paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

師走のお楽しみ旅行 3日目(最終日)

週末は今年一番の寒さでした。とうとう我慢できずにエアコン ON 。これまで在宅中はずっとヒートテックの毛布にくるまっていました。これがなかなか暖かくて重宝したのですが、もう限界です。紅葉がフェードアウトすると寒さがフェードイン。いいコンビネ-ションを見せてくれやがりました。

 

さあ、電気代の請求が怖くなる時期に再び突入です。

 

 

それでは旅行、最終日です。

 

 

4時半起床。今日の出発も早いので。ただ、さすがに疲れと寝不足を感じる。旅行に行くとテンションが上がるので少々の無理はできるが、突然我に返って不調になることもあるので気をつけよう。

 

5時朝食。宿泊費の割に品数が多く、朝からガッツリ食べられてうれしい。

カレ-もある(嬉)



さてここで質問。寝不足な上に寝起きでこれだけ胃に負担のかかるものを一気に食べるとどうなるか?

 

気分が悪くなる?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・正解! この時のワタシがまさにそれ。

 

 

30 分ほど部屋で横になっていたが、どうしても胃のムカムカが収まらない。それでも送迎車を予約していたので、1階に下りると・・・

 

フロントロビ-の横に朝食スペ-スがあり、そこから漂うカレ-のかほり・・・

 

うぇっぷ・・・

 

このまま車に乗ると間違いなくリバ-スする! 

 

 

ひきつった笑顔を浮かべ、顔面蒼白で

「すみません、ちょっとこの辺りを歩いてみたくてぇ。クルマは結構です。」

と、言って宿を後にする。

 

 

ところが不思議なもので、朝の冷気の中を数メ-トル歩いただけで「す-っ」と吐き気が収まってきた。のぼせていただけなのかもしれないな。

ここまで歩いただけで体調回復

 

そのまま京急蒲田駅まで歩き

朝 6 時前はさすがに人は少ない


京急羽田空港へ。6時過ぎの空港の出発フロアは人多し。平日なので出張かな。高校生らしき人もちらほら。修学旅行?

月曜だからかな

 

キャリ-バッグを預けてモノレールで浜松町へ。6:30 にはもう明るくなっていた。東京は東にあるんだなと実感する。

 

その後、京浜東北線大井町大井町線で等々力まで。徒歩数分で等々力渓谷に到着。

入り口


以前から来たいと思っていた場所なので、じっくり歩いてみる。

 

渓谷が街中にいきなり現れるので不思議な気もするが、あまり高低差がないのでそれほど違和感はない。むしろ歩きやすくていいくらいだ。12 月半ばなので紅葉はほとんど終わっていたが、ハイシーズンだと身動きがとれないくらい人が来るらしい。危険でもあるので、今頃来るのがベストかも。で、楽しんだ晩秋の景色がこちら。

いいところだなぁ

 

(たぶん今年最後の)紅葉をしっかり堪能した。予想していた滞在時間は 30 分 くらいだったのだが、結局 2 時間半くらい見て歩いていた。

 

紅葉を撮るのはむずかしい。明暗の差がありすぎるのだ。名機 D500 とは言え調整して撮るのはワタシ。今日はコロコロ変わる露出と戦いながらの撮影だったので、時間がかり失敗も多かったが、学んだことも多かった。

 

ちょっと早いが混雑する前に昼食を摂ろう。御徒町とんかつ屋まんぷく」へ行ったのだが、ダメだ、今回もやってない。では次の案、みなとやで昼食を摂るとしよう。前回食べて美味しかったミニけんちんうどんを従えた特盛丼は非の打ちどころがない。とんかつの仇をとるのに十分な戦力を持っていたようだ。

うまいし温まるし 

 

食後は株主優待券を売るため、山手線、中央線でお茶の水へ。この店が一番買取価格が高いのでいつもココ。2 泊分の宿代+α にはなった。

この辺に来ると、さだまさしの「檸檬」を口ずさんでしまう

 

 

その後は湯島聖堂で写真を撮ったりしながら、

ここは黄色がメイン



秋葉原を目指す。着いたのは正午過ぎなので、ジー・ストアとアキバ・カルチャーゾーン、ラジオ会館の3カ所だけを偵察先とした。

こういうおもしろさ、好き

 

今回は「ごちうさ

 

写真を撮りたそうなヲタがたくさん目の前にいても我関せず 漢だなぁ(ドケヨ!) 

 

結果は・・・、まあ「手ブラじゃない」って程度(大洗女子学園のネックフリ-スをゲットしたのは嬉しかった)。その分写真撮影が充実していたので、悪くはない一日だったかな。満足感に浸りながら空港へ向かった。

 

 

ちょっと早いが保安検査場を抜けるとするか。平日の  16 時前だったのに人が多く、夕方にはもっと増えるだろうから、早めの行動、これ大事! 服は重ね着しているし靴はブーツなので脱がなきゃならない。羽田ルールかな?

 

 

並んでいると、スムーズに動けない人に嫌味を言っているオバサンがいた。このタイプの人は他人の弱い部分を掘り下げて、相手が反論しにくい言葉をつかってねちねち言う。放っておけず、しゃべっているそのオバサンの目をじ--------っと見つめると、それに気付いて黙った。どうやら恥は知っているようだ。まだ人間の部分が少しは残っているサルだった。

 

がんばれオバサン、もうすぐサル100%だ!

 

 

あとは待合所でのんびり待ち、定刻どおりに出発、到着して帰宅した。

久しぶりの 767 やはり古さを感じてしまう

 

 

本日の歩行距離;10.7km

 

 

今回の振り返り

3 年ぶりの沖縄でした。ワタシの県からの飛行機の発着時間は非常に使い勝手が悪いです。14時前に沖縄に着き、15時前に沖縄を立つという、なんとも中途半端な時間。なのでどうせ月曜日じゃないと帰れないのなら、東京まで行って観光するという方が充実しています。

 

いつもこの行程ですか、同僚に隣県の空港を使えば便利と聞き、調べてみるとその通り! 那覇空港には土曜の午前中に着き、日曜は夕方に出発するようになっていました。これならサーターアンダギーも手に入るしエアフェスタも最後まで見られる、なおかつ月曜日に有給を取らなくても済みます。飛行機のチケットが取れれば次からはこの方法で行こうと思います。

 

となると、東京行きが1回減るのか・・・。来年度の旅行計画は練り直しの必要がありますね。煩わしくも楽しい旅行のプランニング、そろそろ開始します。

 

 

ではまた。

師走のお楽しみ旅行 2日目

北海道ネタが終わったと思ったら、次は沖縄ネタ。自分でも落ち着きがないなぁと思いますが、ご容赦願います。

 

