体調を崩して2日間仕事を休んでいました。急に気候が変わり、身体がそれについていってなかったようです。金曜日に職場に行くと、たくさんのお仕事がワタシをウエルカムでスタンバイ状態。過給圧を3バ-ルくらいかけて、1時間プラスアルファの残業でなんとか終了させました。体調は復活したのですが、ちょっと様子見ですかね。睡眠さえきちんと取れれば何とかなると思います。
先日巷ではブラックフライデ-だと大騒ぎした後、今度はボーナス目当ての歳末大売り出し。その後はたぶん年始、続いて年度末と大売り出しが続いていくことでしょう。今年はいろいろ出費がありましたのでこの流れには乗りたくないのですが、消費ゴコロをくすぐるお祭り騒ぎを無視できるほど悟りは開けておりません。家の中で使う必要なものや欲しいものは無かったのですが・・・。
欲しいものができてしまいました。
まず、カメラ。
現在の使用機材は
D300s、D500、D750
CASIO
EX-TR100
という布陣を敷いています。コンデジからフルサイズ一眼レフまで、隙の無いラインアップ。被写体や撮影条件に応じて使い分けをしています。でも問題が一つ。
どれを使っていいかわからなくなるときがある
ということです。コンデジはいいとして、問題は一眼レフ。それぞれの適所が違うので、どれを持ち出すか悩むことが多いです。各機の長所と短所を挙げると、
D300s:(長所)シャッタ-音/「撮った」感の強さ/電池の「もち」
(弱点)暗所での撮影が苦手
D500 :(長所)測距点の分布の広さ/動体に対する追従力/連写速度
(弱点)表現色の緻密さ
D750 :(長所)持ちやすさ/色の階調表現の豊かさ/タテ型グリップ装着済み
(弱点)測距点の分布の狭さ/連写速度
といった具合に。
なので、「航空ショーを撮った後で風景写真を撮り、夜景を撮る」となると、ううむと悩んでしまいます。そりゃ複数台持っていけばいいのでしょうが、重いし・・・。
ところがそんな問題を一気に解決するモンスタ-が誕生しました。その名は
NIKON Z9
性能は超一流。それになんといってもお値段。これが 60~70 諭吉で手に入るのです!一番安い店だと、下取りを加味すると 50 諭吉台!!! Z7ii は本体だけで 30 諭吉台で「高いなぁ」と思っていたのですが、性能や機能を考慮すると Z9 のこのお値段は倍であるにもかかわらず超バーゲン価格だと感じます。全方位で現存の他社のカメラを圧倒する存在になるでしょう。噂では聞いていましたが、まさかここまでのものを出すとは驚きです。
NIKON 派のワタシからすれば、ようやくこれで C 社や S 社にひと泡吹かせられると溜飲が下がる気持ちです。例えるなら、いままでザクにいいようにされてきた連邦軍がガンダムを投入し、一発大逆転するのを目の当たりにしたような感じと言えばいいでしょうか。NIKON はやればできる子でした。さすが戦艦大和の測距儀を作った会社です。
予約が開始されたときは価格com で値段を調べ、テンションMAX になり、そのままの状態で「ぽちっとな」・・・としようとする直前で踏みとどまりました。頭の中に、3台の一眼レフが哀しそうにこちらを見ている画が浮かんだのです。
「ボクたちを売っちゃうの・・・?」
その刹那、我に返りました。
静まれ、俺の右手!!!
土俵の徳俵で踏みとどまった気分です。
さあ、そこからはいつもの「内なる声」との対話です。
Z9 、よいぞ!
→ 3 兄弟(D300s, D500, D750)にもいいとこあるぞ
→ それが Z9 の一台に集約!
→ 60諭吉プラスアルファ出す価値はあるのか?
→ ある!
→ オマエは Z9 の秘めたる力を引き出せるのか?
→ 性能が助けてくれる!
→ 性能に頼るとウデ、落ちるぞ?
→ ぐぬぬ。でも3台を1台にした方がよいのでは?使われないのは可哀そう。
→ ぐぬぬ。でも大枚はたいて買ったところで、写真を撮る機会が増えるのか?
→ ぐぬぬ。でもこんなすごいカメラは当分出ないかも。
→ 本当にそこまで言うほどいいカメラなのか?(初めに戻る)
という無限ループへ突入です。こうなるとしばらくは結論が出ません。今はこのル-プが何かの拍子で動きを変えるのを待っている状態です。予想では
本命:買い替えない
対抗:Z9 お買い上げ
大穴:他のカメラを買う
ということになっています。
さあ、どうなるか。自分でもわかりません。年明けには結果が出ることでしょう。
でも、もうひとつ欲しいものがあるからなぁ・・・。
その話は「閑話休題 物欲・・・その2」で取り上げます。
ではまた。