秋です。ひと月前はまだ暑く 30 ℃越えが普通でしたが、さすがに今頃は半袖では寒いですね、朝晩は。昼間は相変わらずTシャツ 1 枚でもどうってことはないです。そろそろ紅葉を見に行きたいなあ・・・(伏線)。
北海道最終日でのレポ-トです。
5:00 起床。休日だというのになんという規則正しさ! こうしておけば休み明けに仕事に戻ってもなんとかやっていける。よきかなよきかな。
朝食後
駐車場で出庫待ちの時、係員と会話。最近ではデカいバイク乗りの宿泊客が多いらしく、軒下スペースはすぐいっぱいになるとのこと。来年は早めにチェックインだな。
それにしてもビジホに大型バイクがたくさん来るというのも時代だなあ。もうキャンプはしないのか、それとも電子ガジェットの充電のためなのか。最近のバイク乗りはタブレット・スマホ・ナビ・レーダー探知機・ドラレコは必須アイテムらしく、サイバー感満載だ。スマホだけでよくね?と思うのは時代遅れなのかな?
7:00 に出発。とはいえノープランなので、フェリーの時間までは何もすることはない。とりあえず函館漁港へ行ってみる。函館の港といえばフェリーのことしか思いつかなかったが、函館はイカが有名、ということはデカい漁港かもと思って行ってみた。うーん、小さいな。大型船は朝市の近くにある港にいるんだろうな。
霧が出ていて蒸し暑い。外人墓地は車窓から見るだけでスル-し、前日に歩き回ったあたりに行ってみる。街なかを走っていると、かなりの急坂で信号待ちとなった。意識してブレ-キを踏んでいないと危ないレベルの勾配だ。青になってスタートする時、半クラでエンジンを回し過ぎ、その後の数分間、車内はクラッチの焼けるかぐわしい匂いで満たされてしまった。道行く JK も怪訝な顔。かっこ悪いなぁ。もし函館に住むのなら AT 車にしようと固く心に誓った。
街を軽く流したあと
R227,R228 でトラピスト寺院へ。トラピスチヌ寺院は女性修道院だけあって、洗練された感じがして観光地化しているが、こちらは街から離れていることもあり落ち着いた雰囲気だ。男性修道院らしく派手さはなく、その上時間が早かったので人が少なくてゆっくり見られた。
駐車場に戻るとジジイのマスツ-リング客がいた。彼らは下で写真を撮っただけ。見たつもりにならず上がっていけばいいのに。高齢者にはキツい坂だからかな。でも彼らはバイクで来ているだけにうらやましく感じる。
あまりの暑さに売店でソフトクリームを頂く。
昔はトラピストのクッキ-、トラピスチヌのバタ-キャンディ-と棲み分けをしていたのだが、今ではどちらにも両方ある。まあ旨けりゃいいや。
来た道を戻って萬屋七重浜店で宝探し。品物はたくさんあったがお眼鏡にかなうものは無くボウズ。駐車場に戻ってみると・・・
あれ?左後輪、空気抜けてる?
エアゲージでは 1.2 。1.9 入ってるはずなので、6 割しか入っていない。パンク修理をしていた所がまたやられたのか? そうではないことを祈りつつ空気を補充したが、念のためホムセンで応急パンク修理剤を買っておく。
フェリ-乗り場近くのラッキーピエロでチャイニーズチキンオムライス。函館に来たならこれも食べないとね。最後の北海道メシになることだし。
さて、函館観光にも満足できたのでフェリ-ターミナルへ行く。
出航までは 2 時間もある。心配性なワタシにはこのぐらいの時間の余裕があっていい。 土産物を見たり海を見たりして時間を過ごす。
いよいよ乗船。来る時もそうだが急坂に緊張する。
客室は 4 割の入り。車の多さに比べると少ないかな。スペ-スを確保し横になると同時に夢の中へ。
青森到着。この時間で31℃! 青森、お前もか・・・。
弘前まで行くと28℃まで下がった。それでも暑いが。最終泊地ルートイン弘前城東にチェックイン。平日だがお客さんがたくさん。月末だしなあ。
ゆっくり風呂に入ってのんびり。
本日の走行距離:99.3km
今日の振り返り
中途半端な時間にフェリ-が出るので、この日は遠出するつもりはありませんでした。なので函館あたりをうろつくだけにしたので、走行距離は御覧の通り。いつもなら苫小牧まで行かなければならないので、時間に余裕があるこういう機会は大事にせねば。ということでうろうろと。函館は中心部から離れていてもなかなか趣のある街並みです。来年は早めに函館に入り、うろついてみてもいいな。
帰りも津軽海峡フェリーにしました。以前バイクで乗ったこともあるのでそんなに緊張しなかったですが、これで北海道ともお別れかと思うとちょっと寂しかったです。でも11 月に札幌に行くので(伏線)その時にまた北海道成分を吸収しようと自分を慰めました。
北海道から本州へは海峡を渡っただけなのに「帰って来たなあ」と感じます。それだけ北海道には異世界感を感じていたのかもしれません。でもほっとしてはいられません。いつもなら300km程度走れば帰宅できるのですが、今回は約1200km、それを 24 時間以内でクリアしなければいけないのです(仕事があるので)。ずっと高速道路を走るので、退屈さとの戦いになることでしょう。気を引き締めて走ろうと自分に言い聞かせました。
でも左後輪、気になるなあ・・・。
伏線のところで書いた通り、ちょっと北へ向かいます。なのでアップは一回休み。次回はそのレポートをお届けする予定です。
では。