インタ-ネットの調子、おかしいままです。
ケ-ブルインタ-ネットの会社の人が来て診てくれましたが、その結果、回線はつながっているとのこと。データをダウンロ-ドしようとしても光なのに 300kb/s というクッソ遅さに加え、数分で止まってしまうと言っても、これ以上は打つ手がないという返事しかくれませんでした。
何か設定が間違っているのかなぁ?でもどうしようもないので、止まったら手動で再開させるしかありません。しばらく様子を見てどうしてもダメだったらもう一度連絡してみようと思います。
こんなトラブルも解決できないなんて、インタ-ネット社会もまだまだですね。もっとユ-ザ-フレンドリ-にならないもんかなぁ。
気を取り直して、神奈川編です。
ここも学生時代に行ったのが初めてです。四国の人間からしてみると「神奈川」と言われても「?」ですが、「横浜」と言われたら「おお!」となります。なので通過を除いた神奈川初体験はもちろん横浜でした。とは言ってもメシ食いに中華街へ行っただけですけどね。
行ったお店は聘珍楼。貧乏学生にとっては清水ジャンプの心境(お財布的に)でした。それでも行かなくてはいけない時がオトコにはあるのですよ!見栄を張って連れて行ったのですが、想像通りお値段を見てビックリ!でもそんなことをおくびにも出さず、平然を装い「何でも好きなものを頼んでよ」と言い放つ姿を今思い返すと、恥ずかしいやらかわいいやら。
この時、周囲の客層を見て「経済格差」というものを実感しました。現在でもこの言葉がよく使われていますが、バブル経済前まではもっと格差は大きかったように思います。だって今なんか、多くの人が「金がない、補助しろよ」と言いながら生活費以外に諭吉レベルの金を突っ込んでるんですから。昭和の人間からしてみると、そんな程度で「格差」だの「貧困」だの言ってる姿は滑稽でしかありません。
話を元に戻して。
横浜は明らかに生活水準が高そうな街、という強烈な印象を植え付けられました。なんだか神戸に似てますね。「異国の雰囲気を残すおしゃれな街、大都市の近くにあるがそこと自分を比べようとしない街」という唯我独尊の存在という意味で。
そんな不思議な雰囲気を味わいたくて、東京に行った際にはよくここへ足を延ばすようになりました。
ただ、あまり街歩きはしていないんですよねぇ。時間を見つけてやってみたいなぁ。CP+ に行ったらうろついてみようかな。
横浜から始まった神奈川への関心ですが、それが広がって他の場所へも行くようになりました。宿は横浜か鎌倉でとることが多いです。
鎌倉といえばまずこれでしょうね。
まあ、でかいんですけど外にあるのでそこまで大きくは感じませんでした。奈良大仏のほうが 3m デカいらしいんですが、もっと大きく感じます。
もう一つはここです。
弓道をやっていた身としては、ここの流鏑馬は一度見てみたいものです。
これらの2枚の写真は数年前に行った時のものですが、ちょうど「爆買い」がお盛んな時期だったので、日本人より大陸の方々の姿が多かったです。でもおもしろいのかなぁ??寺社仏閣は自分の国のほうがたくさんあるでしょうに。
あと、忘れちゃいけない交通手段。
本当に民家のすぐ横を走るんですよね。実際乗ってビックリしました。そんなスリリングな場所や海沿い、道路面などいろんなところを走るので、外を見ていて飽きません。でも観光シ-ズン中は乗りません。駅のホ-ムはあふれんばかりの人人人。ファーストペンギン待ちみたいで怖くて・・・。
鎌倉中心部から少し離れた所にある獅子舞にも行きました。紅葉シ-ズンの初めでしたが、朝一だったのであまり人もおらず、山の紅葉を楽しめました。
鎌倉には「歴史があり品がある街」、「格式やプライドを感じさせるけれど、それを振りかざさない奥ゆかしい街」というイメ-ジをもっています。さて、ほんとのところはどうなんでしょうね?
他によく行くところといえば横須賀です。軍港めぐりの遊覧船に乗って船を見たり
三笠公園へ行ったり。
やはり横須賀は軍都なんだなあと実感します。
あと、ちょっと変わったところでは防衛大学校も興味深かったですね。予約制の見学に申し込んで見に行きました。
いろいろと説明してくれて休憩場所に着くと、そこは売店。グッズを買い漁ってしまいました。他の基地見学や防衛省での休憩場所も売店です。自衛隊さん、商売上手ですな。
さらに変わったところの真打ち登場! 金山神社です。ここは
日本で一番の奇祭、奇祭オブ奇祭
が行われる場所です。その名も
かなまら祭
といいます。どんな祭りかというのはヒジョーに説明しにくいので、詳しくはググってください。一応、行ったことがあるという証明のため、2枚だけ写真を貼っておきます。
外国人観光客も多いです。海外メディアも取材に来ます。まあそりゃこんな祭り、世界的にも珍しいでしょうね。ある意味、ニッポン独自の文化ともいえるでしょう(?)。
まっすぐ歩けないほどの人出があり、出店やイベントもたくさんあります。あるのですが、どれもこれもピ-がらみのものばっかり。ピ-の形をした飴やお守り、グッズが大量に売られているので、四方八方ピ-ばかり。ピ-に包囲された気分を味わえます
出し物で唯一安心して見ていられるのは、巫女さんによる舞の奉納。でも舞っている周囲には当然ピ-が チン 鎮座。そんな中で真顔で舞う少女たち。シュ-ルです。
ピ-の形をしたご神体を乗せた神輿(エリザベス神輿、だったかな)を担いで練り歩く頃には会場はカオス状態の絶頂になります。そんな会場の片隅に人だかりを見つけ行ってみると、女性客たちが熱心に大根をピ-の形に削っていました・・・。んー・・・。
神奈川は、その土地の古さや新しさがそれぞれ独自に進化していることで、東京に飲み込まれることなく個性を表現し続けることができていると思います。それも「県が一丸となって」というのではなく、それぞれの要素に個別の魅力があるのでおもねらずとも自然に人が集まってくるような、魅力的な県です。
だからでしょうか、あまり「ウチいいよ、お願いだから来てみてよ」というアブラギッシュで力業的な観光熱は感じられません。こういうのを「地力のある県」っていうんでしょうね。なので、いちばん神奈川をライバル視しているのは、もしかしたら東京なのかもしれません。
ただ惜しいのは、絶対強者の東京と富士山を擁する静岡に挟まれ、外部から見ると個性と知名度がやや目立たないということです。でもまたそこがいいというのも事実。結局神奈川とは、派手で飛び道具的な観光目玉はないけれど戦闘力はかなり高いという、重巡洋艦のような県なのではないでしょうか。
神奈川県の皆様、さんざん好きなことを言ってすみませんでしたぁ!
ではまた。