paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

北国の夏を満喫、北海道ツーリング 2022 thanks to TIGER EXPLORER 第3話

台風が来ましたが、四国では特に大きな被害もなく単に蒸し暑くなっただけでした。でも四国の水瓶早明浦ダム貯水率が6割を超え、ちょっとひと安心です。でもまだ台風シーズンが終わったわけではありません。気をつけておきましょう。

 

 

台風が来る前にバイク屋へ行ってきました。気温は高く空は青いという典型的な夏の天気でしたが、行き先の空にはダークグレーの雲が。急に気温が下がり風が強くなってきて、バイク屋にたどり着いた5秒後には、ワタシの到着を待っていたかのように雷雨が突然のスタート。用事が終わった頃でも、雨雲は宴たけなわの状態で雨が止む気配はゼロだったので、ゲリラ豪雨の中をカッパ無しで帰りました。服やブーツの中に雨がたっぷりと入り込んで重いぐらい。それなのに家にたどり着いたら5秒後には、突然雨が上がり晴天が広がりました。神様にからかわれたような気分になりながら、ベランダに干していた洗濯物と合わせて洗濯機に再びの大活躍をお願いしました。

 

 

8/20

 

5時半起床。マサカリ半島の東を航行中。

 

天気予報によると苫小牧は雨。上陸と同時にカッパ着用かも。ちょっとテンション下がるなぁ。

 

それでも「北海道に来た!」という高揚感は衰えない。この2日間の生活で乱雑になってしまった荷物のパッキングをしたりテレビを見たりしているうちに下船時刻になった。 駐車スペースに戻り荷物を取付ける。さすが北海道、密閉空間でも暑くない。

名古屋乗船組のスペース 仙台乗船組のグループはもっと多かった

 

着岸後に開いたゲートから外を見ると雨、それもかなりの。

いきなり豪雨?


みなさんそれを知ってか、すでにカッパを着ていらっしゃる。 太平洋フェリーは下船がスムーズなので間に合わず、やむを得ず外に出てからのレインウエア着用となった。外でイイ感じに濡れてしまったジャケットの上から着たのですぐに蒸れ始めたが、気温が高くないのでさほど不快ではないのが助かる。

北海道上陸は雨で始まった

 

さあ、北の大地に上陸完了。 いざ進めぇ!!

 

 

K259 から R243 で岩見沢に向かう。 途中、早来のホクレンで旗とステッカー(黄色)をゲット。 フェリーターミナルからそう遠くないのでもう売り切れているかもと思ったが、たくさん残っていた。 北海道に上陸するとそのまま高速に乗る人が多く、下道を走って北上する人はあまりいないかららしい。確かに岩見沢へ着くまでバイクの姿は見なかった。

早来郵便局雪だるまポスト

 

 

岩見沢の街中を走るのは今年が初めて。目的は希林もつそばを食べるため。この店も以前バイク雑誌とのコラボをしており、一度寄ってみたいと思っていた。昨年までは時間の関係上行けなかったが、今年はここが最優先目的地。昼の営業時間は14:00までなので、ちょっと急いで13:20に到着した。ここでようやくカッパをOFF。やっぱり涼しいなぁ!

希林に到着

 

迷うことなく「もつそば」をオーダー。麺は「田舎そば」で。少し待ってご対面。

見た目はジャンクっぽいが

 

モツと甘じょっぱいダシが見事に合ってウマイ! 食べるまではちょっとくどいかもと思っていたのだが、さっぱりとしたそばとガッツリ味のもつが見事なマリアージュとなっていた。ここは北海道ツーリングの昼ごはんポイントとして記憶しておこう。

ごちそうさまでした もう一度食べたいなぁ

 

バイク乗りにはステッカーをサービス。こういう心遣いがうれしい。やっぱり来年も来よう。

頂いたステッカー各種

 

 

