paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

北国の夏を満喫、北海道ツーリング 2022 thanks to TIGER EXPLORER 第15話

週末の天気予報は雨。なのでお出かけはすまいと思っていたのですが、何かに呼ばれたような気がして出かけました。

久しぶりの朝うどん でももうワンコインで食べられません・・・

 

いつもの徳島のお宝ショップへ行くと面白い貼り紙を発見しました。

店員さんの圧がスゴイ

 

相当お怒りのご様子。もしかしたら猿客に手を焼いていたのかもしれませんが、この貼り紙のセンス、大好物です。考えた店員さん、グッジョブ!!

 

いいものを見せてもらったので、すでに持っている物ばかりでしたが @¥100 のを 5つ購入させてもらいました(暗殺教室✕2、FATE ✕2 恋物語✕1 )。職場の机の上の紙押さえとして活躍してもらうつもりです。

 

でも、ワタシを呼んだのはこの貼り紙だったのでしょうか?わざわざ?

 

まあいいや、今日は不漁だったけれどそんなときもあるさ、と思い、地元のお宝ショップへ行ってみると、見つけてしまいました、彼女たちを。「灯台もと暗し」とはまさにこのこと。

ワタシを召喚したのは彼女たちか? 左からミホノブルボンマヤノトップガン、ライスシャワ-

 

3つで ¥3000 !!

 

いや、わかってるんですよ、待っていればもっと安くなるかもしれないってことは(汗)! 慌てて買ってけいおんマクロスFラブライブ!艦隊これくしょんでどれだけ散財したことか!

 

でも、「フィギュアとの出会いは一期一会」「買わずに後悔より買って後悔」という名言もございます。それに¥1000/個というのは十分お買い得なのではないでしょうか?

 

でもウマ娘のフィギュアを買うのはこのシリ-ズだけにして、色違いや勝負服バージョンまでは手を広げないようにします。今後出てくるウマ娘の数を考えるとぞっとしますからね。あ、でも「ちょこのっこ」が出たら買うんだろうなぁ・・・。

 

 

さて、北海道ツ-リング報告書本編、最終回です。

 

9/1

 

腰の痛みで 3:00 には目覚めてしまったが、することもないのでずっとスマホ保存の映像を見ていた。前回同様、スマホにいろいろな映像を入れておいてよかった。これがなければ退屈死するところだった。

 

スマホを所有する前なら、ツ-リング中に時間がある時には読書をしていた。本は現地で調達するのだが、その方法は

・できるだけ小さな町の本屋で買う。

・自分が知らない作者や題名のものを選ぶ。

・立ち読みや帯を見て選ぶことはしない。タイトルと表紙絵を見てのフィーリングで。

・ツーリング期間中、1冊のみ購入。

というもの。不思議なことに「ハズレ」と感じる本はない。ツーリングで感性が研ぎ澄まされているからだろうか、それともワタシがニュ-タイプだからか。

 

この 10 年で本屋、いわゆる「街の本屋」というものを見かけなくなった。チェ-ン店や古本屋はあるが、扱う本は似たり寄ったりになってしまって面白みがないので、出先での読書習慣も消えてしまった。

 

同じことをしていた友人に聞いても同意見だった。彼はもっぱら雑誌であったが。それも 18 禁の。当時の彼の名言を紹介しておく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「旅のマスはカキ捨て」

 

失礼つかまつった。本題に戻ろう。

 

 

結局 6:30 に行動開始。周りはまだ就寝中なのでそろ-っと寝台から出て船内を散歩する。こうやって動いていないと腰がまた固まってしまうので。朝のオツトメを済ませ、一服しながら買っておいたセイコマコ-ヒ-をすすりつつ外を見ると、空は灰色。天気予報通り雨らしい。やれやれ、帰りもカッパ着用か。このフェリ-を使うと雨に遭う確率が高いなあ。

 

例年ならこの時期、ランチクルーズのため名古屋港着は 9:30 到着なのだが、今は中止しているのだろう、10:30に着いた。乗船時間が伸びるのは、乗り物好きな私にとってはうれしいことだ。

 

さて、着岸後にデッキに戻るのだが、乗船時での案内の通りエレベ-タ-は使えなかった。デッキに下りる階段は長く、勾配が急。上る時にはウキウキしているのであまりしんどさは感じなかったが、下るときはそれに怖さが加わる。持ち物はヘルメット・タンクバッグ、バックパック、シートバッグの4点。足元が見えないし通路は狭くあちこちぶつけながら下りるので、ヒヤヒヤものだった。

 

デッキに到着して荷物を取り付ける。北海道の下船時での教訓を生かし、カッパを着ておくことにするが、船倉内は暑い!本州はまだ夏だということを実感した。下船は最後になったので、陸地に下りた時にはカッパの中はサウナ状態になってるわシールドは曇ってるわで、不快指数は MAX になっていた。

 

伊勢湾岸道に入り、新名神名神新名神山陽道と走る。途中、宝塚北SA で給油。以前は無給油で帰宅できたが、今回は念のために 5L だけ入れた。高いしね。

何度貼りなおしても垂れ下がるウインカ- はい、ワタシが悪いんです・・・

 

痛々しい傷 はい、ワタシが悪いんです・・・

 

その後も落ちようとするウインカ-を支えながら走り、限界を感じたら停まってガムテを貼り直しながら、4 時過ぎに帰宅。

 

「いや-疲れた(精神が)」。「あいたたた・・・(腰が)」とは言いながらも、このまま寝てしまったら、ワタシのことだ、荷物の片づけは1か月後になるだろう。ベッドに飛び込みたくなる願望をなだめすかして、荷物の片づけと洗濯を終わらせてから就寝。

 

 

本日の走行距離: 388.7km

無給油だとギリギリの距離

 

