paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

年度最後のけじめ 「東京の仇を徳島で討つ」お花見ツーリング

先週末、バイクで出かけました。令和 5 年度の走り納めにするつもりでしたが特に目的もなかったので、いつものあてどないお散歩ツ-リングになるかと思っていました。

 

そんな予定のワタシに気遣ってか、とうとう桜の開花宣言が金曜日に出ました。でも満開までは一週間ぐらいかかることだし、見に行くのは来週かな・・・、あれ、来週末は予定が入っていますね、どうしましょう・・・?

 

あ、あそこならたくさん桜があるから、気の早い連中はもうイイ感じで咲いているのではないでしょうか?ダメ元で行ってみましょう。

 

ということで、行ってきました、徳島の神山町へ。ではツーレポをどうぞ。

(東京レポ-トは次回に)

 

 

3/30

 

例年より一週間遅い開花宣言が出たのが金曜日。ということは、今か今かと待ちわびていた老若男女が、ゲートオ-プンして一斉にスタ-トする競走馬のように各地へスタ-トダッシュかますのは翌日の土曜日になるだろう。実際は花がいくつか咲いているだけなので見頃には程遠いのだが、それでもけじめとして見に行きたくなる気持ちはわかる。

 

ただ、この開花宣言とはソメイヨシノのものであって、他の桜とは関係ない。であれば、「桜を見たい!」というだけならすでにガンガン咲いているものを見に行けばいいのではないか?もしかしたら周りの桜につられるように、つい咲いてしまったソメイヨシノもいるかもしれないし。

 

となれば、桜の名所である神山町が目的地になるのは当然の流れ。ここは町内のあちこちに桜があるので、町全体が桜の名所なのだ。それだけに訪れる人も多く、町内の道の駅は 10 時を過ぎると満車になって入れなくなることも珍しくない。

 

ということで、いつもより 1時間早く出発。気温が上がるらしいのでワークマンの 360° リフレクトと GOLDWIN のオーバ-パンツはお休み。代わりに

上:ワークシャツ+Triumph ジャケット(インナ-付)

下:児島ジ-ンズ 23oz

という出で立ち。もうトライアンフに乗っていないのでこのジャケットを着るのはどうかとも思うのだが、出来が良いので使い続けるつもり。まあ地味なので誰も気づかないだろう。ジーンズはようやく 23 oz のがデビュ-。糊を落としていないが実用には問題ないのでそのまま使う。

 

 

いつものように解錠、空気圧点検、撮影という一連の出発の儀を済ませ

かっこいいなあ・・・ でもなぜこの色が廃番に?

発進!

 

 

まだ朝早いので交通量は少な目。でも年度末・月末なのでパンダさんたちの行動は活発になっているはず。もうこれ以上の点数を献上するわけにはいかない。今後の楽しいツ-リングのためには一時の快楽に身をゆだねてはならない。他の車の流れに埋没するように走る。

 

今まで何度も言っているが、この GT は低速域でも粘るエンジンなので遅い車の後についてもあまりストレスを感じない。この特性はツーリング時、とりわけ見知らぬ街を走る時にはとても助かる。旅先での走行中にイライラするのは思った以上に危険なので。

 

 

R11 から R193、土柱脇を走る県道を東へ。この道はいつ走っても気持ちいい。並行して走る K12 は幹線道路なので面白みに欠けるが、こちらはゆるいカーブが続くワインディング。アップダウンも適度にあるので退屈しない。でも作業車や自家用車も多く走っているので、高いギアを使って流して走る方が楽しいし安全だと思う。

途中にあった桜 これならこの先は期待できる

 

 

その後 R318、K20 と走り南下。神山町に入るとすぐに桜並木が始まる。もうすでにかなり咲いており、多くの人がカメラを構えて撮影にいそしんでいた。

神山町に入ってすぐ、桜がお出迎え

 

R439 に入り西へ、つまり剣山方面に行ってみる。この暖かさならもう雪はないのではないかと思って。途中にも咲いている桜がいくつかあり

神山町には枝垂桜が多い 見事!

目を奪われる。交通量が少ないのでトロトロ走ろうが道端に停めようが問題ないので助かる。どんどん先に進むと桜もなくなり交通量もさらに少な・・・、ん?それにしても少なすぎだ。念のためネットで調べると、 3 月 31 日まで通行できないとあった。あらら、撤収だな。

 

 

R439 を東へ戻る。このあたりも枝垂桜がたくさん。

これも見事

でも引いて見ると

政党の看板が・・・ 無粋の極み


こんなところに立てると目を引くだろうが、マイナス効果になるということがわからないのだろうか?そんな人が政治家に?御冗談を(笑)。

 


道の駅 温泉の里神山へ。10 時過ぎに到着したがすでにたくさんの人。なんとか入れたが、その後すぐ満車に。あきらめて素通りする車がたくさんいた。地元の人が作っているお菓子や総菜をいくつか買う。スーパ-の方が安いのだが、こういう所でしか食べられない素人が作った家庭の味というのも捨てがたく、ついつい買い込んでしまう。ま、ケースがあるから持ち帰りが容易だからというのもあるのだが。

駐車場の桜 ビュ-ティホ-!!!

 

いつまでも駐車スペ-スをふさいでいるのも悪いな。さて、出よう。出たとたんにメータ-の温度計を見て驚く。

そうはならんやろ・・・

センサ-はエンジンの近くにあるのかな。しばらく走ると下がったのでひと安心。

 

 

腹が減ったのでご飯を食べよう。徳島市内へ行くことにする。

途中にあった桜舞台 「普通車まで通行可」?

いや、これ、無理だろ 対向車が来たらどうするの?

桜はこれで終わり 新しい年度に向けて気持ちを切り替えよう

 

 

気温はぐんぐん上がり 20 ℃ 台半ばを超えて、体感的には 6 月ぐらいになった。 次のロングツ-リングでもこのぐらいの気候になっていてほしいものだが、インナ-付のジャケットを着ている今日は風に当たっていてもかなり暑い。それなのに久しぶりに三八のラーメンが食べたくなった。行くか。・・・だが場所がわからなくなったので断念し、途中にあった店に入る。

そば専門店とは珍しい

焼きそばは大好きなので、脊椎反射で左親指がウインカ-を出した。店に入ると券売機で食券を買うのだが、セットか単品か、味付け、大きさ、トッピングなどなどをチョイスして機械を操作しなければならない。前の家族連れがやっているのを見ていたが、それはもう複雑で・・・。お父さんらしき人があきらめて順番を譲ってくれた。

 

店側とすれば人件費の面では券売機で選んでもらうのがいいのだろうが、客からすればメニュ-を開いてゆっくり選びたい。今の券売機は、一つを選ぶと他品との比較ができなくなるし、それに付随する条件のチョイスは階層を下がらなければならない。なので途中から訳が分からなくなる上に、取り消すと初めからやり直しで時間がかかってしまうという、客に厳しいシステムになっている。このアーキテクチャの進化を強く期待する。

 

ワタシの機械の扱いを見るお父さんの視線を感じつつ、無事オ-ダ-完了。内容は

・定食形式(ご飯とみそ汁、お茶付き)

・ご飯は中盛

・焼きそばは熟成キムチ焼きそば

・1.5 玉

・ソース味

・ガーリックチップをつける

というもの。まあ無難と言えば無難な構成。メニュ-を開けたならもっと冒険していただろうに。

 

で、きたのがコレ。

おいしそうである お茶は缶茶

 

実際おいしかった。さすがは専門店、チェ-ン店の中華料理屋のよりは明らかに旨い。ただ、これで ¥1450 というのはちょ-っと高いかな。昼過ぎなのに客の入りが半分というのもやむをえまい。

 

 

では腹ごなしにお宝ショップで宝探しをしようかな?

