仕事場の来年度の予定が決まりました。GWの日程がちょっと長くなるので、宿の取り直し・・・、いやまて、GoTo が延長されるらしいのでそれを待ってみるか、でもモタモタしてると満室になるかも・・・
悩んだ挙句、GWの福島ツ-リングと5月の東京の宿はひとまずそのままにしておいて、ホテルの出方を待つことにしました。
その頃にはこの騒ぎが収まっているといいなぁ・・・。
さて、前回の続きです。
4つの質問をセ-ルスの人に聞いてみました。なかなか面白い回答ばかりだったので紹介します。
まず、
Q1:ワタシが来店した時の整備は何だったのか?
ワタシが来店した時に、3人の整備士がなんやかんや言いながら首をかしげてハンドル周りをいじっていました。Tiger Explorer は電制のカタマリ。なのでスイッチによる入力にコンピュ-タが反応していないのでは?と思っていたのですが・・・
A1:燃料ゲージが反応しません!
とのことでした。おいおい、外車にありがちな電気系トラブルかぁ?
納車の時には少しガソリンを入れるのですが、燃料ゲ-ジ(液晶バ-表示)が全く表示されないというのです。ならばと満タンにしたのですが、あいかわらず無表示。もしかしたらタンク内のセンサ-の信号が送られていないのかもと調べていたようです。でも、ラチがあかない・・・。店員は明らかにアセっている様子。
ん?もしかしたら・・・(ピーン)
ワタシ:ガソリンは満タン入っているんですよね?
店 員:はい、入れてみましたが表示が・・・
ワタシ:ハイオクが入っています?
店 員:はい、指定ですので。入れてみましたが表示が・・・
ワタシ:いつ入れました?
店 員:ついさっきです。入れてみましたが表示が・・・
ワタシ:そうですか。入っているのならいいですよ(ラッキ-♪)。
店 員:いや、一度ガソリンを抜いて調べますから、納車は後日n
ワタシ:いや、大丈夫だと思います。調子が悪ければすぐに持ってきますから。
店 員:そうですか。では表示が出ない状態が続けば持ってきてください。
このテのメ-タ-は、給油後しばらく走らなければ正しい表示にならず、エンジンをかけただけでは給油前の表示しか出ないことがあります。店の人はこのことを知らなかったのでしょうね。でも結果として納車時にハイオク満タン(20L がタダ!)になったので、得した気分になりました(セコイ?)。
店員は明らかにほっとした様子。ワタシはこっそりホクホク顔。Win-Win の結末です。
後日新車点検に出したときに、店員から「燃料メ-タ、大丈夫ですか?」と聞かれ、カラクリを知っていたとも言えず、「表示されました。何かの接触不良ですかねぇ?」とすっとぼけました。
Q2:赤男爵で Tiger Explorer は何台売れたか?
マイナ-車とはいえ、最新型。それも帝王BMW-GSに挑んだ 傾奇者 挑戦者なのだから、販売台数では敵わないとしてもそこそこ食いついて行っているのではないかと思いました。日本での販売開始後3か月以上経っているので、県内で5台くらいは売れたのかな?同じバイクの人とどこかで会えるのかな?もし会えたらなぜこれを買ったのかというネタで盛り上がれるんだろうな、とか考えていました。
A2:1台です(すまなさそうに)。
ワタシ:私以外に?
店 員:いえ、ワタシさんだけです(すまなさそうに)。
ワタシ:県内で?
店 員:四国内で(すまなさそうに)。
ワタシ:マジですか?
店 員:マジです(すまなさそうに)。
ワタシ:・・・・・(言葉が出ない)
店 員:・・・・・(優しい目)
おお・・・、赤男爵の販売網と価格設定をもってしてもこれか・・・。
いや、いいんですよ、自分が好きで買ったのだから。でもこのバイクに対するあまりの低評価に直面し、自分の価値基準に自信を失いかけてしまいました。
「うわぁ」と思いかけてバイクを見ると、そこはちょうど車体の斜め前。Tiger が一番カッコよく見える角度だったのです。
「いや、やっぱりカッコイイ! ワタシは間違っていなかった! この良さを理解するのは一般ピ-プルには難しすぎるのだ。孤高のチャレンジャ-ここにあり。これを買って大正解だ!」
と一瞬で完全復活です。ワタシの表情と顔色がコロコロ変わるのを見た店員は、静かに半歩退きました。
続きは今度。
では。