北海道ツ-リング総走行距離:4130.4km + フェリ-往復

あ、オイル変えなきゃ

 

本日の振り返り

 

北海道ツ-リングが終了しました。帰りの車上では、「よい姿勢」を心がけて乗っていると腰の痛みは感じないのですが、走行中に垂れ下がるウインカ-を直すためには前傾姿勢にならないと手が届きません。ガムテで巻かれたウインカ-をぎゅっと握って圧着を強めてから上体を起こそうとすると、その都度激痛が・・・。

 

そんなことの繰り返しでしたので、途中の景色や SA メシを楽しんだりする余裕はありません。無事に帰ることだけ考えて、ウンウン言いながら自宅まで走るだけで精一杯でした。帰宅したらしたで、ウンウン言いながら荷物の片付け。数年分の痛みと闘ったような気がします。

 

翌日からの仕事、心身ともに苦痛だったことは言うまでもありません・・・

 

 

次回は最終回、総括を行いたいと思います。

 

ではまた。

北国の夏を満喫、北海道ツーリング 2022 thanks to TIGER EXPLORER 第14話

買い物で発注をしたのですが、2ヶ月半経っても何の連絡もありません。「いつ入荷するかわからない」といわれていたので覚悟はしていましたが、やはり落ち着きませんね。

 

現在そんな状態の商品を2つ待っています。入荷予定日が分かっていれば半月でも1年でも待てますが、未定というのは見通しが立たない上にキャンセル不可のため、どうしようもない状況にハマり込みキツイです。メロドラマにありがちな、「いつ来るかわからない恋人を待つ身」の辛さがよくわかりました。こんな新しいプレイを体験できるとは。新境地が開けそうです。

 

 

北海道ツーリングの続きのレポートです。今回のトピックは「腰」です。

 

 

8/31

 

帰り道なので気が緩んでいたのだろう、なんと8時起床。腰の痛みで目が覚めた。昨晩の映画鑑賞でじっと座っていたのがマズかったか。

 

横向きで丸まって寝ていると痛みがあるため、仰向けで体を真っ直ぐにしておく必要がある。でも上半身ではなく下半身を動かして腰を曲げる分には痛みを感じない。腹筋や背筋との関係もあるのかもしれない。そこを注意しながらベッドでストレッチしているうちに仙台港へ。

 

往路と同様に入港の様子を見るつもりだったが、外は雨なのでプロムナードから外を見ていた。割と速い速度で入っていくな。何事もなく10時に到着。昼食の時間まで寝台で寝転んでテレビを見る。

 

12:00 から昼食。レストランには思ったほど人がいない。仙台から乗る人は食べるものを持ち込んで乗船しているんだろうな。それに、停泊中の船内で食事をするのはドラマ感がないし。やはり航行中に海を見ながら食べる方が、ハレの気分にブーストがかかるってもんだ。それでもここの昼食バイキングが ¥1100 なのはお値打ちだ。品数多いし美味しいし。

リーズナブルなお値段


なのでつい食べ過ぎてしまうのが問題点。

品数、味ともに文句なし! 窓際に陣取っておいしく完食

 

12:50 出港。船が巨体なためか揺れや衝撃、音の変化もなく離岸した。港内で反転180度。16,000トンの図体の割に動きは早い。さあ、名古屋に向かって出発だ。

 

外は雨なのでデッキに出る気も失せる。プロムナードへ行き、コーヒーを飲みつつ海を見ることも考えたが、腰のトラブルがあるので椅子に座りっぱなしということはできない。やむをえず、寝台に寝っ転がってテレビを見たりスマホ保存の映像を見たり、居眠りをしたりして時間を過ごした。せっかくのクルーズなのに、これでは休日の家での過ごし方と変わらない。もったいないなあ。

 

夕食は食べなかった。まかないカレーを食べられない(コロナのため営業中止)ことで夕方までに空腹になってしまうのを恐れて昼食をガッツリ食べた結果、ガッツリ過ぎだったのか食欲がわかない。船酔いとは無縁のワタシにとっては食べ過ぎを恐れる必要はない。リバースをしないしね。なので 2 食分ぐらいは食べたらこうなった。ツーリング最後の食事を取ることができなかったのは少し残念だ。

 

 

21:00 からは映画鑑賞。「日本独立」白洲次郎の話なので、腰の痛みに耐えつつ期待しながら観たが、なんとも中途半端。そもそも誰の視点から見たものかわからない。白州次郎をもっとクローズアップしてもよかったのでは?傑物をこんなに雑に描いたことに腹立たしささえ感じる。制作陣には、腰の痛みと闘いながらも最後まで見たワタシに謝ってほしい。

感想 : 「は?これだけ?」

 

見終わると案の定腰は「く」の字に曲がったままで固まっていた。退場するときはジリジリと足を進め、足を一歩進めるごとに骨盤を前傾させるイメージをもって背筋を伸ばして10mくらい歩くとようやく腰が伸びてきた。おお、いけるじゃないか! ホッとして喫煙所(これがあるのはありがたい!)で一服。明日は最終日だが 300km 以上走らなければいけない。そろそろ寝るとしよう。腰の症状に対処する方法も見つかったようだし。

 

ゆっくりとしか歩けない自分を励ましつつ寝台まで戻り、「ヤレヤレ」とどすんと腰掛けた瞬間、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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という声にならない叫びが脳内にこだました。激痛が腰から脳天に赤兎馬のごとく駆け抜け、眠気や空腹感はもちろんのこと、楽しかった旅の思い出から日頃の悩み、スーパーの特売日情報、チョムスキー生成文法理論に至るまで、脳内の思考や記憶、感情すべてが一瞬ブラックアウトした。

 

