていると予想できるものも少なくない。

 

ところが快適装備や安心装備に慣れてしまったドライバ-(ライダ-)は自分で考えることが少なくなり、危険予測の能力が明らかに落ちている。加えて最近の自己中心的な思考パタ-ンが運転にモロに表れるようになっており、路上は殺気立っているように感じる。

 

そこに不慣れな車が入ってくるとどうなるか。知らず知らずのうちに非常識な動きをしてしまい、加害車になるのだ。

 

今回は特にそれを強く感じた。そうならないようにと自分を戒めるのと同時に、このように感じるのは危機が身近に迫っている証拠かもしれないと思い、過剰なくらい安全に留意して走った。

 

 

ハミ禁の道が続き、思ったより前に進まないエリアを越えると同時にアクセル ON。A モ-ドの GT は吹っ飛んでいく。150 PS というのはワタシのバイク歴の中でも最高馬力なので、急加速時はいまだに身構えてしまう。でも最近のバイクは 200 ps のものもある。これってアクセルをガンッて開けたらどうなっちゃうんだろうね?

 

山間のワインディングは交通量も少なく快適だったが、ばあちゃんに会いに帰省して来た若夫婦や寄合でお酒を召し上がった若い衆が車で走っているかもしれないと思うと、自然と常識的なスピ-ドに下がる。ワタシの妄想癖は一応役に立っているんだなあ。

 

開店から 10 分遅れで店に到着。

クルマが少ない 近隣のお宝ショップに客を取られたか?


案外空いてるな。転売ヤ-のねえちゃんはいなかったが、腐女子貴腐人の方々が多く見られた。そういえばこの店の品ぞろえもだいぶそちら向けになっている。嗚呼、ここも男にとっては肩身が狭い場所になってくるのか。

 

しかしこの店では、いい歳をしたオッサンがフィギュアコ-ナ-の前にいても、彼女らはフツ-の視線を飛ばしてくる。一般量販店で中高生が浴びせかける、警戒心と嘲笑が混じったものではない。同類のオスだと思ってるんだろうな。それはそれでどうかとも思うのだが。

 

こまごまとしたものを購入。すでに持っているものだが、まあ正月のご祝儀ということで(意味不明)。

5つほど・・・



さあて、もう一軒。こちらはクレ-ンゲ-ムのフィギュアが充実している。欲しいのが見つかったがまだちょっと高いな。でも「フィギュアとの出会いは一期一会」。今まで買わずに何度後悔したことか(売り切れ、価格高騰など)。ええい、正月だ、買っとけ買っとけ(意味不明)。ということで新規お二人さま、ごあんな-い。

ウマ娘」と「推しの子」 人気作の新作の割には安いかな



さあ、買い初めは終わった。あとは走り初めの続きだ。とりあえず徳島でもお散歩ツ-リングの流儀、好きなところを気ままに適当に走る というのをやってみた。大きい寺社のある所は大渋滞なので、それを避けてできるだけ人の居なさそうな所を走ったが、なかなか気分が良かった。特に一面冬枯れをしている場所は趣があって最高だった。

沁みるねえ(2回目)


なんのことはない、田んぼの中の一本道なのだが、多すぎるぐらい語りかけて来るような道だった。いい道を見つけたが、この季節限定なのかもしれないな、あの言葉を感じられるのは。

 

 

そのまま戻ってもよかったが、幹線道路を走るのはカンベン。なので国道から一本外れた海沿いのワインディングを走破しよう。

国道沿いにある看板 朝ドラでおなじみ笠置シヅ子



この道は何度も走っているのでそう緊張はしないが、アップダウンやヘアピン、路面の荒れなどのお楽しみが多く、気を抜くとエライ目にあう。

まずは手始めにこんな道から

このような道を走り継いでいくと、いよいよメインステ-ジ、海沿いワインディングが始まる。なかなかのトリッキ-な道なので、気を抜くヒマなんてない!それでも旧道で 1 車線分の車幅しかなかった時に比べると天国のような道なのだが。

見晴らしはよくないが、開けている所もある

 

そんな道になったおかげで、道沿いには別荘や保養施設が多く、個性的な建物が多くみられるのも楽しい。が、自転車乗りも増えたので、ある意味昔より走行には注意が必要だ。平気で下りでセンタ-を割ってくる輩も多いので、車と同じくらいアブナイのだ。サイクルウエアを着ていてもみんながみんなきちんと走っているとは限らない。あ、でもこれはバイクも同じか。

 

山道をクリアしたら満足して賢者モ-ドになり、あとはのんびりと市街地走行。途中脇道に逸れて道端で売っているみかんを購入し、

もうシ-ズンの終わりらしい


無事帰宅。

 

 

本日の走行距離:254.6km

 

割に走ったな

 

次回の更新は 1/13 の予定です。

 

では。