paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

私的バイク遍歴リターンズ 12台目 その2

先日職場で鬱陶しい思いをしました。異動して以来この2年間はこんな思いは無縁だったのですが、やっぱりどこにでもいるんですね、視野狭窄の人は。

 

漠然とした要望が係であるワタシのもとに来たのですが、書類も揃っていないし具体性もなかったため、その人は「また改めて詳しい話をしに来る」と去っていったのですが、突然「まだ取り掛かっていないのか」と言ってきたのです。

 

「いや、まだ具体的な話はまだ聞いていませんよ?」と言っても、あちらさんは「言いました!」の一点張り。「言った」「言わない」の泥試合になりそうだったので、その場での対応は打ち切りました。

 

うーん、部署は違ってもこの職場には、「自分個人の思いを優先させ、冷静で論理的な判断は後回しにする」というスタンスがあるようです。前の部署よりも少数ではありますが、そのポリシーのもとで動いている人の生息が確認されました。その人のことは忌避ポイントとして「タグ添付、分類、記録」(ハルナ@蒼き鋼のアルペジオしておきましょう。

 

 

さて、本題です。TIGER EXPLORER から買い替えることが決まったのですが、その前日譚も少し書いておこうと思います。

 

 

8/29

ワタシの不注意で TIGER EXPLORERバンク角が 90 度になるという、買い替えプロジェクトの発端となる出来事が発生。ホテルマンの助けで直立に成功。車体左側面が中破。

 

9/1

北海道ツーリングの帰り、家への途中で赤男爵に寄ってパーツを注文。左ウインカー、左シュラウドとプレート、合わせて7万弱。あんなプラスティックパーツが? でも外車だし、そもそもこのシュラウドがなければタンクがベッコリだったので、むしろ助かったと思うことにする。泣く泣くオーダー。

 

9/3

ウインカ-のみ到着の報。お、早いな。どこかに在庫があったのかな?

 

9/4

赤男爵へ行って左ウインカ-を交換。後から気付いたが、どうも TIGER800 の部品のようだ。ステーの材質が違う。まあ見てくれが同じだからいいや。待ち時間中、店長と雑談。思わず「重さが気になるようになって辛くなってきた」と弱音を吐いてしまった。その買い替えの狼煙を見逃さなかったのは、さすが店長。「次のどうですか?」と勧めてくる。具体的な話を始めるとそのまま突っ走りそうだったので、その場はふんわりとした返事で逃れた。

 

 

その後いろいろいろいろいろいろいろいろ考えて、やはり購入することにした。機種選定で迷ったが、とりあえず店に行って聞いてみよう。

 

 

9/8

仕事帰りに男爵邸に寄る。 まず TIGER900GT について聞いてみたら、もう入荷はしないと言われた。県内に正規代理店ができたため、取り扱いをやめたとのこと。もしどうしても欲しいのなら取り寄せるが、一度店に登録してからになるので中古扱いになり、保証期間も短くなるそうだ。この店舗の方針のようだが、あまりにも意外な答えにビックリした。

 

でもまあ、これも「違うのにしとけ」という天のお告げだろう。すっぱりあきらめて、もう一車種についての話を聞くと。 こちらは問題なく入るという。後日査定を兼ねて話を詰めに来るのでオプション込みの見積もりを出しておいてもらうよう言って退出した。

 

 

9/10

バイクで出るのを見計らったような雨の中、赤男爵へ行く。県内を雨中走行するのはいつぶりだろう。ちょっと調子に乗って回り道をしたので、人もバイクもすみずみまで濡れた。でもこんな走りもそれはそれで楽しい。 

 

見積もりの結果、パニアとヘプコのトップケ-スステ-をつけて、総支払額が 165諭吉。10 年前、TIGER EXPLORER が 200 弱だったことを思うと「安い!」と思ってしまう。で、購入決定。

 

下取りは、過走行と低年式のため 0円も覚悟していたが、思いのほか高値だったので満足。ただ、多分もう国内を走ることはなく、中古車として海外で余生を送るか、部品取り車になるだろうとのこと。店長曰く、「この走行距離では国内で流通に乗せるのは難しいですからねえ」だそうだ。9 万キロを超えても何の文句も言わず働いて楽しませてくれたのに、次の行き場はないのか・・・。ちょっと不憫に思えてきた。でも店長の「でもこれだけ走ったのならワタシさんは元は取ったと思いますよ」という言葉に、まあそうかもと納得した。

 

アドベンチャ-タイプのバイクなら距離を走るのが当たり前、と思っていたのだが、多くても5万キロぐらいらしい。なんともったいない! それだけしか走らないのならなぜ買った?手に入れたはいいが「こんなはずじゃなかった」状態になり早々に手放したか、ワタシのように持て余したのか。

 

で、納期を聞くと「未定」と言われた。半年待ちは普通、さらに待って 2023 年型になるかもしれないという恐ろしい真実を伝えられた時は、さすがに「しまった」と思ったところに、「黒ならあるんですけどねぇ」という 悪魔 店長のささやきが。でも後悔したくないのでその言葉はなんとかスル-した。

 

もし待っている間に 2023 年型になってしまい、色や価格に変更があるのなら連絡をくれるとのこと。また、「TIGER には乗っていてくれていい」というありがたい言葉もいただいた。過走行だから今さら走行距離が増えてもいいんだろうな。ではお言葉に甘えて最後の日まで走らせることにしよう。

 

さあ、ここからが長かった・・・。

 

 

続きは今度。

では。