息を止めて痛みをこらえるのに数秒、その後は呼吸を整えながら自分を落ち着かせる。「こんな状態でバイクで走って帰れるのか」という不安が頭をもたげてきたが、「とにかく今は楽な姿勢にして痛みをやり過ごそう。ガンバレワタシ、ダイジョウブダワタシ、オチツケワタシ」と詠唱を続けていくうちに、知らない間に眠りに入っていた。

 

 

本日の振り返り

 

腰痛で始まり腰痛で終わった一日でした。本来ならのんびり優雅にクルーズを楽しむ予定だったのですが、そんなものは吹っ飛んでひたすら痛みに対処するばかり。

 

航海中のイベントが軒並み中止になっていたり楽しみにしていたパン販売もなくなっていたので、今回はフェリーの中をくまなく探索する予定でした。ところが腰トラブルのためにそれもできず、ほとんどの時間をテレビを見たりスマホ動画を見て過ごす姿はまさに怠惰なオッサンそのもの。これには悔いが残りましたね。

 

おかげで退屈せずに済みましたが、うれしくありません。痛めた初日は大したことなかったのに、日を追うごとに辛さは増すばかりとなってしまいました。それまでぎっくり腰を経験した人の話は聞いたことがありましたが、まさか自分がなろうとは・・・。

 

でも聞いていた話とはちょっと違いました。姿勢を正しくしてゆっくり動けばだいじょうぶだったことは不幸中の幸いです。そうでなければツーリングを中止にしなければいけなかったでしょう。神様の「せめてもの」という情けをかけてくれたのだろうと思っています。

 

腰の話ばかりになってしまいました。次の日は自宅に帰る日。何事もありませんように。

 

 

ではまた。

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北国の夏を満喫、北海道ツーリング 2022 thanks to TIGER EXPLORER 第13話

この季節、ちょうどいい気候なだけに出歩く衝動を抑えるのに苦労します。いま出かけなくては当分の間は行けない場所もあるので気は急くのですが、財布の中身が・・・。かと言ってステイホームのままでいると煮詰まります。

 

この 2 年はコロナの影響もあり支出は控えめでしたが、今年は出費がかさんだので通帳残高は下がる一方。まだ大きな買い物も控えているので、遊びでも倹約精神を発揮しなければいけません。なんとかやりくりを頑張ってみましょうかね。

 

 

8/30

今日は北海道での最終日。起床時間はいつものように 5:00。腰が痛い。昨日のアクシデントでの影響が出てきたようだ。ベッドで体を起こすのも一苦労。靴下を履くときなんかは息を詰めなければできないくらい。ツーリングの最終局面でコレか。でももう帰るだけだから、この時期でよかったと考えるべきか。

 

フェリーに乗るための荷物整理などをして 6:30 朝食。選べる朝食の海鮮丼がありがたい。最終日になって初めてやっとA級グルメをいただいた。酢飯を使っており旨し。でもちょっと甘かったかな。

函館で海鮮 はじめての経験

 

7 時過ぎに出発。バイクに乗ると腰に違和感が増す。少し動くだけで痛みが響いてしまう。骨盤を立てて背筋を伸ばし気味で姿勢で乗ると、衝撃などの力が分散するためか痛みはさほど苦ではなくなるが、気を抜いて猫背気味の姿勢になるとうめき声が出るくらい痛い。それでも北海道最終日なのだから走らなければソンと考えてしまうのが貧乏症なワタシ。強制的にではあるが「いい姿勢」の習慣もつくかも。

 

教会群近辺や市街地をぶらぶら走ってみたが、

函館港 むこうはレンガ倉庫街


まだ時間に余裕があるので R227 できじひき高原に寄ってみる。こんなイレギュラーな予定を入れられるよう、スケジュールはダルにしておいて正解。なかなか見晴らしが良かった。天候の関係で駒ヶ岳噴火湾が見られなかったのは残念。また次の機会に。

きじひき高原より 晴れるともっとはっきり見えるはず

 

D96 で R5 に戻る。ここからは退屈な道。道南の人は穏やかなのだろうか、遅い車がいてもあまり抜かない。なので車列が長くなり、ますます抜けない。黄線も多いし。車間を開け景色を楽しむ走りに切り替えて洞爺から R230 に乗る。いいワインディングだったがトラックが先行車。がっかりしたがスピードメーターを見てびっくり。速度感覚がずれちゃってるな。今は月末、気をつけよう。

 

R230、 R276、 R230で道の駅望羊中山へ。北海道ツーリング最後のランチはこれに限る。平日だがそこそこ人がいた。美味しくいただき本日のミッションは終了した。とはいえまだ 12 時。北海道の自然を目に焼き付けておこう。

羊蹄山を臨む

「チージャ」と「あげいも」 もうひとつずつ食べたかった

 

R230 を戻り R276 へ。前には善人そうな家族が乗るレンタカー。制限速度をやや下回る安全運転。周りの景色が嫌になるほど目に焼きついた。

 

R453 で支笏湖に向かう。この辺りから雨開始。前には優良トラックドライバー。制限速度をやや下回る安全運転。周りの景色が嫌になるほど目に焼きついた。ついでに服もぐっしょり。

 

支笏湖を過ぎたら R276 で苫小牧へ。だが R235 は西へ。前日見慣れないお宝ショップを見つけたので行ってみることにした。

 

結果、ボウズ。でも少し安心している。いいのがあっても積めなければ悔しいだけ。今回は掘り出し物がなくてよかったのだと自分に言い聞かせ、給油とセイコマートでの買い出しを済ませ苫小牧港へ。

 

今年も一番乗り。降りるのは最後になるけどね。次に来た W650 乗りと会話。最初、相手は上から目線の言葉遣いだったが、バイクの話をしているうちに丁寧になった。うん、わかればいいのだよ。

いっちばーん! 復路は「いしかり」かぁ

 

すぐにチェックインの時間になった ああ、もう帰るんだなぁ・・・

 

ターミナル内にあった、私の県では見たことのない掲示


話しているうちにぼつぼつとバイクが入ってきた。今年は例年より早くから来るなぁ。

乗船を待つバイク群

 

こちらは大洗行き 関東地域のバイク乗りには人気


また TIGER850 乗りにはバイクの特徴を聞いた。いいバイクだけどドゥカティに比べると特徴がなくてつまらないらしい。でもそれはツーリングバイクとしては最高の讃辞だろう。そもそも傾奇者のイタ車と比べられても、ねぇ?

