paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

2023 年を振り返ってみる

2023 年も残すところあと 3 日。仕事納めも終わってようやくアタマが年末モードになりました。これでひとまずゆっくりできると思ったのですが、「掃除しなきゃ」「年賀状書かなきゃ」「アニメ見なきゃ」などと慌てまくり、むしろ忙しいくらいです。そこで気持ちを落ち着かせるためという意味でも、例年のごとくこの 1 年を振り返ってみたいと思います。

 

今年は遊びが特に充実しており、 2 ヶ月に 1 回の東京行きを含め、四国内はもちろんのこと北海道から九州まで楽しくお出かけをしました。ありがたいことにその間で体調を崩すことは一度もナシ! 神様に感謝です。お賽銭、はずまなきゃ。コロナ禍は鳴りを潜めていますが代わりにインフルがしゃしゃり出てきているので油断は禁物、さらには旅先での頭痛、腹痛、陣痛、アイスクリーム頭痛などのトラブルが発生することもあるので、用心するに越したことはありません。

 

仕事の面でも大過なく、ベタ凪の瀬戸内海のような穏やかな心で過ごすことが多かったです。 2 年前の「毎日がビッグウエンズデー」という生活がウソのよう。やっぱりお賽銭、はずまなきゃ。

 

このように平穏無事な生活を送っていても、まあそれはそれなりにアタマやカラダは使うものです。なので今年の「ワタシの3大トピック」も「それなり」のものになってしまいました。ドラマティックなものはありませんが、よろしければご覧ください。

 

 

ではまず第 3 位から。

 

第3位

コロナ5類へ

3年以上続いたコロナ対策がようやく落ち着いてきました。そうすると「やれやれ、これで以前の生活に戻れる」と思うのと同時に、「あれ、以前の生活ってどんなんだったっけ?」と少し戸惑っています。

 

最近まで目に見えない何かを恐れて自粛し警戒していたので窮屈な生活だったのは覚えているのですが、かといってそれ以前であっても完全にノビノビとした生活を送っていたというわけでもありません。むしろ今になってコロナ禍に隠れて見えなかった(忘れていた?)不満や不安が表面化したり、事象が気づかないうちに進行していたりして、その規模の大きさと種類の多さに驚いています。まるでひっそりと海中に隠れていた潜水艦がいきなり目の前に浮上してきたかのようです。

 

この 3 年間で、先を争うようにして患者数の増加を伝えニワカ専門家をメディアに登場させて煽るマスコミ、ご近所の罹患患者発生の情報で一喜一憂するコミュニティ、イベントや営業の自粛の線引きで混乱する自治体や商売人、「自分は補助金をもらうがアイツがもらうのは許せない」と文句を言う(カンダタのような)市民など、焦りまくった人たちがどんな行動を取るのかをはっきりと知ることができました。

 

また、低下した経済力に対して行う公助の垣根が下がった結果、「今がチャンス!」とのべつまくなしに補助金や支援をおねだりする自称「弱者」や、票欲しさに同調する政治家が増加することで、国のカタチや人の心の劣化の加速・表面化に気付くこともできました。

 

コロナのせい(おかげ?)でこの国の芯の弱さと国民の脳天気さ、浅ましさが露呈されました。そんな中で、「他人のことはさておき、いい年をしたオマエはこれからどう生きるのか」という課題を出され回答待ちをされている気がしています。

 

 

第2位

北海道ドライブ 自走で往復

もとはといえば新しく買うバイク ( GSX-S1000GT )の納車が遅れるらしいので、じゃあクルマで行ってみるかという軽いノリだったのです。結局 7 月中に納車されたのですが、ナラシも満足に終わっていないバイクで遠出をすることに抵抗があり、そのまま WRXSTI を発進させることに。

 

そうすると「楽してる」、「根性なくなった」( by 「ビジネスインこやど」のご主人) とか言われるのは目に見えています。なので、来るために苦労したということを示すため、津軽海峡以外はすべてクルマで走破することにしました。自分のクルマで北海道を走ったのは 1 回、でも往路はフェリー利用だったので、今回のようなチャレンジは初体験でした。

