今日は午前中に、近所のス-パ-へ行ってきました。大混雑でしたが、見る限りでは店員さんやお客さんは全員マスク着用です。海外のように強制されているわけでもないのに、ここまで徹底するとは。
ただ、マスクをしたままで大きな声でしゃべっている人たちがたくさんいました。
キミのマスクでは、霧状唾液の拡散は止められないのだよ・・・。
「マスクをしていれば大丈夫」とか「手指消毒をしておけば問題ない」と思ってしまう傾向があるようです。たぶん「○○するには△△すればいい」とか「▢▢さえしておけば大丈夫」とかいう安直なノウハウ本セオリ-に毒されているのでしょう。
マスクは「必要条件」です。「十分条件」ではありません。これを理解していなければ、コロ助に隙をみせてしまうのではないでしょうか。
コロ助がきっかけで、我々の思考の安直さや危機意識の低さを意識、自戒することができたのは収穫でした。あとはなんとか切り抜けるだけです。もう少し頑張ってみましょう。
今日は天気が下り坂になることは知っていたので、昨日(29 日)に今年のバイクの走り納めをしてきました。とはいっても泊りがけというわけにはいかず、いつものお散歩ツ-リングです。
何にも考えずに走るというのも楽しいのですが、目的地がない場合はちょっとしたルールを決めています。それは
往路
・2時間走る(休憩時間を含む)
*2時間を超えないこと。中途半端な場所で時間がきてもそこで終了。
・地図は使わない
*あえて迷う。
・高速は使わない
*あくまでも「お散歩」だから。
・できるだけ幹線道は避ける
*信号停止時間がもったいない。
・目を△にして走らない
*お・さ・ん・ぽ!
復路
・2時間以上走る(休憩時間含む)
*途中での買物や立ち寄りは積極的に
・地図は使用可
*できるだけ使わずに、標識とカンをメインに
・高速は使わない
*緊急時は使用可
・必要に応じて幹線道は使用可
*基本的には使わない
・目を△にして走ってもよい
*まあ、そのテの道なら仕方ない
というものです。せっかく走りに行くのに、見た景色が前車の後ろ姿と路面だけというのではもったいないと思うのです。なので、できるだけウロウロキョロキョロできるような方法として考えてみました。
では行ってみよう!
何の気なしにこの方向に向けて出してしまいました。なので今日は → の方向へ進みます。10分ほど広い道を走った後、旧道に突入です。
旧道を走るのは楽しいです。新道沿いにあるような、紳士服店や車のディ-ラ-、ファミレスを見かけることはありません。代わりにあるのは洋品店やモータ-ス、定食屋です。なのでその町の個性が見られたり、時には町の歴史や事情まで推察できることもあります(「この山村は小さいが和服店が複数ある」、「こんな小さな港町に造り酒屋がある」など)。
点と点をつなぐために広い道を速く駆け抜けるのも楽しいですが、今は「線上キョロキョロ走り」が気に入っています。そして Tiger Explorer もこのような走りを苦にしません。このバイクの低速トルクは強すぎないので、半クラを多用しなくてもギクシャクせずにゆっくり走ることができます。長距離ツーリングでも近場のウロウロ走りでも、このバイクはいい仕事をしてくれます。出先での押し歩きを除けば。
走っているうちに海に出ました。この道は山の中腹沿いに走っているため、海が見える絶景ツ-リングコ-スです。ただし道幅は2車線から0.8車線までとバラエティに富んでおり、「ヤッホ-♬」と叫んで走れる道と「う“ぁ”-」とうめくしかない道がランダムに続きます。なかなかスリリングな上に「自転車」と「路線バス」というキャラが突然現れるので気が抜けません。全集中の練習にはもってこいの道です。
2時間近く走ったので、道沿いの本屋に入り往路終了です。正月に読むための雑誌を物色したりして30分の休憩を取りました。
では復路です。往路は海沿いだったので今度は山道。幹線道路から離れて県境越えの峠道へ。ここも往路と同じような道でした。初めは紅葉が残る山々を見ながら走っていたのですが、高度が上がっていくにつれて道の難度も上がってきます。ブラインドとヘアピンが続く典型的な山間部の県道です。バイクを直立させるよりバンクさせている時間の方が長い、なかなか骨のある道でした。こんな道ではアクセルを積極的に開けた方が 安定して速く走れますが、調子に乗ると重量級の車体が牙を剥くので、我を忘れた走りは厳禁です。
この山道も無事通過できました。あとはまた旧道をメイン、幹線道をツナギとして走り、無事帰宅。復路の所要時間は2時間40分でした。
使用カメラ : SONY DSC-RX100M3
本日の走行距離:169.3 km
では、よいお年を。