今年の北海道ツーリングの泊地がだいたい決まってきました。例年と同じ回り方をするので宿も大体同じです。ただ残念だったのは、今年も船長の家が休業だったこと。これで 3 年連続です。あの超豪勢な夕食・朝食が今年も食べられないとは。もしかするとこのまま宿をやめてしまうのではないかと心配しつつ、仕方がないので他の宿を押さえました。来年こそはぜひ!
あとは稚内と根室の宿の決定を残すだけです。昨年と同じ所がいいなあと思っていますが、教訓を活かして「エアコンのあるところ」を選ぶのも手です。なので今は情報を集めているところです。
ワタシの夏はもう始まっています。
と、その前に冬にオトシマエをつけなければなりません。そろそろ寒さが終わるという目印になる梅を見て、征く冬を惜しむとしましょう。
2/23
早朝に起きられるかという不安は前回と同じ。ましてや今回はいつもの東京お気楽旅なので、前回のような緊張感がない。それでも 4:30 起床。まずはひと安心。準備をしているうちにちょっと気分が悪くなる。飛行機酔いが怖いが、何も胃に入っていないので大丈夫だと自分に言い聞かせる。この不安は思い込みや自己暗示によるもののようなので。
空港に着くと大混雑。前の三連休よりも多い。この違いはなんだろう?寒さが緩む時期だからかな。カウンター業務は研修生が行なっていたためか、チェックインは大行列。新人の頃は丁寧すぎるくらいでちょうどいい。慣れる頃にはその笑顔から固さが取れることだろう。
手荷物検査の後、スリッパを履きっぱなしで外に出て怒られてしまった。X 線検査先のエリアで着替えをしなければならないらしい。3 人くらいで一杯になるあの狭い中で?次から次へと人が来るんだよ?無茶言うなよ。
搭乗口前も当然大混雑で、行きの機内は満席。個人客は少なく、家族連れが多い。テンション高めでウキウキムード。なるほど、夢の国行きの御一行様か。
後ろの座席に 20 代らしき女性 3 人組。こりゃうるせーぞと思っていたのだが、穏やかで落ち着いた調子で話している。あの歳なら会話の内容は恋バナか愚痴なのだが、日常のことが話題。今どき珍しい、どうにも不思議なパーティーだった。いいトコのお嬢様方なのかな?彼女らの会話を子守唄にして夢の中へ。
着地 5 秒前に覚醒。羽田到着は 10 分遅れ。荷物の積み込みに時間がかかったという。家族連れが多いと荷物が多いのでそうなるだろうな。到着後、ターミナルへはバスで。館内を歩き回らなくていいので助かる。
モノレールは満席。ちょっと珍しいな。いつもなら空いているのだが。こんな中途半端な時期に、みんな何しにきてるんだ?まあ人のことは言えないが。
朝食はいつもの大江戸そばで
冷たいのを。
外気は低いが歩き回ると暑い。札幌でもそうだった。つまり一番寒いのは四国の地元。外気温と体感温度って違うんだなあと実感する。
山手線でまず恵比寿の東京都写真美術館へ。今日は 5 時間近くの尺がある映画を見る予定なので、そのチケットを買いに。当日現場でしか買えないなんて、写美も殺生だ・・・。売り切れるといけないので買いに行くとまだ 2 番。よく考えると、休日の 4 時前から 9 時近くまで映画を観る人ってなかなかいないよな。
15 時過ぎまで時間があるのでアキバへ行くと、ものすごい人出。
店が混むだろうから昼を待たずに昼食。行くならやっぱり萬里だな。行ってみると待たずに座れたが、その後は次々に客が来た。やっぱり早く来て正解だったな。美味しゅうございました。
その後はお宝探し。フィギュアは「期待していない」と思った通り、ボウズ。ジャンルや種類が少ない上に価格が高い。コロナ前まではまだニッチ物が多く、「さすがアキバ(呆)」というものがあったが、今では利益が望めそうな定番商品を、先を争うように値上げして売っている。コロナでインバウンドが望めなくなったときのことを忘れたのだろうか?それともまた補助をもらえばいいと思っているのだろうか?
ということで、今回も薄い本集めが中心となった。「艦これ」の同人誌がターゲットなのだが、人気が一段落したようであまり種類が増えていない。18 禁はその数を伸ばしているが、全年齢対象のものは頭打ちだ。またアニメ化すれば増えてくるのかな。
東京都写真美術館に戻る。
時間があるので恵比寿映像祭のコミッションプロジェクトを観る。
んー、いまいちよくわからない。「こんなことをやってみました」的な実験的な作品だったので、作成者の意図と作品が同一線上にないのでは?と思える部分が気になった。もちろんこれはワタシの観る目がないのが原因なのかもしれないが。
その後、5 時間近い長尺の映画「夢の涯までも ディレクターカット 4K レストア版」を観た。
映像の撮り方やSF 要素をかませたストーリーの展開がとても興味深かったが、その長さのため情報量が多く、物語の進行に合わせての内容の理解が追いつかなくなってしまった。これは何度か見ないとその良さがわからないだろうなと思う。ただ、最後まで観たという充実感は味わえた。退館後は少しガーデンプレイスをうろついてから
22 時過ぎに山手線と総武線に乗るが、人がいっぱい。地元のこの時間なら、列車はガラ空きだ。さすがは東京だな。
ホテルにチェックイン。御徒町で下りて買った、KITCHEN DIVE の 1kg 弁当を食べながら
テレビを見てから就寝。
本日の歩行距離:10.6 km
続く。