paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

毎年恒例、 「こちらは夏だがあちらは初秋(?)季節を先取り北海道の旅 2023」 8/18,19

ご無沙汰しております。

 

2週間ほど地元から離れていました。帰ってきてみると、9月になったというのに気温はふつーに 30℃ 度超え。まだまだ暑さは続きそうです。なので今年は秋が短くなるかもしれません。でもまあ今年に始まった話ではないので、気温の変化に柔軟に対応することを心がけておきましょう。

 

それよりも問題は、こんな気候の時は台風がよく来るということです。来るなとは言いませんが、できれば休みの時、特に三連休の時は避けて欲しいですね。夏にこれだけヤンチャをなされたのだから、ここはひとつ、空気を読んだオトナの対応をよろしくお願いします、神サマ。

 

 

そのクッソ暑い中、北海道へ行ってきました。地図上では四国より北 なので涼しいはずだし、実際涼しかったです、去年までは。例年のように寒さ対策は万全にして行きましたが、暑さ対策は物理的にも精神的にもノーマーク。そんなこちらの油断を見透かしたように、今年は四国より最高気温が高く、エアコンのない宿ではちょっと大変な思いも経験できてしまいました。暑さの質が違うので不快さは少ないのですが、出た汗がすぐ乾くため気づかないうちに脱水状態になるかもしれないという用心は欠かせませんでした。

 

 

そんな、今までにない北海道紀行の第 1 話からどうぞ。

 

 

 

さあ、いよいよだ。17:00スタート。自分でも緊張しているのがわかる。なんせ今回は北海道に辿り着くのが一苦労だからだ。これまでは飛行機でひとっ飛び、またはフェリー乗り場まで走れば事は済んだのだが、今回は自走。北海道につくまではかなりの距離なので、身体やクルマの調子、途中のハプニングなど不安要素は数知れず。今までの経験による知識をフル動員させなければいけない。落ち着いてプラス思考で行こう。

 

クルマに荷物を運びこんだあと、乗車。外は暑いが暴力的というほどではなくなった。さすがにお盆を過ぎると暑さが和らぐなあ(と考えるのは甘かったと後日思い知るのであった)。

 

194,172km   帰ってきたときは 200,000 km を超えてるかな

 

 

本州に渡るフェリーは 19:15 発のはずがトレーラーの積み込みで遅れた。トラクターの数がいつもより少なく、まだお盆休みのドライバーが多かったのかもしれない。

今回は一番乗りを逃してしまった チェッ

 

乗船客は少なめだったが小豆島でごっそり乗ってきた。雑魚寝スペースがこんなに埋まるのを見るのは久しぶり。時間が時間だけにみんな静かだった。ちょっと大声を出す子供もいたが、親が上手にあやしていた。これならこちらも腹は立たない。知らないうちに夢の中へ。

出航時はこんなだったのに

 

 

30分遅れで本州上陸。阪神高速に入り、名神高速の黒丸PA で一度目の休憩。北陸道小矢部川 SA で仮眠をしようしたが、ちょうど蝉の大合唱が始まった。この早起きさんめ。

眠れない・・・

最近のキャラクタ-はなんでも2次元だなあ



名立谷浜SA で朝食。富山ブラックラーメンを食べてみる。んー、いまいち。マズイわけではないが、もう一度食べたいと強く思うほどではない。

名立谷浜SA

 

いざ、富山ブラックラ-メン!

ス-プを飲み干すのは、ラーメンに対する愛ゆえのこと

 

GSの人は「今日は27℃までしか上がらない」と言っていたが、車の示す外気温はすでに 27℃。これは 30℃ 超え間違いなしだな。

すでに予想値に到達

 

 

荒川胎内で降りる。東北ツーリングに来ていた頃はここで下りていた降りていたものだ。

 

はっ、以前と同じように下道で青森まで行くのはどうか?バイクで行けたんだ、車で行けないはずがない。ぢゃ、行くか。

 

とおバカな思いつきに誘惑され、R7 で北へ。笹川流れにさしかかる。んー、見事な海岸線だがあまり心は動かない。このぐらいのものなら他所にもあるんだよなあ。これは初めて来た時と同じ感想。道の駅で休憩、ひと眺めしてから出発。

うん、まあ、きれいっちゃきれいなんだけど

あの島は何だろう?

 

北へ進むと向こうに夏雲。でもあの下、雨なんだよなあ。

おお、立派な雲!


ん、あのバスは?

あなたについていきます♡


どうりでゆっくり走ってるわけだ。

 

 

時々眠気に襲われ、休憩しながら走る。少し歩き回ればすぐ復活する。ということは同じ姿勢を続けているので、運転中に息が詰まって無呼吸になっているのかも。意識して呼吸するとほとんど眠気は起きない。やっぱり睡眠不足が理由ではないようだ。

道の駅象潟で一休み

 

なぜここにあんこうチ-ムが? 西住殿もいないし

 

顔出し、してみたい(ウズウズ)

 

TDK歴史みらい館に寄る。

おしゃれな外観

ロボットを相手にするときにはこちらも愛想を振りまくべきか悩む

いざ入館

規模の割には案内係も多く、非常に興味深い展示が並び充実していた。でも文系人間にはハードルが高いかも。

日本の科学技術の下支えの歴史 ここは見るべき

チ-ム・ラボとのコラボ



その後も日本ロケット発祥記念の碑

突然看板が現れたので寄ってみた 周囲には何もなし


お宝ショップ、

ボウズ・・・


北緯40度線

今回、初三脚

おお、フィラデルフィアと同じか!・・・フィラデルフィアってどこだ?

羽州街道


八郎潟

広-い(小並感)

 

など、ちょくちょく寄り道しながら北へ北へ。

 

ようやく青森のフェリーターミナルに21時過ぎに着。うわ、神戸から 21 時間かかったのか。汗臭くなったTシャツを着替え、待合室で翌日からの予定を立てたり仮眠をとったりテレビを見たりして乗船を待った。

着いた- でもここは入口に過ぎない



本日の走行距離:1137.9km +フェリー4時間

遠かったなあ

 

 

本日の振り返り

 

かつて東北ツーリングで走った所をトレースすることができたのはよかったです。もう行くこともないだろうと諦めていましたから。道は整備されている所が多く見覚えのある所は少なくなっていましたが、変わっていない景色もあり、懐かしいやら嬉しいやら。

 

でも自走は大変でした。車とはいえあれだけの距離を一気に走るのは、さすがに負担は大きいですね。メインディッシュの前にごっつ重いオードブルを食べた感じです。若かったとはいえ、このクソ暑い中バイクでよく走っていたなあと自分に感心するやら呆れるやら。今回は車の快適さに助けられましたが、シャツは汗臭くなるわ眠くなるわで、北海道上陸の前に精神的にだいぶやられた感じです。

 

北海道から九州まで走ったのはGPZ900RA2,A8,LEGACYBG5に続き4台目。でも本番は明日からです。さらに頑張ってもらいましょう。もちろんワタシ自身も。

 

 

では。