朝晩が寒くなりました。布団に入るのが気持ちよく、出るのが億劫になる季節です。昼間は温かいので、寒暖差が大きくなっているのでしょう。
ということは四国でも少し山に入れば紅葉が見られるのでは?紅葉って割と早く終わるので、あと一週間は待っていられません。ということで土曜日に軽く走ってきました。
11/12
紅葉がキレイな所は混雑する、というのは世の常。なので早く出かけた方がいいだろうと思い、いつも通り 5:00 起床。いや-、まだ暗いし、みんなも朝ご飯を食べてから出かけるだろうから、もうちょっとゆっくりしていよう。読みかけの本でも読むk・・・
ZZZ............................
気がつくと 7:00。やっちまったぜ・・・。急ぎ準備をして徒歩2分の所にある格納庫へ。インナ-付きのスリ-シ-ズンジャケットとウォ-ムパンツといういでたちなので、早朝でも温かい。でも大きく息をすると鼻の中は冷たく感じる。秋だなぁ。
カバ-やロックを外して発進準備完了。
ゆっくりとバイクを出して出発。
今回は特に行き先を決めていない。お散歩ツ-リングなのでとりあえず2時間ほど走ってみるか。山の方に行けば何とかなるだろう。先週は東へ向かって行ったので、今回は西へ向かうとする。
R11 から 山に向かって R32 にスイッチ。途中から R377 で西へ。とりあえず雲辺寺に行ってみよう。ここは紅葉の名所だし景色が楽しめるだろうと思ったからだった。看板に表示が出たが、雲辺寺駐車場まで行くのなら徳島県側から上がらなければいけないはず。でも指示が出ているのだからとその通り走った結果、雲辺寺ロープウェイ に行ってしまった。しまった、謀られたか。乗り場は標高は高くないのであまり紅葉は見られないはずだ。途中で引き返すことも考えたが、この乗り場には行ったことがないので、とりあえず行ってみると面白いものがあった。
宿として使っているらしい。そういや以前ニュ-スでやっていたな。町おこしの目玉となる予定だったが、このコロナ騒ぎの中では人は集まらないだろう。せいぜい鉄ちゃんぐらいか。でもおかげで気兼ねせずに写真を撮ることができた。
しかし不思議なのは運搬方法だ。ここまで来るには曲がりくねった、1車線部分もある山道を使うしかない。分解して運ぶにもボディの長さは変えられない。となるとトレ-ラ-で運んだのか?あの山道を?何度切り返したのだろう。プロってすごいなぁ。
そろそろ客が増えてきたので下山する。 K8 まで下り、
R192 に合流した。そろそろ2時間走ったので進路を戻すかな、帰りに何か買って帰ろうかな、甘いものも欲しいなと思った瞬間、
ようかん食べたい!
という謎の思考の流れが発生した。ではもうちょっと走りを楽しもう。
R192 をさらに西に向かい、K5、R319、K5 と走り継ぎ、道の駅霧の森に到着。駐輪場でトライアンフストリ-トツインに乗る方とお話。気に入って乗っているとのことだったが、こちらが言うまで私のバイクもトライアンフだと気付いてくれなかった。同族なのになぁ・・・。
今の人たちは自分のバイク以外についてはほとんど興味がないらしい。ああいうレトロバイクが好きな方はアドベンチャ-バイクのことなど知らないだろうな。バイクが好きで雑誌を読み漁って情報を集め、その中から自分の欲しいバイクを絞り込むというのは昔のやり方で、今は「このバイクが欲しい」と一本釣りで購入を決めることが多いと聞く。ファッションアイテムの一つみたいな扱いかな。
それはそれでアリだと思う。汗臭い、まどろっこしいやり方で愛車を決めるのではなく、ライフスタイルとしてさらりとバイクを楽しむというのは今のご時世に合っているだろう。そうやってバイク人口が増え、そのおかげでバイクや周辺用品が売れて業界が活気づくと、いい商品も生まれてくるきっかけにもなるし。
でもね、ちょっとね・・・。昭和のバイクブ-ムやその後に続くバイク氷河期を経験してきた身にとっては、バイクに対してそんなライトな接し方はできないなぁ。
なんてことを考えながら、すこし歩いて本館へ。
ここはお茶を使った大福やタルトが超有名。10 時過ぎに着いたら数十人の行列ができていた。
皆さんのお目当てはその2品がほとんどのようだ。時間が遅いと売り切れることも普通で、実際、大福は一人3箱までという貼り紙があった。
ここの大福は本当においしい。買って帰りたかったが、冷凍しておく必要があるので今回はパスし、本命の品を購入した。
ワタシ的には大福よりコチラの方が気軽に食べられて好きだ。保冷バッグもいらないし。
お買い物の後は、ソフトクリ-ムを。
抹茶の苦さとほうじ茶の香ばしさが楽しめる。が、やはり抹茶が主役を主張し、ほうじ茶の良さが薄れている。次はやっぱりほうじ茶ソフトにしよう。
目的も果たしたので、あとはゆっくり紅葉鑑賞。やはり山中だけあって色が鮮やかだ。
1時間ほど紅葉を堪能し、K5、 R319 を走る。この道もある意味ではいい道。道幅は狭いし路面は悪いしブラインドカ-ブは多いしで、時間は稼げない。でもこんな道をしみじみ走るのも秋のツ-リングでは気持ちいい。ただ、猪が飛び出してこないのを祈ることは忘れてはいけない。
R32 に合流し、旧国道で山越えをして帰路についた。
本日の走行距離:187.7km
本日の振り返り
もちろん平野部でも紅葉が見られますが、こちらではどうしてもどす黒い赤、または茶色に色が変化するものがほとんどです。木の種類も違うのですから仕方ありませんが、やはり煌くような赤を見たいのです。
気候を考えると、これが今年最後の紅葉鑑賞ツ-リングになったと思います。数は少なかったけれど鮮やかな紅葉を見ることができて満足しています。
次は 11 月下旬に関西方面にお出かけして、本当に今年最後になる紅葉鑑賞に出かけるつもりです。ついでにちょこちょこと寄り道もする予定。久しぶりに高速バスを使うので、それも楽しみにしています。
ではまた。