paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

私的バイク遍歴 11.12/11

最近はス-ツで通勤する日々なので、コ-トがないとちょっと寒く感じられてきました。とはいえ最高気温は12℃、最低気温は8℃だったので、北国の人から見れば「何を言っている?」のレベルでしょうね。福島でも2週間前の最低気温は1℃でしたから。

 

ワタシは冬は好きですが夏は苦手です。寒い時は着込めば何とかなりますが、暑い時には脱ぐには限度がありますから。ですから冬は活動的になり、さらには暖かくするために体を動かすので、痩せます

 

結果、たくさん食べても太りすぎない状態に。いや-、いい季節ですね!!!

 

 

さて、Tiger Explorer 譚の続きです。

 

1週間余り経って、「できました。いつでもどうぞ」と、赤男爵からお電話。

 

ついに来ました。仕事モ-ドで使うはずの灰白質をフル稼働させて選定作業を続け、並み居る競合車が脱落していく中で最後まで生き残り、最後は偶然手に入れることができたバイクがもうすぐそこで手招きしています。

 

ルパン3世のように服をスポ-ンと脱いで不二子ちゃんのベッドにダイブ、ではなく、ジャケットをいそいそと着込み赤男爵に突撃です。

 

FZS をガレ-ジから出し、今までと同様に回り道をして最後のムチを入れつつ走り、しみじみ楽しみながら赤男爵に向かいます。2時間ぐらい走って、開店と同時に入店しました。

 

店頭では Tiger Explorer がスタンバっていますが、様子がおかしい???数人の整備の人がバイクをいじっていました。「まだ納車整備が終わってないのかな?」と思っているとセ-ルスの人がきて、「もう少しお待ちください」とのこと。

 

待つこと30分弱。「お待たせしました」と声をかけられて納車の儀が始まります。いわゆる「コクピット・ドリル」です。あまりの車体の大きさに腰が引け、ビビりながら近寄ってバイクを見ると、ハンドル周りに見たことのないスイッチがたくさんあり、それをひとつひとつ説明してくれるのですが、店員もあまりわかっていない様子です。

 

「このボタンは*;^¥、・・・で・・・す。これを押すと・・・あれ? いや違った、こうすると・・・ん?  ああ、そうだ、こうしてこうすると#&%@になりま・・・失礼しました、こうでした。」

 

という具合の説明が続きます。わかっていない人の説明ほどわかりにくいものはありません。一応忖度して「ああ、そうですか。ふ-ん、なるほど。」とか言って応えていましたが、双方の頭の上には「」マ-クがくっきりと浮かび上がっていました。

 

諸注意も含めての所要時間は約30分。終わる頃にはお互い肩で息をしていました。

 

 

店員の「何かご質問は?」という問いに、

「せんせぇ、しつもんでぇす!」

 

 

Q1:ワタシが来店した時の整備は何だったのか?

納車整備のためだけに整備士が複数つくことは考えにくいし、困った様子でバイクをいじっていたのです。もしや何かトラブルでもあったのかと思って、念のため聞いてみました。

   

Q2:赤男爵で Tiger Explorer は何台売れたか?

普通ならBMW-GS を選ぶはずのところ、あえてこんな個性的なバイクをチョイスした、 あまのじゃく  偏屈 素直じゃない  愛すべき人はどのくらいいるのかを知りたかっただけです。

 

Q3:外車は壊れやすいか?壊れたらどうしたらいいか?

日本製部品を多用しているとはいえ、組み立て基準は日本車のそれとは異なるはず。でも勤勉・誠実・皮肉屋腹黒い なジョンブルの工業製品なので、ラテン気質のイ〇リアや、許容範囲がだだっ広いアメ〇カの物より信頼性は勝るとは思いますが、いちおう外車バ-ジンオ-ナ-のお約束の質問をしておきます。

 

Q4:マニュアルはあるか?

最近自分では整備をしなくなりました。そんな時間があるのなら乗りたいからです。でもこのバイクは電制が多いので、あらかじめその扱い方法を詳しく知っておく必要があります。先程の説明ではちょっと・・・ね。

 

 

回答はCMのあとで。

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