先日体調を崩しました。痛みは消えたので一安心ですが、原因がわからないので不安感は続いています。まあ考えてもどうしようもないので、全部トシのせいにしてほったらかしにして様子を見ることにします。「病は気から」といいますしね。
まさか先日の東京行の疲れからきているんじゃないでしょうね・・・?
その東京行脚、2日目です。
この日は早朝からのイベントを入れていないので、7:00 にタイマーをかけておいた。それなのに目覚めは 5:30 。あまり歩いていないので疲れていなかったのと、日の出が早いので時間の感覚が狂っていたのが原因だろう。
予定よりも早く目覚めると得した気分になるが、どこへ行くかは決めていない。なので頭の中で損得勘定を含め選択してみる。
・よこすかカレーフェスティバル → 混む。それも鬼のように。
一度行ってみたいのだが、毎回大混雑するらしい。去年のこの時期に米原子力空母を見に行った時もやっていたが、遊覧船乗り場で並んでいる時に他のお客さんが言っていたのを聞いた。おお、あれからもう1年か・・・(遠い目)
・三社祭 → 混む。それも地獄のように。
一度行ってみたいのだが、始発の電車で行っても人だかりで何も見えないと聞いた。「ちょっと行ってみるか」というレベルの祭りではないな。
・大洗 (ガルパン)→ Tシャツをたくさん買って出費がかさむことが予想される
なぜか必ず梅松屋へ行ってしまい諭吉が旅立っていく。さらにパーカーやキャップも欲しいので、行っちゃうと自動車税が払えなくなるのは必至。今回は我慢我慢。
・森美術館+アキバ → 開催期間を考えると、7 月上京の時のためにとっておく。
7月の東京行は 4日間。そのうち 2 日は鉄ちゃんと過ごす予定なので、実働は 2日。その時に行く予定の場所キープのため、今回はパス。
・東京都現代美術館+アキバ → これかな。
9 時過ぎにチェックアウト。腹立たしいばかりに日差しが強い。でもこのプランで正解だったとも思う。こんな日差しの中、大混雑はゴメンだ。
銀座線から三越前で乗り継ぎ半蔵門線で 10 時前には清澄白河へ。ここから歩く。腹立たしいばかりに暑い。でもこのプランで正解だったとも思う。こんな暑さの中、大混雑はゴメンだ。
このあたりは高いビルが少なく昔ながらの建物も残っており、あまり都会らしくない風景だ。もし東京に住まなければならないとしたらこのぐらいのところがいいなあ。
美術館に着いたが、その前には人はまばら。
大人気の展示があるので大混雑とおもったのだが。
・・・うん、中で大混雑していた。建物の端から端までの大行列で、入場は時間制をとるほど。ほとんどが女性で、それもハイレベルの人が多い。そんな人たちが並んで待っている様はまさに「綺羅、星の如し」。展示物より壮観だったかもしれない。
この企画展を観るためだけにそんなに並ぶのは大変なのだろうが、炎天下の中、コミケやワンフェスの行列に並ぶのに比べると稚戯に等しい。だからみんな、がんばれー。
私が見に来た展示のひとつめは 被膜虚実/ Breathing めぐる呼吸。
収蔵品なので余分なコストがかかっていないからだろう、¥500 はありがたい。こちらにはあまり客がいなかったのでゆっくりじっくり観たので、1 時間ぐらいかかった。
次は本命、さばかれえぬ私へだ。こちらはなんと無料! それだけにあまり期待していなかったのだが、なかなかどうして、ずっしりとした骨太の展示だった。特にインスタレーションが秀逸だ。映像は長尺であるが、中身がみっしり詰まっているので目が離せない。結局 2 時間ぐらい作品を鑑賞した。
ここの滞在時間は 3時間。どうせ1時間くらいで終わるだろうと思っていたのだが、嬉しい誤算だ。これで今日は時間を持て余さなくて済む。
少し歩いてバスに乗る。下町っぽい景色を見たかったので。外の景色や乗り降りする乗客は、まさに下町のそれ。大都市らしからぬ垢抜けなさと大都市らしい利便性が両立しているようだ。いいところだなあ。
バスは秋葉原駅へ。
14 時前だが朝から何も食べていないので、エネルギー補給のため萬里へ直行するが、途中の景色に違和感が。
歩行者天国になってるぅ!
何年ぶりだろう、こんな光景を見るのは。たくさんの人が道を歩いていて、インタビューを受けている人や自撮りをする外国人、写真を撮りあっているメイドさんなど、皆さん楽しそうだ。
ん? ということは、今日はどの店に行っても混んでるということか?
いかん、早くメシ食いに行こう。萬里はほぼ満席。危ないところだった。
では宝探しといこうか・・・
なんだ、この高さは?昨日の中野とほぼ同じレベル。特にレンタルショーケースでの値付けが酷い。相場を上げまくっている。ネット販売に比べてケースのレンタル代がかかるので多少高いのはやむを得ないが、それにしても、だ。そのせいで、客は多いが買っている人はあまりいない。外国人は写真ばかり撮ってるし。こりゃ値崩れするのも早いかな。次に東京に来るのは 7 月。どうなっているか楽しみだ。
薄い本はそこそこ買えた。地方ではあまり売っていないので、流通量の多い東京が強い。でも本って重いんだよなあ。でもトレーニングだと思ってリュックに詰め込む。
ついでに寄った二次元コスパでTシャツを 2 枚購入。暑くなると洗い替えが要るからと心の中で言い訳をする。200 枚近く持っているというのに(苦笑)。
大洗に行かなかった理由?さて?
5 時を過ぎるとさらに人が増えた。潮時かな。空港に向かう。京浜東北線とモノレールで空港へ。6 時前なので混雑が始まっていた。
無事手荷物検査をクリアし、ラウンジでコーヒーを飲んだりしながら時間を過ごしてから搭乗して無事帰宅。
本日の歩行距離:9.2km
今回の振り返り
消化試合的に惰性で計画した東京行でしたが、フタを開けてみれば充実したものになりました。
インターネットの普及により、手軽にパフォーマンスを鑑賞できるようになりました。でもその場の臨場感や空気感は、直に対象に向き合わないとわからないところもあります。今回二日間にわたって、パフォーマンスに画面を通じてではなく生で接することで、その迫力や鑑賞者側の心の揺らぎまでを含めてエッセンスを吸収し、「感じ」て「考える」という経験をすることまでできたのはうれしい誤算でした。こんなことがあるから東京行はやめられません。
フィギュアの価格が高騰しているのも印象的でした。特に個人販売のほうが店舗販売より価格が高くなっているのですが、その理由がわかりません。販売者が、相場を知らないのか定期的なケース管理ができない地方出身の人なのかはわかりませんが、値付けのコントロールができていないようです。そのため入店する客のほとんどは見るだけ。彼らの口から悪い評価が出てこないか、レンタルショーケースという販売形式が今後も維持できるのかというのが心配です。
とにかく今は、よほどの掘り出し物が出ない限りは中野とアキバで買うのは見合わせるつもりです。
代わりにどこで時間を使おうかなあ??
以上で「観光の空白期は東京へ」編を終わります。
起立。礼。「ありがとうございましたぁ!」