 

2日目です。

 

朝 6:00 起床。前夜はちょっと夜更かしが過ぎたのだが、抵抗なく目覚めた。アラームが鳴ると同時にスイッチオフする。なぜか湧き上がる優越感。

 

前日買っておいた朝食(おにぎり3つ)を食べながら準備をする。

 

ここで D500 用の予備バッテリーがひとつしかないことに気付く。 NIKON の一眼レフには珍しく、D500 は電気をよく食う。まあ D5 のセンサーを無理やり APS-C にブチ込んだのだから、電気の消費量が多いのは仕方のないことだろう。なので今回のように連写を多用する場合は、予備バッテリーは2つ用意することにしている。充電はしておいたはずだが、バッグに入れ忘れたか。また準備不足が露呈してしまった。とにかく今回は節電を心がけよう。

 

7 時前にチェックアウト。外はまだ薄暗いのを見ると、沖縄って西にあるんだなあと実感する。

ホテルユクエスタ旭橋 また来年お世話になります 

 

でも空港に向かうゆいレールはそこそこの混雑。今から出発するのだろう、面構えが違う。

 

那覇空港で、今日はもう使わないキャリーケースを手荷物として預ける。手続きをして身軽になってから、赤嶺駅まで後戻りし、那覇基地へ向かう。

那覇空港駅より

早朝のゆいレール 空港発便はガラガラ

 

赤嶺駅は日本最南端の鉄道駅

が、開始 1時間半前ですでに 200m を超える行列ができていた。km 単位で並ぶワンフェスを経験した身にとってはこの程度の待機はどうということはない。ぼーっとして時間を過ごす。

入り口まで約 200m 地点

あれ、飛行展示が少ない? カメラのバッテリーはもちそうだ

開始 1時間前にふと後ろを見ると、その列は赤嶺駅の交差点に届くほど延びていた。前回までなら 30 分前に来てもでもせいぜい 100m くらい並ぶ程度だったのだが。やはり 3 年ぶり開催なので期待が高まっているのだろう。なにかサプライズはないのかなあ。

 

8:50 開場。 入り口近くでエイサーのお出迎え。基地のエイサー部によるもので、なかなか見応えがあった。

歓迎の儀



長い下り坂を歩く。向こうに海が見えて滑走路はすぐ近くにあるように錯覚するのだが、実際は案外距離がある。その道中の気を紛らわせてくれるのが、軒を並べる出店。飲食物を売る店も多くあったが、持ち込みがペットボトル飲料のみだったので、出店は激減。これもコロナの影響か。

滑走路は遙か先

 

それでもTシャツを買ったりしながら滑走路を目指す。ぶらぶら歩いていったが、写真を撮るスペースには困らなかった。あちこち場所を変えながら、一日中写真を撮った。

地上展示

 

航空学生によるドリル

 

回転翼機も元気

 

地上装備展示

構内タクシー

 

E2C ふんわりスクランブル

飛行展示

 

今年も花形、 F15

搭乗体験や綱引きにも F15 は参加 さすがは人気者

飛ぶか?飛ぶのか?
実は・・・

 

一席一諭吉の VIP席

 

その方々のためのファンサービスだけ 来年は席が取れますように 

 

なぜかスパーカーが マクラーレン×2、ランボルギーニ×1

 


しばらくの間、D500 で動きモノを撮る機会がなかったので、困惑することが多かった。フルサイズや 1型センサーの画角に慣れていたので、APS-C の大きさがピンとこなくなっていたのだ。さらにカメラを振り回す撮り方がご無沙汰だったのとワタシの筋力不足のせいで、F15 の動きについていけなかったことが何度かあった。これもコロナの影響か

 

この日の天気は晴れ。気温は20℃超えだったが、風が強かったので、ワークシャツを着ていてちょうどいいくらい、つまり写真を撮るにはもってこいの天候だった。それだけに撮影技術が低かったため、納得がいく写真があまり撮れなかったのは残念だ。練習せねば。

 

最後まで見て基地を後にする。多くの人は今日も沖縄に泊まるのだろう、空港行きのゆいレールは混んでいなかった。

最後のイベント、太鼓演奏

 

軍用犬 チワワとかがいればウケるのだが

 

エイサーでお見送り

 

退場する人々

 

ゲートガード




空港では遅い昼食を摂るため、1Fの空港食堂へ。ここは安くて美味く、盛りもよい。空港職員も使うので、味も自然。ここで最後の沖縄メシを頂くのがわたしのルーティン。

1F にある空港食堂

 

今回はソーキそば。優しい味わいでほっとする。

素直な味でうまいし飽きない

 

ここで油断が生じた。テーブルの上にはコーレーグース泡盛から作った調味料だが、入れるとコクとパンチが増す。ちょっと入れるか。

いい調味料なのだが・・・

 

ドボドボ

 

あっ・・・。

 

繰り返していうが、これは泡盛からできたもの。そんなもんドボドボ入れたら下戸のワタシはどうなるか。体がカッと熱くなり、頭はぼーっとしてきた。

 

ちょっと休もうかとも思ったが、修学旅行の団体さんが複数いたりして座れるところはない。やむを得ず、ふらつく足に気づかれないよう保安検査を通過し、搭乗口近くの椅子にヘナヘナと座った。

 

そんなワタシの目に留まったのはブルーシールアイスクリームの広告。早速紫芋のを頂いてみると、おいしいのと冷たいので、気分も急速に回復した。

おいしい救世主


その代わり猛烈な眠気に襲われ、15 分くらい意識がクラウド上に飛んでいた。その後はウソのようにスッキリ。やはり酔っ払っていたのかな。

 

2 時間近く待った上に、出発遅延となりさらに 20分のアディショナルタイムを過ごし、雨が降り始めた那覇空港をあとにする。さらば、また来年!でもその前に、春先あたりに来てみたいものだ。

満席だった

 

那覇ー羽田の機材 静かで乗り心地よし

 

羽田空港にも 20分遅れで到着。しばらくホテルのお迎えのバスを待つ。22 時近くになると空港も閑散としてくる。

ちょっといい雰囲気


幻想的な光景を楽しんでいるうちにバスが来て、本日の宿蒲田インソ-シャルに到着。昭和の匂いがするビジネスホテルだったが、設備や居心地はマル。深夜到着で早朝出発なので、滞在が慌ただしかったのが残念だ。

昭和レトロ感あり 今度はゆっくり泊まってみたい

 

 

本日の歩行距離;13.6km

 

 

本日の振り返り

 

開催が3年ぶりだったので、なにか「あっ」と驚く企画をぶっ込んでくるかなあと思っていました。

F22 飛来/F2 と F15 の展示飛行/記念塗装機展示飛行/ブルーインパルスサプライズ飛行

などなどを勝手に予想していたのですが・・・

 

特に何もない上に飛行展示も少なく、写真を撮る身からすればちょっと残念な気がしました。

 

でもよく考えてみたら、この基地祭が開催されるのが決まったのは数ヶ月前。ということは、通常業務をしながらこの短期間での各部の調整を含めた準備は大変だったはずです。そういった事情を考えずに「もの足りん!」と思ってしまった自分に喝!