春休みに入ったので商品の出入りも活発なはず。

→ ということは店も新商品を置きたいだろうから在庫は持ちたくないはず。

→ ということは値下げをしているはず。

行くか。

 

 

・・・行ってよかった。3つゲット。

「推しの子」「青ブタ」「ウマ娘」 満足である

 

道の駅で買ったものがパニアケ-スに入っていたので、彼女たちはトップケ-スにご案内。収納力が高いとやっぱり便利だな。北海道ツ-リングではシートバッグはいらないかも。

 

 

帰りに赤男爵に寄ってオイル交換。5000 km 走ったしね。30 分くらいで完了し、費用は ¥900 。Tiger の時の方が高かったのはなぜ? GT はフルカウルなのに??

 

待っている間に「ガハハおじさん」が来ていた。店員をつかまえ大きな声で世間話をして大きな声で笑っている。以前はそういう人を見るとイラっとしていたが、最近ではあの豪放さやあっけらかんとした態度がうらやましく感じるようになってきた。気付かないうちにセルフ抑圧をしているのだろうか?ちょっと気をつけておこう。

 

 

今日は左コ-ナ-を怖く感じてバンクできなかった。でも帰宅してタイヤの接地跡を見ると左右はほぼ同じ。自分の感覚ってアテにならないんだなあ。

アマリング、広め 

 

 

本日の走行距離:288 km

満タンでなんとか 300 km は走れそうだ

 

 

次回のアップはお出かけのため 1 回休んで 4/9 になる予定です。

では。

恒例、春の東京行き 2024/3/24

明日から新しい職場です。どうも落ち着きません。とりあえずなんとか 2 年間は乗り切っていこうと思っています。

 

 

3/24

 

4 時起床。朝食は 4 時半から。朝イチで空港へ行く人への配慮らしい。早出の人間にとってはありがたいな。朝からガッツリ頂き、お代わりはカレーで〆。腹一杯になったが食べ過ぎ気味だ。

おかずの皿がでかいのはカレ-を乗せるためか?

 

 

友人との待ち合わせのため 6 時過ぎに出るはずだったのに冒険心が湧き起こり、指定されたのと違う電車で行ってみることにした。満腹のため乗り物酔いが頭をよぎったが、ミンティアの力で乗り切ろう。

泊地は蒲田インソ-シャル ここは安いが全室禁煙



蒲田駅前で喫煙。ホテルで吸えなかったので、数本を灰にしてから駅に入る。京浜東北線に乗って東京で乗り換え予定だったが、大宮まで行って高崎線にスイッチし、北本駅で友人と合流。その後は彼の車で撮影ポイントを回る。

雪をかぶった浅間山

 

いつも驚くのは、彼の知識量の多さ。地元でもないのに列車運行の向き、太陽の位置から判断して絶妙なポイントに連れて行ってくれる。さらに人が増えても撮影に支障がない場所まで指定してくれるのだ。あの能力、尋常ではないな。その恩恵を受けて、SL を 3 種撮ることができた。

 

SLレトロぐんま桐生 とっさの判断が吉と出た

秩父鉄道鉄道むすめ「桜沢みなの」10 周年記念ヘッドマ-ク付き そこまでやるか

真岡線SL運行 30 周年記念

真岡鐵道久下田駅 桜が咲いていれば絶好の撮影スポット

 

閑話休題

一つ目の SL の写真を撮る際、離れた場所から菜の花をからめた写真を撮ろうとしていたカメ爺がいた。それに気づいていない女性が爺の写線でタブレット撮影をしようとしていたら、爺は遠くから大きな声を出して場所移動を 2 回求め女性を動かせた。そのせいで私の写線に入り、横に手を伸ばして撮ろうとした。写真に彼女が入り込んだので、とっさにアングルを変えて撮ったのが一、ニ枚目の写真だ。

 

結果として不満のない写真が撮れたのでヨシ。だがこの場合、

・公道でありながら大声で移動を求めた爺

・周囲に注意を払わず写真を撮る女性

どっちがマズいのだろうね?鉄道写真を撮る人のマナー低下が問題になっていて、「言った方」が悪いのか「言われた方」に非があったのかがよく議論されるが、今日のを目の当たりにした身からすると、「どっちも」だな。

 

最近では「言った方」が一方的に悪くなる風潮にある。だからこの場合は爺が悪者なんだろう。でも実際は「言われた方」にも言われるだけの理由がある場合も多い。それなのに言われた方の非を問わない風潮にあるのはなぜだろう?

 

言われた側が自分の過ちをうやむやにすると、思い知らない、だから反省しない、だから学ばない。非常識な言動をする人が増えている理由が少しわかった気がした。

閑話休題

 

 

撮影の途中で昼食を撮る。連れて行ってくれたのはうどん屋。うどんの消費量は香川に次ぐ 2 位は埼玉だ。20 年近く前に川越でうどんを食べて以来(おいしかった!)、2 度目の体験だ。どれ、お手並み拝見といこう。

道沿いの店 駐車場が広いのは人気店の証拠か

 

埼玉、栃木、群馬って舞茸をよく食べるのか?どこのうどん屋蕎麦屋にもあるという印象なのだが。

向こう側にあるのが舞茸の天ぷら

 

で、うどんはと言うと、うまい!こんなだし汁につけて食べる習慣がないので珍しかったというのもあるが、麺の打ち方が田舎風で、これに汁がよく馴染むこと!朝に食べ過ぎたので普通盛りにしたが、大盛りで食べたかったな。明日は気をつけよう。「腹八分目」、大事。

 

 

写真を撮る合間に少し寄り道。杉山城を見に行く。城跡の造りがすごい。土地の高低差を利用しているとはいえ、城としての実用性を考慮した上での完成のイメージ通りになるように測量したり整地したりを、今のような機材がないのにやってのけたのは驚くべきことだと思う。国指定史跡になるのも納得だ。

門や危険防止の策が無いのにも驚き

 

 

埼玉と言えばらきすたは外せないので鷺宮神社に行ってみた。10 数年ほど前に来た時は駐車場には痛車がたくさんいたが、さすがに今回は 0 。らきすた熱は落ち着いたようだが、連載 20 周年で再び盛り上がるか?注目しておこう。

大きな神社で参拝者が途切れることはない

通りにはこんなものが これは最新作

 

 

その後もう一ヶ所気になっていた場所、ザ・ヒロサワ・シティへ。飛行機やバイク、列車を展示していたりゴルフ場や美術館、コンサートホールがあったりで、わけわからないところという情報で興味が湧いていた。今回近くを通ったので寄ってもらったのだが、うーん、何がしたいのかワタシもよくわからなかった。シティエリアに入るのは無料だし土産物やグッズ売り場がないので、売上の収益を求めているようには見えない。だからといって展示に手を抜いているわけではない。統一した方向性やコンセプトがあるわけでもなさそうだ。

で、メインはなんだろう?