 

バイク駐車場にはたくさんの種類のバイクがいたが、今年も大排気量車は少数派。ましてや「ぼく、ツアラー!」と全身からオーラを放つ某ドイツメーカーのフル装備仕様は皆無。今年は小排気量車や古いバイクが目についた。トレンドが変わりつつあるのか。

 

 

17:30 乗船開始。船室へ行こうと荷物を持ってエレベーターへ行くと故障中。直るめどはつかないらしい。てことは帰りはまた荷物を持って降りるのか?この腰の状態で?やれやれ。

 

 

自分の寝台に荷物を置くとすぐ風呂へ。空いているうちに汗を流す。プロムナードの窓辺の席で優雅にディナー(コンビニ飯)。

次コレを食べられるのは当分先だな 大きいおにぎり3つ


最後の北海道メシを楽しんだ後は、映画鑑賞。今夜はレッドクリフ

そこそこおもしろかった


腰痛のせいで座席に座るのも一苦労。さらに同じ姿勢を続けると固まって伸びなくなってしまうので、座り直しながらの鑑賞となったが、退屈することなく最後まで見られた。寝台に戻り、1時頃就寝。

コレを見ると太平洋フェリーに乗っている実感が湧く 「Moerugomi」って・・・

 

 

本日の走行距離:350.8km

下船時に撮ったもの



 

本日の振り返り

とうとう北海道を去る日がやって来ました。10日あまりのツーリングを締めくくるのは、あげいも。ただ、そのためにこの日のルートは固定されてしまいます。今回は久しぶりにマルトマ食堂でホッキカレーをとも考えていたのですが残念ながら見送りとなりました(またカレーにフラれた)。来年はちょっと例年とは違うルートで回るつもりです。現在の予定では、函館をスタート・ゴールとし、時計回りではない廻り方をするというものです。で、もっとたくさんのところに立ち寄るつもりです。

 

この日も腰が痛かったです。でもバイクに乗っていたり歩いたりするときはさほど痛みはなかったのですが、椅子に座ったりしゃがんだりするときは一大事。横浜のガンダムのように、ゆっくりじわじわとしか動けません。ヘタに「ひょい」と動こうものならその瞬間激痛が走るのです。あまりの痛みに息ができなくなることもしばしば。やはり「ぎっくり腰」だったのでしょうか?これはちょっとひどいことになりそうな予感がしました。

 

続きは今度。

ではまた。

もう少し紅葉を見たいので、おさんぽツーリング

朝晩が寒くなりました。布団に入るのが気持ちよく、出るのが億劫になる季節です。昼間は温かいので、寒暖差が大きくなっているのでしょう。

 

ということは四国でも少し山に入れば紅葉が見られるのでは?紅葉って割と早く終わるので、あと一週間は待っていられません。ということで土曜日に軽く走ってきました。

 

 

11/12

 

紅葉がキレイな所は混雑する、というのは世の常。なので早く出かけた方がいいだろうと思い、いつも通り 5:00 起床。いや-、まだ暗いし、みんなも朝ご飯を食べてから出かけるだろうから、もうちょっとゆっくりしていよう。読みかけの本でも読むk・・・

 

ZZZ............................

 

気がつくと 7:00。やっちまったぜ・・・。急ぎ準備をして徒歩2分の所にある格納庫へ。インナ-付きのスリ-シ-ズンジャケットとウォ-ムパンツといういでたちなので、早朝でも温かい。でも大きく息をすると鼻の中は冷たく感じる。秋だなぁ。

 

 

カバ-やロックを外して発進準備完了。

そろそろ片づけをしなきゃ

 

ゆっくりとバイクを出して出発。

 

 

今回は特に行き先を決めていない。お散歩ツ-リングなのでとりあえず2時間ほど走ってみるか。山の方に行けば何とかなるだろう。先週は東へ向かって行ったので、今回は西へ向かうとする。

 

 

R11 から 山に向かって R32 にスイッチ。途中から R377 で西へ。とりあえず雲辺寺に行ってみよう。ここは紅葉の名所だし景色が楽しめるだろうと思ったからだった。看板に表示が出たが、雲辺寺駐車場まで行くのなら徳島県側から上がらなければいけないはず。でも指示が出ているのだからとその通り走った結果、雲辺寺ロープウェイ に行ってしまった。しまった、謀られたか。乗り場は標高は高くないのであまり紅葉は見られないはずだ。途中で引き返すことも考えたが、この乗り場には行ったことがないので、とりあえず行ってみると面白いものがあった。

ブル-トレイン 右:なは 左:瀬戸 

 

宿として使っているらしい。そういや以前ニュ-スでやっていたな。町おこしの目玉となる予定だったが、このコロナ騒ぎの中では人は集まらないだろう。せいぜい鉄ちゃんぐらいか。でもおかげで気兼ねせずに写真を撮ることができた。

 

しかし不思議なのは運搬方法だ。ここまで来るには曲がりくねった、1車線部分もある山道を使うしかない。分解して運ぶにもボディの長さは変えられない。となるとトレ-ラ-で運んだのか?あの山道を?何度切り返したのだろう。プロってすごいなぁ。

 

 

そろそろ客が増えてきたので下山する。 K8 まで下り、

途中の山道 ほぼ晩秋の様相

R192 に合流した。そろそろ2時間走ったので進路を戻すかな、帰りに何か買って帰ろうかな、甘いものも欲しいなと思った瞬間、

 

 

ようかん食べたい!