 

不安定な情勢の中でありながら美ら海エアフェスタを開催して下さった自衛隊の皆様に、敬意と感謝を!ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

 

那覇の街は徐々に活気を取り戻している印象を受けました。国際通りを歩く観光客も多く見られ、店員さんも客引きに一生懸命。でも背中合わせに近付いているみたいなギクシャク感はまだありますね。

 

沖縄や北海道から帰るときの機内では、ちょうど祭りの後のよう熱気の余韻とけだるさが漂っています。いつもならワタシもその発生源なのですが、今回は東京経由。つまりメインディッシュが終わっても、ワタシにはまだデザートが残っています。なんだかとてもトクした気分です。

 

 

続きは今度。

ではまた。

師走のお楽しみ旅行 1日目

 

2022 年ももうあと半月。早いものですね。秋冬はお出かけをすることも多いのですが、例年この旅行が締めくくりとなります。コロナの野郎のせいで 2020, 2021 年はお預けだったのですが、久しぶりに行けるようになりました、へ。

 

北海道へは年中を通して行っていますが、沖縄へは何故か行っていないんですよねぇ。年中楽しめる北海道と違い、沖縄は真夏の陽キャのはしゃぎ具合とその前後の台風が目障りなのと、意外に寒い2月3月のため、行こうと思う時期は限られてしまうからです。なので、結局行くのはいつもこの時期、特に第 2 週近辺で固定です。目的は

 

美ら島エアフェスタ那覇

 

です。航空自衛隊の基地祭なのですが、他の基地祭よりも人は少ないし、滑走路沿いから見られるので写真も撮りやすいため、毎年行っていました。ただし那覇空港は民間空港である上に旅客機の発着も多いため、展示飛行は短めでブルーインパルスが来ても飛行演目が少ないのが玉に瑕。築城基地のように「とにかく飛ばせ、どんどん飛ばせ」というものではありません。

 

その分、格納庫内外でのイベントは充実しているので楽しめます。結局プラマイゼロかな。

 

今年は開催されることに賭けて夏には飛行機と宿の予約をしていたので、ワタシの勝ちです。でもその航空便の出発時刻が変更されていたため、いつも行く「」には着くのが遅くなります。今回はサーターアンダギーのおみやげはキビシイかな。さらに、いつも撮影していた場所が今年からは有料観覧席になってしまい、抽選に申し込んだ結果、ハズレ。また、例年土・日の2日開催でしたが、今年は日のみ。でも開催されるだけありがたいので、これは引き分けかな。

 

結果、現在のところ1勝1敗1引き分けという微妙な状況です。コレをなんとか勝ち越しにするには運が必要です。サンタさん、ラッキーの前借りをお願いします!

 

 

ということで、冬の南国行が始まりました。今回の撮影機材は NIKON D500 + NIKON 28-300 、SONY RX100III です。

 

 

1日目

飛行機の出発時刻は11:30。なので準備はあせらずゆっくりと。でもイベントがあるので、空港には 9:00 着。

おおお、ルーク・オザワ氏が目の前に!!

 

ANAの皆さんによる演奏

 

ざっくり見たあと、手荷物検査場を無事クリアし、搭乗を待つ。

次回作の前に営業中?

 

行くぜ!

 

沖縄便は貨物積載のため 767 だったはずだが?

 

時間通りに出発。雲は多いがその上を飛ぶので飛行はスムーズ。ドアの後ろの窓際の席なので、足を伸ばしてリラックスして下界を眺める。

空から地上を見るのは楽しい

 

瀬戸内海キレイ

 

デザイン変わった?

 

四国最西端佐田岬

 

九州上空

 

九州最南端佐多岬

南国に続く島々

 

2時間余りのフライトはあっという間で、那覇空港に無事到着。

着陸!


さあ、行動開始だ。好天のため気温は 20℃半ば。Tシャツ姿に変身しておく。

 

ゆいレール那覇空港駅

めんそ-れ!


1日乗車券を購入。これは 24 時間有効で乗り放題なので、明日も使える。

県外客には割引あり(というのを後で知った)

 

これに乗って・・・

まずは牧志駅まで乗って牧志公設市場へ。

市場本通りから入る なぜかいつも間違う


目的地は。サーターアンダギーの購入のためだが、超人気店のため売り切れの場合もある。実際、今までも何度か買えなかったこともある。ましてや今回は以前より到着時間が遅い。さあ、どうだぁ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

売り切れ・・・

ああああああああああ!orz

 

あ〜あ、ダメだったか。店にいたお姐さんと少し話しをしたら、「ちょっと待ってな」と奥に引っ込み、「これ食べて。また今度よろしくね」と言って一つくれた。

超感謝!

やはりめちゃくちゃ美味しかった。ありがとう、お姐さん、今度来たらいっぱい買うからね。

なんとも絶妙な味付け もっと食べたくなる

 

お土産は買えなかったけど、ワタシ自身は食べられたのでヨシかな。

 

市場内や国際通りの店を冷やかしながら牧志駅に戻り、

人出そこそこ多し


ゆいレール旭橋駅下車。

旭橋駅


本日の宿ホテルユクエスタ旭橋にチェックイン。駅近でコスパもいいので定宿にしている。

 

とりあえず荷物を置いて次の目的地へ。徒歩5分でジャッキーステーキハウスに到着。

3年ぶり 楽しみ


朝も昼も食べていないし夕方以降は激混みなので、今( 3 時頃)来たというわけ。

 

すぐ席につき、「テンダーロインステーキLとライス大」を注文。

昭和感たっぷり


スープとサラダに続き、

すぐに出てくる


本体がやって来た。

美味そう いや、実際うまい!

 

肉肉しい肉という言葉に尽きる。これを食べるだけで元気が出そう。この店は焼きが浅いので、ミディアムレアと注文してもレアに近い。それだけに肉そのものの味が楽しめるので塩だけでも十分。味変で胡椒やNo1ソースをかけたりしながら、あっという間に完食。美味しゅうございました。

どれをかけるか迷う No.1 ソースはかけすぎ注意

 

大満足!

