10 月も下旬となると、いくら暖かい所に住んでいるからといってもさすがに T シャツ1枚でとはいかなくなりました。でも体を動かす仕事なので日中は暑くなります。この寒暖差がこたえますねぇ。でももう少しすると「暖」が恋しくなる季節になるので、今はこの気温のギャップを楽しもうと思っています。
なんでも楽しまなきゃソンですからね。
そんな今の季節のオイシさは、「紅葉」が楽しめることです。ではどこへ行くか?
先週
へ行った時でさえ紅葉はまだのようでした。四国はまだまだかな?
ならば山へ行けばどうだろう? 2週間前に行った
は、そろそろ見頃なのではなかろうか? でもまた同じ所へ行くのもなぁ・・・。
おっと、四国の山なら剣山より高いのがあるじゃないか! それは
石鎚山!
西日本最高峰の山です(剣山は2番目)。ここならもう見頃でしょう。行くか。
この季節はウエアで悩みます。気温に対する合わせ方によって快適度が変わるからです。今回は平地の最高気温が 20℃ らしいので、T シャツに3シ-ズンのジャケット(インナ-なし、ベンチレ-ション全閉)、首にバンダナ、下はジーンズという、8月下旬の北海道ツーリングパタ-ンにしてみました。
今回は先日作ってもらった靴(@ GORO )が送られてきたので
その試し履きもしてみましょう。
では出発です。が、寝過ごして1時間の遅れ。やむを得ず高速を使います。
いよ西条 IC で OUT。寝坊のせいで¥2000 近い出費。「時は金なり」とはよく言ったものです。でも休日割引があればもっと安かったのに・・・。
R11 を西進し、R194 にスイッチします。標高が上がるにつれて気温が下がって来るのがわかりますが、それでも今回のウエアではまだ寒さを感じません。
以前盆明けの北海道ツ-リングでは、狩勝峠で 8℃ になりました。寒いわガスが出て前は見えないわで、今本当に8月なのか?と混乱したのと同時に、「これぞ北海道!」と思えてちょっと嬉しかったのを覚えています。
R194 から K40 に入ります。ここは走ったことがないのでちょっとドキドキ。
そのうちこの道は四国らしい道に変わっていきます。ちょっと急いでいたので写真を撮っていませんが、ご想像ください。道幅はほとんどの行程で 1 ~ 1.5 車線です。割と距離があるので、四国の山中を十分以上に満喫できます。
途中、トイレや店はほとんどありません。携帯も電波がつながるかどうか怪しいものです。道の状態の割には対向車も来ます。十分ご注意を。
直線道のない K40 をひたすら走り、K12 と合流します。UFO ラインの方向は大渋滞。登山客も多いのでしょう。ワタシは左折して土小屋へ。ここで食べた玉こんにゃくがおいしかったのを覚えていて、また食べられるかなぁと思って行ったのですが・・・。
完全に模様替え・・・
モンベルのオサレな店が入っており、店内外にはブランド名の入ったアウトドアウエアを着た人たちがたくさん。バイク乗り達も年季の入った人たちばかりで、店内で優雅にコーヒ-なんぞを飲んでらっしゃる。そんなブルジョアなお店は苦手なのですが、今回は迷わず突入!
なぜか?
寒いからです!
ワインディングを走っている時は夢中だったので意識してなかったのですが、土小屋に着いて初めてその寒さに気づきました。で、気温計を見るとこれですわ。当然紅葉は終了済み。途中の道? 景色なんて見る暇ナシ!
何しに来たんだっけ?
少し店内にいたものの、混んでいたので早々に脱出し、周囲をうろついてみます。
歩いてみての靴のインプレッションを少し。
もとはといえば軽登山用の靴なので、がっちりした造りになっています。ましてや今日履き始めたばかりなので、足首の自由はあまりありません。バイク走行中のブレ-キやシフト操作も意識的に行う必要がありました。
でも、
・重量の軽さ
・地面に対するグリップの良さ
・重心の良さ(素人考えですが)
のおかげで、革の硬さの割には歩きやすかったです。こんな印象をうけた靴はこれが初めてでした。今までどんな靴でも上の3つのうちのどれかに「?」を感じたのですが、この靴だけは「意識せず」履いていられました。今後、履いているうちに革が馴染んでくるとどうなっていくのかが楽しみです。
やはりこれはいい買い物でした。11 月に東京に行ったら、また靴を注文しようと思います。
さて、タバコを吸える所もないようなので下山します。来た道を戻ると渋滞してそうだったので、おとなしくスカイラインを使いましょう。まだ午前中なので登って来る車はたくさんいましたが、下る車は皆無。貸し切り状態のワインディングを堪能しました。
下りきると「面河渓」の看板が。ここは紅葉の名所で標高も低い。やっと色とりどりの景色が楽しめると思って行ってみます。途中の渓谷沿いの道もきれいなのですが
緑一色
でした。もう少し走れば突き当りに駐車場があるので、バイクを停めて写真を撮りに行きましょう。そのあたりは撮影ポイントでもあるのでさぞや見事な紅葉が・・・
緑一色
でした、見事なまでに。
その役満の景色をお楽しみ下さい。
何しに来たんだっけ?
それでもあきらめきれず、泣きの半荘もう1回! 今度は黒森峠(黒森峰@ガルパン じゃないよ)へ行ってみましょう。ここはうっそうとした山の中なので、今度こそ紅葉を楽しめるでしょう。
ご覧の通り
緑一色・・・
終了だ、終了!!!
飽きるほど走った R11 を使って帰りました。ワタシの県に戻ってきたのが 16 時ごろ。秋の日の夕方の、黄色味がかったたっぷりの光の中、ゆるゆると走るのは最高の気分でした。
本日の走行距離
ではまた。