 

という謎の思考の流れが発生した。ではもうちょっと走りを楽しもう。

 

 

R192 をさらに西に向かい、K5、R319、K5 と走り継ぎ、道の駅霧の森に到着。駐輪場でトライアンフストリ-トツインに乗る方とお話。気に入って乗っているとのことだったが、こちらが言うまで私のバイクもトライアンフだと気付いてくれなかった。同族なのになぁ・・・。

 

今の人たちは自分のバイク以外についてはほとんど興味がないらしい。ああいうレトロバイクが好きな方はアドベンチャ-バイクのことなど知らないだろうな。バイクが好きで雑誌を読み漁って情報を集め、その中から自分の欲しいバイクを絞り込むというのは昔のやり方で、今は「このバイクが欲しい」と一本釣りで購入を決めることが多いと聞く。ファッションアイテムの一つみたいな扱いかな。

 

それはそれでアリだと思う。汗臭い、まどろっこしいやり方で愛車を決めるのではなく、ライフスタイルとしてさらりとバイクを楽しむというのは今のご時世に合っているだろう。そうやってバイク人口が増え、そのおかげでバイクや周辺用品が売れて業界が活気づくと、いい商品も生まれてくるきっかけにもなるし。

 

でもね、ちょっとね・・・。昭和のバイクブ-ムやその後に続くバイク氷河期を経験してきた身にとっては、バイクに対してそんなライトな接し方はできないなぁ。

 

 

なんてことを考えながら、すこし歩いて本館へ。

駐車場から本館へ行くまでにあった紅葉 来たかいがあった


ここはお茶を使った大福やタルトが超有名。10 時過ぎに着いたら数十人の行列ができていた。

入り口 中は行列 この後、外にも人が並んだ


皆さんのお目当てはその2品がほとんどのようだ。時間が遅いと売り切れることも普通で、実際、大福は一人3箱までという貼り紙があった。

 

ここの大福は本当においしい。買って帰りたかったが、冷凍しておく必要があるので今回はパスし、本命の品を購入した。

霧が森ようかん 大好物だが3つは買いすぎか

 

ワタシ的には大福よりコチラの方が気軽に食べられて好きだ。保冷バッグもいらないし。

 

お買い物の後は、ソフトクリ-ムを。

今回は抹茶とほうじ茶のミックス おいしかったけどね

 

抹茶の苦さとほうじ茶の香ばしさが楽しめる。が、やはり抹茶が主役を主張し、ほうじ茶の良さが薄れている。次はやっぱりほうじ茶ソフトにしよう。

 

 

目的も果たしたので、あとはゆっくり紅葉鑑賞。やはり山中だけあって色が鮮やかだ。

見頃だった でもギリギリ間に合った感あり

 

1時間ほど紅葉を堪能し、K5、 R319 を走る。この道もある意味ではいい道。道幅は狭いし路面は悪いしブラインドカ-ブは多いしで、時間は稼げない。でもこんな道をしみじみ走るのも秋のツ-リングでは気持ちいい。ただ、猪が飛び出してこないのを祈ることは忘れてはいけない。

突然自分を主張する酷道国道看板

R32 に合流し、旧国道で山越えをして帰路についた。

 

 

本日の走行距離:187.7km

お散歩ツ-リングにしてはまずまず

 

 

本日の振り返り

 

もちろん平野部でも紅葉が見られますが、こちらではどうしてもどす黒い赤、または茶色に色が変化するものがほとんどです。木の種類も違うのですから仕方ありませんが、やはり煌くような赤を見たいのです。

 

気候を考えると、これが今年最後の紅葉鑑賞ツ-リングになったと思います。数は少なかったけれど鮮やかな紅葉を見ることができて満足しています。

 

次は 11 月下旬に関西方面にお出かけして、本当に今年最後になる紅葉鑑賞に出かけるつもりです。ついでにちょこちょこと寄り道もする予定。久しぶりに高速バスを使うので、それも楽しみにしています。

 

 

ではまた。

最近思うこと + ちょっとお出かけ 2022/11/5

今さらながら日が暮れるのが早くなったことに気付きました。やはり秋が深まっているんですねぇ。秋の夜長を楽しむというわけではありませんが、よくネットでのニュ-スを見るようになりました。世界や国内の情勢がごたごたしているので、読む記事には事欠きません。

 

そんな中に混じって最近よく見かけるトピックがあります。それは弱い立場であろう高齢者や障碍者、子供連れに対してあまりよろしくない言動をとる輩についてのものです。

 

読んでみると、「確かにそれはひどいなぁ」とか「それはないんじゃないの?」と思わせられるものがほとんどなのですが、それに対するコメントが少々気になります。

 

「寛容になるべきだ」「思いやりを持つべきだ」「自分がその立場なら・・・」というものがほとんどなのですが、それができないから問題行動が起こるのでしょう?なので、それができない理由を考えることなしに説教じみたことを言っても意味がありません。

 

ワタシが考えるそれができない理由とは、強烈な不公平感があるからなのではないでしょうか。

 

「あいつらばっかり優遇されている!ズルい!自分たちはもっと優しい心や税金を求められ続けるのか?もういい加減にしてくれ、こちらだって守られたいんだ!!」

 

と感じる風潮が高まっているような気がします。そんな中でさらに寛容さや思いやりを求めるのは、必死になって努力している人に対して「ガンバレガンバレ、もっとガンバレ」と声をかけるようなもので、逆効果でしかないと思います。そこから来る怒りは、当然弱者(といわれる人たち)に向いてしまいますので、まさに「火に油」。