 

会計時に店員さんに久しぶりに来られて嬉しかったと伝えると、えらく感謝された。やはりコロナのダメージは大きかったようだ。Tシャツも買って退出。

新デザインのTシャツ

 

次の目的地へ行く。再びゆいレールで旭橋から赤嶺へ。

建物の造形がいかにも沖縄

 

赤嶺駅 レールが何かの射出装置みたい


駅近にあるマンガ倉庫ブックオフでお宝探し。

なにも沖縄まで来て・・・と言うのは野暮

 

収穫アリ


鬼滅の刃グッズは高めというのはわかるが、ウマ娘フィギュアが安いというのはなぜだろう?競馬場がないので馴染みが薄いのかな?

 

地元のスーパーで夕食と翌日の朝食を買い込んでから、ゆいレールでホテルに戻る。

地元ならではの食品があるかも?

 

ジャスミンティ-では?と言うのは野暮

柔らかくておいしかったが、ネ-ミングに「?」 

 

地元フード、かな? 安かったし

 

ハンバ-グの厚さ、コンビニ弁当の約3倍!



あとは翌日に備えてホテルでだらだら。

 

本日の歩行距離:5.8km

 

 

本日の振り返り

 

久しぶりの沖縄ですが、気温の違いには驚きます。ワタシの県なら 10 月ぐらいかな。また、建物の造りや看板の文字を見ても「遠くに来たなあ」と感じます。ここまでの「異国感」を感じるのはここと北海道ぐらいです。それを味わい感じるために、多くの観光客が来るのだと思います。

 

日本は豊かになり発展したために、どこへ行っても似たような街、リトル東京になってしまっています。それでもなんとか差別化をし、観光客を呼ぶために地元の生活とは乖離した、エッジの効きすぎたイベントや名産品をアピールする市町村。で、大体は失敗し、プランナーや旅行関係者だけが儲かる図式が定着しています。

 

コロナ騒動でそのやり方の限界に気付いたはずです。他所から訪れる人よりも、そこで生活する人や歴史、文化の保存を第一に考えた方が、その地域は魅力的になるんじゃないかと思います。

 

それを疎かにしてきた「観光地」がコロナ禍でどうなったかというのは周知の事実のはず。喉元過ぎればなんとやら、の状態にならないよう、観光に対する価値観をドラスティックに変える、今がその時期だと思います。

 

 

続きは今度。

では。

北国の夏を満喫、北海道ツーリング 2022 thanks to TIGER EXPLORER 総括 下巻

先日の週末、いつものように徳島へラーメン&お宝探しのおさんぽツーリングをしてきました。今月分のラーメン(@王王軒)も美味しかったし、お買い得の小さめフィギュアも数個手に入れられたし、天気も良かったしで充実していました。

あいかわらずいい走りの Tiger と相変わらずいい味のラーメン



ふとオドメーターを見ると、前回の交換時からだいぶ距離を走っているのに気づき、赤男爵へ。店長さんと少し話してからタバコを2本灰にする頃に作業終了。

 

「作業代 ¥1000 になります。」

 

おお、ここにも値上げの波がぁ!

 

「あと、すみませんが・・・」

 

はい?

 

「ちょっとぶつけてしまって右ウインカーが根元から折れてしまいました。今は接着剤でガッチリ留めています。部品を発注して交換します」

 

なんですとぉ?!

あらら

 

倒したわけでもないのに、ぶつけただけで折れるのでしょうかね? 写真の通り、このウインカ-ステ-には柔軟性はあるはずなんですが。でもまあ、やってしまったものは仕方ない、無料交換で直してくれればいいや。ここで文句を言ってもどうしようもないですしね。とにかくパーツが来たら連絡してもらうことにしました。

 

しかし不思議なのは、接着剤についてです(根本の白い部分)。ウインカーの根元はウインカー自体を支える上に振動に耐える・逃がす必要があるため、かなりの負担がかかります。それなのにあの短時間で乾燥し強度を出す接着剤って何でしょう??? 交換作業の時に聞いてみます。

おさんぽツ-リングでの平均的な距離

 

 

で、本題です。やっと・・・、やっと夏の北海道ツーリングの話題、最終回です。4ヶ月前の話なのでもう発酵しているかもしれませんが、最後なのでお付き合いください。

 

上巻は「よかったこと」についてだったので、下巻は「残念だったこと/失敗だったと思うこと」

について述べてみようと思います。

 

 

立ちゴケ

とうとうやってしまいました。誰に文句を言うこともできない、完全に自分の責任です。Fブレーキディスクにロックをつけていたのですが、その外し忘れでスタートと同時に強制停止、からのバランスを崩して「ガッシャン」でした。

 

発進前に、いつもその鍵を入れているバッグのポケットを目視で確認したのですが、他のモノの下に隠れていて見つけられませんでした。なので「今回はロックをつけていなかったんだ」と思い込んでしまったのです。ちゃんとFディスクの方を見るべきでした。

 

倒れる時っていろんなことを考えますね。

 

「お?をおっ?」

→ 「あ、足がついた。ガンバレ、ワタシの左足!」

→「いや、無理だ。このまま踏ん張リ続けるとワタシが怪我する!」

→「脱出!」

 

という流れでとっさにバイクから飛び降り、ゴロゴロと転がった背後で「ガッシャン」という悲しい音が。

 

幸か不幸か、地面が土+砂利だったことで全体的な衝撃は吸収されたものの、車体左側はダメージを喰らいました。せめてもの幸いだったのは、身体に重大なダメ-ジを受けなかったことと、他の車に迷惑をかけなかったことです。

 

paradoxrider.hatenablog.com

 

このような転倒は ZZR1100 以外では何度も経験しているので、そう珍しいことではなかったのですが、Tiger Explorer では初めて、さらに自分で起こせなかった上に出先で身体(腰)を痛めてしまうということをやらかしたのも初めてだったので、かなりのショックでした。

 

限定解除試験(現:大型二輪免許試験)の事前審査で「引き起こし」というのがありました。完全に倒れたバイクを起こせなければ本試験を受けられないというもので、その関門を突破した人間としては、「自分の力で起こせないバイクは乗るべきではない」という強い刷り込みを意識してしまうのです。

 

自分の不注意から招いた転倒でしたが、同時に自分の肉体的限界をはっきりと自覚させられました。もうこういう重量級のバイクを扱えなくなったんだなぁと思うと、修理費( 6 諭吉オーバー)による財布の痛みだけでなく、なんともやりきれない気分を味わいました。「こけ、事故ら、捕まら」の「3」がコンプリ-トできなかったという情けなさより心に刺さっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、新しいバイクを注文しました。

 

9月の頭に契約したのですが、納車時期は未だに未定。契約時には「早くて 10 日、普通は半年」と言われました。現在 3 ヶ月が経過しましたが、何の情報も入ってきません。正式に手に入れたら「私的バイク遍歴 12 」を書くつもりですが、さて、いつのことやら・・・。

