paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

毎年恒例、 「こちらは夏だがあちらは初秋、季節を先取り北海道の旅 2023」 前日譚

前回のブログでは「次の更新は 9 月」と書きましたが、前日譚を up していなかったので、特別編として上げておきます。

 

 

さて、今年も北海道に行きます。ただ例年とは違って、自家用車で自走という初めての経験なので、いつもとはちょっと違った感覚での旅行となるでしょう。本編に入る前に前日譚を少しばかり。

 

 

今年も北海道に行くことは昨年から決まっていました。仕事を休める日数は 2022 年より 1 日少ない程度なので、いつもと同じ、つまり内陸側に寄り道しつつ時計回りにぐるっと一周するというルートです。なので宿も今までのと同じ所を取ろうとしましたが、何箇所かは変更を余儀なくされました。

 

ひとつ目は稚内北乃宿です。温泉と食事が売りだったので予約の電話をしたところ、ご主人が 11 月に亡くなったので夕食は出せないと言われました。 8 月に泊まった時は元気そうだったのですが、人はわからないものですね。通常営業に戻った時(来年?)はまたお世話になろうと思います。で、今年の宿は 10 年前にも泊まったところ、そう、Tiger がずっと不調を訴えていた北海道ツーリングで初日に泊まったところです。あえて再訪し、悪夢を振り払おうと思っています。

 

ふたつめはサロマ湖船長の家です。昨年に続いて今年も休業中でした。「カニの不漁」が理由だそうですが、カニはいらんから他の海の幸を思いっきり食べさせて欲しかったです。あ、でも民宿の改築もしているのかも。あそこは初見殺しでプチ迷路ですからねぇ・・・。来年はぜひ泊まりたいものです。当然宿泊料は今までとは違ったものになると思いますが、あの食事の量と質を落とさなければ値上げ上等です。 今年は網走のビジホを押さえました。洗濯の夕べになりそうです。

 

みっつめは根室の宿です。根室って宿は少ないしお値段は高め。なのでこの数年はちょっと離れて標津や中標津で泊まっていましたが、今年は海の幸を楽しめる上記の 2 つの宿に泊まれないのでなんとか根室で美味しい宿をと思っていたところ、ネットでいい宿を見つけました。電話をしたところ「予約は 7 月に入ってから」と言われてちょっと落ち着かなかったのですが、無事予約成功。 稚内サロマ湖の仇を根室で取ることに決定です。

よっつめは函館の宿、ウイニングホテルです。あくまでも「休業中」なので、営業再開をするという淡い、本当に淡い期待をかけていたのですが、残念ながら・・・。あのホテル、立地的にもお値段的にもマイベストだったんですけどね。駐車場も平面でタダだったし。今は看板も外して建物だけが残っています。そこに新しいホテル、できないかなあ・・・。 今年は別のビジホに泊まることになりました。温泉やセレブな部屋には興味がないので問題ありません。浮いたお金でラッキーピエロハセガワストアで豪遊しようと思います。

 

 

もともとは新しいバイク (GSX-S1000GT) で行く予定だったのですが、まさかのバイクが間に合いそうにないという事態に。交通手段の最終決定のタイムリミットは 6/18 、フェリ-予約の日でしたが、結局間に合わず車で行くことになりました。車で行くと某宿のご主人に「根性、無くなったんじゃない?」と言われるのが悔しいので、せめて苦労して行く、つまり「自走で行き自走で帰ってくる」という方法をとることにしました。この行程は初めてです。長距離を走ることに緊張しているのは否定できません。

 

 

準備の段階ではどうもしっくりこなかったです。バイクで行くのに比べると荷物に無頓着でいられますから気楽である一方、ツーリングではないので盛り上がりはいまひとつ・・・。 3 日前になっても具体的なルートが決まっていませんでした。いつもの道だからというのもありますが、スマホナビに頼ればいいという弛みよう。いかん、気を引き締めなければ。

 

でも車には車の良さがあるはず。天気や行先で増えた荷物の心配が少ないのはメリットです。なので今年は割り切って車で北海道を楽しもう、ツーリングは来年の課題だと心を切り替えました。

 

でもガソリン価格の驚くほどの高騰を見て、激しく後悔したのはここだけの話です。

 

 

持っていく荷物はあえて少な目にしました。「リュック✕1、ショルダ-バッグ✕1 カメラバッグ(D750と28-300、24-70 のレンズ)✕1」です。カメラを除けばバイクで行くときとほぼ同じ量です。まあ結局は「替えの服、スマホ、お金」、この3つがあればなんとかなりますからね。

 

クルマはオイル交換も済ませました。大ベテランの域に入っているので無理せず走ろうと思っています。もし壊れたら、ひと思いに買い替えてやります。

 

 

青森までは、フェリーで本州にわたってから 1000 km オーバ-の道程です。ほとんどが高速利用ですが、退屈防止のため一般道も使います。24 時間以内に青森のフェリ-タ-ミナルにつけばいいのでそんなに焦る必要はありませんし。途中で仮眠や観光をするなどして時間を過ごすつもりです。予定では函館には朝の 6 時に着くようにしました。早朝スタ-トは気持ちいいですからね。

 

 

まあこんな感じで北海道ドライブを楽しんできます。今回はどんな景色が見られるか、どんなものが食べられるか、どんなものが手に入るか、どんなハプニングに出くわすか、楽しみです。

 

 

本編は 9 月からです。お楽しみに。

 

 

では。