先日友人が突然訪ねてきました。仕事で東京から帰ってきているとのことで、顔を合わせるのは2年ぶり。ですが話し始めると、お互い以前のままのようなバカ話に花を咲かせました。
40 年以上の付き合いになりますが、彼のアタマの回転の速さが変わらないのは驚きです。どんなネタを振っても、いつも当意即妙の爆笑アンサーが得られます。歳をとってもあのように新鮮な発想ができるのは羨ましい限りです。ワタシも現状に甘えずに精進せねばと痛感しました。
ただアタマの回転が速すぎるせいか、頭髪がその遠心力に耐えられないご様子。以前は晩年の内田裕也のような髪型だったのですが、それが今回見ると落武者のようなヘアスタイルになっていました。ワタシも現状に甘えずにケアしておかなければと痛感しました。
さて、この一週間は暖かい日が続いています。気温的にちょうどよく、少し体を動かしても汗はかかない、じっとしていても震えないという、理想的な活動温度の日ばかり。
ということは、冬に引導を渡すという桜の仕事も終わりの時期を迎えたということです。お務め、ご苦労様でした。ではその仕事の終わりを見届けに行きますか。目指すは神山町。
土曜日に行ったのですが、その日の天気予報は「晴れのち曇り」、予想最高気温は 21 ℃。これはもうバイクで行くべきでしょう。ウエアは
上:Tシャツ+ワークシャツ+R&R春秋用ジャケット(ベンチレ-ションなし)
下:先日買った 21 oz ジーンズ
で行ってみましょう。山へ行くのでこのぐらいは必要かな。
ではそのレポ-トです。今回も桜の写真がたくさんあります。
ちょっと寝過ごして 7:00 起床。朝はうどんを食べていく予定だったがあきらめた。混雑が予想されるためできるだけ早く行きたいので。準備やらなんやらしているうちに 8:00 出発となってしまった。む、無念。ちょっと急いだほうがよさそうだ。
土曜日のこの時間は意外と車が多い。仕事のある人が多いのがわかる。
幹線道路を外れて山道を行くと交通量は減るが、代わりにペースカ-は増える。なかでもハラ立ったのは選挙カ-。後ろに10台以上連なる大名行列を作っていても我関せずで、候補者は自分の名前を連呼しながら手を振り、後続車のイライラには気づいていないご様子。自分の周囲 10m のことすら目に入らない人に、広い視点での「住民のための仕事」ができるとは到底思えない。よし、名前は覚えた。オマエにだけは票を入れない。
追い越し禁止区間が終わると同時に後続車は一斉にブチ抜いていった。あー、みんな怒っていたのね(ソリャソウダ)。
R193 から土柱の横を通り、熊谷寺へ。ここは山門の桜が見事なので毎年見に来る。早朝であれば早いお参りのお遍路さんがこの桜のトンネルをくぐる姿が見られるのだが、到着が遅かったか、今回いたのは観光客のスマホ撮影軍団ばかり。あと1時間は早く来るべきだった。来年の課題だな。
R318 に出て K20 へ走り継ぐ。このル-トはちょっと遠回りだが、たくさんの桜が楽しめるので、春はいつもここを通る。今回は散り初めの時期だったようで、景色としては最高だった。
もうこれでおなかいっぱいになったので道の駅で一服しようとしたら、10 時の時点で満車。バイク 1 台くらい入れるかと思ったが、オッサン軍団が中途半端な停め方をしていたのでデッドスペ-スが多く、無理だった。アイツら、どこでもやらかすなあ。
このまま徳島市へ向かうとしよう。今回は買い物があるので。
R439 を東進し、
R192、K29 で竹内製菓(大野橋店)へ。
先日同僚から、「徳島は愛知、山口と並んでういろうが名物で、その中でもこの店のがおいしい」と聞いたので、買いに来た。
目的を果たしたので帰ることにする。ちょうど昼前だったので王王軒に寄るが、超満員でスル-決定。お宝ショップにも寄るが、ボウズ。
でも今回は桜見物が満足いくものだったので、精神的ダメ-ジは少ない。外気温 23 ℃(メータ-内温度計で)の中、ゆらゆらと田舎道を走るのを楽しむことで MP は完全に復活した。
やっぱり花を見ると癒されるなあ。往路のようなイライラは全く感じず、穏やかな気持ちで帰宅した。
本日の走行距離:239.2 km
補足
棒ういろ、帰って食べました。大きさは小指ぐらい。一口食べると薄味かなと思ったのですが、1本食べると甘みがイイ塩梅で口に残ります。愛知や山口のういろうは「つるん」とした舌ざわりですが、徳島のは「ねっとり」とした田舎風味。でもこれがおいしいんですよ! 5本セットといわずもっと買っておくべきでした。
徳島もういろうが名物だとは知りませんでした。実は翌日、母親を連れて再び神山町へ桜を見に行ったのですが(この時は WRXSTI で)、道の駅にありました、ういろうが。やっぱりメジャ-なんですね。地元の和菓子屋さんが作ったものでしたが、瞬速で買い物かごに入れました。気付くと母親もこっそりワタシのかごに入れていました。
ではまた。