paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

GW 後半戦、いざツーリング 2024/5/6

最近仕事が立て込んでいて右往左往の大騒ぎの日々を過ごしていました。ブログを書く時間的余裕も精神的余裕も底をつきかけていたので更新はムリかな-と思っていたのですが、なんとか 3 日ずつのルーティンを守ることができました。今回はGW 最終日の様子です。どうぞ。

 

 

5/6

 

いつものように 5:00 起床。4 日目になっても全く体に疲れが残っていない。TIGER のときはこれが普通だったが、GT のようなロードスポーツ車に乗ったら肩や腰、手首が痛くなると思っていたのに、まったく異状がないとは不思議。走っていて急かされる気持ちにならないのでヒッチャキにならず、ゆとりを持って運転できるというのも大きいのだろう。ネットでの細かい評価なんぞに惑わされず、日常使いから長距離ツーリングまでオールラウンドに使えるバイクをお探しの方には自信をもってお勧めできると確信した。

 

 

この日は 6 時半にスタート。渋滞の影響を少しでも避けたいので、早く出るため朝食は抜き。

さて、行きますか


前日組んだ予定は「すぐ上越 IC から高速に乗り昼過ぎに帰宅」というものだったが、せっかく北陸地方まで来たんだし走らない手はないなと思って予定変更。日本海側を一般道でしばらく南下することにする。まあこのあたりでは渋滞はないだろうと思ったからというのもあるけど。ただ連休最終日なので、時間が遅くなると名神あたりで渋滞にブチ当たる可能性がある。いつまで下道を走るのか見極めておいたほうが良さそうだ。

 

ということで R8 を使うことにする。左手に北アルプス

この季節はまだ冠雪が

右手には日本海

曇天だが穏やか

の景色が広がり、目が楽しい。交通量も多くないので緩やかに走る。連休最終日なので移動する人も多いだろうから、慣れない道を走るドライバ-(ワタシもそうだが)もいることだろう。用心の意味もありペースダウンしての走行に徹した。時間はかかるだろうが、まあ最悪この日のうちに帰れればいいことだし。

 

一桁国道なのに地方国道のようなローカルな道だった。いわゆる「バイパスどっか-ん」というのではなく、丁寧に市街地をたどって作られている感じ。なのでこの道はあまり馴染みがないはずなのだが、なんとなく懐かしい感じがした。

日本海ひすいライン

 

親不知を通過する。断崖絶壁の中腹沿いを国道が走る所だ。時々左側に廃道となった旧道が見えるので写真を撮りたかったが、バイクを駐めるスペ-スが無かったので断念。昔の人は海沿いの波が打ちつける道(?)を通って行ったのか。そりゃ親不知子不知になるだろうな。北陸道は海に張り出すように作られていて、これはこれで壮観だ。

 

 

10 年以上前に日本海沿いをツ-リングした時、このあたりでたら汁を食べておいしかったことを覚えている。普段の生活ではまず口にすることがないので今回も食べたかったのだが、まだ開店前だったので残念ながらスル-。食べたかったという未練が残っているので、新潟を目的地にしたツーリングコ-スでも考えてみようかな。

 

 

富山に入った頃から雲の色が変わってきた。そろそろ雨かな。では高速に乗ろう。朝日IC から入る。しばらく走ったが、どうしてもたら汁のことが頭から離れない。朝食を摂ってないからだろう。ということでピットイン。

呉羽PA で大休止

 

メシだメシだ。券売機の前でしばし悩んで選んだのがコレ。

名物だし、コスパ高いし

で、出てきたのがコレ。

カレ-とラ-メン お子様が好きそう

お味は

カレ-:レトルトかな?

ラ-メン:塩辛い

というもの。まあ値段が値段だし話のタネになるので、後悔はしていない。その証拠がコレ。

完食!

 

さあ、では本格的に帰ろう。一服してトイレを済まし、もう雨が降るのは時間の問題なのでレインウエアを着て出発だ。次に高速を降りるのはワタシの地元。事故らないように捕まらないように、丁寧に走る。

 

 

途中で雨の攻撃が始まった。シールドに水滴がついて見えにくい。時々伏せ姿勢にして風圧で吹き飛ばす。ということはやはりスクリ-ンは低いのか。でもハイスクリ-ンにすると GT の魅力の一つの「フロント周りのシャ-プさ」が薄れてしまう(サードパ-ティ-のものでも)。やっぱりワタシが自分で姿勢を変えることにしよう。タダだし。

 

次に風の攻撃が始まった。コイツは強敵だった。何度か 0.5 車線分くらい右へ弾き飛ばされたり、かといってそれを警戒すると急に風が止んで車体が左へもっていかれたりと、かなり冷や汗もののライディングになった。実際並走する車両に異常接近してしまうこともしばしば。時間にすれば 30 分ぐらいだったが、もう途中で高速を降りようかと思ったぐらいの怖さだった。

 

結局帰宅まで風に悩まされた。当然鳴門海峡は二輪通行止めになっていたので瀬戸中央道を使ったが、ここもかなりのものだった。フルカウルだからなのか車重が軽いからなのだろうか、GT は横風には注意だな。

 

 

思ったより時間がかかったが、何とか帰宅。今回もいいツ-リングだった。

 

本日の走行距離:704.1km

このぐらいの距離なら楽勝

今回の総走行距離:2351.3km

でも半分以上が往復の移動距離

 

 

今回の振り返り

 

転勤により GW の日程が変わったため、一時はツーリング中止も考えましたが何とか遂行することができました。いつも宿が宿泊受付を開始してすぐに予約するので、この宿泊費高騰の中でもお得なお値段で部屋を押さえることができていました。しかし今回のように変更したのが1カ月前で、それからの予約となると 2 ランクぐらい跳ね上がりました。それでも今回の宿は 50 % 増しくらいで済んだので、ラッキ-かもしれません。夏の北海道ツーリングでは同じ目に合いませんように・・・。

 

よく「そんなに長距離を乗って飽きない?」と聞かれます。実際、福島行きは長いのでヨイショがいりますが、車で行くよりも疲れません。だって「じっとして動かない」よりも、少しではありますが体を動かす方が心身ともに楽ですからね。今回は GT では初めての超長距離ツ-リングだったので、車体の挙動や燃費をチェックしていて気が紛れたことと、新しい職場での身の振り方をずっと考えていたので時間が経つのを忘れることができたため、眠さ以外に辛かったことはありませんでした。おお、まだまだ若いモンには負けてないな、まだまだイケるなとちょっと安心できましたが、「慢心、ダメ、ゼッタイ」ですね。

 

今回のツ-リングで GT を買ったのは正解だったということがよくわかりました。もしいかしたらコイツがワタシにとっての最後の内燃機関搭載のバイクになるかもしれません。大事に、でもとことん乗ってやろうと思いました。

 

さあ、次のロングツ-リングは 8 月だ。行けるかなー?行けたらいいなー。

 

 

次回は都合によりお休みし、5/30 にアップする予定です。

 

 

では。