paradoxriderの日記

バイクや車、カメラなどのことに触れていきたいと思います

Tiger Explorer と行く、北海道ツ-リング日記(7日目)

コロ助の影響で仕事がなかなか軌道に戻らない・三密を避けなければいけないと言われながら、お偉いさんが視察に来るとなればそんなことはお構いなし。悲しきは宮仕えですねぇ。

 

今回から写真を大きくしてみました。

 

 

 

7日目です。

 

 

 

7:00出発の予定だったが、同県ナンバーのバイク乗りが同じホテルに泊まっており、パッキングしながら話しているうちに7:30スタート。これもツ-リングの醍醐味なり。

 

 

D122、R39、R334を東進。途中で航空公園に寄り道。ウルトラライトプレーンの滑走路と大昔のジェット機があるだけ。あれは戦闘機なのだろうか?前回はボロボロのヘリもあったはずだが、今はなし。なぜこんなところにこんなものが?

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なぜ君がここに?

 

 

 

小清水あたりで広域農道に入ってみる。やたら直線。どこにでも撮影ポイントはあるものだ。いずれガイドブックに載るだろう。

 

 

 

R244に入り標津を目指す。ゆるいカーブを抜けると 20 m くらい先で

 

 

熊が道を横断していた。

 

 

全握力を動員して急制動。敵は相当デカく、歩く姿を見ると一車線弱分ぐらいの長さ。

 

 

やだ、こっち見てる・・・。あ、目が合った・・・。

 

 

この距離で襲われると逃げきることは不可能。だったら死ぬまでの間の襲撃される顛末を記録しよう。そして運が良ければ誰かがこのカメラを見つけ、行方不明になっていたワタシの最期をみんなに知らせてくれるだろう。ああ、「いいヤツだったのに」とか、「一緒にいて楽しかったぜ」とか「貸してたカネ返せ」とかいう声が聞こえる・・・。

 

とコンマ数秒で考え、タンクバッグからカメラを取り出しているうちに敵は林の中へ。

 

 

恐怖と緊張から解放され、しばらく路肩で放心状態で固まってしまった。

でも、フラれてこんなにも嬉しかったのは初めてだ。

 

 

 

その後トドワラに行ったが霧で何も見えず。

 

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トドワラ近くにて。見えん。

 

 

奥行臼駅跡に寄ってR243、R44で根室へ。

 

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奥行臼駅跡にて、タイムスリップ感満点

 


頼まれていた百名城のスタンプを駅前で押した後、D35で納沙布岬へ。

 

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納沙布岬にて

 


一通り見た後バイクに乗ろうと右足を振り上げると、左足も上がってしまい、中途半端なバク転状態で転倒。観光客が見て見ぬふりをしてくれたが、その気遣いが余計に恥ずかしい。

 

 

どういう状況かを説明しよう。シ-トバッグ積載時は乗車するとき右足を振り上げるとバッグに蹴りを入れる羽目になる。なので


①バイク左側面を正面に見て立つ
②右足を振り上げ、アキレスけんをシ-トに乗せる
③乗せた右足を滑らせてバイク右側に送りながら、腰を左90度ひねる
④乗車完了

 

というプロセスをとるようにしている。今回は②の時になぜか左足も振り上げてしまって両足ジャンプという結果となり、バク転もどきを納沙布岬で披露したというわけ。

 

 

問題は、観光客が見たのはバク転開始の時か、それともこけた瞬間かということ。もし前者であれば、「穴があったら入れたい」、いや、「穴があったら入りたい」心境だった。

 

 

背中から落下したが、背面のパッドが衝撃を吸収。ありがとう、Rough&Road!

 

 

バイクが倒れたわけではないので気を取り直し、半島を一周して根室市内の「旅館照月」へ。魚介類をここでも満喫。

 

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贅沢な海の幸の夕食。至福のひととき。


23:00就寝。

 

 

走行距離343.2km。

 

 

 

~ひとりごと~

 

この日は一日中霧。気温は低くなかったのでカッパを着ずに走りました。シチュエ-ション的に荒涼感、寂寥感が4割増しに感じました。こんな雰囲気の中を走るのもオツなものです。

 

この日のお宿、旅館照月は17年前に泊まったところです。ここの食事も海の幸を存分に楽しめます。量の「船長の家」、質の「照月」ですかね。値段は倍近いですが。

 

しかし、熊って本当にいるんですねぇ。本当に怖かったです。昨日熊缶を買った罰かな?

 

 

続きは今度。

では。