 

なんか、社員がやりたいと言ったことに対してそれぞれに予算を与え、好きなように作らせて運営させているようなフシがある。だからだろうか、カオス感すら感じるのは。二人で首を傾げながら退出した。

 

 

行程を消化した後は北本駅まで送ってもらい、高崎線京浜東北線と乗り継いで蒲田に戻り、日高屋で夕食。この店は地元にはないので新鮮だ。昼食が少なめで腹が減っていたので、肉野菜炒め定食(ご飯大)と餃子。美味しかった。

地元にもできないかなあ

今日の夕食は肉野菜炒め餃子

 

 

コンビニで飲み物を仕入れ、ホテルに戻って喫煙所で一服。このホテルには喫煙室で予約していたのだが、「全室禁煙になったのですみませんが・・・」という連絡をもらったのが一週間前。いまさら他のホテルを予約できない(高い!)ので、諦めた。部屋でタバコを吸いながらだらだらするのが楽しみの一つだったので、それができなくなったのは残念だが、喫う本数が減るのは健康面ではプラスかな。代わりに無料ティーバッグのお茶を飲みながらだらだら。

 

 

本日の歩行距離:6.8 km

 

 

本日の振り返り

 

移動中の車内ではまずワタシの転勤のグチをひとしきり聞いてもらい、あとはそれぞれが今後の人生計画を話し合った。彼はワタシより 1 歳上なので役職定年を迎えるが、その後の身の振り方についての方向性はすでに決めている。ワタシはあと 5 年勤務する予定なので漠然としか考えていなかった。でももう考える時期なんだろうな。

 

定年後はバイクに乗る、釣りを始める、旅行に行くという人がいるが、それからではなかなか難しいのではないだろうか。収入の減少や体力の低下により、断念することが多いと聞く。なので 50 代の時から始めてトライ&エラーを経験しながらノウハウを身につけて、定年後から本腰を入れた方がいいらしい。もし今後、やりたいことができたら早めに始めてみたい。いや、それよりも収入源を探す方が先か。

 

こんなことを話したり考えたりすることができたので、今日は転勤のショックを忘れることができた。持つべきものは友人だな。助かった気分になった。

 

 

続く。

恒例、春の東京行き 2024/3/23

年度末、東京モ-タ-サイクルショ-と桜の2本立てを楽しむ旅行に行ってきました。が、その直前に驚きの人事異動が!残りの勤務年数があと5年ということでこのまま残留かなと思っていたので、異動者として名前を呼ばれた時は驚きました。

 

転勤先はかつて勤めていた職場で、当時のそこは人間関係が最悪で、管理職とは何度も怒鳴りあいの喧嘩をしていた所なのです。そのあげくに左遷のような扱いを受けて放り出しやがった所なのに、なんで今さら・・・。今の仕事も 11 年続けてようやく浸透できてきたので、業務内容が違う以前の職場に戻るなんて想像もしていませんでした。希望も出していませんでしたし。

 

もちろん当時の人たちはいなくなって環境は改善されているでしょうし、20 年以上続けてきた業務に戻るだけですので大したプレッシャ-は無いのですが、今の環境が良すぎてそこから離れることがとても辛いです。さらに仕事のスケジュ-ルが異なるので、今までのようなペ-スで旅行ができなくなるのは確実です。早速 GW の予定は変更となりました。さて、北海道ツ-リング、行けるのかなあ・・・?

 

 

3/23

 

雨の出発。転勤ショックも相まってテンションは低い。なので一つ忘れ物をした。大したものではないので問題はないが、気を引き締めておこう。

 

空港は大混雑。家族連れや若者が多く、夢の国の話で大盛り上がり。それに比べて自分は・・・とネガティヴになっている。いかん、いかん、悩んでいてもどうしようもない。この 4 日間は楽しもう。

本日の機材も 737

 

天気が悪かったためか上昇中と下降中に揺れたが、水平飛行中は穏やかなもの。しかし雲が厚くて富士山は全く見えず。残念。

さあ出発!

曇天 これから先、雲しか見えなかった



東京も雨だが、外を歩くことはあまりない予定なので気にしない。羽田空港第一ターミナルからバスで東京ビッグサイトへ。

このバスに乗るのも久しぶり


東京モーターサイクルショー
を見るためだ。渋滞もなかったので早く着きすぎ、ステージ前で座って待機するが、その間にも続々人が集まって来る。あの人たちがみんな入ってから入場しよう。

イメ-ジ画の雰囲気がいつもと違う

行列待ち中

いつもの白バイ展示

ゆるキャン△ コーナ-

 

 

10:30 に入場した。では片っ端から見ていこう。以下、写真とともにどうぞ。

こういう遊びゴゴロ、好き

ハブステアのメカメカしさには魅かれる 価格には魅かれない

ヤマハ ヘッドライトが小さいのは最近のトレンドだが・・・ 小さすぎ!

MT-10  ヤマハの中ではこれが一番好き ライポジは GSX-S1000GT より前傾

懐かしさを感じるカラ-リング ヤマハはこういうのがうまい

充電中の電動バイク

EVA カラ-

一目でカワサキとわかるデザイン

ウラル 路上では一度だけ見た

フロントのスポイラ-(?)が派手 デザインも派手

とうとう来たな、ワークマン!

児島ジ-ンズも!

ハ-レ-の教習車 イメ-ジが・・・

TT100 懐かしいなあ

バリ伝 懐かしいなあ

イタルジェット なぜ彼らのデザインはこんなにもイケてるのか

ベネリ これもいいデザインだと思う

日本一周のバイク GS なら余裕か

RK チェ-ンの鎖帷子 面白いことをするなあ

カワサキ ハイブリッドバイク ちょっと乗ってみたい

KTM 相変わらずの昆虫デザイン

ハスクバ-ナ ヴィレットピレンのデザイン、シンプルなのかアヴァンギャルドなのか

どうした、スズキ、このデザイン! やればできるじゃないかっ!

