paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

2022年最初の東京詣 その2

歯医者に行ってきました。抜けかけの歯が悪さをして歯茎をいじめていたので、そいつらをなんとかしてもらうためです。先生は一目見るなり「あー・・・」。

 

もう絶望的な状態だったので、抜いてもらうことに。2本のうち1本はすでに抜けたも同然だったので問題なかったのですが、もう1本の歯には先生も少し苦戦のご様子。

 

問題は、この2本が前歯だったこと。歯に対する衝撃は、前歯の方が大きく感じます。なので、麻酔はかかっているものの「引っこ抜く」動きと力はダイレクトに伝わってきます。不安と緊張で気分悪さのボルテ-ジが8割方上がってきた時に、「はい、終わりました」という声。それを聞くや否や、ほっとしたのか意識が薄れていきました。

 

気付いた時にはネクタイとベルトが緩められていて、酸素マスク(?)が口に当てられていました。こんな風になるのはこの病院では2度目。意識を取り戻してからは回復も早く、大事には至りませんでした。

 

先生、衛生士の皆さん、お騒がせしました。痛みは全くなかったので、ワタシのチキンさがすべて悪いのです。

 

残念ながらこの病院で歯の治療を受けることはもうありません。なぜなら自前の歯は0本になったからです。

 

この年で・・・総入れ歯・・・。哀しすぎ・・・。

 

 

さて、東京 2 日目です。コロ助被害者が急速増加中ですが、人の動きも絶賛増加中。この日も徹底して密を避けて行動しました。

 


5:30 起床。タバコ・コーヒ-・着替えなどの朝の準備。予報では気温が下がるらしい。昨日もそう言われながらそこそこ暖かかった。でも今日は内陸部に向かうので、対策は万全に。今は風邪を引くだけでも犯罪者扱いされるし。

 


6:30 に宿出発。

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休日のこの時間はガラガラ

上野駅への途中、アメ横に寄り道。この時間には当然誰もいない。日中は人で賑わう場所ががらんとしている不自然さを味わうためにちょくちょく早朝にここを歩くのだが、「人の気配」は濃密に感じる。無人のオフィス街ではこうはいかない。何が違うのだろう?

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日中はまっすぐ歩けない通り 見かけるのはカラスぐらい


7 時過ぎの常磐線に乗り、龍ヶ崎市駅で下車して友人と合流。聞き覚えのない駅だと思っていたら、以前は佐貫駅という名前だったらしい。ああ、それなら覚えてるわ。

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8時前の龍ヶ崎市駅 まだ雪が残っている


今日は彼と車で鉄道写真撮影行脚。そのため今回は D500 と 28-300 のレンズを持参した。これを持ち出したのは那覇エアフェスタ以来なので2年ぶり。この組み合わせは動きモノには無敵を誇ってきた。さて、鉄道相手ではどうだろうか?

 


結論:機材が良くてもウデが・・・

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1枚目:構図が悪い 2枚目:タイミング逃し 3枚目:前が暗い
4枚目:車両が見にくい 5枚目:つまらない 6枚目:上下バランスが悪い


戦闘機を撮っていると、ワタシのウデでは D300s なら高速連射モードでの歩留まりは 6割程度だったが、D500 ならほぼ10割。なので平面を走る鉄道は撮りやすいと思ったのが浅はかだった。


鉄道写真は鉄道写真なりの撮り方がある。どこまで撮るか、どこから撮るか、どう撮るか、などなど。また、撮り直しがきかないという緊張もある。2年ぶりの鉄道撮影だった、久しぶりの APS-C だったということで、失敗が多かったのが心残りだ。もっと精進する必要があるな。


それにしても友人の知識には舌を巻く。「こちらから撮ると車両前面が暗くなる」とか、「この角度から撮るとあの物体が写ってしまう」、「次の列車は◯両編成だからここから撮らなければ全部が入らない」など、その場所に立っただけで全てお見通し。また、他にも撮り鉄が多くいたので、その人たちの邪魔にならない立ち位置まで教えてくれた。さすが 40 年を超える筋金入りの鉄ヲタだ。彼無しでの鉄道写真撮影なんて、今のワタシではとてもとても・・・。

 


移動中の車内では、2年ぶりの再会ということもあり話に花が咲いた。思えば学生時代からなので、もう 30 年を超えるお付き合い。今だに相手をしてくれることに深く感謝。

 


撮影の合間には、近くまで来たこともあって学園都市やバイトをしていた所を回ったり、ソウルフード(in 珍来)を食べたりして、大学生活を懐かしむ体験もできた。

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みそラ-メンセット 歯茎が痛くてギョウザはムリだった

毎回撮影後は彼の家(埼玉)にお邪魔させてもらっており今回もお誘いを受けたが、コロ助のこともあり残念ながら辞退した。次の機会は 3 月なので、その時には訪問させて頂こう。

 


久喜駅で降ろしてもらい東京へ戻る。JRか東武、どちらにしようかと考え、夜景撮影にチャレンジするため東武をチョイス。


押上で下車し、スカイツリーを撮る。D750ではよく夜景を撮ったがD500では初めてだ。雑誌ではあまり良く書かれていなかったのだが、なかなかどうして。単なる「追尾番長」というだけではないようだ。これだけ撮れれば不満はない。

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スカイツリ-近辺で撮影 すべて手持ち


でも D750 の方が一枚上手かなというのが本心。D500 でもキッチリキレイに写っていたが、色の階調という点では D750 はさすがフルサイズという絵作りをする。この2機種の良いところを持ったカメラが欲しくなるなぁ。

 


色々考えながら1時間ほど撮った後、浅草から銀座線で帰った。結局今日も好天で、冬衣装では汗ばむくらいだった。まあ寒いよりはマシか。ホテルに入る前に夕食をと思ったが、歯茎の痛みがひどくなったのでヨーグルトだけにした。明日は大丈夫かなあ?

 

 

本日の感想::::::::::::::::::::::::::::

久しぶりの D500 での撮影でした。このカメラの出来は素晴らしいと思っています。シャッタ-を押したときの音や感触、手で持った時の重心、動体の補足力など、最新のカメラと比べても何の遜色もありません。

 

ただ、出てきた絵が「はっきりしすぎている」という感じがします。ピントが合っているということではなく、色や線がパキパキしすぎているというか・・・。フォントに例えると、D750 の絵は明朝体、D500 の絵はゴシック体と言えます。設定を変えることでだいぶ穏やかになりましたが、絵そのものの余裕とか余韻となると、まだ D750 の方が一歩先にあるような・・・。やはりセンサ-サイズの違いなのでしょうかね。

 

外出する機会が減ったので、写真を撮ることも少なくなりました。ですが、勘が鈍るのがイヤなので秋から意図的に写真を撮る機会を増やしています。そこで気付いたのは、数年前のモデルであるはずの D750 や D500 は今のワタシには充分の性能を持っているということです。なので、

 

paradoxrider.hatenablog.com

 

と思っていましたが、結局購入は見送りました。予想通りでした。

 

でも 2000 万画素クラスで高感度性能もめちゃくちゃ高いカメラが発売されたら、あっさり買ってしまいそう。Z8 として出ないかなぁ。

 

 

ではまた。