先日出先で仕事をしている時、箱に入ったものを持ち上げた時のことです。そこそこ重量があったのでしっかり屈んで脚力を使うと、難なく立ち上がることができました。「ほらあ、まだまだ若いものには負けないよ♬」とご満悦になっているところに後ろから声をかけられ、そのままの態勢で振り返ると、右半身の腰から肩甲骨にかけて激痛が!
数日ストレッチを繰り返したり歩く姿勢を意識することによって、かなり痛みは減りました。でも何の気無しにとった姿勢で自らを痛めてしまうとは・・・。昨年やっちゃった腰の影響があるのかも。心配になってこの話を LEVEL 90 超えの母親に言うと、一言。
「トシ !」
あんたに言われたくはないな・・・。
これからお出かけシーズンです。早く治さなきゃ。
8/29 のレポートです。
5:30 起床。朝食までだらだらと過ごす。バイクと違ってパッキングをサボれるので楽だが、怠惰になっているようだ。イカンなあ、易きに流れている。
6:30 に朝食を食べてから
出発しようとするも、両脇の車がベタ付けしているため出られない。
ちょっとは他人のことも考えろよ。フロントに言って横のランクルの持ち主を呼び出してもらう。善良そうな人だったので、こちらも笑顔で大人の対応。しかし両脇の2台の乗員、どうやって降車したんだろう?ワタシのクルマには傷はなかったし。
ここの駐車場は1台分のスペースが狭い、というか、昔基準なんだろうな。今は車幅が 1.8m 超は珍しくない。ワタシの WRXSTI はギリで収まっているが、今の候補車は僅かに超えている。これが購入に踏み切れない理由なんだよなあ。
今日は函館まで行ければいいし、車なので夜間走行も心配ない。なので時間があることだし寄り道しながら走ろう。まずは地球岬に寄る。
好天だったため見晴らし良し。朝早いがそこそこ人がいた。皆さん鐘を鳴らしていたのでワタシもお仲間に。
ここは特になんていうことはない高台なのだが、つい寄ってしまう。21 歳の時に初めて来道した時に寄って、あまりのなにもなさに驚いたことが印象に残っているからだろう。今から思えば、当時はそんな「なにもなさ」も北海道ぽくって楽しかった。
白鳥大橋を渡り、
寄り道しながら R37, R5 を走る。
途中から R278 に入り、亀田半島を時計回りにぐるっと一周。
道の駅 なとわ・えさん で休憩。
ここは景色もいいしクルマも少ないのでのんびり休憩するにはもってこいの場所だが、
駐車場にある食べ物屋には昼食目当ての人がたくさん。さらにこの日は風が強く波も高かったので、あまりゆっくりする気にはなれなかった。それでも写真を撮っていると恵山中腹から湯気が出ているのが見えた。
ちょっと見に行くか。
そういえばこのあたりにモンテローザの廃墟があったな。行ってみると、以前来た時( 4 年前)はまだいくつか建物は残っていたが今はほとんど残っていない。さすがにもう取り壊したのかな。ぼうぼうの草が残るのみ。でも整地工事中だったところも草だらけ。別荘地として再開発していたのだが、頓挫したのかな。ちょっと写真を撮ってから R278 にもどる。
函館方面に戻る途中で寄り道。今回の函館行の主目的、四稜郭へ。初めて行くのでワクワクする。五稜郭はメジャーだが、その影に隠れてしまってこちらの存在を知っている人はほとんどいないのでは?五稜郭の背後を守るという役目、文字通りバックアップ用の要塞だったのだが、新政府軍がそれらの間に進出してきたので、皆さん五稜郭に逃げ込んでしまったらしい。
で、実際に跡地を見ると
ちっちゃ!