大御大ネモケン ちょっとお茶目

ちょっと舞い上がるワタシ

 

最後に、芸能人もいたショ-の華の数々。

昨年より華やかになった気がする

 

 

GT とはまだ新婚ホヤホヤで、他のバイクに執心することはないので早く見終わると思っていたが、結局会場を出たのは 14:30 。4 時間も見てしまったはずなのに、あっという間にしか感じなかったし疲れてもいない。ワタシ的にはいい展示だったと思う。

スズキのTシャツとタオル DID×エヴァのTシャツ2枚



 

バスで東京駅まで戻り

成田空港行のバス待ちは大行列

 

山手線で御徒町下車。

たくさんの人


もちろんご飯を食べるため。ダメ元でとんかつ まんぷくへ行ってみる。また閉まってるんだろうなと思って早足で歩きながら細道を覗き込ん・・・、

 

急ブレーキ!看板に電気、灯いてるじゃん!

奇跡か・・・

店内には空き席あり。これはワタシを元気づける神様の御配慮か?

 

入店し、「ロースかつ定食、ご飯大で」と元気よく注文。2 度揚げするので時間がかかるが、それを待つ時間もまた調味料だと思えば気にならない。とは言え、まだかなまだかなまだかなまだかな・・・

全制覇してみたい

 

お、来た来た。おお、相変わらずの肉厚!ではいただきまっす!

おおおおおお!

見よ、この肉の厚さ!

 

あぁぁぁぁ、美味いなぁぁぁぁぁ・・・。

 

前回はヒレかつ定食を食べて美味しかったのだが、やはり脂の旨味が肉に加わったロースがトンカツの王というのが相応しいな。ソースはキャベツに、とんかつには塩がよく合う。久しぶりのロースかつ定食、本当に美味しかった。最後の一切れを食べる時には切なく感じたほどだ。

 

支払いは普通盛りの金額だった。ご飯が少なかったので気になっていたが、やっぱりご主人、大盛りを聞き逃していたな。

 

 

外に出ると、腹が物足りなさを訴えてくる。そりゃ 20 時間以上何も食ってなかったんだからな。近所にはみなとやがある。行くか。隣のたこ焼き屋には大行列。海鮮丼屋の方は?

 

店内には空き席あり。これもワタシを元気づける神様の御配慮か?

 

いつもの特盛丼(大)を頼む。¥950 也。あれ?先月より ¥50 上がってないか? それでも豊洲の 7 分の 1 の金額。外国人から見ればおやつの値段くらいだろう。さらに店は空いている。なぜこっちに来ないんだろう?いや、混むとイヤだから来ないでくれ。大人しくインバウン丼を食っててくれ。さっきの話はなかったことにしてもらいたい。

 

とか思いながら丼をかき込む。このダイナミックさ、遠慮の無さ、旨さがこの店で食べる魅力だ。それがイヤな、お上品な方は豊洲へどうぞ。

 

うーむ、定食と丼、立て続けて完食してしまった。腹ごなしに上野公園へ行ってみよう。公園周囲には人がたくさん。もしかしたら開花宣言前にフライングで桜が満開なのか?今度は靖国に反旗を翻す気なのか?と心配になって行ってみると、ご覧の通り。

満開は 4 月になってからか

 

まだ 1 週間以上先だな、見頃になるのは。今日の桜鑑賞は終わり。では宿に向かうとしよう。京浜東北線で上野から蒲田まで。アナウンスで

"The next station is KAMATA, station number is JK seventeen"

というのが聞こえると納得してしまう。オッさん丸出しだな。

 

駅からは徒歩数分で到着。早めの予約だったからか、安めの値段でありがたい。あとは部屋で飲み食いしながら過ごす。

 

 

本日の歩行距離:11.8 km

 

 

本日の振り返り

 

モーターサイクルショーにはたくさんの 高齢者 ナイスミドルが来ていました。今年は普通な感じの人が多かったように思います。オラオラ感、ワイルド感がある人は少なく、「え?あなたバイク乗るの?」といった風体の人が増えたというのが印象です。

 

考えてみればバイクブームの時の若者は今では 60 歳前後。ということは、情熱や毒気、髪の毛が抜け始めて「普通」のオッさんオバさんにトランスフォームしたのかもしれませんね。それでもまだ「乗っている」というだけで大したものです

 

ということは、ワタシもそうなるんでしょうか?なりたい半分なりたくない半分。複雑な気分です。

 

 

バイクのデザイン、今年は外国勢が素晴らしかったです。とにかく目を惹くのです。有機的であったりメカメカしかったり、モノによっては大仰だったり。でもそれでいいと思います。趣味のモノですから、多少の無駄や非合理性があっても他人から声をかけられるような外見のモノに所有欲をそそられるのではないでしょうか?

 

それに比べると日本勢は大人しく、「無難!」と直立不動で叫んでいるようなデザインのものが多数でした。いや、わかりますよ、燃費や空力、安全安楽装備、効率を追い求めるのは。でもそちらを重視しすぎて「そこまでするか?!」「あーあ、やっちゃったな」という高揚感では外国車勢に負けているように見えました。手前味噌ですが、カタログスペックではなく見た目の問題では、スズキがかなり外国勢にタメを張れていたかな、と思います。

 

今回のMCショーでのワタシ的一位は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GSX-S1000GT

これですよ、これ!

ですが、何か?

 

 

では。

日本紀行 第29回 大阪

北海道ツーリングの宿の予約がやっと全部終わりました。コースはほぼ例年通りですのでそんなに苦労しないかと思っていたのですが、宿泊料金の高騰のため定宿の一部変更を余儀なくされたので遅くなってしまったのです。こんなご時世なので値上げはやむを得ないとしても、その上げ幅が豪快すぎるところが多い印象を受けました。

 

そんな中で比較的リーズナブルと思えるところに予約を入れたのですが、一番最後まで決まらなかったのは稚内根室です。両市とも宿が少ないからか、もともとお値段は高め。更に値上げですから都心のビジネスホテルで並みの金額になっていました。

 

これからしばらくすると安くなることもありますから、ネットでの情報収集はまだ終わりません。こうやって夏の北海道ツーリングに向けてテンションを上げていこうと思います。 GT の北海道デビューでもあるこのツーリング、楽しみでしかありません。

 

 

・・・と思っていたら重大案件が発生!体調やバイクには関係ないのですが、北海道ツーリングに暗雲ならぬ雷雲が立ちこめてきました。もし行けなくなったらどうしよう・・・。個人的にはコロナ禍以上の問題でショックを受けています。詳しくは次回のアップで!

