paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

毎年恒例、 「こちらは夏だがあちらは初秋、季節を先取り北海道の旅 2023」 8/24

急に寒くなりました。例年であれば、夏が退場したあと秋が舞台袖から顔を覗かせ、手を振りながら出てくるという感じなのですが、今年はせり上がり舞台でいきなり舞台中央に現れた気がします。

 

そういえば 10 年ほど前にも同じようなことがあり、夏ー秋ー冬となるはずが、夏ーー冬となりましたね。こういう時は体調を崩しやすいので要注意です。更に今年はコロナの残党とインフルの本隊に用心しておかなくてはなりません。よりよい遊び仕事のため、体調管理には気をつけておきましょう。

 

 

では続き、北海道旅行 7 日目です。

 

 

5:30 起床はルーティン。毎日この時間なのでもう体に染み付いているようだ。多少疲れていても北海道のほうが日の出が早いので、外の明るさのおかげで壊滅的に寝過ごすことはない。休みのときだからといって長寝をすると体調のリズムが崩れるし、そもそも年齢のせいでいつまでもは寝られない。これはワタシにとっては加齢のメリットかな。

 

 

6:30 に朝食を摂り

「オラオラ、喰うぞ!」的な盛り

 


出発は 7:00。 すでに気温は 27℃。 暑い!

網走駅 ホテルの目の前


K23, K1083, R391, オホーツク海岸道路を楽しむ。交通量も少なく原生花園を左に見ながらの快走。ただ残念ながら原生花園の良さがわからないので、「ふーん、これがそうなのか」と素通りするだけ。時期を変えればもっと華々しく咲いているのだろうか。

 

 

途中、止別駅に寄る。

次に来るときはここでゆっくりしたいものだ ラーメンも食べたいし

 

R244、R334 を通って途中から天に続く道へ。

もっと先のほうがくっきり写ってほしかった

 

到着がまだ早かったためか、人がいない状況での写真を撮ることができた。でも 10 分もしないうちに観光客が次から次へと。みんなが記念撮影していると奴らが来襲。ったく、場を読めよ・・・。ああ、彼らにはムリか。

撮影者の前にバイクを停める、例のバイクの御一行

 

「決めつけは良くない」というのはわかるが、あまりにもあのバイク乗りの無法さ・野暮さを目にすることが多いので、どうしてもそういう目で見てしまう。もっと紳士的にスマートに走ればいいのに。そうはできないのがあのバイクの欠点でもあり魅力なんだろうな。「ワルぶりオヤジ」に人気があるのはもっともだ。

 

 

写真も撮ったしこちらはこれで任務終了、道の駅うとろ・シリエトクに向かう。お土産購入ミッションのため。

ここは大賑わい 知床の近くだし駐車場は広いし

車中泊組、野宿組がいろいろやらかしているようだ


他の店との仕切りができたので売り場は小さくなったが、それでも充実の品揃えだ。いつものように「熊・鹿・とど」の3種類の缶詰を探したが、あいかわらず「鹿」はたくさん、「とど」は少数並んでいた。意外だったのは「熊」。どうも OSO18 の肉が混ざっているかもしれないという噂があるかららしい。棚に残っていたのは 2 缶だけ。当然 2 つとも購入。更に職場へのおみやげも多数ゲット。今回はクルマで来ているので買い物に躊躇はない。 

 

 

買うものを買ったあと知床横断道路を走ると、知床峠は快晴。 昨年とは大違いで人もたくさん。

よく晴れていて嬉しい 晴れすぎていて(暑さで)苦しい

 

こんなワインディングを WRXSTI で走ると「気持ちいい」の一言。適度な曲率と勾配、いい路面と林の中を走るというシチュ、どれをとっても減点材料がない。バイクであればさらに魅力は高まるのだが。来年 GT で走るのが楽しみになる。羅臼へ下ると一面の海霧。でも気温は高いままなので、幻想的でありながら不快指数の高そうな風景であった。

 

 

道の駅知床・らうすに立ち寄る。ここもおみやげ品が充実しているので。お、ここには熊缶とトド缶 がたくさん! これらは同じ部署の皆さんにおみまいしよう。さて、誰のもとへ行くのやら。

 

 

さらに標津で親からリクエストのあった標津羊羹を、中標津では運転中のお菓子を購入してから、町内のホクレンステッカーをゲット。順調に集められている。でも今回給油した GS は HP には記載がなかった。 中標津なのでバイク乗りはたくさん来るだろうに、なぜ看板掲示しかしていなかったのだろう? 混雑回避か、単に HP への載せ忘れなのか?