蝶が羽を広げた形をしているらしいが、五稜郭とは比べものにならないくらい小さい。龍岡城の五稜郭よりも小さいな。この規模、成り立ちでは観光資源になるのはちょっとキビシイのかな。五稜郭などの他の史跡と組んでスタンプラリ-をするとか史跡同士をつなぐマラソン大会をするとかのイベントをすればいいのに。でも大河ドラマとかアニメで取り上げられたら一気にブレイクする、かも。それを願って維持を続けてほしい。
函館市内に戻る前にお宝ショップ 2 軒をハシゴ。BOOK MARKET 函館美原店では欲しかったものを見つけた。ちょっと高いかなとも思ったが、旅先では財布のヒモは緩むもの。「フィギュアとの出会いは一期一会」、買っとけ買っとけ。
では宿に向かおう。途中のハセガワストアでやきとり弁当を買い込み、
東横INN函館駅前朝市にチェックイン。今回で東横インでは 11 泊目なので、会員特典で宿代はタダ。こうやって倹約して次の旅の資金を貯めている。まさに「小さなことからコツコツと」だな。駐車場はタワパ。網走とほぼ同じ造りで、バイクはタワパ横に止められそうだ。来年使おう。入庫状態はほぼ満車。そういえば駅前にも人がたくさんいたな。函館山ロープウェイはパスだな。曇ってるし蒸し暑いし。
それでも街並みは見たかったので路面電車に乗る。
気が急いていてロクに行先も見ず乗ってしまったので、行先の違う電車に乗ってしまったことに気付いたのは分岐してから。慌てて下車していつもとは違う道を歩いて登ったが、こちらの方が裏道っぽくて近かった。次からはこのルートで行こう。怪我の功名だな。
街には思ったほど人はいなかった。みなさん、ロープウェイに乗ったようだ。しばらくすると山上駅あたりは雲で真っ白。行かなくて正解だ。
函館西高を起点とし、
から適当に歩きながら写真を撮ったが、ホワイトバランスの調整が難しい。天候や街灯の色のせいもあり、なかなか見た目のようには写せない。ちょっと暗めの撮影をしてみたが、攻めすぎたようだ。もっと練習せねば。
歩き回って汗をかくのだが、夜風が涼しいためすぐに引いて乾く。そうそう、これこれ。ようやく道南まで来てようやくいつもの北海道になったな。
平地まで降りたあとは、徒歩で宿まで。
途中、セイコマートでクーポンを使って飲み物を確保する。明日も暑いだろうからな。ラッキーピエロにも寄って夕食その2 を買う。20 時を過ぎていたのに行列ができていて、30 分近く待った。ついでにステンレスマグも買う。
部屋に戻って美味しくいただいたあとは、北海道最後の夜をのんびり過ごす。
本日の走行距離:352.6km
本日の振り返り
北海道をぐるりと一周すると、函館だけは雰囲気が違うように感じます。街や家屋の造りが本州っぽいというか。人の雰囲気も違っていて、穏やかでのんびりしているように見えますね。時には命の危険をもたらすほどの超キビシイ寒さに耐える、という必要がないためでしょうか。JKのスカートも短いし。
ところが今回はどこへ行っても毎日 32℃ オーバーで、四国よりも暑い日もありました。ですが函館が今回の北海道では一番涼しかったです。つまり今までとは逆。いつもなら函館が一番気温が高く、「ああ、これで北海道周遊が終わるんだな」と踏ん切りがつき、スムーズに日常に戻れていたのですが。なんか変な気分です。今から北海道周遊が始まる、みたいな。
この日は北海道最終日。いつもなら函館ならではの雰囲気を満喫し、明日はフェリ-だ!と気楽に、それでも寂しさを味わっていたのですが、今年は違います。青森に渡らなければなりません。さらにそこからは 1000km 以上の距離を一日で走るという未知の体験が待っているのです。旅の思い出をかみしめてしみじみするどころか、明日からだいじょうぶかなあとそわそわした気持ちで床に就きました。でも瞬殺で眠りに入りましたけどね。
続く。