 

 

・事前準備不足

いままで北海道には 10 回以上行っています。でも走るルートはそんなに変わっていないので、立ち寄り場所もほぼ一緒。場所によっては地図無しでも行けるくらいになりました。

 

そうすることで精神的な余裕が生まれたり、おおよその所要時間がわかるのでゆとりをもって新しい立ち寄り場所を開拓したり知らない道を走ってみたりすることができるようになりました。

 

でもこれはいいことばかりではありません。北海道ツーリングのことがわかっているつもりになって、前もっての旅の予習を怠るようになり、さらには「いざとなったらその場でスマホに頼ろう」と考える始末。

 

情報というものは、「得る」→「他の情報と比較・融合する」→「更新する」という流れで扱うべきだと思います。そのプロセスの最後の部分がおろそかになっていました。

 

この数年、北海道ツ-リングだけではなく他の旅行でも同じようになっているのには危機感を感じるようになりました。「予定を立てない気ままな旅」というのは聞こえはいいのですが、知識というバックボ-ンがなければ単なる「無謀な旅」に過ぎません。実際、「ちゃんと調べていれば行程での無理やあせりが減っただろう」とか「もう少し調べていたらこんな無駄なことはしなくて済んだのに」と思うことがよくありました。

 

これは今回のツーリングだけでなく、すべての旅行に当てはまっています。その場所のことをわかっているつもりになって油断する、安全策を取り過ぎて新たな試みをしなくなるという、

慢心+マンネリ

の状態になっていて、そのため旅で得られる刺激は少なくなっていたのです。

 

今回の北海道ツーリングでそれをはっきり自覚できたのはケガの功名だと思っています。今後の泊をともなうツーリング計画立案時には、もっと丁寧さを増やしたシミュレーションをして臨むつもりです。

 

 

食べ物

ワタシは「食」にはあまりこだわらない方ですが、やはりその土地ならではのものには惹かれます。なので楽しみにしていたのですが、大部分は空振りに終わりました。

 

やむを得ない理由によるものばかりなので文句のつけようがないのですが、やはり残念です。希望通り食べられなかったものを挙げていきます。

 

カレー

・フェリーのまかないカレー(太平洋フェリー

・フェリーのカレーパン(太平洋フェリー

・帯広のカレー(インデアン

・室蘭のカレーラーメン蘭たん亭味の大王

・苫小牧のホッキカレー(マルトマ食堂

 

甘味

・ソフトクリーム(道の駅おこっぺ

 

海の幸

・宿の夕食(船長の家

 

 

これらが今回のツ-リングで「食べたかったのに食べられなかった」ものです。そのぶんセイコマ-トのパンがたくさん食べられたのでいいと言えばいいのですが。でも次回はしっかりと情報収集して、今年の分も食べてやろうと思っています。

 

 

来年の展望

来年はクルマで行こうと思っています。でもそれだけでは面白くないので、瀬戸内海と津軽海峡以外はオール自走で行くことを予定しています。

 

WRXSTI で本州・九州は走っているのに北海道だけは走っていません。なのでいっぺん北海道を見せてやりたいと思いまして。「ビジネスインこやど」の御主人に「根性がなくなった」と言われたり絶品おにぎりが頂けなくなるのは残念ですが、それはまた翌年の宿題としておきます。

 

とか言っておいて、新しいバイクが手に入ったらそれで行くんでしょうけどね。

 

そろそろ腰を据えてプラン作成と宿の確保に動くとしますか。

 

 

 

今年の北海道ネタを 12 月まで引っ張ってしまったことは、自分でも驚きです。ある意味、最後までみっちり感のあるツーリングだったからでしょう。喜怒哀楽痛、すべて味わったこの北海道紀行、一生忘れないものになりました。来年はさらにその上を行くものにしたいです(ただし「痛」は除く)。

 

 

週末からちょっと出かけますので、次回のアップはまたまたお休みさせていただき、12/14 にはお出かけの様子をお伝えします。

 

 

ではまた。

お久しぶりの奈良・大阪 下巻

今回の写真はすべてスマホによるものです。

 

このブログに載せる写真はすべて大きさを変える加工をしています。それをするとやはり一眼レフとの差を感じますね。スマホで撮った写真をスマホで見るとキレイで、もうこれで十分かもと思ったこともありますが、データをちょっといじるとその差は歴然。やはりまだまだ一眼レフは手放せません。今後も D300s 、D500 、D750 のニコン艦隊には頑張ってもらおうと、改めて思いました。

 

 

前回の続きです。

 

昨晩は夜更かしをしたのと、今日はスロウスタートのため、6時半起床。寝る前の入念なストレッチのため、脚と腰の痛みはだいぶおさまった。昨日は電車内とトンテキ屋以外では休んでないからなあ。むしろこれぐらいで済むなんて、我ながら nice body だ(意味違う?)。

 

朝食はいつもどおりガッツリ。まだコロナの不安が残る中、無料での提供には頭が下がる。ご飯はお代わりをして美味しく頂いた。でもコロナ騒動が一段落したら品数を増やしてくれたら嬉しいなあ。

もっと野菜、摂らなきゃかも

 

 

食後は部屋でテレビを見てダベり、9 時前にチェックアウト。目的地までは徒歩 10 分少々。10 時に開店するのだからもう少しゆっくりしていてもよかったのだが、気が急いて(テヘヘ)。いや、道に迷うかもしれないし、途中で何かトラブルが発生するかもしれないし・・・。

 

 

9:15 、何事もなくなんばグランド花月に到着。

開場時間が近づくと、ここに長蛇の列が


ほうら、言わんこっちゃない。あと 45 分どうするの?!

 

でも割と退屈しなかった。「お、本屋だったところがドンキにかわってる!」、「よしもと漫才劇場にも行くか」などとキョロキョロしていると時間が経っていた。

本日の出演者



10 時になって土産物屋が開店したので即入店。宿で宿泊に伴うクーポンを頂いたので、それで手ぬぐいとタオル購入。電子クーポンはお釣りが出るのでありがたい。その後も土産物屋で時間をつぶし、会場と同時に入場して席を確認する。

入場口近くの撮影ポイント

 

わくわく

 

2階席は初めてだったが、普通に見られそうだ。あまりお客さんが入っていなかったが、開演5分前になると突然大勢が入ってきて、あっという間に満席になった。平日は団体さんが多いのでその人たちかな。

 

まず漫才で始まった。さすがプロ。初めから全開で楽しめた。あまりテレビを見ないので知らない芸人さんだったが、内容、テンポともに飽きさせないもので、一気に場を温めてくれた。

 