 

 

さあ、日本紀行も西日本エリアに突入しました。そのトップバッターは泣く子も笑う大阪でございますよ。西日本一の大都市があり、良くも悪くも日本の左半分に睨みを利かせています。なので四国も大阪の支配下にあると思われていますが、ワタシの地元の県はむしろ東京寄り。エスカレーターも左に立ちますしね。

 

そう遠くない場所であるにも関わらず、ワタシも齢 30 を超えるまでは、東日本への往復途中にある、難所の通過点でしかありませんでした。それは名神高速にあった、渋滞が通常営業の梶原トンネル天王山トンネルですが、そこをバイクで走ると、充満した排気ガスを我慢する罰ゲームを受けている気分になったし、阪神高速では「突っ込んだもん勝ち」の弱肉強食の掟を思い知ることになったりと、難易度高めの土地という印象が強かったです。

 

大阪にフレンドリ-さを感じない理由がもう一つ。昔、建設業を営む曾祖母が大阪に住んでおりちょくちょく遊びに来ていました。ワタシが小さい頃はその会社も経営は順調で、彼女の羽振りのよさといったら!!!

 

来た時はいつもタクシ-で買い物に連れて行ってくれ、「欲しいもん、なんでも買うてええで」と言ってくれましたが、そんな生活に縁が無かったのでせいぜいトミカ一個をおねだりするのがいいところ。ご飯に連れて行ってくれても、「食べたいもん、なんでも頼みや」と言ってくれましたが、そんな生活に縁が無かったのでせいぜいカレ-ライスとクリ-ムソ-ダを頼むのがいいところ。きっぷのいい明治女からしてみれば「せがない(やりがいがない)」と思っていたことでしょう。今だったらどーんとバイクと車をねだるのになあ・・・。

 

そんな彼女がよく話してくれたのが仕事のことでした。当時の建設業ですから荒っぽい連中が多く、ここでは書けないような彼らとの武勇伝やライバル会社とのバトルをカレ-食ってる曾孫に笑いながら語ってくれました。スポンサ-様の話ですから一応食い付いたふりをして聞いていましたが、

大阪って怖い

と刷り込まれてしまい、大人になっても遊びに行くことを躊躇していました。

 

 

そんな大阪を目的地として行くようになったのは、仕事を始めて連続した休みが取りにくくなり「東京分」が足りなくなった時の代替地としたからです。なので初めは東京の下位互換だったのですが徐々に訪れる回数が増え、他の地域への訪問を組み合わせることでさらによく行くようになりました。

当時よく行った道頓堀極楽商店街 でもここ、短命だったなあ

 

交通手段は、初めは車やバイクでしたが、鉄道(新幹線)に変わり、今では高速バスを多用するようになりました。乗り換え無しで寝ていれば着くというのは大きな魅力です。安いですし。

 

最近の行程では 2 日間で

なんば花月+日本橋(+オプション)

と回るのがお気に入りです。やはり大阪の「笑」は素晴らしいですから、これは外せません。テレビで見てもいいのですが、劇場で感じるライブ感や熱気、舞台と客席が協力して笑いを作り上げているような一体感を知ってしまうと、映像だけでは物足りなく感じてしまいます。なので今ではワタシの中の「吉本成分」が枯渇する直前まで我慢し、ギリギリになってなんばグランド花月へ爆笑しに行くのがルーティンになりました。

 

日本橋(にっぽんばし)へ行くのは、言わずと知れた「宝探し」のためですが、最近では期待は下がっています。理由は、ダダ下がりの秋葉原よりもさらに低い意外性、これに尽きます。品揃えは東京の劣化版なのに価格は一人前で、どの店も「店舗化した転売ヤー」を目指しているみたいなので素通りすることがほとんどです。東の秋葉原、西の日本橋と言われていたころが懐かしいなあ・・・。

 

+オプションでは、奈良に行くことが多いですね。近鉄一本で行けますし近いですから。あとは博物館や美術館巡りでしょうか。以前、国立民族学博物館へ行った時は、その規模や展示数に驚きました。ゆっくり見ていると 5 時間経っていてビックリ。それも足が痛いなーと思って時計を見て気付いたので、それくらい夢中になれるところでした。

 

 

ただ、東京と違って「行ってから適当に予定を決める」ということはほとんどありません。ワタシがふらっと行ってみたくなる所は思い当たらないしショッピングには興味ないし。「ならグルメは?」と聞かれることもあります。大阪といえば「粉もん」がおいしいだろうと思われているのでしょうが、「そんなには・・・」というのが正直なところ。他県にもあのレベルの店ならたくさんありますし、特に安いわけでもないですし。なので「わざわざ大阪で?」と思ってしまうのです。あ、でも金龍ラーメンはいつも行っちゃいますねえ。特別においしいというわけでもないのですが、大阪へ行くと無性に食べたくなります。

 

 

大阪も他所と同様魅力はありますが、どうしても東京と比べてしまいます。いやむしろ大阪が比べて欲しがっているような気さえするのです。「東京には負けないぜ、負けてないぜ。どうだ、大阪はすごいんだぜ」という言動や雰囲気があるのですが、だからこそ比較されて「やっぱり東京ってすごいんだ」という再確認に落ち着いているのではないかと思うわけです。

 

No.2 ドライバ-のような地位はぶん投げて、天上天下唯我独尊の存在としてモノづくりやイベントを行うべきだと思っています。「東京にあるから大阪にも」とか「東京で(オリンピックを)やったから大阪でも(万博を)やる」といったような、東京追従型では大阪の特色が消えてしまいます。特に増加し続ける外国人観光客の関心は下がるでしょう。東京ほど都会ではないし、地方ほど日本的なアイコンがあるわけでもないし、中途半端に感じます。なのでワタシも大阪へ行く頻度は低くなってしまいました。

 

学生時代に友人から「大阪の人ってヤクザ商人お笑い芸人かなんだろ?」と言われて驚くとともに妙に納得してしまいました。昔はそれほど特徴的でアクが強くアヤシイ感じが特徴であり魅力だったのですが、今ではその名残がところどころ残るばかりで全体的に平均化してしまい、まるで「改心して普通の人になった元ヤン」みたい。面白味は薄れました。

 

このまま存在感が下降していくのでしょうか?いやいや、それを「大阪のオバチャン」が許すはずがありません。今後どう変えていくのか、その方策が知りたくて仕方ありません。少なくとも一発屋万博開催は屁のツッパリにもならないでしょうから、ここはひとつ、大阪らしいエッジの効いた街づくり政策を期待しておきます。

 

 

次回はお出かけのため一回休み、 3/28 にアップの予定です。

 

 

ではまた。

お散歩ツ-リング 2024/3/16

先週末に週末に職場でちょっとした会がありました。そこで私が出した事実を勢いよく否定する方が一人。その事実というのは法律的なものなので意見が入る余地はないのですが、なぜかその人は持論を展開するばかり。立場が上の人だったのでその場は引き下がったものの、調べられるとバレるような嘘をなぜあんなに勢い込んで言っていたのかが不思議です。何らかの意図か忖度があったのかもしれませんね。もしかして地雷、踏んじゃったかな?

