paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

なにもこんな暑い時に行かなくても・・・ 夏の東京定期便 2023.7.23

昨日は相当暑かったですが、今日もかなり暑くなるとの予想が出ています。うええ、いやだなあ。冬よりも夏のほうが活動的になるといいますが、ワタシには当てはまりません。汗をかいて不快な気分になるのが嫌なので、むしろ動きたくありません(だから太るのか?)。逆に冬は動くと体が温まるので、うろうろする頻度は高くなります。どうしても寒ければ着こめばいいし。夏だって服を脱げばいいのでしょうが、脱ぐには限度があるのでやっぱり夏の方が過ごし辛いですね。

 

でもこんなことを言っていられるのは瀬戸内式気候の住人だからでしょう。北国では、手ぐすねを引いて短い夏を満喫する準備をしている人もいることと思います。そのさわやかな夏のお相伴をしに行くまであと半月。こちらの暑さをしっかりと体に覚えこませたあとで北海道へ行ったら、その爽快感は倍増、いや、それ以上になるでしょう。運動の後の冷えたドリンク、みたいな感じで。

 

熱波よ、かかってきなさい。でも勢い込んで台風にはならないでね。

 

 

さて本題、夏のお出かけ 2 日めです。

 

5:30 に目覚ましが鳴る。4:30 にセットしたつもりだったが設定を保存してなかったので、起床はいつもの時間になってしまった。ちょっと焦りながらのストレッチ。今日はあまり歩かないだろうから軽めに済ませる。いつもならテレビを見たりタバコを吸ったりして出発までの時間を優雅に過ごすのだが、今朝はちょっとドタバタ。朝食は向こうについてからでいいか。

 

友人からメールで旅程が送られてきたが、勧められたのより1本早い電車で行く。浅草橋から総武線で新宿に出る。日曜の早朝なのでガラガラ。こんな状況の東京の電車は意外性があって面白い。

浅草橋駅近く 東京都はいえ日曜の朝だからか

 

JR浅草橋駅 ガラガラ 花火大会の時には人しか見えなくなる

 

6:50 新宿発小田原行きに乗る。この乗り換えは未体験だったので間違わないか不安だったが、表示が出ているので迷わずにホームまで行けた。「駅の表示は田舎者が見るのが前提!」と言わんばかりに、わかりやすくしつこく案内するのが東京。それに対して、「まあこんなもんやろ」、「大体こんな感じちゃう?」と、途中から冷たく突き放すのが大阪。まあ人情の街だから、あとは人に聞けということか。東京と大阪って違いが大きいよなあ。

 

とか考えているうちに電車は動き出す。小田急線を使うのは初めてなので、ずっと外を見ていた。田舎者まるだしだったかな。この沿線は鉄道によって発展してきたであろう住宅街が多い。私鉄はこのパターンが多いので景色にはあまりメリハリがない。首都圏で車窓を楽しむなら JR だな。

 

待ち合わせの新松田で降りる。駅前をうろついてみたかったので1本早い電車で来たのだが、友人も来ていて合流する。よかった、うろつき願望をそそるような駅前でもなかったので。

 

 

さあ、撮影旅行の始まりだ。友人の運転で走るクルマはトヨタ・ノア。40 万km オーバーの走行距離を誇る。しかし、そんな過走行を感じさせない走りで撮影場所を回ってくれた。

 

助手席に座ってくっちゃべっていると、どこをどう走っているかわからなくなる。それでなくても「地元民か!」とツッコミたくなるような細道や住宅街を走るので、ワタシ個人では二度と来られないだろう。友人の知識と経験には 呆れる 頭が下がる。

 

結局回ったのは

 

伊豆箱根鉄道

幻日のヨハネ-SUNSHINE in the MIRROR-

三嶋大祭り

 

岳南電車

なんかほのぼのする鉄道

 

ここの警音機は鐘! 懐かしいなあ(黄色いバツの上部)

 

回る途中、KADODE OOIGAWA に立ち寄る。ちょうど中学生による吹奏楽の演奏会が開かれていて、人がたくさん。レストランは満員だったので、弁当をいただく。

やはりうなぎは外せない でも唐揚げも・・・ で、2個

 

この施設は観光施設であるだけでなく、生徒によるコンサートが開かれるぐらい地元にも密着したイベント会場でもある。ここを使って、月一で地元のメイドカフェのメイドアイドルたちによるライブが行われていると知って驚いた。一昔前なら考えられないことだろう。時代は変わっていくんだなあ。それを実感するためにメイドさんのライブを生で見てみたいなあ。あくまでも実感するために、だ。

 

食べたら出発。

 


次は天浜線 

いろいろコラボ



北勢線

さすがナローゲージ 線路幅、狭!

と回った。

 

 

今回は D500 を使っての鉄道撮影なので追従楽勝と思ったのだが、しばらく動くものを撮る機会がなかったのと、そもそも D500 を使うのが久しぶりということがあって、最初の数時間はとても戸惑った。カメラを振るスピードやレリーズボタンを押す力、露出の塩梅などを D750 基準でついやってしまい、撮っても「あらら?」となることが多かった。撮影場所は簡単に行けるところではないので、今度からは予めちょっとでも体に馴らしておこうと反省した。

 

 

この日の予定はとりあえず全クリ。ホテルにチェックインする前に夕食を摂ろうということで、立ち寄った店は麺屋 龍

メニュー


天理ラーメンの店ということで、にんにくと唐辛子のパンチの効いたスープを思い出しながら、スタミナ龍麺+餃子セット(ごはん大)をオーダー。ほどなくしてやった来たのがコチラ。

ワタシ'S セレクション

 

ラーメンはニンニクの風味、唐辛子のピリ辛、白菜の甘さが交じり合って美味しかった。ただ、天スタ好きなワタシからすると、ちょっとパンチが弱いかな。あちらはニンニクがボスで他の味に睨みをきかせている。でも全体のバランスはこちらのほうがいいと思う。餃子は酢と胡椒で、と孤独のグルメでやっていたので試すつもりだったが、酢がなかったので仕方なく餃子のタレと胡椒で。味? うん、まあ、普通。

ごちそうさまでした スープを飲み干すのはラーメンに対する愛ゆえのこと

 

 

その後スーパーホテル松阪にチェックイン。日曜日ということもあってか、お値打ちのお値段。かつては全国チェーンのホテルの宿泊費は安かったが、今では高騰の一途をたどっている。スーパーホテルもその一つだ。あちこちのスーパーホテルで泊まっていた時期もあったが、お財布の関係で最近はとんとご無沙汰。今回のスーパーホテルは、「オレ達のスーパーホテルが帰ってきた!」と思うくらいの魅力的な宿泊費の設定をしていた。必要な快適性の確保、過剰なホスピタリティの削減、このバランスがうまく取れている。こういうのでいいんだよ。

 

 

歩行距離:3.9km

 

 

続く。