ほんとーに気温が下がってきましたね。例年より数週間遅れているような気がしますが、それでも過ごしやすい気候になるのはありがたいことです。でもこの気温だと、そろそろ金木犀が香ってくるかもしれません。次の週末には山へ行ってみましょうかね。炭焼きの香りと相まって、秋と冬の匂いを楽しめるかもしれません。
GT :「晴れたらね」
8/26 のレポートです。どうぞ。
6:30 朝食。今回も朝から大量に栄養摂取。ホテルの朝食って食べちゃうんだよなあ。
7:00 にチェックアウト。外は霧雨でだいぶ過ごしやすいかも、と思ったら 27℃。これまでの北海道旅行なら昼間でも 25℃ を超えるのは稀だった。やっぱり今年の北海道、ヘンだ。
宿を出て釧路市内を通る。しっかり地図で確認して迷うはずはなかったのだが、今年は楽勝と思って油断してしまった慢心とうっかりでミスコース。迷った結果、何故か釧路駅へ。おかしい、駅を背にして走っていたつもりなのだが・・・。
それにしても、釧路で迷ったら必ず駅に着いてしまうのも不思議な話だ。何かが呼んでいるのだろうか?気を引き締めて運転しよう。
R38 を西へ。雨は浦幌あたりで雨が上がった。浦幌神社に寄って
バイクのお守りステッカーを買う。
そこに来ていた、ワタシと同じくらいの歳のバイク乗りと少し会話。昨年も暑かったと言っていたが、そうだったか?秋物ジャケット+Tシャツで適温だった記憶があるのだが。この人はちょっと不機嫌そうで物言いもキツかったので早々に退散。愛想を振りまけとは言わないが、いい歳をして他人にそこまでツンツンした態度をとるのはいかがなものか。
R336 に入り、そこから大樹町宇宙交流センターSORAへ 。
ちょうど開館したので、見学で1時間弱滞在した。
それにしてもこの施設、町立だったとは!
お次は、これも久しぶり、旭浜トーチカへ。道は狭くて石がゴロゴロしている。対向車が来ないように祈りながら海辺近くまで。
砂浜に数基残っていたが、以前より数減ってる?もっとあったと思うのだが。
国道に復帰しようと思ったが、国道と並行して走る地図にはない直線路を見つけて南下。その道は両側の雑草がスゴイことになっているが、見事なまでのド直線。いい道見つけた。
次は襟裳岬まで行ってみよう。10 年前 TIGER で来た時には強風にあおられ怖い目にあったので、しばらくご無沙汰していた。今回は車なので恐れることはない。
その途中、百人浜の手前で昆布干しを見つけた。ちょうど取り込もうとしていたおばちゃんと会話。襟裳あたりがこんなに暑いのは初めてとのこと。そんな中でもこの作業、お疲れ様です。
襟裳岬に着いた。車からでると暑かったが、観光客はたくさん。
シャッタ-を押してくれた旭川の人と会話。青い池を猛プッシュしてきた。ふーん、そんなにいいのか。明後日行ってみよう。
ちょっと長居しすぎたかな。13 時半ばになってしまった。帯広に向かおう。R336 , 236 を北上し、帯広競馬場へ。久しぶりにばんえい競馬を見に行く。
だがあまりの暑さと混雑に耐えられず、 2 レースだけ見て撤収。
昼食を食べていないので腹が・・・減った!では念願のインデアンに行くとしよう。昨年は臨時休業中で行けなかったので、今年はもう楽しみで楽しみで、アクセルを踏む右足に力がこもるこもる。到着したらダッシュで入店。
オ-ダ-は迷うことなく「インデアンカツカレー、大盛、辛さは普通で!」。
水を飲んで一息ついて周りを見ると、持ち帰りをする人がほとんど。皆さんタッパーとか鍋をご持参している。地元密着型だなあ。こんな光景はよそでは見たことがない。なんかうれしくなる。
とか思っていると待ちに待ったカレーが目の前にやってきた。
いやあ、うまいなあ!有名チェーン店のカレーは辛いのではなく塩辛いのだが、ここのカレーは違う。さらにこれを加えると
味はブレずに辛さだけにブーストがかかる。これ、欲しいなあ。
スーパーダイイチで買い物をして今日のお宿ビジネスインこやどへ。着くと案の定「なんだぁ、今年はバイクじゃないのぉ?」とご主人からの軽いジャブ。ワタシのために駐輪スペースを空けておいてくれたらしい。「来年は必ずバイクで来るので、それまで空けといて下さいよ」と軽口を叩き返すまでがお約束。
根室で知り合った人のこと
を聞いたら、ご主人も覚えていた。そりゃあんな濃い人のこと、忘れないわな。
部屋ではエアコンをガッツリかけて、テレビを見ながら奥さんがくれた茹でとうきび
を食べた。これがまた甘くて美味い!こんなの食べたのは初めてだ。やっぱり帯広の宿はここに限るな。
本日の走行距離:361.0km
本日の振り返り
この日走った釧路-帯広の間では、北海道のいいとこ取り、つまり大自然の雄大さはあるけれどうらびれた感はないという道と景色を楽しめました。やっぱり道北や道南とは違いますね。
それだけに雨の中スタートし、のち猛暑というメリハリのキツすぎる天気の中を走るにはメンタルに負担がかかりすぎで、能天気にぼーっと走れないではないですか!この辺りの道は晴天で24℃ぐらいの環境がベストですっ(異論は認める)!
でもそれだけに今までとは違う北海道の一面が見られたような気がします。
・人が外にいない(暑くて)
・空気に密度感がないので景色に落ち着きがない(暑くて)
・バイク乗りが不機嫌そうで話しかけづらい(暑くて)
あ、全部天気のせいですね。
昨年までは外国人観光客の急増やらコロナやらで観光地として苦労していたのでしょうが、それらがいったん落ち着いたと思った今年は異常高温ですか。
はっ、だからこその「試される大地」なのでは!?
それでも宿題としてあった、
見るものは見られたし(昆布干し)、
食べたいものは食べられたし(インデアンのカレ-)
で、満足のいく一日でした。
また1年後、ここへ来るのが今から楽しみです。
続く。