paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

お久しぶりの奈良・大阪 上巻

気温も順調に下り、湯船に浸かるのが楽しみになるほどになりました。山の紅葉は一段落したので、いよいよ平地の番です。でも四国じゃあなぁ・・・。この際だから海を渡ってみよう。今月はまだ一回しか渡ってないし。ということで、久しぶりに高速バスに乗って関西に行ってきました。その模様を二回に分けてお伝えします。

 

今回の撮影機材は NIKON D750+TAMRON 24-70 、 iphone XR です。

 

では、写真たっぷりの一日目の様子から。

 

 

4時起床。おかしい、3時に一度起きたはずだが。さすがにこの時間に起きるのは厳しいな。

 

バスの発車時刻は4:55。マッハで着替えと準備を済ませる。必要なものは前日にバッグに入れておいたので助かった。急ぎバスターミナルへ。危なかった、乗り遅れるところだった、、、あ、コンデジ忘れた、、、。痛恨の忘れもの。まあいいや、今日の主役は一眼レフ。ちょっとしたものはスマホで撮ればいいか。

 

5時前発。バスで行くのは4年ぶりかな。シートは3列に変わっていて快適。この配列の場合は C 列(進行方向右窓側)に乗ることにしている。A-B 間より B-C 間の方が幅広なので開放感があるし、景色もそこそこ見える。A列だと高速道路では防音壁に邪魔されることが多い。

しばらく見ない間に快適そうになって・・・

 

それなのに外も見ずに爆睡してしまい、PA 休憩で目が覚めた。今回の運転手が上手いからか。起きている時に気づいたのだが、一般道でも高速でもほとんど横G を感じないのだ。自分が鈍くなったのかと思ったのだが、帰りのバスではビンビンに G を感じた。さては往路の運転手、手練れだな。

淡路島にて

 

湊町バスターミナル(OCAT)で途中下車して近鉄の駅に向かう。ここで降りた方が一便早い電車に乗れるので。少し迷いつつ近鉄難波駅へ行き、それでも30 分早い電車を捕まえることができた。ここが始発なので余裕で着席。長い間見ていなかった車窓の風景を楽しもう。

では行きますか

 

どこの地方でもそうだが、私鉄とJR、乗ると何かが違う。サービスの質と量、垢抜け具合かなあ?でもそれだけじゃない気がする。

 

 

近鉄奈良駅に到着後、

まだ人はまばら


まず猿沢池を目指す。

教会なのに和風建築 奈良だから?


小腹が空いたのでおやつでもと思い、途中でよもぎ餅を買い食い。めっちゃウマイ!

¥150 の価値あり!


つるりと瞬食。帰りにも食べようっと。

 

猿沢池辺りで池と紅葉、興福寺五重塔をからめた写真をとるつもりが、紅葉はほとんど終わっていた。やはり 10 日間くらい遅かったか。人の方が多いくらいだ。

猿沢池とその近辺より

 

そこからならまちを歩いてみる。古都らしい建物がならんでいて風情があった、と言いたいところだが、エンゲル係数が高い街だった。全国の古い街並みを売りにする所はどこでもそうだが、飲食店がやたら多い。観光収入が手っ取り早く得られるのはいいことだが、街の規模の割に多すぎる。常にサイフを狙っているみたいで、観光客をゆっくり見て回らせる「ゆとり」は感じさせない。早々に撤収。次行こ、次。

街そのものには風情があるのだが

 

興福寺にて




奈良公園には鹿がたくさんいて、人間たちに鹿せんべいをねだっていた。彼らも学習していて、せんべいをくれそうな人には何度もお辞儀をする。賢いなぁ、人間でも「くれるのが当たり前」という言動をとる奴らが多いのに。

奈良公園 どこにでも鹿がいる



春日大社に向かう。この道はなかなかの曲者。歩きやすいのだが、だらーっとゆるーい坂道を登っていかなければならない。七五三らしく着飾った子供がたくさんいて親と共に元気よく歩いていくが、ついて行くジジババはしんどそう。大変だなぁ、カネ出した上に疲れるなんて。

春日大社 まだたくさんの紅葉が

 

春日大社はその七五三イベントと修学旅行の生徒、外国人観光客で大賑わい。お参りを済ませ、再び歩く。滞在時間は1分くらいか。

本殿

 

写真を撮りながらそのまま先へ進み、若草山へ。この季節は一面の枯れ草なのだが、それはそれでキレイ。そしてここにもたくさんの鹿が。奈良公園とは違ってあまり鹿せんべいをもらえないためか、ちょっと従順さに欠けるように見える。あんなもん、おいしいのかねぇ、ちっとも味がしないのに(なんで知ってる?!)。

若草山を見ながらその先へ

 

二月堂に行ってみる。数十年前、さだまさしの「修二会」という歌を聞いて、それ以来「お水取り」を見てみたいと思っているのだが、残念ながらその経験はナシ。ここを松明を持った僧が駆け抜ける姿をナマで見たいものだ。

二月堂

おたいまつの煤で黒ずんだ天井

三月堂と四月堂

 

ここからは来た道を引き返す。ちょっと歩きたいところがあるので。

途中の紅葉

 

奈良公園のより親近感を感じる

 

午後を過ぎて人出もさらに増えている。友達とワイワイ言いながらアイスを食べる高校生が眩しい。と思えば一人で歩いている生徒もいた。「ダイジョウブ、イツマデモヒトリッテワケジャナイカラ」と、すれ違いざま心の中で声を掛ける余計なお世話のオッサン。

 

途中の茶屋で休憩するつもりだったが、人が多くて無理。

たくさんいるねぇ

 

一言主神社


そのまま歩き続け、参道から入ったところにある原生林へ。

 

ここは・・・、うん、なんともいいようがない雰囲気が漂っている場所。近くにある開放的な飛火野とは正反対の、圧縮され濃縮されたプリミティブなパワーとかオーラが感じられ、異空間に居るような気がする。ここでしばらく時間を過ごすと、心のトゲトゲ感を削りとってくれる気分になるので、春日大社に来たら立ち寄ることにしている。

夜に歩いてみたいとも思う

 

駅までにも紅葉

 

15 時近くになった。おお、5 時間近くいたのか。ぼつぼつ宿に向かうか。帰りも近鉄日本橋駅で遅い昼食をとる。豚 → カツ、牛 → ステーキが一般的だが、その組み合わせを変えてみると、ビーフカツはウマイ。ならトンテキは?

ザ・肉! 食べでがあってウマイ!

 

なんばグランド花月で翌日のチケットを購入しておく。1階席はすでに満席。しまった、遅かったか。2階席は初めてなので、どう見えるのか見当がつかない。明日のお楽しみかな。

 

道具街でのれんを購入後、日本橋に行ってみる。「東の秋葉原、西の日本橋」と言われるが、秋葉原クン、君の優位は変わらない。4年前まではいい勝負をしていたが、今は・・・。店がかなり減り、商品も売れ筋ばかり。で、高い。こりゃ復活は難しいかな。

といいつつも、収穫アリ

 

 

では宿に向かう。キャンペーンのためお安くなっている。さらにクーポン¥3000! 実質宿代は¥1000ちょい!!。なんと素晴らしい!!! でもこの補助、税金なんだよなぁ。今後の増税が怖いわ・・・。

東横イン大阪なんば西

 

宿に入ったあとはいつものダラダラパターン。歩き過ぎて足が痛い。

 

 

本日の歩行距離: 17.5km

 

 

続きは(たぶん)次回。

では。