 

でももし彼が知らずに言っていたとしたら、そちらの方が問題だと思います。「自分はよく知っている」と思い込んで誤って的外れなことを言ってしまって、失望される、その間違った意見で人を傷つけるということもあるのですから。目の前にいる人がもしかしたら自分よりよく知っているのもよくあることで、面子は丸つぶれになっちゃいますしね。

 

なのでワタシはできるだけ、特に得意分野では自分からはしゃしゃり出ないようにし、聞かれたときには答えるというスタンスをとるように心がけています。ですが今の職場では、こちらが黙っていると都合のいい理屈や間違った意見を堂々と押し付けて来るので注意が必要です。2年前ほどではありませんが、やはり同じ職場なので非常識な DNA はあるようです。数日後には人事異動発表があり、残すところ数年のワタシとしては退職までこの職場にいるつもりでしたが、今は「ま、動いてもいいかな」という心境です。やはり最後の職場にはいい印象を持ちたいですからね。

 

 

そんな心の引っ掛かりを忘れるべく、土曜はバイクで出かけました。天気予報では晴れ、最高気温は 20℃ というのを聞いて、俄然やる気。もしかしたら間違って咲いている桜があるかもしれません。では行きましょう。

 

 

3/16

 

とはいうものの、金曜の夜は夜更かしをしてアニメを見ていたので就寝は 1 時過ぎ。日の出とともに出発という目論見はあっさり撃沈され、むしろもう車で行こうかと思うくらいの寝坊をしてしまった。まあでもこの天気だし、来週は乗れないし、4 月はお泊りツーリングに行く予定だし、ということで、8 時出発。

SFアニメに出てくる、後ろに燃料タンク付けたロケットみたい

 

R11 経由で R193 に入り、山道ワインディングを走る。気温は 7 ℃ 。ワークマンジャケット+オーバ-パンツでちょうどいい。晩秋にこの格好でツーリングに行くと、同じ気温でも寒く感じるのはなぜだろう?「寒くなる途中」か「暖かくなる途中」かの違いだけなのだが。体がその気温に慣れているかどうかということなんだろうな。

 

この道はゆるいカ-ブが続く、GT にはもってこいの道、なのだが、だいたいはペースカ-が前にいる。今回もそう。追い抜きたいのだが、ここはパンダさんが活発に活動するエリアなので自制し、ゆるゆると走る。 GT は Tiger ほどではないが、ゆっくり走っても低速でのスム-ズさに助けられてそんなにはストレスがたまらない。冬の終わりの景色を目に焼き付けながら走るとするか。

 

とはいえ、やっぱりもっと楽しみたいので、途中から R377 にスイッチ。こちらも似たような田舎の山間路だが交通量は少ない。アクセルとブレ-キの操作にメリハリをつけて走ると気持ちいい。が、そんな走りを楽しんでいると右の山側から何かが飛び出してきた。サルだ!数匹がバイクの前を横切っていく。左下の平地を見ると、数匹のお仲間がなんか食べてた。気温が 20 ℃に近づいていたので、彼らの活動も活発になるのだろう。それからは速度を落としてゆったり走った。

春を待つ道 サルが飛び出してきたのはこんな所

 

そんな走りをしていると、おもしろいことに気付いた。自分が気を遣わず気持ちいいと感じる速度で走っていたのだが、ふとメ-タ-を見てビックリ! Tiger よりも 20km/h ぐらい低い数値だったのだ。ということは Tjger のほうがスピ-ドを出して走っていたんだな。もちろん Tiger のスクリ-ンの方が大きいのでスピ-ドを感じにくいのかもしれないが、それにしても 20 km/h も違いがあるとは・・・。

 

しかしこれは GT の優秀さを表しているのではないか。回転を上げて走れば GT の方が早いのは当然として、快適速度域が低いということは、GT は Tiger より広いレンジで楽しめるということだ。デザインや積載力だけでなく実用的な走りの面でも GT っていいバイクなんだなあと再認識した。

 

あとはもうちょっと燃費が伸びてくれれば・・・(フラグ)

 

 

そんな走りを楽しんでいると、時間が過ぎるのはあっという間。久しぶりのお宝ショップに到着。 1 カ月以上来ていないので、さぞやたくさんあるだろう。パニアとトップケ-スが手招きしているぞ。では入店!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ・・・れ?

うーむ、お子様たちの春休みはまだなので、商品が充実していなかった。でもガルパンの 2 つは初見だったので、満足ではある。今日はこれくらいにしといてやろう。

 

 

では次、ここも久しぶり、王王軒

1カ月以上のご無沙汰

 

15 分前に着くと、後から続々とお客さんが。天気もいいので行楽がてら寄ったのだろう。ライスやトッピング以外のサイドメニュ-は無いのにも関わらずこの客の入り。すごいよなあ。麺とス-プで勝負する、漢のラーメン屋だ。なのにスープを残す客がいるのは残念だ。塩分摂り過ぎだとそんなに思うなら、そもそもラーメンを食うな!

いつものものをいつもの配置で 当然ス-プは残さない 

 

 

食事に満足したところで、お宝ショップのハシゴ。こちらの店は箱モノ狙い。で、行ってみると 2 個見っけ。

 

もうちょっと待てば安くなるのはわかっている。推しの子のフィギュアも私が買った時の半額になっていたし。でもそれは結果論。待った結果買えなくなったのでは意味がない。数百円ケチって後で後悔するなんざ愚の骨頂だ。買え買え。

 

以上のワタシの心の声に従い、レジへ持って行って身請けの儀式を行った。

 

エルコンドルパサ-エイシンフラッシュをお迎えした

 

丁寧にトップケ-スに鎮座させ、店を出る。もう少し走ろうと思ったが妙に暑い。外気温が 27 ℃(メータ-では 32 ℃。いつも 5 ℃ ほど高いので補正)! 道理でワークシャツが汗臭くなるわけだ。ワークマンのイージス 360 °リフレクトジャケットは寒い時は無敵なのだが、気温が上がると熱がこもり蒸れる。ならばと前ファスナ-を開けて走ると風がはらんで体が振られる。防風性が高いので、そのぶん風が抜けないんだな。

 

う-ん、ラーメン食えたしお宝買えたし、今日はもう撤収するか。

 

K14 を西に向かうが、またもペースカーが常に眼前にいる状態だった。いなくなったと思うとすぐに脇道から次のがバトンタッチして登場する始末。他者(神サマ?)による何らかの意思を感じるほど、それはもう見事な連携ぶりで、徹底してワタシの進路を塞ぐのだ。こうなったらもう諦めるしかないので、6 速ギアが許す最低速度でゆるゆると走り、R438 でその鬱憤を晴らした。

 

帰りに眼鏡屋に寄り、レンズ交換した 35 年物(!)のメガネを受け取った。スペアの眼鏡には rogan が入っていないので近くが見えなくて困ったのだが、もう大丈夫だ、これでカメラのファインダーを覗いても支障はないだろう。しかし、眼もやられてきているなあ。いろいろ気をつけることが増えてきたようだ。

改装されてブティックみたいな店になっていた

 

家に戻る前に給油。すると

ほほう?