 

経済力が爆発的に向上して生活にかなりの余裕ができればこの問題は解消すると思うのですが、今の状況ではそんなことは期待薄です。

 

今後行政は、過度な「補助」や「保護」の見直しをするという聖域なき改革に取り組むのと同時に、「助けてやっているんだ」とか「助けてもらって当たり前」という歪んだ倫理観を叩き直す教育(主に家庭での)方針の確立に力を入れていった方がいいと思います、手遅れにならないうちに。

 

でもまあ、政治家がこんなことを言い出すことはないでしょう。各種団体からの目先の票が減りますもん。

 

「ごめんな」「ええんやで」で済まされていた、かつてのシンプルな時代の方が、現代より生き易かったのかもしれませんね。正直、ニュ-スで見かけるこのような双方の言い分、見ていて気分が悪いです。

 

 

後半はのんきなお出かけのお話です。11 月になったので今月分のラーメン摂取に出かけました。その時のレポ-トです。

 

5 時起床。おかしい、休日だったのでアラ-ムは止めていたのにバッチリ目が覚めた。もう体内時計が固定されたのか。昔笑い話で、「年寄りは配達員から直接新聞を受け取る」というのがあったが、今となってはもう笑えない。

 

せっかく早く起きたのでバイクで寄り道しながら行こうかと思ったが、今日は買い物の予感がする。WRXSTI の出番かな。Tiger は先日出動したので今日はお留守番。

 

時間があるので読みかけの本を読んでいて、気付いたら 8 時前。急ぎ服を着替えて出発。いつもの山道を走っていると、ぼつぼつ紅葉を見かけた。もう秋なんだなということを実感する。

 

山間ワインディングは交通量が少なく快走。クルマの調子は先日お届けしたインプレッションの通り。走り慣れた道なのでペースを上げてみたが、感想は変わらず。今もし車検前の状態のWRXSTI に乗ると、調子が悪いと感じるだろう。

 

開店5分前にお宝ショップに到着。今日は何かあるかな~と思って入店した結果がコレ。

値下がり傾向にある今がチャンス!


満足なり。しかしウマ娘のフィギュア、今後どれだけ出るんだろう?厳選して買わないとまた大出費になりそうな予感。

 

 

開店 15 分前に王王軒に到着。

店頭にある新しいメニュー表


ふふん、余裕の一番乗り。今回は久しぶりに長い行列客を見た。これでマスク姿でなければ3年前の景色だと思うくらい、たくさんの人。活気が戻って喜ばしいと思うのは行列の先頭であるがゆえの余裕か。開店後はすぐにおいしく頂くことができた。

あいかわらず旨し

 

駐車場は即満車

 

店を出てしばらく走ったところにワークマンがある。ちょっと寄ってみよう。あらら、寄ってみるだけのつもりがついついお買い物。また出費かぁ・・・。出発時の予感が大当たりしてしまった。でも、欲しかったが売り切れているだろうとあきらめていたパンツが手に入ったのでうれしかった。いつもは 3L なのだが、今回は LL でちょうどいい。痩せたのかな?(嬉)

欲しかった防寒パンツ

 

欲しくなった防寒ベスト

 

欲しくはないが必要なので買ったアンダーウェア


今日もいい買い物ができたとホクホク顔で帰っていたのだが、途中で寄り道。山へ紅葉を見に行こう。

 

人けのない山道をずっと走ったのだが、こちらの紅葉はまだあと少しかかるかな。途中で西照神社に寄ってみる。

 

駐車場から見た讃岐平野 うっすらと瀬戸内海も見える

 

入り口

 

以前来た時にその雰囲気の良さに惹かれて時々は寄っているのだが、紅葉の季節に来るのは初めてだ。で、この状態。

神社仏閣には紅葉がよく似合う

 

この神社は「神様に呼ばれないとたどり着けない神社」とも言われている。まあ、道がアレなのでそうなのかもしれないが。さらに「月神の宮」と称していることから別名「セーラ-ム-ンの神社」ともいわれている。そちらマニアの方々には聖地なのかな?いずれにしてもこの神社の醸し出す雰囲気は何とも形容しがたい。他所とは違い、雑念を感じず「気持ちが入り込める」社だ。できれば雪景色も観てみたいが、道がアレなのでちょっと難しいかな。

 

ウロ西宮という方の展覧会をしていた。ちょうど本人がいらっしゃっていて、解説付きで見せて頂くことができた。「幻想的」という言葉だけでは片付けられない、心の底の辺りが「すーっ」と浄化されるような絵画だった。球体をモチ-フに描き続けており、そのイメ-ジについての興味深い話をうかがいつつじっくり鑑賞した。いやあ、いいものを見せてもらった。欲しいなと思う絵もあったが、当然ながら自分の財布に却下された。

 

そのあと下山して帰宅。趣味に美食に芸術鑑賞。なんと充実した一日であったことか!

 

次は冬の気配を感じに、四国山地に分け入ってみるかな。

 

 

ではまた。

秋深し おさんぽ・買い物 ツーリング 2022/11/3

8月の末にやっちゃた腰(ギックリ腰?

