数年前までは 7月には幕張メッセへ「ワンダーフェスティバル」に行っていました。2次元、2.5次元好きの人にとっては年に2回(もう1回は 2 月)の聖なるイベントです。
これは日本最大のフィギュアの祭典
つまり世界最大のフィギュアの祭典
ゆえに世界中から残念な人が集まる大祭典
なのです。ここで動くお金の額はコミケでのそれを大きく上回るほど。コスプレのクオリティーも負けていませんしね。モノによってはコチラのほうが上かも。そんな大イベントを観に行くために 7 月の東京行きが恒例となっていました。
ですが炎天下の中で数時間待ち、さらにその後あのデカい幕張メッセの周囲を 1 周歩いて入場するというのはさすがに暑さでムリと感じるようになりました。前泊で早朝から並べばいいのでしょうが、それでもしんどいものはしんどいです。というわけでこの数年は足が遠のいています。
それでもこの時期に東京へ行くのがルーティンになっていたので、このワンフェスと浅草の花火大会がある最終週と、海の日の 3 連休の間の谷間で人出が落ち着いている週に上京するようにしています。
例年は 2泊3日の旅程でしたが、今年は友人と会うため に 3泊4日の日程になりました。この時期の東京行は特に目的もない定期便なので、イベントは自分で探さなければいけません。でも人が多く暑苦しい派手なイベントは避けたいので、友人の予定にのっかって一緒に鉄道写真を撮りに行くことに。予定では中 2 日は静岡、三重。おや、四国に近づいてるぞ?
それでも初日と最終日は東京。プラスアルファの場所も含めて4日間のレポート、まずは初日分をどうぞ。
第一便の飛行機に乗る。空港には思ったほどは人がいない。飛行機は 8割の入りだが、それでも10 分早く出る他社便は満席らしい。てことは少しでも早くネズミの国に行きたい人が多いということかな。
離陸してからはずっと窓にかぶりつき。
機上から地上を見るのはおもしろい。
ゴルフ場って多いな / あの川ってあんなに曲がってるんだ / 京都って土の部分が割に多いな / あ、栗東トレセンだ / あれは飛行場? / 富士山見えた!
とか言ってるうちに到着。
機内の音圧が低いのか、静かに感じた。スピーカーが違うのかアナウンスもよく聞こえる。乗り心地もよかったし、さすが 787 だな。
空港からは浜松町に移動して、なにはともあれ大江戸そばで朝飯。コレで東京モードにスイッチオン。
今回も荷物はリュックひとつ。以前は 2 泊 3 日以上の東京旅行の時はキャリーケースが必須だった。なぜならフィギュアを買い込んでいたから。でも今ではもう大きな箱物はアキバや中野では買わなくなった。こっち(四国)のほうが安いし、どうしても欲しければ通販で買えばいいし。
が、
それが習慣になっていたので、友人のために箱入りのうどんを買ってそれを入れておいたキャリーケースを持って来るのを忘れたぁ!!! 家でお留守番という任務を与えてしまった。不覚・・・。後日新しいのを送ろう。
気持ちを切り替えて、目的地の森美術館へ。
今回の展示のテーマは「ワールド・クラスルーム展」。この解釈が自由すぎて作品のコンセプトにバリエーションが多い上に、見応えがあり展示数も多かったので、全て回るのに 5 時間もかかってしまった。コスパの高い展示だったな。さすがは森美術館だ。もう一度観てもいいな。9月にまた行こうかな。
芸術鑑賞でアタマを使い歩き回って足を使ったので、腹が減った。日比谷線で御徒町へ。コロナ前と同じくらいの人出だ。中国人はほとんどいないのにこの数。この上さらに中国人観光客の本隊が来たらどうなっちゃうんだろう?
今日こそはと勢い込んでとんかつ まんぷくへ行くが閉まっていた。今回もダメだったか。本当に営業しているのかと疑いたくなる。代わりにみなとやへ行っていつものを。4ヶ月ぶりだったし美味しかったので不満はない。
いつもならこのまま御徒町の宿にチェックインするのだが、今回はいつもとは違う宿にした。というのも常宿が 2000 円/泊も値上がりしていたため。昨今の状況ではやむを得ないのだろうが、それにしても上げ過ぎだ。コロナ禍や外国人需要の高まりが価格上昇の口実になってしまっている。この状況が続くのなら今後の東京での常宿を見直したほうが良さそうだ。
ではその宿に行くか。大江戸線で蔵前下車。この駅で降りるのは初めてなので、一本道なのに迷いながらホテルルートイングランド東京浅草橋へ。暑い中歩くのは嫌だったが、四国よりだいぶマシ。
チェックインした後は、いつものように部屋でダラダラと。
本日の歩行距離:9.2km
続きは今度。
では。