ちょっと意外だったのが、ベテラン、大御所と呼ばれる人たちの話があまりしっくりこなかったということだ。内容がつまらないというわけではない。「間」がいまひとつ馴染まないのだ。若手がひょいひょいと話を積みあげるのに対して、ベテランたちは念押しで繰り返したり一拍おいたりして話の流れがよく途切れてしまう印象を受けた。

 

話術の使い方の違いなのだろう。若手の話はテレビのバラエティタイプ。時間内にできるだけ多くの笑いを取るためにテンポを重視して話を進めていく。それに対し、ベテランのそれはじっくり聞かせて聞く方に考えたり予想する時間を与える落語タイプ。今の世の中では少しまどろっこしく、リズム感に乏しい印象を受ける。そういった違いのある人たちをまぜこぜにして同じ舞台にあげて観客に聞かせる・見せるということを意図してやっているとすれば、吉本興業は大した会社だと思う。

 

後半は吉本新喜劇。今回は「これ、アドリブ?」と感じさせるシーンが多かった。本当にそうなら、これは役者の技量が試されるやり方だと思う。冒険的な試みにチャレンジするのはいかにも吉本だ。でももしそうでないなら、間延びしすぎ、くどすぎのシーンが多かったにもかかわらず最後はきちんとまとめたので、新喜劇が積み重ねてきた歴史とノウハウは大したものだ。いずれにしても吉本興業、さすがだな。

 

終了予定時間が伸びてしまったので、よしもと漫才劇場の開演時間には間に合わなくなった。では、でんでんタウンをうろついてみるか。前日はオタロードを巡回してすこしお宝をゲット出来たので、今日も期待しておこう。

ん?

こんな看板、大阪ならでは  いや、アキバにも似たようなのがあったな

 

いや、遠慮しておく

 

 

その前に腹ごしらえ。餃子の王将でんでんタウン日本橋へ。こちらに来たらいつも寄る店なので久しぶりの来店だ。こちらの盛りは素晴らしく、時には残酷だ。かつて「まんぷくセット」を注文し、リバース直前までいったことがあるくらい。だいたいどこでも普通に大盛りをオーダーするワタシだが、この店では警戒する。今回は朝食を食べ過ぎ、なおかつあまり動いていないので、おとなしくランチセットをいただく。

良くも悪くも身近な街中華の味

 

さて、エネルギーの補充と脚の休憩も終わったので、巡回開始。表通りで大きな店が多いため、高い物しかないんだろうなとたかを括っていたのだが、割と安くていいものが買えた。東京と比べて売れ筋が違うからだろうか。「ウマ娘」や「SPYFAMILY」より「ドラゴンボール」や「ONE PIECE」のほうが割高なのは興味深い。

この店もアキバにあったな

 

 

こころゆくまで店を回ったので、そろそろバスターミナルに行こう。なんばウォークをぶらつきながら 17 時頃に到着し、バスに乗る。平日なのでそのまま渋滞に突入する。その分車窓から眺めが楽しめると思ってこの便にしたのだが、正解だった。大都市の夜の街の景色を、走るクルマの中から無責任に楽しむのはなかなかできないことなので、ずーっと外を見ていた。かなり自分の中の夜景成分が満たされたようだ。

 

渋滞のため市街地を抜けたあたりで 10 分遅れと運転手が言っていたが、ターミナルにつく頃にはその遅れを取り戻していた。運ちゃん、ちょっと運転、荒かったな。

 

 

帰宅後は2日分の荷物の片付けをしたが、長時間の徘徊と乗車のため、足腰が痛い。風呂で入念なマッサージとストレッチをしてから就寝。

 

 

本日の歩行距離: 5.5km

 

今回の収穫

27日

のれん

艦これ同人誌

 

28日

旅行支援ク-ポンで買った、手ぬぐいとタオル

 

自分用 食べるのが楽しみ

 

お宝

 

 

ということで、1泊2日の関西へのお出かけのレポートでした。次回(こそ)は(たぶん)北海道ツーリングの最終回をお送りします。

 

 

ではまた。

お久しぶりの奈良・大阪 上巻

気温も順調に下り、湯船に浸かるのが楽しみになるほどになりました。山の紅葉は一段落したので、いよいよ平地の番です。でも四国じゃあなぁ・・・。この際だから海を渡ってみよう。今月はまだ一回しか渡ってないし。ということで、久しぶりに高速バスに乗って関西に行ってきました。その模様を二回に分けてお伝えします。

 

今回の撮影機材は NIKON D750+TAMRON 24-70 、 iphone XR です。

 

では、写真たっぷりの一日目の様子から。

 

 

4時起床。おかしい、3時に一度起きたはずだが。さすがにこの時間に起きるのは厳しいな。

 

バスの発車時刻は4:55。マッハで着替えと準備を済ませる。必要なものは前日にバッグに入れておいたので助かった。急ぎバスターミナルへ。危なかった、乗り遅れるところだった、、、あ、コンデジ忘れた、、、。痛恨の忘れもの。まあいいや、今日の主役は一眼レフ。ちょっとしたものはスマホで撮ればいいか。

 

5時前発。バスで行くのは4年ぶりかな。シートは3列に変わっていて快適。この配列の場合は C 列(進行方向右窓側)に乗ることにしている。A-B 間より B-C 間の方が幅広なので開放感があるし、景色もそこそこ見える。A列だと高速道路では防音壁に邪魔されることが多い。

しばらく見ない間に快適そうになって・・・

 

それなのに外も見ずに爆睡してしまい、PA 休憩で目が覚めた。今回の運転手が上手いからか。起きている時に気づいたのだが、一般道でも高速でもほとんど横G を感じないのだ。自分が鈍くなったのかと思ったのだが、帰りのバスではビンビンに G を感じた。さては往路の運転手、手練れだな。

淡路島にて

 

湊町バスターミナル(OCAT)で途中下車して近鉄の駅に向かう。ここで降りた方が一便早い電車に乗れるので。少し迷いつつ近鉄難波駅へ行き、それでも30 分早い電車を捕まえることができた。ここが始発なので余裕で着席。長い間見ていなかった車窓の風景を楽しもう。

では行きますか

 

どこの地方でもそうだが、私鉄とJR、乗ると何かが違う。サービスの質と量、垢抜け具合かなあ?でもそれだけじゃない気がする。

 

 

近鉄奈良駅に到着後、

まだ人はまばら


まず猿沢池を目指す。

教会なのに和風建築 奈良だから?


小腹が空いたのでおやつでもと思い、途中でよもぎ餅を買い食い。めっちゃウマイ!

¥150 の価値あり!