おお、最高燃費だ。この日は平均速度が低かったからかな。それともワタシの声が聞こえていたのか。いずれにしても GT はやればできる子だということがわかった。

 

 

本日の走行距離:202.2 km

 

 

ではまた。

私的バイク遍歴リターンズ 12台目 その4(最終話)

このシリ-ズ、前回のアップは 8 月でした。

paradoxrider.hatenablog.com

 

あれからもうはや 7カ月が経ったのですね。この期間のブログに GT についてのツーレポなどをたくさん書いてきたので、この「私的バイク遍歴リタ-ンズ」のほうがお留守になっていました。乗るのが楽しいので、「〇〇へ行った」とか「◎◎だと思った」とかの記事を書くのに一生懸命になった結果、こちらは絶賛放置プレイ中。

 

ということで、続きを書いて終わらせることにしましょう。納車からですね。

 

 

2023/7/2

 

いよいよ待ちに待った日がやってきました。10 ヶ月もの間首を長くして油を舐めつつ、「本当にバイクは来るんだろうか」という不安と闘いながら、Tiger とお別れする寂しさを噛み締め、それでも銀行口座から預金を引き出し関連用品をポチって本体を迎える準備をしてはや幾星霜の日々が終わるのです。

 

思い返せば Tiger との 10 年間は楽しかったです。

(卒業式的にどうぞ)

5 回も行った北海道(ほっかいどー!)

行けなかった九州(きゅーしゅー!)

感心したりハラ立ったりした電子制御(でんしせいぎょ!)

絶望感を感じたトラブル(とらぶる!)

雨の日も風の日も走った(はしったぁ!)

 

コロナのせいで最近の数年間は走行距離が伸びなかったのが残念でしたが、そのぶんは GT に引き継いでもらうとしましょう。

 

さて、そろそろ引き渡し、引き取りに行くかな。早めに出てちょっと遠回り。「アドベンチャー乗り」で走るのも今日で最後。しっかり覚えておきましょう。ガソリンタンクがカラに近づいてきた頃、赤男爵に到着。この駐車場に停めたら二度とワタシが乗ることはありません。エンジンを切り、うつむきがちに店内に入ったワタシを迎えたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GSX-S1000GT♡♡♡!!!

 

「おー、おー、ほ、ほ、ほ、ほー!」と奇妙な声を出しながら近づくワタシはほぼ変質者。それを店長は、憐れみと後ずさり感が垣間見える笑顔で見守っていました。

 

支払いでたくさんの諭吉ズに別れを告げてからコクピットドリルを受けたが、電子制御のモード切り替えの話の時点ですでにワタシの頭はオーバーフローを起こしてフリーズ。追い討ちをかけるように店長はパニアの付け外しの手順のレクチャーを続けますが、虚ろな目つきで乾いた声の相槌を打ち続けるワタシを見て「コイツはもうムリ」と判断し、「詳しくはYouTubeで見られますよ」と笑顔でタオルを投げ込んでくれました。その言葉でワタシのアタマは再起動し、「わかりました、ありがとうございました」と、ほっとしたワタシも笑顔になり大団円を迎えることができましたとさ、めでたしめでたし。

 

GT を店外に出し、いよいよ出発の時。東京MCショーで跨った時と同じ、良好な足つきです。エンジンをかけてもらうと、これがまたいい音!クリアに重低音が響く、いかにもハイパワーな並列 4 発の音だ。真っ黒な板にしか見えない液晶にメーター類が浮かび上がるサマは、オッサンの中にくすぶり続ける少年の心に火をつけてくれます。ただし一番初めに浮かび上がるスズキのマークを見るとスーパーマンのテーマソングを口ずさみたくなるのが難点ですが。

 

発進時にはアシストシステムのため気を遣うと聞いていたのでゆっくりと車道に出ます。視界に一瞬Tiger が入りました。

 

ありがとう。さようなら。

 

 

走り出すと、前傾はキツくないが Tiger に比べるとかなりの伏せ姿勢に感じます。信号で再スタートする時、やはりのエンスト。夢中でセルボタンを押すも GT は無反応。歩道に上げて見てみると、私が押していたのはクルコンボタンで、セルボタンは上面についていました。反射的に押したのだが、身体の記憶は前のバイクのままだったようです。

 

10 年以上ぶりの F17インチタイヤ、4気筒エンジン、ハイパワー車なので走りもぎこちなかったのですが、ワインディングにも行ってみました。

 

・・・やはりアドベンチャー乗りでは無理がありましたね。もっと積極的に車体を扱わなければならないということだけはすぐにわかりました。納車日のこの日は100kmぐらいの走行で切り上げてガレージにもっていったのですが、軽量であるにも関わらず段差のある入り口を人力で上げることができませんでした。今更ながら自分の加齢を自覚し、それなのに大型車の新車を買ってしまったことに呆れたことでこの日のオチがつきました、チャンチャン。

 

 

これ以降も新しい発見や前者との差、電子制御の理解などがありましたが、詳しくは過去の拙ブログをご覧ください。

 

 

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GTとのファーストコンタクトはおっかなびっくりで、スムーズに馴染めるものではありませんでした。でもこの手のツーリングスポーツはいままで何台も乗ってきたので、数回乗るとワタシのナイスバディが思い出してくれました。さらに最新バイクの特性も理解でき、今では 40kg 軽くなった車体の恩恵を受け、振り回して乗っています。ただ急加速だけはスゴすぎて、いまだに躊躇しますけどね。

 

もしこの GT に致命的な不満や不安があったなら、Tiger900GT の新型や GSX-S1000GX に目移りしていたでしょうが、半年以上経った今でもそんな事はなく、機嫌良く乗っています。なのでこの GT とは Tiger Explorer で果たせなかった「北海道、本州、四国、九州の全制覇」と「10 年 10 万km 」を目標に楽しく走るつもりです。

 

次回作、「私的バイク遍歴 13 台目」は当分先になる、かな?

 

今後も GSX-S1000 GT がらみの記事を上げていきますので、よろしくお願いします。

 

 

では。

お買い物ツーリング 2024/3/9

先日ネットを見ているとある記事が目に留まりました。子連れのママさんがパン屋に入ったところ、その子供が売り物を触って形が崩れたそうです。ママさんはそれを買い取ったそうですが納得しておらず、「子育てしている人に厳しい」とか「もっと優しい世界に」、「許しあおうよ」と書き込んでいました。

 

・・・こういう意見が公になる時代なんですねえ。売り物、まして食品を形が崩れるほど触ったら、保護者が責任を取るのは当たり前。それがいやなら商品を勝手に触らないようになってから一緒に買い物に行けばいいのにと、昭和の人間は考えるわけです。ましてや店に対して「優しくない」なんて感想を持つのはもってのほか。では店に泣き寝入りをして損をしろと言うのでしょうか?