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がようやく普通に動くようになりました。病院にも行かず常に動く範囲でストレッチをしているうちに、日常生活に支障がなくなってきました。「日にち薬」とはよくいったものですね。まだ用心はしていますが、痛みが激減したことにはホッとしています。

 

これを機会にもう少し自分の身体を「意識的に」動かす習慣をつけてみようと思います。この2か月は腰の痛みと違和感のため、無意識に身体を動かそうとしても実際の動きにはズレがあり、日常生活の中でも何度か「おや?」状態になっていました。意識と動作のズレって、案外こんなことがもとで定着してしまうのかもしれません。

 

もうこんなことを気をつけていないといけない歳になったという残酷な現実に気づかせてくれた、いい経験になりました。

 

 

最近寒くなってきたので、ホットコーヒーを飲む機会が増えました。その結果、買いためてあったコーヒーが目に見えて減っていきます。

 

では買いに行くとしますか。前日見た天気予報では晴れ、最高気温は 22℃ の予想。ツーリングにはもってこいの天気のようです。

 

通販で買えば交通費が浮くのですが、買い物にかこつけてちょっと距離を走りたいのですよ。バイクで高速走るのも北海道ツーリング以来ですし。

 

ではそのお買い物ツーリングのレポートをどうぞ。

 

 

朝食は摂らず 6:30 出発。まだ少し暗い中を出発するので、ワクワク感は 28 %増し。

 

瀬戸中央道は交通量が思ったより多い。長距離トラックとミニバン系がほとんど。仕事とレジャーの温度差がはっきり分かれていて面白い。

 

分岐で大部分は山陽道を東へ、ワタシは西へ。

 

こちら側も車が多い上にクルコンが使えないほど速度差が大きい。右側車線占有車が多いのも相変わらず。自分がなにをしでかしているのか分からないのか?落ち着くために試しに走行車線をしばらく走ってみたが、こちらの方が速いくらいだった。おかげでストレスも溜まらず快走できた。

 

八幡PA でトイレ休憩。部分的ではあるが、紅葉がきれいだった。

ここの PA で鮮やかに紅葉が見られた そろそろシーズンインか

 

ここも人が多い。休みが飛び石になっているので、金曜を休みを加えた連休組かな?

でもバイクは少ない

 

 

一服してから出発。到着時間調整のため、速度はゆっくりめ。防音壁越しに見える牧歌的な平地の風景に癒される。

 

広島呉道路にスイッチ。自動車専用道だが、1車線部分やアップダウンが多いのでペースは上がらない。でも時間調整にはもってこいだ。 R185 と合流しやすくなった出口を抜け市街地へ。 9:15 に珈琲店に到着。9:00 開店なのでちょうどよかった。

ちょうどいい時間に着けた

 

いつものように「コレ(海軍さんの珈琲)クダサイ」と指差すと・・・、おおぅ、値上げしていた。やむを得ないとは分かっちゃいるが、コチラの財布も厳しくなるなあ。この冬いっぱいもたせるため、 9 箱購入。大きな出費になった。待っている間コーヒ-をごちそうになった。今日のコ-ヒ-は「しらせ」。あの「南極観測船しらせ」で飲まれたコーヒ-だという。さっぱりして口当たりのよいコーヒ-だった。次はこれも買ってみるかな。買ったものはトップケ-スにすっぽり。やっぱり便利だなあ。

トップケ-スはパニアより便利だと思う

 

では次の買い物へ。開店まで時間があるので大和ミュージアムへ行き、周囲をうろついた後、

大和ミュ-ジアムより湾を望む

 

この日はフリ-トウィ-ク

 

海側から見た大和ミュ-ジアム 下の写真では左側に「てつのくじら館」が見える

 

優雅に(?)ラジコンの舟遊びをする人も

 

大和の錨 デカイな

 

戦艦陸奥のスクリュ-と舵、錨、主砲砲身 むっちゃんのもデカイな

 

おみやげ売り場を冷やかす。今回は欲しいものがなかったので、半分ほっとした。最近ちょっと出費がかさんでいるので。

 

 

30分ほど過ごし、目的の店へ。

福住フライケーキ

 

開店してすぐに行ったので待ち時間なしで買えた。「フライケーキ」というのを初めて聞いたが、平べったいサーターアンダギーに「こしあん」がはいったようなもの。アツアツを食べても良かったが、熱を冷まして味を落ち着かせた方が旨いと聞いていたので、帰るまでのガマンガマン。

 

では戻るか。R487を南下。音戸大橋を久しぶりに渡ってみる。先日走った「おろちループ」とは違って小さいので、Rや勾配をきつく感じて面白い。往復して楽しんだ。

 

K66 で半島東のシーサイドロードを走る。この日の気温、風、天気のバランスは最高だった。ワタシ的には「走っていると少し風が冷たいが、バイクを降りて歩くと少し汗ばむ」というシチュがベストだが、この日はまさにどんぴしゃり。気持ちいいことこの上なかった。

 

続く R185 は交通量が多かったが楽しめる部分もあり、速度を抑えめにして走りを味わった。

途中のGSにて 悪意を感じさせるゴミって一体・・・?

 

道の駅で買った、お持ち帰り用のご当地巻きずし 味? うん、巻きずしだった



残念ながら R2 に合流するとその至福の時間は終わりを告げた。市街地の主要国道では忍耐力とクラッチを握る左手が鍛えられる。でももう少し、もう少し辛抱すれば尾道ラーメンにありつけれるんだ、頑張れ、ワタシ・・・。

 

 

 

 

 

 

・・・臨時休業・・・

 

ヤレヤレ・・・。さらに市街地は矯正展とベッチャー祭りで大混雑。渋滞は続くよ、どこまでも・・・。

 

その後の R2 もストップ&ゴー&ストップ&ストップの繰り返し。辛抱たまらんようになり、鴨方IC から山陽道に入り瀬戸中央道ではクルコンにご活躍を願い、15:30 に帰宅。

 

 

本日の走行距離: 407.7km

今回も充実したツーリングでした

 

 

今日の振り返り

 

フライケーキを初めて買いました。 7 つ買ったので 3 つを甘党の母へ、 4 つを家に持ち帰りましたが、包みを開けてびっくり。すごい油! でも包み紙の全面が変色するぐらいなのに、油臭くはありません。食べてみるとくどくなく、素朴な甘さ。これならいくらでも食べられます。ブラックコーヒーにも牛乳にもよく合いました。ちっ、10個ぐらい買っときゃよかったなあ・・・。