つるりと瞬食。帰りにも食べようっと。

 

猿沢池辺りで池と紅葉、興福寺五重塔をからめた写真をとるつもりが、紅葉はほとんど終わっていた。やはり 10 日間くらい遅かったか。人の方が多いくらいだ。

猿沢池とその近辺より

 

そこからならまちを歩いてみる。古都らしい建物がならんでいて風情があった、と言いたいところだが、エンゲル係数が高い街だった。全国の古い街並みを売りにする所はどこでもそうだが、飲食店がやたら多い。観光収入が手っ取り早く得られるのはいいことだが、街の規模の割に多すぎる。常にサイフを狙っているみたいで、観光客をゆっくり見て回らせる「ゆとり」は感じさせない。早々に撤収。次行こ、次。

街そのものには風情があるのだが

 

興福寺にて




奈良公園には鹿がたくさんいて、人間たちに鹿せんべいをねだっていた。彼らも学習していて、せんべいをくれそうな人には何度もお辞儀をする。賢いなぁ、人間でも「くれるのが当たり前」という言動をとる奴らが多いのに。

奈良公園 どこにでも鹿がいる



春日大社に向かう。この道はなかなかの曲者。歩きやすいのだが、だらーっとゆるーい坂道を登っていかなければならない。七五三らしく着飾った子供がたくさんいて親と共に元気よく歩いていくが、ついて行くジジババはしんどそう。大変だなぁ、カネ出した上に疲れるなんて。

春日大社 まだたくさんの紅葉が

 

春日大社はその七五三イベントと修学旅行の生徒、外国人観光客で大賑わい。お参りを済ませ、再び歩く。滞在時間は1分くらいか。

本殿

 

写真を撮りながらそのまま先へ進み、若草山へ。この季節は一面の枯れ草なのだが、それはそれでキレイ。そしてここにもたくさんの鹿が。奈良公園とは違ってあまり鹿せんべいをもらえないためか、ちょっと従順さに欠けるように見える。あんなもん、おいしいのかねぇ、ちっとも味がしないのに(なんで知ってる?!)。

若草山を見ながらその先へ

 

二月堂に行ってみる。数十年前、さだまさしの「修二会」という歌を聞いて、それ以来「お水取り」を見てみたいと思っているのだが、残念ながらその経験はナシ。ここを松明を持った僧が駆け抜ける姿をナマで見たいものだ。

二月堂

おたいまつの煤で黒ずんだ天井

三月堂と四月堂

 

ここからは来た道を引き返す。ちょっと歩きたいところがあるので。

途中の紅葉

 

奈良公園のより親近感を感じる

 

午後を過ぎて人出もさらに増えている。友達とワイワイ言いながらアイスを食べる高校生が眩しい。と思えば一人で歩いている生徒もいた。「ダイジョウブ、イツマデモヒトリッテワケジャナイカラ」と、すれ違いざま心の中で声を掛ける余計なお世話のオッサン。

 

途中の茶屋で休憩するつもりだったが、人が多くて無理。

たくさんいるねぇ

 

一言主神社


そのまま歩き続け、参道から入ったところにある原生林へ。

 

ここは・・・、うん、なんともいいようがない雰囲気が漂っている場所。近くにある開放的な飛火野とは正反対の、圧縮され濃縮されたプリミティブなパワーとかオーラが感じられ、異空間に居るような気がする。ここでしばらく時間を過ごすと、心のトゲトゲ感を削りとってくれる気分になるので、春日大社に来たら立ち寄ることにしている。

夜に歩いてみたいとも思う

 

駅までにも紅葉

 

15 時近くになった。おお、5 時間近くいたのか。ぼつぼつ宿に向かうか。帰りも近鉄日本橋駅で遅い昼食をとる。豚 → カツ、牛 → ステーキが一般的だが、その組み合わせを変えてみると、ビーフカツはウマイ。ならトンテキは?

ザ・肉! 食べでがあってウマイ!

 

なんばグランド花月で翌日のチケットを購入しておく。1階席はすでに満席。しまった、遅かったか。2階席は初めてなので、どう見えるのか見当がつかない。明日のお楽しみかな。

 

道具街でのれんを購入後、日本橋に行ってみる。「東の秋葉原、西の日本橋」と言われるが、秋葉原クン、君の優位は変わらない。4年前まではいい勝負をしていたが、今は・・・。店がかなり減り、商品も売れ筋ばかり。で、高い。こりゃ復活は難しいかな。

といいつつも、収穫アリ

 

 

では宿に向かう。キャンペーンのためお安くなっている。さらにクーポン¥3000! 実質宿代は¥1000ちょい!!。なんと素晴らしい!!! でもこの補助、税金なんだよなぁ。今後の増税が怖いわ・・・。

東横イン大阪なんば西

 

宿に入ったあとはいつものダラダラパターン。歩き過ぎて足が痛い。

 

 

本日の歩行距離: 17.5km

 

 

続きは(たぶん)次回。

では。

北国の夏を満喫、北海道ツーリング 2022 thanks to TIGER EXPLORER 総括 上巻

最近仕事が立て込んでいます。今までも気分的に慌ただしいことはありましたが、今回は心身ともに運動量が多いのです。というのも週末に年に一度の大きなイベントがあるから。

 

その準備のため立っぱなしでの作業が多いので、さすがにちょっと疲れています。腰が痛かった時は立っている方が楽だったのですが、痛みが落ち着くと座りたくなっています。勝手なものですね。

 

本番近くになっているので、職場全体がどこか落ち着かない雰囲気です。テンションが上がりソワソワした感じなのですが、ワタシは嫌いではありません。緊張感と高揚感、そこに不安感と期待感をひとつまみ。今の部署はこのバランスがうまくとれています。

 

去年の職場ときたら(怒りながら以下略)。

 

ということで、あと数日はこの状態が続いてしんどいですが、終わってしまうのがもったいない感じもします。土曜日が本番。月曜が代休になるので、それを目指してもう少しの間頑張ってみるとしましょう。

 

 

さて、北海道ツーリングの総括をしてこの話題を締めくくろうと思います。

 

もう今は11月の下旬。8月のツーリングレポ-トをここまで引っ張ってしまうとは予想外でした。というのも秋は出かけるには絶好のシ-ズンなので、ついついほかのトピックが増えてしまい、このような結果になってしまったのです。さらにコロナ騒動が下火になった上、ワクチン接種も4回終了。これで「出かけるな!」というのは土台無理な話。この2年余りの鬱憤を晴らすがごとく頻繁に遊びに行って満足しました。

 

ですが不満要素もあります。それは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大幅に目減りした銀行口座残高

 

です。まあ自分への投資と思って諦めていますが。

 

 