 

挙句の果てに許してもらうことを半強制しています。許してもらって当たり前という考えが世間にはびこっているようですが、「許す」という行為は事情によって相手の好意から発動するものであって、決してこちらからおねだりするものではありません。「すまんな」「ええんやで」というやりとりは、あくまでもまずは「すまんな」という気持ちが無いと成立しないのです。

 

子育て世代が苦労しているのは皆さん承知していますし、だからこそ配慮や税金からの経済的支援があるわけです。それなのに「もっと優しくしろ」「それぐらい許してくれよ」なーんて言う人が増えると、「いい加減にしろ、調子に乗るな!」という意見だって出てきても不思議ではないし、実際もう出てきています。

 

「弱者」といわれる人たちに対する理解が進まないのは案外こんなことによるものなのかもしれません。彼らの意見が過度な負担や過重な(時には非常識な)要求につながることを恐れ、あえて距離を取ろうとしているように見えます。

 

相互理解は大切です。なので「弱者」をアンタッチャブルな存在として扱うのではなく、痛みを伴ってでもお互いに歩み寄ることが必要になってきているのではないのでしょうか。そうでもしないと助けられる人と助ける人の意識の乖離がますますひどくなっていくだろうし溝も深まります。

 

上記のようなおねだり意見がネットに堂々と出るということはもう手遅れという証拠なのかもしれません。それでも自分は少しでもあがいてみようと思っています。

 

 

さて話は変わって、週末は久しぶりにバイクで出かけてきました。 2 月には出動していなかったので、ホント-に久しぶりな気がします。毎週のようにお出かけをしていましたが、使ったのは飛行機だったりクルマだったりで、バイクの出番がなかったのでしょうがありません。そのぶんこれから暖かくなる時期に向けては、どんどん乗っていこうと思っています。

 

 

3/9

 

今日は冷えると聞いていたので冬装束に身を固め、ガレージへ行きバイクの準備をする。

鍵束の中から合うのを探すのが一苦労

 

一ヶ月乗っていなかったのでタイヤの空気圧が心配だったが前回と変化なし。2 週間乗らなかった時は 0.2 くらい下がっていたのに。それだけ気温が高くなったのか。

準備完了

 

タイヤが冷えているときはハンドルの切れ込みが大きいので注意が必要で、フロント 19 インチに慣れてしまっていた身としては怖いレベルだ。17インチってこんなに切れ込んでたっけ? それともこのタイヤ (DUNLOP ROADSPORT) の特性か?温まるまでスピ-ドは控えめに。

 

今回の目的はお買い物。そこまでのルートを考えると西に向かうほうがよさそうだ。となると、あの店経由だな。海沿いの道をチョイスする。先週ロイヤルエクスプレスを追いかけた時に通っているのだが、気持ちいい道なのでまあいいか。

 

 

天気は快晴、風もなし。絶好のツーリング日和だ。1 時間弱であの店に到着。

伊吹いりこセンタ-

日差しはあるものの気温は低かった( 5℃ )ので、暖かい食べ物は極上のごちそうとなる。なので寒中を走るバイク乗りは「冬のラ-メン」を他の誰よりもおいしく感じるのではないだろうか。

 

9 時過ぎに入店すると客もまばら。今回も腰を据えて落ち着いて食べられそうだ。今回は濃厚伊吹そばを頂いた。寒い時に熱く濃い味のラ-メンを食べる、まさに愉悦。

写真写りがいいように海苔を向こう側にして出してくれた 細かい気配りに感謝

 

 

満足した後で再スタ-ト。

観音寺港で 1枚


R 11、R 192、K5 を通って道の駅 霧の森 へ。

10 時過ぎに到着

人はまばらだった。霧の森大福がブームだった時には 9 時ぐらいにはこの駐車場が満車になるぐらいの混雑だったのだが。今は落ち着いていて販売制限も緩んできている。今回はそれが目的ではないのでスル-するが、次に来る時は保冷バック持参で買いに来ようかな。

 

目的のブツを手に入れてからいつものアレを。

いつものアレ(ほうじ茶ソフト) いつ食べてもウマい!

 

寒い所を走って熱いラ-メンを食べて体を温め、また寒い所を走って体を冷やし、さらにアイスを食べてもっと体を冷やす。これぞマッチポンプ。いったい何やってんだか。

たぶん桜がきれいだろうな。

 

 

K5 で高知へ抜けるつもりだったが、冬季通行止めになっていたので仕方なく後戻りし、R319 を東へ。

対向車ナシ、後続車ナシ 事故ったら終わりだな


あじさいの里
の横を通る。6 月ごろに来てみるかな。そしていつも気になるモノレ-ル乗り場へ。山間部の中にある不自然な人工物にはどうも興味をそそられる。今回は前回よりもちょっと近づいてみた。

突然脈絡もなく現れるモノレ-ル乗り場 片道¥500

上の道まで続いているようだ それにしてもかなりの急勾配!

最近使われた形跡はない

誰が、いつ、どういう目的で使っていた(いる?)のかさっぱり見当がつかない。こんな不自然さ、大好物。

 

さらに R319 を進む。山間部の 1 車線国道は神秘的で趣がある。でもこれ、知らない道だったら怖いだろうな。他県ならこんな道の途中には国道の表示はない。広い道や幹線道路に出る手前になって初めて「いや、オレだって国道だし」としれっと標識が出るものだ。しかしこの道は違う。いかに険しい区間であっても「オレは国道だ!」と堂々と主張している。こんなところが?と笑われようが気にせず標識をおっ立てている姿には、酷道 国道の矜持を感じる。

漢な国道

と人間に思われているとは、R319 氏は夢にも思うまい。今後も頑張って欲しい(何を?)。

途中の梅林 見事!

 

やがて R32 に合流するもそのまま帰るのもなんなので、R192 を東進し R438 へ。ヨサク国道とは 1 番違いだが雲泥の差で、道路の状態はかなり良い。徳島の剣山近辺とは別物だ。讃岐山脈越えの道を GT は快音を上げて駆け上がっていく。中低速コーナーが続く山道は GT の大好物だからな。

 

しばらく行くと空にわかにかき曇り、雨→霙→雪 となる。雨男にとって降水確率 20% は十分危険な数値なのだ。カッパはないので濡れながら走り、自宅に着いて着替えるとオーバ-パンツ(ゴールドウイン)はびしょびしょで、下にはいていたジ-ンズもしっとり。で、上着はというとワークマンのイージス360° リフレクト。軽くて暖かく動きやすいので冬の日帰りツ-リングでは重宝しているが、透湿防水をうたっているだけあって下に来ている服は異常なし。これで ¥6800 は安すぎだろお!

そろそろ洗車かな



なんか最近走行距離が減ったような・・・

本日の走行距離:188.4 km

 

 

では。