 

 

ここまで来たら、開陽台にも行かねばなるまい。北19号で写真を撮るのはお約束。行ってみると誰もいないことに驚く。撮影待ちの行列があったのは今は昔のお話なのか。

ここに行列を作っていたバイクは今どこに?

 

でも他者の撮影中の前に出て写真を撮るバカは増えた。昔より平和になっているからこそ、少々勝手なことをしても周りから罵詈雑言を浴びせられることはないし、されたらされたで「優しくない」と反論したり動画配信で相手を晒したりして善良な市民の凶器を振り回す始末。数年前まで自分勝手な行動をして嘲笑の対象となった、大陸の人や半島の人と同じかそれ以下の日本人が大手を振って歩いている。やだなあ、そんな中でどうやって生きていったらいいんだろうなあ・・・。

 

中標津へ戻り D8 を別海まで南下。バスを何台か見た。その名はすべて「ひとみ」。一応 11 号までは確認した。一体何台いるんだ、ひとみ

 

 

R243,44で根室へ行く。時計回りに半島を回ろうと市内を走っていると、野良の鹿が涼しい顔してフツーに道を横断して行った。フツー過ぎてこちらもフツーに横断を待ってしまった。

 

 

納沙布岬に着くと人がたくさん。ここでこれだけの人を見るのも久しぶりだ。

お馴染みのモニュメントが多数
ただ、返されたあとのビジョンはもう出来たのかな?

オーロラタワー ほぼ廃墟

灯台とそこから見た納沙布岬

根室北方領土資料館にて

お仕事中の巡視船



しばらくすると海霧が濃くなってきたので撤収。帰りに根室金刀比羅宮に寄ってお参りとお守りゲットを済ませ、

根室金刀比羅宮に参拝


給油をして本日のお宿えびすやへ。

ここにもロシア語表記

えびすや 駅から徒歩 1 分の好立地

チェックイン後、ちょっと散策してみる。

根室

駅前のインフォメーションでゲット

ここで食べたのは 20 年前(!)

ここもロシア語表記

旅情を感じる寂れ具合 でも確かな生活感がある

 

駅前近くを一回りし、宿に戻る。

ここの宿は「鬼滅の刃」推し 親近感が湧くなあ


おかみさんは気さくだし、洗濯もできるいい民宿だ。ただしエアコンはない。それでも風呂に入ったら少しはさっぱりした。夕飯は評判通り豪華だった。当然のごとくご飯山盛りで2杯。

大満足

 

 

部屋では prime video とか NETFLIX が見放題。ならエアコンもつけて欲しいなあ、と思いつつシン・仮面ライダーシン・ウルトラマン大怪獣のあとしまつを楽しんだ。

 

 

本日の走行距離:356.7km

今日も充実したドライブだった 暑かったけど・・・

 

 

本日の振り返り

 

出発してから 1 週間、33℃ を下回った日はありません。四国の方が涼しいくらい。一体自分は今どこを走っているのだろう?と思うこともしばしば。 20 回近く来道していますが、こんなのは初めてでした。

 

宿で知り合ったお客さんと話していると翌日の宿の話になりました。そこでお互いに帯広のビジネスインこやどに何度も泊まったということが分かり、そこの話で大盛り上がり。こやどのご主人も、まさか札幌の人間と四国の人間が根室で自分の話をして盛り上がっているとは夢にも思わないでしょうね。偶然というのは本当に不思議でおもしろいです。こんなことがあるから旅はやめられません。

 

この日の夜も蒸し暑く、汗拭き・冷却・替えという3枚のタオルを駆使し、なんとか眠りにつけました。来年はエアコン、付けてくれるかなあ・・・。

 

 

続く。