日曜なので1日中アニメ上映会。「暗殺教室」も中盤を過ぎた午後6時ごろ、実家の母親からから TEL 。
「玄関のカギをかけて散歩に行って、帰ってきたらドアが半分ぐらい開いてた」
・・・!!! それって空き巣じゃね?
警察に連絡するように伝えて、自宅から100mぐらい離れた実家へ。
玄関のカギは壊れている様子だったので家の中へ入ると、母親は違う部署に電話をかけてしまったみたいでおろおろしていました。110番に連絡し直すと、すぐ向かうということで待つこと15分。制服警官×2、私服警官×2、鑑識×2の到着です。
付近の聞き込みや状況検分、足跡や現場写真撮影などをきびきびとこなし、午後9時過ぎにおおむね終わった頃、鑑識の人が
「このカギ、ちゃんとかかりますよ」
おやぁ?
もしかしたら、ドアを完全に閉めないままカギをかけてしまって留め金が入り切っていなかったのかもしれません。母親は現在 88 歳。少々抜けたところもあるので、そんなおっちょこちょいなことをしでかす可能性は 0 ではありません。それにしても、帰ってきたらドアが開いていたというのは謎のままです。
盗られたものはなく荒らされた様子もなかったのですが、一応被害届を作成してお開きになりました。
何事もなくてよかったと思うだけでなく、警官の言動には見習うべきところが多かったのが個人的な収穫です。情報を聞き出すための会話テクや、短い時間での観察眼、相手をリラックスさせるための会話ネタ選び、声の強弱など、「さすがプロ!」といった感じでした。
私が接する警察官はほとんど交通関係の人、それもこちらが悪いという立場なので、どうしても「怒られる」「捕まえられる」という苦手意識が先行します。しかし今日、面倒くさがらずに、他者への配慮や余裕すら見せながら治安を守ろうとする姿を見せられて、頼もしさを感じるようになりました。
今後、ちょっと速いスピ-ドで走って止められても、彼らに対する尊敬の念はできるだけ持ち続けようとおもいます。
でも、お手柔らかにお願いしたい・・・。
バイクネタは次の機会に。
では。