paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

北国の夏を満喫、北海道ツーリング 2022 thanks to TIGER EXPLORER 第13話

この季節、ちょうどいい気候なだけに出歩く衝動を抑えるのに苦労します。いま出かけなくては当分の間は行けない場所もあるので気は急くのですが、財布の中身が・・・。かと言ってステイホームのままでいると煮詰まります。

 

この 2 年はコロナの影響もあり支出は控えめでしたが、今年は出費がかさんだので通帳残高は下がる一方。まだ大きな買い物も控えているので、遊びでも倹約精神を発揮しなければいけません。なんとかやりくりを頑張ってみましょうかね。

 

 

8/30

今日は北海道での最終日。起床時間はいつものように 5:00。腰が痛い。昨日のアクシデントでの影響が出てきたようだ。ベッドで体を起こすのも一苦労。靴下を履くときなんかは息を詰めなければできないくらい。ツーリングの最終局面でコレか。でももう帰るだけだから、この時期でよかったと考えるべきか。

 

フェリーに乗るための荷物整理などをして 6:30 朝食。選べる朝食の海鮮丼がありがたい。最終日になって初めてやっとA級グルメをいただいた。酢飯を使っており旨し。でもちょっと甘かったかな。

函館で海鮮 はじめての経験

 

7 時過ぎに出発。バイクに乗ると腰に違和感が増す。少し動くだけで痛みが響いてしまう。骨盤を立てて背筋を伸ばし気味で姿勢で乗ると、衝撃などの力が分散するためか痛みはさほど苦ではなくなるが、気を抜いて猫背気味の姿勢になるとうめき声が出るくらい痛い。それでも北海道最終日なのだから走らなければソンと考えてしまうのが貧乏症なワタシ。強制的にではあるが「いい姿勢」の習慣もつくかも。

 

教会群近辺や市街地をぶらぶら走ってみたが、

函館港 むこうはレンガ倉庫街


まだ時間に余裕があるので R227 できじひき高原に寄ってみる。こんなイレギュラーな予定を入れられるよう、スケジュールはダルにしておいて正解。なかなか見晴らしが良かった。天候の関係で駒ヶ岳噴火湾が見られなかったのは残念。また次の機会に。

きじひき高原より 晴れるともっとはっきり見えるはず

 

D96 で R5 に戻る。ここからは退屈な道。道南の人は穏やかなのだろうか、遅い車がいてもあまり抜かない。なので車列が長くなり、ますます抜けない。黄線も多いし。車間を開け景色を楽しむ走りに切り替えて洞爺から R230 に乗る。いいワインディングだったがトラックが先行車。がっかりしたがスピードメーターを見てびっくり。速度感覚がずれちゃってるな。今は月末、気をつけよう。

 

R230、 R276、 R230で道の駅望羊中山へ。北海道ツーリング最後のランチはこれに限る。平日だがそこそこ人がいた。美味しくいただき本日のミッションは終了した。とはいえまだ 12 時。北海道の自然を目に焼き付けておこう。

羊蹄山を臨む

「チージャ」と「あげいも」 もうひとつずつ食べたかった

 

R230 を戻り R276 へ。前には善人そうな家族が乗るレンタカー。制限速度をやや下回る安全運転。周りの景色が嫌になるほど目に焼きついた。

 

R453 で支笏湖に向かう。この辺りから雨開始。前には優良トラックドライバー。制限速度をやや下回る安全運転。周りの景色が嫌になるほど目に焼きついた。ついでに服もぐっしょり。

 

支笏湖を過ぎたら R276 で苫小牧へ。だが R235 は西へ。前日見慣れないお宝ショップを見つけたので行ってみることにした。

 

結果、ボウズ。でも少し安心している。いいのがあっても積めなければ悔しいだけ。今回は掘り出し物がなくてよかったのだと自分に言い聞かせ、給油とセイコマートでの買い出しを済ませ苫小牧港へ。

 

今年も一番乗り。降りるのは最後になるけどね。次に来た W650 乗りと会話。最初、相手は上から目線の言葉遣いだったが、バイクの話をしているうちに丁寧になった。うん、わかればいいのだよ。

いっちばーん! 復路は「いしかり」かぁ

 

すぐにチェックインの時間になった ああ、もう帰るんだなぁ・・・

 

ターミナル内にあった、私の県では見たことのない掲示


話しているうちにぼつぼつとバイクが入ってきた。今年は例年より早くから来るなぁ。

乗船を待つバイク群

 

こちらは大洗行き 関東地域のバイク乗りには人気


また TIGER850 乗りにはバイクの特徴を聞いた。いいバイクだけどドゥカティに比べると特徴がなくてつまらないらしい。でもそれはツーリングバイクとしては最高の讃辞だろう。そもそも傾奇者のイタ車と比べられても、ねぇ?

 

バイク駐車場にはたくさんの種類のバイクがいたが、今年も大排気量車は少数派。ましてや「ぼく、ツアラー!」と全身からオーラを放つ某ドイツメーカーのフル装備仕様は皆無。今年は小排気量車や古いバイクが目についた。トレンドが変わりつつあるのか。

 

 

17:30 乗船開始。船室へ行こうと荷物を持ってエレベーターへ行くと故障中。直るめどはつかないらしい。てことは帰りはまた荷物を持って降りるのか?この腰の状態で?やれやれ。

 

 

自分の寝台に荷物を置くとすぐ風呂へ。空いているうちに汗を流す。プロムナードの窓辺の席で優雅にディナー(コンビニ飯)。

次コレを食べられるのは当分先だな 大きいおにぎり3つ


最後の北海道メシを楽しんだ後は、映画鑑賞。今夜はレッドクリフ

そこそこおもしろかった


腰痛のせいで座席に座るのも一苦労。さらに同じ姿勢を続けると固まって伸びなくなってしまうので、座り直しながらの鑑賞となったが、退屈することなく最後まで見られた。寝台に戻り、1時頃就寝。

コレを見ると太平洋フェリーに乗っている実感が湧く 「Moerugomi」って・・・

 

 

本日の走行距離:350.8km

下船時に撮ったもの



 

本日の振り返り

とうとう北海道を去る日がやって来ました。10日あまりのツーリングを締めくくるのは、あげいも。ただ、そのためにこの日のルートは固定されてしまいます。今回は久しぶりにマルトマ食堂でホッキカレーをとも考えていたのですが残念ながら見送りとなりました(またカレーにフラれた)。来年はちょっと例年とは違うルートで回るつもりです。現在の予定では、函館をスタート・ゴールとし、時計回りではない廻り方をするというものです。で、もっとたくさんのところに立ち寄るつもりです。

 

この日も腰が痛かったです。でもバイクに乗っていたり歩いたりするときはさほど痛みはなかったのですが、椅子に座ったりしゃがんだりするときは一大事。横浜のガンダムのように、ゆっくりじわじわとしか動けません。ヘタに「ひょい」と動こうものならその瞬間激痛が走るのです。あまりの痛みに息ができなくなることもしばしば。やはり「ぎっくり腰」だったのでしょうか?これはちょっとひどいことになりそうな予感がしました。

 

続きは今度。

ではまた。