選挙の足音が近づいてきました。先日選挙活動員が家にやって来まして、インタ-ホン越しに話をしました。
活動員:「○○候補をお願いします」
ワタシ:「ああ、頑張ってくださいね」
活動員:「後援会に入ってくれませんか?」
数が欲しいのでしょうが、こちらとしては実績を上げていない人を「後援」する気はありませんし、いきなり来てそんなことを言うのは不躾な感じがしたので
ワタシ:「いえ、それは入りません」
活動員:「・・・(不満そうな顔)」
インタ-ホンにはカメラがついているのだよ、活動員は候補者の「顔」なんだからそんな表情はダメだよ、と思いながら
ワタシ:「まあ、頑張ってください」
活動員:無言で立ち去る
置いていったパンフに書かれてあったのは、誰もが言いそうなあたりさわりのない公約(教育と福祉)と、そりゃ無理だろと言いたくなるような経済政策案でした。名前を連呼し耳障りのいい言葉を並べ、活動員は無礼者。そんなことで票を集められるとお思いか? 候補者さん、もっとやり方を考えましょうよ。
国民なめんな(怒)。
さて、東京紀行の最終日です。
6:00 起床。ホテルで朝食を摂ったあと、部屋でテレビを見て時間潰し。いつもはこの時間にテレビを見てゆっくり過ごすことはないので、こんなことができるのも旅行の非日常性。
9時出発。日比谷線で六本木の森美術館へ。知ってはいたが、実際に週刊誌の吊り下げ広告が無いのを見るとちょっと寂しい。「ほぉ~」とか「うそぉ~」とか思いながら広告をみてヒマつぶしをしていたので。休日の朝だが車内は混んでいた。用心用心。
チケット購入のため並ぶが、ワタシがみるのは「アナザーエナジー展」。でも列は「サンリオ展」と同じ。周りは女性ばかりで視線が痛い。
回想~
数年前、ワタシが見たい展示とセーラ-ム-ン展が同時開催されており、その時も同じ列だった。齢50くらいの強面革ジャンちょい悪オヤジが長蛇の列に悪態をついていた。その日はとても暑く(5月)、進まない列にイラついたのだろう。心の声が外に出始め、だんだんその声が大きくなり周囲の女性や家族連れの声は小さくなっていく。とうとうそのオヤジがブチ切れ、「暑い!」(そりゃそうだ)と叫んで革ジャンを脱ぎTシャツ姿になると、そこには
大きなセーラ-ムーンのプリントが!
一瞬で周囲は静寂に包まれた。視線を外す者、逆に視線がくぎ付けになる者、肩が震えている者(ワタシ)、などなど。
セーラ-ム-ンを見に行くのだから、そのキャラTを着るという心意気やよし。
でもなぁ・・・。
ビジュアルのギャップがなぁ・・・。
大きなお友達だったのかぁ・・・。
どうもオッサンは下にその柄のシャツを着ていたのを忘れていたようだ。その後は急に静かになり、革ジャンを胸の前で抱えておとなしく待っていた。開館前にタダでいいものを見せてもらった。でもその時の印象が強すぎて、自分が何を見に行ったかという記憶が無くなってしまったのが残念だ。
~回想
今回は女性ア-ティストの作品展だった。あくまでも私見だが、ギリギリ感や破滅感、危うい感が希薄。女性の特性なのか? もうひとつ食い足りず、「ま、こんな感じかな」という印象だったが、興味深い作品もあり、3時間あまり滞在。
次にアキバへ。
午後になっていたのでまず昼食。萬里で肉団子入り麻婆豆腐定食。安定の町中華の味。美味いし安いしボリューミー。漢の腹をガッツリ満たしてくれる。
食ったらクエストの始まりだ! 今回は同人誌が大漁だった。半年分の空白を埋めてくれた感じ。アパレルにも期待していたが、今回はボウズ。脚がスティックになりかけた頃、時間的にも終了。
東京駅に移動し、飲み物を買って新幹線に乗車。途中、三島駅でのトラブルでダイヤが乱れたが、運ちゃんが頑張って岡山駅には定刻に着。マリンライナーに乗り継いで無事帰宅。長い時間電車に乗ったが退屈さは無く、考え事をしている間に帰ってきたという感じだった。
今回の感想:::::::::::::::::::::
ワタシは鉄道は好きではありません。「公共」交通機関でありながら、騒ぐガキをコントロールしない親や車内で飲酒し大声を出す輩など、マイル-ルで振る舞う態度をとる輩が多いからです。
今回のJRの利用は航空便がキャンセルになったための、やむをえずの代替手段でした。でも新幹線も半分の客の入り。コロ助のおかげて平穏で静かな移動が楽しめました。災い転じて、ですね。 今度は普通列車でどこかへ出かけてみるかな。
アキバは聞いていたよりも変化は少なかったです。飲食店は閉店・開店した店が目立ちましたが、全体として見ればアキバはアキバでした。でも今後はどうなるかはわかりません。
ヲタクショップに入ると、客数は以前並に多いもののレジに並んでいる人数はずっと減っています。客の様子を見ても、「買い物に来た」というよりも「有名な観光地を見に来た」という行動をしている人たちが目立ちました。つまり店が販売店舗ではなくショールーム化しているのです。
確かにアキバでしか売っていないものはあまりないし、あっても通販で買えるし、価格だって安いとは限らないしで、来客が店舗に落とす金額は減っているのではないでしょうか。
秋葉原という街は「青物市場の街」、「ラジオの街」、「電気製品の街」、「コンピュータの街」、「ゲームの街」、「アニメの街」、「オタクの街」とフレキシブルに変化してきました。もしかしたら今回のコロナ騒動がきっかけとなり、次のフェーズに入るかもしれません。 今後どうなっていくのかがとても楽しみです。 次の上京予定は 11月。 今からワクワクします。
週末は岐阜へお出かけ予定です。久しぶりの関市刃物祭りへ行こうと思っていますが、天気予報では土日とも雨・・・。WRXSTI 発進かな・・・。
ではまた。