paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

北国の夏を満喫、北海道ツーリング 2022 thanks to TIGER EXPLORER 第6話

9月には3連休が2回。これは「遊べ!」という天啓なのでは?

 

ということで、ひとつ目の3連休は九州ツーリングを計画していました。北海道ツーリングの余韻も冷めやらぬまま、雄大阿蘇の地を走り回ろうと思っていたのですが、台風・・・。なにも今来なくても・・・。

 

泣く泣く宿をキャンセルしました。どうも昨年から九州には嫌われているようです・・・。

 

 

では6日目です。

 

8/23

 

5時起床。仕事の時は朝起きるのは億劫なのに、ツーリングの時は目覚めバッチリ。

 

天気予報では道中は曇り。出発時はカッパは要らないか。 6時発進。今日のイベントはおみやげ購入だけであとはノープラン。あちこち寄り道をしてみよう。

 

R39 で美幌まで行ったが網走方面の空が黒かったので、R334を使う。この道は小清水までは林の中の高速ワインディング、そこを過ぎるとどーんと直線という北海道らしい道。海沿いの道より交通量が少なく快適だが、スピードが出がちなので用心用心。ジモティの軽四にも抜かれるが我慢我慢。

 

斜里からも引き続き R334。 ここらはパンダの生息地。毎年この路線でお見かけする。月の下旬なのでお仕事に励むのだろう。ご苦労様です。知床に向かうテンション高めの観光客はいいカモだ。用心してゆっくり走ろう。

 

途中で「天に続く道」に寄り道。

ひと気ナシ

あれ?誰もいない。展望台もあるのでいつも人が多いのだが、この日はワタシだけ。ラッキーと思ってじっくり写真を撮ってから先へ進むと、撮影スポットが新しく出来ていた。こちらには車が4,5台来ていた。 ということは、ワタシはルートの途中で写真を撮っていたということ? あらら、邪魔だったかな? ごめんなさい。

 

 

8時過ぎに「道の駅ウトロ・シリエトク」に到着。ここは早くから開いているし送料も安いので、お土産を買うのはいつもココ。

あれ?またワタシだけ?

 

だが今は開店が 9:00 になっていた。事前確認をしておかなかったツケを「40分程度の待機」という形で払う羽目になった。

 

その間に今後のルートを考えてみる。このまま知床峠を越えるか、引き返して R244 で斜里へ向かうかの二者択一。 数日前に知床横断道路で熊が出たようだが、4年前には R244 で実際に熊に遭遇したので怖さは同じ。 空を見ると峠方面の方がわずかに明るい。

 

決まりだな。

 

 

そうこうしているうちに土産物屋開店。同僚への土産を探していると、ハッカ羊羹見っけ。前日買えなかったので、ゲットできてラッキーだ。お菓子や缶詰などをたくさん買い込んで送ってもらう。送料は¥1100。 この値段はありがたい。稚内ではこの値段の倍近かったので、やめておいて正解だった。

 

 

買い物を終えて知床峠に向かう。左手に海。ここで観光船事故が起こったのか。犠牲者のご冥福をお祈りする。

 

プユニ岬を越えたあたりから急に天気が変わり始める。霧から濃霧、雨混じりの濃霧と変わっていき、視界は10mを切るほどに。煽るつもりではないのだが、車間距離を詰めないと道が見えない。知床峠は当然スルー。前後のクルマとはテール to ノーズで、Tigerアフターファイヤー音をパスパスいわせながらワインディングをのたのたと下っていった。

 

平地まで下りると視界は戻ったが天気はそのまま。なのでやっとカッパ装着。全身ぐっしょりになってしまっていたが、着ないよりマシだろう。

 

 

今日は時間に余裕があるのであちこち見て回ろう。まずは標津サーモン科学館で鮭のお勉強。

標津サーモン科学館

こんなにたくさんの種類のサケの仲間がいるとは知らなかった。


ドクターフィッシュにつついてもらったり

なんかむずがゆい

チョウザメに噛んでもらったりして

歯がないので噛まれても大丈夫、とは言うが・・・


遊んだあとは、標津転車台跡を見学し、

標津転車台跡 なんか残し方が雑 そうまでして残したいのだろうか?

 


野付半島へ。

ネイチャーセンターにて


大学時代に初めて来た時にはもっとたくさんのトドワラがあったと思うのだが、今は道からはほとんど見えない。

バイクで行けるのはここまで

 

かわりにナラワラが寂寥感を醸し出していた。

途中にあったナラワラ

 


まだ時間はあるな。お約束の地、開陽台へ。

「映える(?)」看板

 

ちょっとだけ持ち直した天候の中で

みなさん乱打


強風と濃霧のため景色は十分には楽しめなかったが、はちみつソフトは美味しかった。

てっぺんに雨の日のサービス付き

 

 

いい時間になったので、今日の泊地「海の宿みさき」へ向かう。

合宿で使いそうな民宿

 

ずっとカッパを着て蒸れて汗だくだったので風呂に入ってさっぱりする。エアコンはないが、窓を開けているだけで十分涼しかった。夕食は海の幸。食事を売りにしているだけあって、美味しゅうございました。

量・質ともに満足の夕食


あとは荷物の片付けなどして時間を過ごす。

 

本日の走行距離:326.1km

今日はちょっと少なめ

 

本日の振り返り

 

知床半島の西側はそこそこいい天気だったのですが、横断道路に入ってしばらくすると、

大粒の霧雨まじりの霧濃霧+大粒の雨濃霧+大粒の雨+強風

となり、知床峠でピークを迎えました。やはりこの辺りの天気は急変するのですね。海難事故が起こってしまったのもうなずけます。

 

下界に降りて「道の駅知床・らうす」でカッパを着ましたが、その時点ですでにぐっしょりと濡れていて手遅れ状態でしたが、まだ降っているのでとりあえず。

 

幸い 5L という特大サイズのため内部の風通しもよく、「死ぬほど不快」というほどではありませんでしたが、この日の天候の変化はめまぐるしく、

ヌグフルキルヤムの法則

を見事に体感できてしまいました。

 

ここまでやられると、「雨、どんとこい」という心境になってしまいますね。

 

雨のカミサマはそれを知ってか、のちの日程でもどんときやがりました・・・。

 

 

 

ではまた。