前週末、「週末は好天の時が多い」なんて言っちゃったものですから、雨の神様がハッスルしたようですね。蒸し暑い日が数日続くと思ったら、土曜日は雨。やっぱり週末に天気が崩れるとソンした気分になります。家にいても特にすることはないので、車で出かけました。
7/1
今日は「食べ比べ」とやらをやってみようと思う。以前にもラーメン屋のはしごをしたが、あれは単に月一の王王軒詣でだったため。おいしく頂けたが、今回はちゃんとした(?)味比べだ。同じ種類のものを食べて比べてみたいと思ったので。
そもそもこの日は久しぶりに徳島のたむらに行こうと思ったことが始まりだ。朝早く起きたのでのんびり準備をしている時、
久しぶりのたむらだなあ
→ あそこは魚系のラーメンがうまいんだよなあ
→ かつおラーメンよりにぼしラーメンの方が好みだなあ
→ ん?にぼし・・・?
呼んだ?
伊吹いりこセンタ-がひょいっと顔をのぞかせてきた。
頭の中ではこの2者が、ワタシの魚系ラーメンの王座をめぐってにらみ合い火花を散らし始めてしまった。この様子では、どちらか一方だけに肩入れするとアルマゲドンが起こり人類を破滅に追い込みかねない。しょうがない、どちらもかわいがってやるかな。
という脳内劇場のスト-リ-に沿って、今日も2店回ることにした。となると悠長にはしていられない。6:30 に出発した。
もう何度も来ているので、道に迷うこともなく伊吹いりこセンタ-には 7 時過ぎに到着。いつもより早い時間帯だったので交通量が少なかったというのも原因か。これだけ早いと朝ラ-客が多いと思っていたのだが、先客は 3 名。お?この時間も狙いめか?
さて、何を食べるか。たむらの味付けはどっしりしたものだ。ということはここでもそれなりの味の太さがあるものでないと比較はできない。ということで、濃厚伊吹そばを代表選手とした。
いやあ、うまいなあ。香りがいりこ、味がいりこ、とにかくいりこ、全方位でいりこだ。臭みやエグみはなく、ギリギリのところですべてが味わいに収束している。この匙加減が絶妙なので、これの冷たいのを食べてみたいが、そうすると味が崩壊してしまうだろう。具もいい仕事をしているので、これだけ濃厚であっても食べていて飽きない。スープをすべて飲み干し(当然!)、「ごちそうさまでした!」
さあ、次だ。K5 と R32 で南下する。今回は車だし雨で窓を閉めているので山の香りも味わえない。なのでそのまま国道を走りトンネル経由のル-トをとると、讃岐山脈越えはあっという間に終わった。確かに便利だが風情がないなあ。
吉野川沿いに順調に東進できたので、時間に余裕ができた。いつもの店に寄ってくか。
これらはいくつめのスペアだろう? ま、買っとけ買っとけ、一期一会だ。
では次、たむらへ。いつもかなり混むので開店 30 分前に行った。
ラーメン屋って、並んで遅く入るほど提供までの待ち時間は二次曲線的に長くなる。今回ワタシは 2 番。ふふ、勝ったな(何に?)。注文はコレ。
開店してすぐに入店し、待つこと数分。おいでなすった。
いやあ、うまいなあ。初めて食べた時は煮干しの味が強いと思っていたのだが、いりこセンタ-のを食べた後だとあまり感じない。その代わりに煮干しの味を支えているスープの複雑なまろやかさがはっきり分かった。
味がいりこの濃厚伊吹そば
いりこの味もするにぼしラーメン
例えるなら、迎撃専門の一点突破型である F15J (イーグル)と、制空から爆撃まで使える多芸の SAAB 39 (グリペン)の違いのようなものか(わかりにくい?)。これは優劣はつけられないなあ。いりこの濃度によってお好きな方を、としか言いようがない。ワタシはどちらも月一で来たい。いやあ、満足満足。
では途中でお宝探しをしながら帰ろうか。
一軒目。
2軒目。
3軒目(ホムセン)。
4軒目(ワークマン)。
いかん、今日は買物の得意日だったらしい。ボーナスが出たので財布のひもも緩んでいたのかな。反省反省。
無事帰宅して、買ってきたバゲットを食べて夕食とする。今日も小麦粉祭りになった。
本日の走行距離:244.1 km
7/2
今日の気持ちは複雑。5:30 に起きるも、だらだらして時間を過ごした。
「そろそろ行こうか」
支度して 10 時に家を出て、ガレ-ジへ。すでに暑い。
今日は Tiger Explorer とのお別れの日。トップケ-スを初めの物に戻して、バイクをゆっくりと外へ出す。
3時間ほど走り回った。今まで所有したバイクの中で最長の時間と距離を共にしたバイクなので、これに乗るのも今日が最後かと思うとやはり胸に迫るものがある。できるだけ主要道は避けて交通量の少ない道を、時にはのんびり、時には鞭を入れて走った。
赤男爵には午後に行くと言っておいたので、1 時ごろ到着。今日は客が多いな。
そこで私を待っていたのはこの子。
おおお、この 10 カ月、キミが来るのを待っていたよぉぉぉぉ!
諸手続きを済ませ、簡単なコクピットドリルを受け公道に出たが、信号で停まった後、評判にあった通りお約束のエンスト。セルを回そうとしても無音。あ、ボタンの位置が違ってた。まだ身体は Tiger のことを忘れていないようだ。
今日は家に乗って帰るだけ。なので走行距離は 14km 。
なぜすぐ帰ったかというと、保護アイテムをつけるため。
まずサイドスタンドにプレ-トを付ける
理由:サイドスタンドの接地面があまりにも貧相なので。
次にタンクパッドを付ける。
理由:ウエアのファスナ-で傷つけないため。
3つ目はタンクプロテクションシ-トを貼り付ける。
理由:ニーグリップやタンクバックで傷がつくのを防ぐため
4つ目、メータ-にプロテクションシ-トを貼る。
理由:ここが傷つくと高い出費になるだろうから
これらはすべて市販品なのですぐにキレイに貼れると思ったのだが、スマホの保護シ-トさえ上手に貼れない私には難しかったようだ。
ところがカッティングシ-トで自分で作った保護シ-トは、まあまあうまく貼れたと思う。
が、好事魔多し、油断したのかトップケ-スに貼ったカッティングシ-トはイマイチの出来だった。
自分の下手さ加減にあきれながらも、これに乗ってツーリングに行くのがとても楽しみになった。これから長い付き合いになりそうだ。よろしく頼むよ、相棒!
さあ、このバイクとどこへ行こう。とりあえず次の週末が楽しみだ。
というわけで、しばらくはこのバイクの話題が多いと思います。次回はとりあえず「私的バイク遍歴」の続編ですかね。
では。