知る人ぞ知る呉の名物 コレを食べながら街歩きをしてみたい

 

店の造りは写真の通り、おばちゃん達数名が忙しそうに働く、商店街にある昔ながらの古い小さなお店です。店もフライケーキもいい味出していました。呉での立ち寄りポイントがまた一つ増えました。

 

「れんが通り」の商店街に二輪車を停められることに今回初めて気付きました。街に人を呼ぶ方法のひとつとして有効だと思います。割とバイクの駐輪スペースはないですから。

れんが通りの駐輪スペース こういうのはありがたいです


今度はバイクを降りて街歩きがてら、「艦これ」がらみの飲食店にも寄ってみようと思います。次に訪れるのが楽しみになりました。

 

 

ではまた。

WRXSTI 車検その後

この前まで気温が高かったのですが、最近それが一気に下がっています。まるで気温の変化に無頓着な人間に襲いかかる急降下爆撃機のようです。

 

こうなると困るのは服です。朝は寒くても昼ぐらいになると暖かくなり、気温のメリハリがきつくなるので、どの服を着るか迷うことが多くなります。なので最近ではアンダー、インナー、アウターの3つの服を重ね着することで気温の変化に対応するようになりました(今更感)。

 

ただバイクに乗る服装の時にはそういうわけにはいかない場合が多いです。この季節では気温差に加え走行風の冷たさもあるため、普通の服以上に気温変化に対応するものでなければいけません。安全性を考えるとアウターはゴツいものになるので、アンダーとインナーは比較的薄め。でもバイクを降りて歩くとき、アウターを着たままだと暑く脱ぐと寒いという状態になることが多いのです。なので、最近流行りの高機能ウェアを組み合わせてなんとかしのいでいます。頼りにしてるよ、ワークマン!

 

バイク乗りにとって、気温変化への対応というのは永遠の課題なのかもしれません。電熱服や電熱グローブというのもありますが、それは導入する予定はありません。「アタマを使って楽しみながら工夫して不便さを克服する」という余裕をもう少し楽しみたいのです。第一、そこまで寒いのならクルマを使えばいいじゃんと考えるのが、あまのじゃくなワタシ。

 

 

さて、WRXSTI のリフレッシュ改修後のお話です。

 

 

ディーラーで返却される時に担当の方は、「エンジンマウントとミッションマウント、両方共劣化がかなり進んでいました。交換したので乗り味はかなり変わると思いますよ。」と言っていました。雑誌等でもそう書いていたのですが、どれほど変わるのかというのは想像もつきません。まああの金額を払ったのだから多少は変わってもらわないと困るな、と思う程度でした。

 

 

駐車場から出て本線に入ってからすぐにその変化は感じられました。クルマの動きが「すっきりした」感じだったのです。その週は通勤にのみ乗っていたのですが、その漠然とした印象は変わらず。

 

で、週末出雲へ行った時、いろいろと試してみることにしました。市街地、高速、ワインディングとステージも豊富。隙のない試走ができそうです。

 

「見せてもらおうか、改修後のWRXSTI の走りとやらを。」

 

 

・市街地(気のせいかもしれませんが)

1 週間乗った感想と同じです。スタートする瞬間の車体の動きがスムーズになりました。また、車線変更の際に僅かにハンドルを切ると、ヨーが以前より早く出て、ロールを待たずに変更完了してしまいます。かといって直進安定性は犠牲になっていません。

 

 

・高速道路(気のせいかもしれませんが)

直進安定性は以前より向上しました。微修正をする必要がないので精神的に疲れません。でもロードノイズは少し大きくなり、ステレオのボリュームを少し上げなければいけなくなりました。

 

 

・ワインディング(気のせいではないと思います)

減速感は変わりませんが、アクセルの踏み始めの加速感はスムーズになりました。タメもなくドンツキもなく、「すっ」と加速します。大きく踏み込んだ時には違いが分かりませんが、「あと10km/h ほしいな」というぐらいの時の加速感は明らかに違います。

 

コーナリングの感覚も変わりました。これまでは

ステアリングを切るーヨーが出るロールが出るー回頭が始まる

という繫がりだったのですが、今では

ステアリングを切るーヨーロールがが出る出るー回頭が始まる

というタイミングとなり、ロールがヨーから遅れるタイミングがかなり短縮されたので、旋回開始が明らかに早まりました(市街地走行時とは印象が逆ですが、高荷重になるためでしょうか?)。なので、ブレーキタイミングを遅らせることができ、更にコーナー脱出時の加速もスムーズなので安心してアクセルを早く大きく開けられるので、コーナリングの平均速度が上がりました。

 

ハーシュネスも変わりました。路面のうねりや突起を超える際、以前は

ドンドンドン

というふうに衝撃を感じていましたが、今では

ドンド...

程度に収まっています。車体の振動や挙動の後の「オツリ」の動きが激減したので、安定感が増しました。

 

 

以上、まるで高性能なショックアブソーバーに交換したような変化を感じて自分でも驚くと同時に、高いカネをかけて交換したのに無駄だったと思わずにすんで胸をなでおろしておりますです、はい。

 

 

2つのマウントを交換したことでの車体の動きを簡潔にまとめると、「もともとシャープだったものが、そこからさらに雑味が抜けてソリッドなものになった」と言えると思います。そう体感できるほど変化を感じられたということは、それだけエンジンやミッションを支えていたマウントが傷んでいたということでしょう。やはり10年18万kmがクルマに与える影響はデカいということがわかりました。

 

 

走りの質が変わった(戻った?) WRXSTI に惚れなおしました。これからももっと走りに連れ出そうと思います。とりあえず来年の「北海道ドライブ自走プラン付き」にはつきあってもらいます。

 

 

ではまた。