先日重い体を引きずっていやいやながら仕事に行く途中、信号待ちで止まったら周囲が真っ白に。「またあ、ダンプがエンジンの調子が悪くてオイルを燃やしているのか」と思って見渡しても、周りは自家用車ばかり。信号に視線を戻すと、WRXSTI のボンネットの隙間からもうもうと白煙が出ているではありませんかっ！うわ、犯人はワタシだった・・・。
あわてて脇道に入り路肩に止めたら、オイルの焼ける匂いではなくなんか甘い香りが。こりゃ冷却液だな。すぐに JAF に救援コールをするものの、到着まで２時間（！）。こんなところでは待っていられないので、家までは数キロの道のりを警告灯を見ながらなんとか帰宅し JAF の到着を待ちました。
結局１時間ほどで救援隊が到着し診てもらうと、やっぱりラジエターがトラブっているとのことでした。ボンネットを開けると飛び散った水の跡が無数にあり、ラジエーターホースが裂けたぐらいだろうと楽観していたのですが残念ながら出費がかさむコースになりました。幸い北海道ツーリング中止で浮いたお金があるので、それを回すことにしましょう。その日はディーラーが休みだったので、原因究明だけに終わりました。
翌日、スバルディーラーに電話して相談すると、保険の特約でレッカーサービスが使えるということなので、
・まず家からクルマを積載車でディーラーへ
・ワタシも同乗してディーラーへ行き、代車（レンタカー）で帰宅
ということで話がまとまりました。が、保険会社から電話があり同乗はダメと言われました。えー、そうなの？だったら旅行先でこんなトラブルに見舞われたら、自分はタクシーか何かで追いかけなくちゃいけないんでしょうかね？
なので再びディーラーに連絡し、その旨を伝えると担当の人も不思議がっていました。この件は後ではっきりさせておく必要がありますね。とりあえず代車は自宅に持ってきてもらうように手配し直してもらいました。
その後の連絡で、ワタシの帰宅時間では乗ってきてくれる運転手の都合がつかないので、家の駐車スペースにワタシ不在のまま駐めておいてもらうようにしましたが、帰って来たワタシを迎えてくれたのはアウディ
え、これ乗っていいの？ ちょっと得した気分になりました。
そうこうしているとレッカー車も到着し、テキパキと作業してくれてWRXSTIは車上のクルマに。その間私は積載車のパレットの動きに「へぇ〜」、パレットに載せる作業員の人の細かいハンドルさばきに「ほぇ〜」。載せ終わったとき思わず絶賛してしまいました。こんな作業に子供が目を輝かせるのがよくわかります。ほんとうにワンダバものでしたから。 しまった、写真撮っときゃよかったな。
さて、あとは入院日数と費用がどれだけかかるかが問題です。そりゃ 10 年以上、 20 万km 以上走ればトラブルは出てくるでしょうが、大したことはないことを期待しておきましょう。
引き取られたあとディーラーから電話があり、見積もりを出しますという言葉に対して、「いや、もう直してください」と答え、続けて「どうせまだ MT のWRXS4 は出ないんでしょ？」と言うと彼は一瞬口ごもりました。
おやぁ？
これはひょっとするとひょっとするかもです。いちおう「いつでも貯金通帳は火を吹けますよ」と伝えておきました。ま、出るとしてもBRZ の次でしょうけどね。モデルチェンジでリアワイパーが付けばこちらでもいいのですが。
ということでしたので、この2日間はバイク通勤でした。職場へ途中、サボって遊びに行きたくなる気持ちをねじ伏せながらの走行は忍の一字。通勤ラッシュの中で燃費は悪いわ（15.6km/L）ずっと冷却ファンはまわるわで、全然楽しくなかったです。でも同僚たちから
「大きいねー（バイクが）」
「きれいだねー（バイクが）」
「かっこいいねー（バイクが」」
という賞賛を浴びました（バイクが）。でも悪い気はしません。自分の子供が褒められるとこんな感じなんでしょうね。とは言ってもやはり GT の本領はツーリングで発揮されます。どこかへ行きたいなあ・・・。
追記
ディーラーから連絡が有り、ラジエターには割れが発生し昇天していたそうです。で交換すると諸々込みで 14 諭吉ぐらいとのこと。まあしょうがないかなと思ったのですが、向こうさんは提案があるというではありませんか。
サービス：「社外品なら 5 諭吉ぐらいです」
ワタシ ：「保証はどのくらいついてます？」
サービス：「2 年です」
ワタシ ：「純正なら？」
サービス：「半年ですね」
ワタシ ：「社外品でおねがいします！」
？？？ 値段が高い純正品のほうが保証が短いって？ どうしてこうなるんでしょう？自動車業界ってなかなか一筋縄ではいかないようです。
では。