時間に余裕があるので三笠鉄道村へ行ってみる。

途中にあった炭鉱アパート群の廃墟 まだ十分キレイ


北海道には鉄道関係の遺産が多い。鉄道に対する思い入れが強いようだ。交通網が今ほど発達していなかった時代では鉄道が主たるネットワークの働きをして、モノだけではなく情報も運んでいたのだろう。今で言うとインターネットのようなもの。つまり鉄道は物質的だけではなく精神的にも町同士を繋げていたはずで、社会から孤立しないための命綱といっても過言ではない手段だったのではないか。それだけの恩恵を受けたのだから鉄道遺産が数多くあるのも頷ける。

三笠鉄道村にて

 

近くのクロフォード公園にて

 

 

鉄分を補給し、本日の泊地のある滝川に向かう。途中のホクレンでは道北の青のステッカーがどこも売り切れ。内陸部では一番南の地域なので早々に売れてしまったのだろう。新十津川でやっと見つけた。ここは新十津川駅がなくなる前に訪れたことがある。この駅は終着駅で1日1便のみ。そりゃ廃線になるわな。近くの保育園の子どもたちや保育士さんたちによる、列車の発車時のかわいいお見送りが微笑ましかったのを覚えている。

 

 

その後ホテルにチェックイン。

北海道上陸初日の宿 ホテルスエヒロ

早くから予約していたということもあり、宿代は低価格。バイクは屋根のあるところに止めさせてもらえたし、サービスにも手抜きはなかった。部屋は「訳ありプラン」だったので昭和の香りがしたが、寝るだけだから十分かな。

 

 

荷物を置いたらすぐに松尾ジンギスカン」本店へ。 

松尾ジンギスカン本店

 

さーて、何にしようっかなー

 

ラム、マトン、まきまきソーセージをオーダー いっただっきまーす


店員さんのご指導によると、肉も野菜も次から次へとどんどん焼くほうがおいしいとのこと。それに従って頂いたが一人客のワタシには少々慌ただしかった。ジンギスカンはゆっくり味わうものではなく、勢いに任せて豪快に食べるタイプのものなのかな?それとも客の回転を早めるためか?次の機会には他の店でも食べてみたい。

ごちそうさまでした

 

食後はセイコマートでジュースの買い出し。北海道上陸初のセイコマ入店だ。でも以前よりオリジナルブランドの飲料の種類が減っていたような気がする。コーヒーを中心に6本ほど購入した。 

 

ホテルに戻りコインランドリーを使おうとしたが使用中。チャリダーに先を越されてしまった。他にも待っている人がいたので近くのコインランドリーへ。初めて利用したが、料金は高いものの仕上がりの時間は短い。これなら目的地への道中でも洗濯できそうだな。

 

 

無事上陸できた喜びをかみしめつつ、ホテルの部屋で久しぶりのセイコマのコーヒーを賞味。

 

 

本日の走行距離:193.1km

 

 

今日の振り返り

 

いよいよ北海道に上陸です。もう慣れているためか以前ほどの緊張感がないのでちょっと拍子抜けの感じがしましたが。雨のスタートとなりましたが、最初からカッパを着ることで踏ん切りがつき、その後の雨天時走行も億劫ではなくなりました。

 

久しぶりの雨天走行だったためか、ブレーキの効きの弱さにビックリ。軽くかけたぐらいでは減速する気配はなく、強めにかけるとカクンと効いてしまう始末でした。 sbs のパッドの時にはこんなことはなかったはずなので、Vesra のパッドの特徴ですかね。確かにウエット路面で効き過ぎるのは良くないのですが、乗り手は気をつけておく必要があります。初日でコレがわかったのはよかったと思い、車間距離の保持を含め安全運転を心がけるいい動機付けになりました。

 

もつそばとジンギスカンセイコマのコーヒー、全部おいしかったです。地元にいれば食べる機会がないので、これで北海道スイッチが入ったような気がしました。

 

 

ではまた。