 

でやってみると、外が暑ければエアコンの、雨が降ったらワイパーのスイッチを入れるだけで快適そのものだし、飲み食いしながら運転し、土産物を買ってもかさばることを気にせずトランクに放り込めるという、なんとも安楽で気遣い無用の周遊でした。コレはコレで楽しかったのですが、やはりコレジャナイ感のほうが強かったです。

 

結局こやどのご主人にも「ええぇ、バイクじゃないのおぉ? なんでぇ?」と言われちゃうし・・・。

 

周遊旅行なら「・・・を食べる」「***へ行く」という楽しみが大きいと思います。でも北海道ツーリングの一番の醍醐味は北海道の空気感を味わいながら走るということだと思います。それに慣れている身としては、クルマで走っても外の景色は単なる流れる映像としか思えず、イマイチ食い足りなかったです。「今回はツーリングではなく周遊旅行だ」と割り切ればよかったのでしょうが、バイク乗りにとってはその切り替えは難しいですね。

 

ということで、来年は GT で「ツーリング、往復はフェリー」というやり方に戻します。 宿は 6 割方確保しました。ワタシの中では 2024 年の熱い夏はもう始まっています。

待ってろ、こやどのご主人!!

 

 

そして栄光の第1位はやっぱりこれ。

ニューバイク、納車

新しくバイク買う際、いつもなら脳内識者たちがデザイン・性能・実用性などの要素について脳内会議を行って候補をある程度まで絞り込み、さらに金額・見栄・妥当性を加味して脳内ワタシと脳内財布がバトルを繰り広げるというプロセスをたどります。

 

脳内ワタシが勝てば購入決定だし脳内財布が勝てば購入計画消滅、引き分けた時は脳内会議に審議を差し戻すということになっているのですが、今回は決定がスピーディーでした。

 

そもそもが「買い換える」という選択しかなく、候補車は数台。 GT を購入した決め手は

・かっこよかったこと ・・・ コレ大事

・他車はお世話になっているいつもの店では手に入らない ・・・コレはしょうがない

という、必然と偶然の見事な合致によるものです。

 

でも納車までの期間が長かった! 注文時に釘を刺されていたのですが、まさか 10 ヶ月もかかるとは・・・。国産車で量産車なのだからとナメていましたが、半導体不足というのは予想以上の大事(おおごと)だったのですね。

 

やっと手元に来て 5 ヶ月が経ち、ようやく身体が馴染んできました。パニアケースやトップケースも装着し、長距離ツーリングで無双できるような仕様になっていますが、まだ日帰りか一泊のツーリングしかしていません。 GW にはかなりの長距離を走る予定なので、 その時には本領を発揮してくれるはずです。

「見せてもらおうか、スズキの考える GT の性能とやらを」

 

燃費についてはやや不満があるものの、現時点ではこの GT には満足しています。デザインや性能において過不足なくワタシ好みなので、コレには楽しく長く乗ることでしょう。

 

それなのに、いまだ路上で同車種を見かけたことがありません。さらにワタシの選んだ色(リフレクティヴブルー)は不人気で、マイナーチェンジで消滅してしまいました。うーむ、鈴菌保有者でも忌避する色だったのか・・・。いい色だと思うんだけどなぁ・・・。ということはワタシは筋金入りの本物の 異端者 鈴菌保有者なのか、それとも変異株感染者なのか。どちらにしてもマイナーなものにココロを持って行かれるという性分は変わっていないようです。

 

 

2023 年は静かな海のように何事もない平々凡々な一年だったように思っていましたが、このブログを書いているうちに他にもいろいろとあったことを思い出してきました。しまった、ベスト 3 じゃなくベスト 10 にすりゃよかったかな・・・。

 

 

こんな感じで 2023 年もとりあえず元気で無事に過ごすことができました。その中で経験したことや考えたことを糧に 2024 年も生きていこうと思います。仕事もイベントも盛りだくさん。楽しみでしかありません。

 

 

この1年、拙ブログを読んでいただきありがとうございました。

よいお年をお迎えください。

 

 

では。