そんなこんなで約3か月にわたるツーリングレポ-トとなりました。前回バイクで北海道に行ったのは 2018 年。ですから 4 年ぶりになるので、出発前は緊張を感じるとともに楽しみにもしていました。そして振り返ってみると印象に残る、充実した2週間の旅でした。時間が経つにつれ思い出は熟成し消化できたのでまとめてみます。でも旅の思い出が大きすぎて字数が増えてしまったため、2回に分けてお送りします。

 

 

今回はその上巻、「よかったこと」について。

 

・なにはともあれ、またバイクで北海道に来られたこと

この2年間、何度か飛行機で行って数日北海道に滞在する旅行をしましたが、そうしているとなにもしんどい思いをしてバイクで走らなくてもいいんじゃないかと思うようになりました。

 

2020、2021 と2年連続で北海道行きを中止した時、「もしかしたらバイクではもう来られないかもしれない」と思いました。暑さや危険、旅の不確定要素を楽しめるだけのパワ-やバイタリティを、3年のブランクを乗り越えて維持し続ける自信が持てなくなったのです。もうこのまま楽な方法に流れていってしまうのかなと覚悟を決めたのを覚えています。

 

それでも最後のひと頑張りとばかり自分にハッパをかけながら計画や準備をし、今回のツーリングに行ったのです。

 

結果はレポ-トを読んでいただければお分かりの通り充実したものになったと同時に、まだこれだけの一人旅を続けることができるという自信もつきました。

 

バイク乗りにとっては、やはりバイクを通じて北海道を感じるというのが至高のやり方だと思います。その経験ができたことに大満足です。

 

 

・再会

よく行く場所やそこの景色、道、空気などなど、ワタシの中で「ザ・北海道」ともいうべき対象に再び会えました。「ここは見覚え・聞き覚え・嗅ぎ覚えがあるぞ?」と気付くと、その場所からも「よく覚えていたな。久しぶり、元気だったか?」と歓迎されている気がして嬉しくなってしまいます。

 

そのなかでも、毎回泊まっている宿の御主人と久しぶりに会えたことは最高でした。特に仲良くなって話し込む、ということはないのですが、非常に 癖のある 個性的な方なので会うのが楽しみなくらいです。その魅力とは・・・すみません、ワタシの語彙力では表現できません。お互いが軽口をたたき合い、豪華な朝食を頂き、「これ」とこっそり差し出してくれるバイク乗り特典のおにぎりを頂き、「また来年!」とあいさつをして出発する。そうすると北海道ツ-リングも終盤に入ったなぁと感じるほど、北海道旅行の節目の宿になっています。

 

「この数年、お互いにいろいろあっただろうけど、またこうして会えた。それでいいじゃないか。で、今度はいつ来るんだ?」

 

北海道からこう言われたような気がしました。

 

 

・旗とステッカー、コンプ!

例年の GS でのフラッグ販売に加え、ステッカ-も仲間入りしました。ホクレン様には感謝です。

 

北海道へは盆明けに行くので売り切れとなっている GS も多く、いつもヒヤヒヤさせられます。今年は実用性を考えてステッカ-狙いだったのですが、ワタシが立ち寄った店の多くは「ステッカ-の方が人気がある」と言っていました。ステッカ-ならバイクに貼れるけれど、フラッグはいつもバイクに付けておくわけにはいきませんし、半額だし、そりゃステッカ-は売れるわな。

 

ということで探し回った結果、両方ともコンプできました(バンザ-イ)。ただ残念だったのは、種類が減ったことです。昨年までは道北・道東・道央・道南の4種類だったのですが、今年から道央と道南がひとつになり3種類になりました。買う方からすれば集めるのが楽になってよかったのですが、ちょっと物足りない気がします。

 

以前はホクレンフラッグをバイクにつけて走り回っていました。そうすればどの地域を走ったかがわかるので、それをもとに他のバイク乗りたちと情報交換ができたものです。走行距離が伸びるに従って旗が増え、4本揃うと周囲から一目置かれていました。それをつけたまま凱旋するがごとく帰宅すると、その頃には旗はボロボロに。それを見ると、本当に北海道を走り回ったんだなあと実感できました。念のために買っておいたもう 1 セットは旅の思い出として家に保管しています。

 

今はそんな人たちが減ってきているので、今年の旗の売れ行き次第ではもしかしたらステッカーだけになるかも。そうならないように来年も頑張って旗(もちろんステッカーも)を買うつもりです。

 

 

・宿が安かった

こんな時期なのでまだ宿泊代は安かったです。まあ半年以上前から予約していたので当たり前かもしれません。

 

その時期はまだコロナの脅威が大きかったためお値段はさらにお安くなっており、今がチャンスとばかりに即予約しておきました。以前 GoTo キャンペーンがあった頃、そのキャンペーン開始と同時に宿泊料金が上がったのを知っているだけに、コロナの影響の変化を待たずにとりあえず宿を押さえたのですが、その作戦は成功でした。

 

今年の秋以降も同じようなことが起こっています。お買い物クーポンもつくので旅行代が安くなったと喜んでいる人も多いですが、騙されないでくださいね、使うお金の総額はそんなに下がっていませんよ。

 

なかなかにお安い宿泊費で収まったので、オトク感でも実際の出費減の面でも満足です。ちょっとリッチな宿に泊まろうかとも考えましたが、そんなセレブなステイにはあまり興味がないので自己却下。それに、「安くなっているからという理由でお高い宿に泊まるのは、逆に貧乏臭くないか?」という「気にしぃ」のワタシの美学がそれを許しませんでしたし。やはり身の丈にあった宿に泊るのが気楽で快適です。

 

ということで、12 月になったら来夏の泊地の予約ミッション、始動です。もう今から楽しみです。

 

 

と、上巻はざっとこんな感じです。「あの景色がよかった」とか「あれがおいしかった」とか、そういう個別のことについてはワタシの今までのブログを読んでいただければわかると思います。今回はそのようなもの全部ひっくるめて、今回の北海道ツ-リングで「よかったなあ」と感じられたことをまとめてみました。

 

「景色や食、人との出会いを楽しんだことで、自分がどう思ったのか、どう感じたのか、どう変わったのか、あるいは変わらなかったのかということを自覚することで、それが自分を見つめなおすきっかけとなる」というのが旅の醍醐味だと思っています。「きれいだったぁ!」、「おいしかったぁ!」「おもしろかったぁ!」というだけではモッタイナイ!、と貧乏性のワタシは思うわけです。そういう意味では、今年の夏ツ-リングも大成功でした。

 

 

とはいうものの、やはり「残念!」と思うこともあったわけで・・・。それについては下巻でお伝えします。

 

ですが、次のアップは遊びに行くためお休みします。その内容については次回報告します。ということは・・・下巻は 12 月になりますね。

 

いつまで引っ張るんじゃい!!!

 

 

ではまた。